最初に言っちまうと、転進の上敗退でございました。
雪が少なすぎ またあるところは悪すぎ・・・・底雪崩orブロック雪崩 帰りに隣の沢で大音響を発しながら派手に雪崩れておりました。
4/11(土) 7年に一度善光寺ご開帳っつうこって、長野新幹線あさまも満員御礼 臨時新幹線で長野へ向かう
しかし、あずさならまだしも、新幹線にでかいザックはまことに持って不釣り合い
長野駅:ご開帳一色
長野駅から戸隠バードラインを通って1時間もかからず戸隠の町へ
一般登山道から眺める本院岳 確かに雪がない
右から本院岳、西岳、P1,P2,P3,P4・・・と続く
雪解け水で増水 一般道なのに渡渉 冷たいのなんの、頭がジンジンしてくる
ダイレクト尾根取り付き・・・雪もなんもない 想像できることは、ひたすらヒタスラ藪こぎ登山・・・・
やめた! 上写真では、P1へと続く尾根(P1尾根)なら上部に雪がありそう
つうこって、明日はP1尾根へと転進決定
なんせ雪が少ない 尾根へあがると雪で水を作れない可能性が高いので川のほとりでテント泊とする
明日のコースの下見&綺麗な水汲みに、木に飛び移って流れを越える校長 ご苦労様です
二筋の流れが合流する中州にテントを張る
4/12(日) 四時半出発
PI尾根から隣のダイレクト尾根を眺める
こちらもだんだん登攀らしくなってくる
鎖場あり
わりとイヤな鎖場だ
少しずつ押し出されるのか、雪がうねっている
あらっ! クマの親子 今日の足跡ではないが、最近のモノ
リッジに積もった雪の乗越 この校長の立っているところ、実は・・・・
振り返って見るとこの雪の上でした
このあと、ルートはにわかに悪くなり、ロープを出しスタカットで登る
非常に悪いトラバースを過ぎ、直上するルートがわかったのだが・・・、ここまでで時間切れ敗退
下りは気温が上がり、雪は更に悪い状態に
再びダイレクト尾根・・・こりゃあ、相当大変だ
ここで、我々の降りてきた道から、人の声? いや、小熊の鳴き声!
ビビリました そこらかしこにある親子熊の足跡から想像するに・・・おそらく我々の通ったルートの近くに彼らの巣があり、母親クマがお出かけ中に人間(我々)が近くを通ったので、息を殺して通りすぎるの待っていた小熊が、人間がある程度離れたので、母親にSOSを送ったのではないか? 「人間が着たよ~早く帰って来て~」って。
逃げるように下山を急ぐと、今度は今までで一番でかいクマの足跡 しかも、今朝なかった場所、できたてのほやほや 近くにいることは確実! こうなると、テントも心配
ま、テントは無事に撤収 登山道から振り返るP1 残念でした
帰りの林道には来るときにはなかったフキノトウが一杯
エーデルワイスに似てない?
行動時間11時間・・・結構疲れました 長野まで送っていただき、下山後のお約束は市内にある「うるおい館」
3階建ての立派な施設 入浴¥650
鉄分の多い赤茶けた湯
広々とした露天風呂 しだれ桜も満開
庭も綺麗
テント泊だったので栄養補給 ビールはモルツ 大変残念だが、ジョッキに銘柄が入ってないのが嬉しい
目をつぶって一気に飲めば、一番絞りと区別が・・・・やっぱつく
つうこって、またもやでかいザックを背負い場違いなあさまで東京へ向かいました
地図のとおり二股の真ん中にテント いきなり急登、まっすぐ第一峰(P1)へ向かったんだけどねえ
あれっ、思ったよりピークへ肉薄してない!
初日はダラダラのアップダウン、怖い川越えと1回の渡渉
2日目 鳴いた子熊に泣かされました