OPANDA

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2009/4/11-12:戸隠本院岳ダイレクト尾根

2009-04-13 09:12:16 | 山行

 最初に言っちまうと、転進の上敗退でございました。 

雪が少なすぎ  またあるところは悪すぎ・・・・底雪崩orブロック雪崩  帰りに隣の沢で大音響を発しながら派手に雪崩れておりました。

4/11(土) 7年に一度善光寺ご開帳っつうこって、長野新幹線あさまも満員御礼 臨時新幹線で長野へ向かう

しかし、あずさならまだしも、新幹線にでかいザックはまことに持って不釣り合い

長野駅:ご開帳一色

長野駅から戸隠バードラインを通って1時間もかからず戸隠の町へ

一般登山道から眺める本院岳   確かに雪がない

右から本院岳、西岳、P1,P2,P3,P4・・・と続く

雪解け水で増水 一般道なのに渡渉  冷たいのなんの、頭がジンジンしてくる

ダイレクト尾根取り付き・・・雪もなんもない  想像できることは、ひたすらヒタスラ藪こぎ登山・・・・

やめた!  上写真では、P1へと続く尾根(P1尾根)なら上部に雪がありそう

つうこって、明日はP1尾根へと転進決定

なんせ雪が少ない 尾根へあがると雪で水を作れない可能性が高いので川のほとりでテント泊とする

明日のコースの下見&綺麗な水汲みに、木に飛び移って流れを越える校長 ご苦労様です

二筋の流れが合流する中州にテントを張る

4/12(日) 四時半出発

PI尾根から隣のダイレクト尾根を眺める

こちらもだんだん登攀らしくなってくる

鎖場あり

 

わりとイヤな鎖場だ

少しずつ押し出されるのか、雪がうねっている

あらっ!  クマの親子 今日の足跡ではないが、最近のモノ

リッジに積もった雪の乗越  この校長の立っているところ、実は・・・・

振り返って見るとこの雪の上でした

このあと、ルートはにわかに悪くなり、ロープを出しスタカットで登る  

非常に悪いトラバースを過ぎ、直上するルートがわかったのだが・・・、ここまでで時間切れ敗退   

下りは気温が上がり、雪は更に悪い状態に

再びダイレクト尾根・・・こりゃあ、相当大変だ    

ここで、我々の降りてきた道から、人の声?  いや、小熊の鳴き声!

ビビリました  そこらかしこにある親子熊の足跡から想像するに・・・おそらく我々の通ったルートの近くに彼らの巣があり、母親クマがお出かけ中に人間(我々)が近くを通ったので、息を殺して通りすぎるの待っていた小熊が、人間がある程度離れたので、母親にSOSを送ったのではないか?  「人間が着たよ~早く帰って来て~」って。   

 

逃げるように下山を急ぐと、今度は今までで一番でかいクマの足跡  しかも、今朝なかった場所、できたてのほやほや 近くにいることは確実!   こうなると、テントも心配

 

ま、テントは無事に撤収   登山道から振り返るP1 残念でした

帰りの林道には来るときにはなかったフキノトウが一杯

エーデルワイスに似てない?

行動時間11時間・・・結構疲れました  長野まで送っていただき、下山後のお約束は市内にある「うるおい館」

3階建ての立派な施設 入浴¥650

鉄分の多い赤茶けた湯

広々とした露天風呂  しだれ桜も満開

庭も綺麗

テント泊だったので栄養補給  ビールはモルツ  大変残念だが、ジョッキに銘柄が入ってないのが嬉しい

目をつぶって一気に飲めば、一番絞りと区別が・・・・やっぱつく

つうこって、またもやでかいザックを背負い場違いなあさまで東京へ向かいました

地図のとおり二股の真ん中にテント  いきなり急登、まっすぐ第一峰(P1)へ向かったんだけどねえ

あれっ、思ったよりピークへ肉薄してない!

初日はダラダラのアップダウン、怖い川越えと1回の渡渉

2日目  鳴いた子熊に泣かされました

 

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2009/4/11-12:戸隠本院岳ダイレクト尾根

2009-04-13 09:11:54 | 山行

 最初に言っちまうと、転進の上敗退でございました。 

雪が少なすぎ  またあるところは悪すぎ・・・・底雪崩orブロック雪崩  帰りに隣の沢で大音響を発しながら派手に雪崩れておりました。

4/11(土) 7年に一度善光寺ご開帳っつうこって、長野新幹線あさまも満員御礼 臨時新幹線で長野へ向かう

しかし、あずさならまだしも、新幹線にでかいザックはまことに持って不釣り合い

長野駅:ご開帳一色

長野駅から戸隠バードラインを通って1時間もかからず戸隠の町へ

一般登山道から眺める本院岳   確かに雪がない

右から本院岳、西岳、P1,P2,P3,P4・・・と続く

雪解け水で増水 一般道なのに渡渉  冷たいのなんの、頭がジンジンしてくる

ダイレクト尾根取り付き・・・雪もなんもない  想像できることは、ひたすらヒタスラ藪こぎ登山・・・・

やめた!  上写真では、P1へと続く尾根(P1尾根)なら上部に雪がありそう

つうこって、明日はP1尾根へと転進決定

なんせ雪が少ない 尾根へあがると雪で水を作れない可能性が高いので川のほとりでテント泊とする

明日のコースの下見&綺麗な水汲みに、木に飛び移って流れを越える校長 ご苦労様です

二筋の流れが合流する中州にテントを張る

4/12(日) 四時半出発

 

 

 

 

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2009/4/3(夜行)~4/5:初心者企画;冬の唐松岳Ⅱ

2009-04-06 10:02:26 | 山行

朝焼けの「白馬岳」

4/5(日) いやはや、ひどい暴風雪の夜でした  しかし逆に言えば、空気中の塵が吹き飛んで天候さえ回復すればご来光見物に最高かも     っつうこって、四時起き、五時にはご来光ツアーに出発!

夜明け前の白馬岳  左手、杓子も白馬槍もガスの中

5時30分過ぎ、日の出  @石神井ケルン付近から

少し赤く染まる「白馬岳」

日の出のアップ

お隣、「遠見尾根」に沸き上がる不思議なかたちの雲

しかし、唐松岳頂上付近はやはり雲の中のようだ  右手はカメラを構えるワシの陰

程良い寒さで、昨日からの雪は凍りつきわりと歩きやすい

まったく雲の下に隠れた白馬三山

時折思い出したように顔を出す白馬岳  杓子と白馬槍はまったくダメ

大雪面の上にはたくさんのカメラマン  いつも空いてる八方池山荘でしたが、今回は悪天停滞しているカメラマンのおじさん、おばさん達で満員御礼でした 

いつまで頑張っても、鹿島槍や五竜は顔を出さないので、朝食をとりに山荘へ戻る

このときが一番天気が良かった   この後、再びガスに包まれる

朝飯もうまい!  特にウィンナーと目玉焼きは、我々が席に着いてから調理、熱々で最高!

こないだの「夏沢鉱泉」といい、こんな贅沢な山行で好いのだろうか?

 リフトで下山直前にも「白馬岳」!

 

下山後のお約束  まだ10時前なのでやってるところは少ない  ここ「ミミズクの湯」も10時から

開店を待って入場(まるで暇なジジババじゃ)   露天風呂から八方の山々が眺められる

アルカリ泉で、入ってヌルヌル、出てツルツル

さっぱりした後は、早めの昼飯11時開店白馬駅から近い「そば神」へ

有名店だけど、サービスは悪くないっつうか、好いです! 

 

そば豆腐

山ウドの煮付け&オリジナルそば焼酎

天ざるを頼もうとして間違って頼んだ「天そば」 

 しかし、このはみ出した天ぷらのうまいこと!  そばも勿論、おいしうございました

とろろと海苔でそばが見えない「とろろ蕎麦」  これも美味!!

つうこって、帰りは酒やら、ワインやらチーズやら買い込み、鈍行乗り継ぎ、小淵沢からは快適「ホリデイ快速」で泥酔瀑睡で帰還いたしました ( ̄^ ̄ゞ

本日のコース

 本日の標高差

 

 

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2009/4/3(夜行)~4/5:初心者企画;冬の唐松岳Ⅰ

2009-04-06 09:07:29 | 山行

 雪山初心者と言えば「唐松岳」  今回はヌクヌクと「八方池山荘」に泊まって唐松岳山頂身軽にピストンプラン 

新宿発夜行の「ムーンライト信州」で出発 天候が好ければ翌朝山頂往復  悪ければ翌々早朝出発と言う、ダブルチャンスプラン

4/3(金) 今や夜行列車は希少価値  運行されると切符は即満  プラチナ切符だ

今までムーンライト信州は、少し臭うお古の特急列車を使っていたが、今回はなんと現役あずさ型車両

快適でございました  

4/4(土) 早朝白馬着  登山者は少ない  ほとんどは夜行に乗ること自体が目的の「鉄っちゃん」&「鉄子」さん  即のぼり列車でお帰り

4時発表の天気予報では、午前中晴れと言うことなので、本日登頂に決定

白馬駅から正面に「白馬槍」 行けそうじゃん、これなら初心者でも

始発のバスで八方ターミナル~ゴンドラリフト「アダム」~リフト2つ乗り継いで八方池山荘へ向かう

結構な積雪  外のトイレは埋没使用不可  山荘のトイレを使ってください(要寸志)  

初心者は要らない荷物を山荘へデポ、ワシは逆にトレーニングのため要らない荷物(酒、風呂道具等)を極力持って、ツボ足(アイゼン着けないこと)で出発  

おおっ左手奥に鹿島槍が岳、双耳峰  右手が五竜岳   なんか、後ろにいやな雲が・・・・

ウェザーニュースの山岳天気予報によれば、雨雲が近づいている模様

白馬三山  左から 白馬槍、杓子岳、白馬岳  ここもやはり後方から黒い雲

八方ケルン・・・・このあたり、だだっ広くてガスが出ると危険な場所

五竜岳  程なく天候悪化が予想されるので撮れる時に撮っておこう

後方V字に切れているのが「天狗の大下り」  その左が「不帰の瞼」

でました!  とぼけた「人面ケルン」   っが、ガスが出ると頼りになる  実際今回も帰りにどれだけ役に立ったことか

トイレ小屋の上あたり  この辺もガスが出ると要注意だ

「上のかんば」への急登

更に丸山への急登   

この時点で天気予報は午後から曇り/雪へと悪化  雨雲も厚くはないが近づいている

八方尾根の良いところは、山頂までほぼ何処でも携帯が使えることだ(フォーマ)  つまり最新の天気予報が入手できる  ・・・で、稜線の悪天を確信  普通なら、当然この時点で撤退、明朝4時出発再アタックを決断しただろう    が、今回ワシの手には「ガーミンコロラド400」と言う強い味方がある   予想通りの悪天ならGPS機能を試す絶好の機会だ  つうこって山頂の絶景は期待できないものの、登山の継続を決定

 尾根がだんだん痩せて来る頃には完全に天候悪化   

はい、この写真はなに?

 

赤丸に「らいてふ:雷鳥」です  天候悪化の使者

案の定、稜線に出ると、吹雪!  しかしまあ、激しい風で視界があるのが救い

唐松岳頂上山荘から頂上へのトラバース道  過去何人も滑落してる名所です

はい、頂上!  丸山あたりで先行のおじさんは下山したし、今日登頂はワシら2人だけでしょうな  

後ろから来た1人は山荘付近でテント張っていたが

吹雪の唐松岳山頂でハイ、ポーズ  今回の目的は、(1)初心者の唐松岳登頂  (2)GPSナビゲーション

よって下りが(2)の好いトレーニングになるはず・・・

これじゃああ、いくら山荘の風下にテント張ってもつらいだろうなあ

このあたり、稜線コルからの降り口が結構悪い  両側がスパッと切れており、風も強いのでロープを着けるべきだったかも

おっと、再び悪天の使者=雷鳥  このあと、テント背負った2人組が登ってきた  この暴風雪で頂上山荘付近にテント張ろうっつうんだから、よっぽど自信があるんだろうね  しかしルートファインディングは登りより下りが難しい

途中何度もホワイトアウトしそうになりながらも、GPS頼りに登ってきた道を忠実に降りる

上のかんば  またもや雷鳥  結局、この日6,7羽遭遇、八方尾根にこんなに雷鳥がいるなんて意外だった

「下のかんば」の崩れかけた「イグルー」  行きも帰りも休憩に使わせて頂きました。 吹雪の中では、大変ありがたかった。 たぶん、雪が少なくて雪洞の代わりに作ったモノでしょう。  見事な仕事です。  作った皆さま、この場を借りて御礼申し上げます。  

【イグルー】igloo氷のブロックをレンガのように使って作る、ドーム型(お椀を伏せたような形)のエスキモーの冬の家

ここにも雷鳥  もう、雷鳥目(雷鳥を見つけやすい目)になっている

天候ますます悪化・・・・もう、とてもGPSなしでは、前後左右どころか、上下までもわかりません!

んな中、頼もしいケルン発見!   これで生還できるかも?!

やっとのことで八方池山荘到着!   いやあああ、GPS様々!!

高名なアルピニストOPANDAですからネ、GPSなしでも何とか帰れたとは思いますが、相当苦労したはず・・・(;´Д`A ```   そんな状況で、ほぼ標準時間で帰れたっつうことは、やはりGPSのすごさだと思う

何てったって、登った道のトラッキング記録をそのまま戻れば良いわけだから楽チン!

但し、GPSと雖も、誤差は数メートル以上あるわけだから、方向性は示してくれても、セッピ(雪庇)の踏み抜きや、急斜面での滑落等局所的な事故は防げない。  あまり過信しないように利用しませう!   

暖房付きのあったか個室  正面はアルペンクワッドリフトの降り口

これがタマラン!   熱い お風呂に入れます!!!

飯もうまいっす  おまけにあります「生ビール」! アサ○だけど、この際、嬉しい

持参の泡盛もお湯割りでやっつけてしまい、20時には暖かい布団で寝てしまいました土佐

夜中は、ひどい暴風雪でありました   頂上山荘の2張りのテント、大丈夫だったかな・・・・

 

 

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2009/4/2:今日の筑波山

2009-04-02 08:27:48 | 山行

 東京では雷が鳴って、結構降ったが、出勤途中筑波山を眺めると・・・・・

真っ白けっけ   300mくらいまで降ったようだ

これでは週末の北アルプスはまたもやラッセルか?

 

 

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