1/26(土) 今年始めのアイスは、たぶん空いてるだろう初級者エリア→霧積温泉へ ところが結構混んでいて、易しい場所は講習会かなんかで既に満杯 手始めに真ん中のやや難しい氷でウォームアップ、そしてエリアで一番難しいバーチカルへ
おーっと、いきなりのアックス残置!
仇討ちOPANDA出動
核心部だけだから・・・
スクリューも1本打っただけで抜けました 本当は右のツララやりたかったけど、カメラマンの顰蹙かいそうなのでやめときました
ごらんのとおり、左に行くほど易しくなります
四時過ぎまでやって、また高速乗って湯川極近「灯明の湯」へ移動です。 6時着 もう真っ暗
こちらがお食事どころです 我々のお部屋はこのすぐとなり つまり、個室休憩室を宿泊用に開放してる感じ でも部屋は暖かく、寝具もフカフカで快適です 何より従業員の皆様の感じが良いのでお勧めです。 それにクライマー割引で、通常一泊二食¥8、500のところ・・・¥7,800(たしか?)でした。
お風呂はこちら
露天もあるんだけど・・・・
夏ならともかく、氷点下のお外で、この温度ではいくら源泉かけ流しと言われても、OPANDA頑張るも3分と持ちませんでした。 サウナで茹だってからなら良いでしょう
楽しみな夕食 焼きたて鮎の塩焼きがうまかったですな 鍋はトンシャブ
これは絶品 うち立て蕎麦
なんとデザートアイスもでたりして
ほんでもって、食後は仲良くなった金沢のクライマーお二人(なんとお一人は日本の大学で数学教えてる日本語ペラペラオーストりーの山岳ガイドさん)と意気投合、お部屋でワインをやりながらクライミング談義に花が咲きました と言うのもOPANDAの山歴とかなりダブってたんで、楽しいのなんの・・・・久々に痛快、極楽な夜が更けていきました。 今年、もしかして、グリンデルワルドでお会いしたら宜しく (^(エ)^)ノ
1/27(日) 朝は当然朝風呂(24時間入浴可) 外がようやく白みがかってきました
お部屋の窓から 良い天気だけど、北風すごそう
夕食はうまかったけど、ちょっと量が少ないかなあ・・・反して朝食の立派なこと、おかずのために朝から丼飯大盛り2杯 これじゃあイレブンクライマーなんぞ夢のまた夢
素敵なお宿でございました
さて、湯川の氷はどーかなあ ここからだと車で10分です まずは右岸、鉄橋渡ってすぐ右にある「ミクロトワンソン」 良く凍ってました・・・と言うより氷固すぎ 研いでないアックスだとはじき返されます
その上流「修行の滝」 TRで登ってるクライマーさんおりましたが、「もなか:氷の内側滝がごうごうと流れてる」なのでパス! 左岸 乱菊エリアは あまり発達良くなく、登れるところが少なそうなので、移動しようかなあと思っていると、これまた昨夜お宿ご一緒だったガイド様より「なんならウチのトップロープ使ってよ」と言うありがたいお言葉
では、早速お言葉に甘えまして・・・まずは凹角から
右のカンテに抜け
直上 つらら集合体なので足が決めにくいけど、日が当たった氷はアックスが気持ちよく刺さります
最上部で、右の氷柱上部へトラバース 長い円錐を逆さにしたようなもんなので、心持ちかぶってます 核心
いや~気持ちよく登れました!
同氷柱を遠目に見るとこんなです
乱菊エリア
さて、移動 白髭エリア左岸 昨日のオーストりーガイドさん(身長2m!)がおもしろいっつうんでこちらやってみますか
右岸も良く発達しとります リードなら文句なくこちら側ですね
さて、下部つららの折れてる凹角から直上しますかね
こちらも良い氷です 50mトップロープいっぱい一杯です
ハングは大股開いて越えちゃいました 右上支点を外し左上の凍った土のハングを越える支点回収が核心でした
2日間よーく登りましたああ、それにしてもこんなに空いている湯川は初めて また、楽しい出会いもありクライミングやってて良かった
今日は20時前に帰らなければならないので、申し訳ないけど一人電車で帰らせて頂きます
超久々の小海線 素朴な「松原湖駅」
単線にホームがあるだけ
5分と待たずに気動車到着 いや気動車じゃなくハイブリット電車だそーです
アイスは谷筋なのでわからなかったけど、稜線は相変わらず凄い風が吹いてますね
野辺山高原あたりから眺める阿弥陀岳&赤岳には雪煙舞ってます
金沢からのお二人さん、トップロープ使わせて頂いたIスポーツご一行様、ありがとうございました。
おかげで楽しいひとときを過ごせました。 (~(エ) ~)
さて、明日からまた南国、台湾出張です。 今年に入って、まだ日本にいる日の方が絶対少ないんですけど・・・・っつうかクライミングするため日本に帰ってるよーな (^(エ)^ ;)