昨日、七沢森林公園で、縄文土器の野焼き会があり、その見学に行ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/30/f8/340323a6bb3ef827bf95398f4394273d_s.jpg)
本当は日曜日予定だったのですが、雨天のため1日延期。
ただ、当日よりも、前日の雨の方が、薪、地面ともに水を含んでしまうのでよくない。と聞いていたので、果たして昨日、本当にやるのか?と半信半疑で向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/11/67/9230ddfed487ca3036ad31d34587a9d9_s.jpg)
七沢森林公園がまた広くて、キレイに整備されているものの案内が分りにくい。
ますます不安になりながらも歩くこと10分強。
どうやらあそこです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/39/77/67e1a1096382cf7d1fe8e224ba00fa81_s.jpg)
十数人の方が作業、せっせと焼き物を並べていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/12/fe/6af7bf4c572553ded125e911158c4685_s.jpg)
力作ぞろいで、しかも大量!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7a/25/f3a0f161569ac4cf964b11b76fa68b8e_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/50/e3/11c1fe65abe0fbc7403d3a2b086b4ba3_s.jpg)
一番外側にも、「土器を置くつもりで」という指導のものとレンガを並べていました。これは火の通りをよくする為です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/41/61/9f1f7b3df20706cb3e00d188f6f7cc35_s.jpg)
生徒さんたちにも、ベテランもいれば初心者の方もいらっしゃいます。
野焼きがどんなものか分らない僕にとっても、こういう説明は理解する上でとてもありがたいですね。
以下手順
まず土器の外側に、土台となる大きめの木材を並べます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/54/da/f4b3c62afda710077115790f4a6029fc_s.jpg)
次に、それに斜めに立てかけるように、眺めの薪を置いていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/17/81/3347e18d35d5ab3a005eca624efbccde_s.jpg)
そして、その隙間に燃えやすい小枝や葉っぱをつめます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/31/80/bfb27fd57887df4c40f521ec2912f6be_s.jpg)
それから、みんなでお神酒で献杯!
(勿論僕も参加しました)
そしてお神酒を指導者の伊福部先生が要所に撒いていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/58/0d/333981100dfffc895c5413b420c876e6_s.jpg)
そうして着火。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/14/9e/f0d3b41d444a335671f6f4e7ee005731_s.jpg)
写真では陰になってますが、生徒さんのお孫さんが一緒に着火を行いました。(顔が隠れていてちょうどよかったですね・笑)
実はここからしばらくが大変でした。
というのも、最初に書いたように、薪がみんな濡れてしまっているためになかなか火がつかない。
点いても燃え広がらない。
過去最悪の条件だったようです。
それでも、皆さんの頑張りもあって、徐々に火も点いてきました。
それとともに、徐々に薪を内側へ内側へと並べていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/28/48/f9189b5e3093075c92ba69facb31d701_s.jpg)
遠景
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/71/ac/66c3606c84d62a4db9c79a2398c0ac95_s.jpg)
まあ、見学ということで行ったんですが、何もしないで眺めているのはどうにも心苦しくて、薪運びなどのお手伝いをしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/24/e4/26fa854e0309d403c72d5fb486e20035_s.jpg)
この野焼きは、年に2回行っているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5f/82/b5265d368d77224c68524663aa4e852b_s.jpg)
湿っていた大きな薪も、気がつけば燃え始めています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4d/82/ec54ed058326be6097a0e8cccc6139e4_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4c/b5/ea57ff2ece8c3564f60007f723a3a786_s.jpg)
条例的に焚き火が禁止されてから、こういう経験もなくなってましたので、火の熱さというものを久々に改めて実感しました。
途中から薪くべにも参加しましたが、とにかく近寄るのが難儀。
まずおでこ、そして頬がやけどするんじゃないか?と思うくらい熱いです。
その証拠(?)に、ふと足元を見たら、靴が一部溶けて焦げてました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/09/ab/74edcaa096a91bc2d315dc5660db95b5_s.jpg)
顔の熱さよけに、バイクのヘルメットは有効かと思ったんですが、伊福部先生に「ヘルメットが溶けるかもよ」と言われてやめました。
本当に溶けていたかもしれません。。。やめてよかった。。。(^_^;)
だいぶ野焼きらしくなってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0c/44/912a80b10f93e06a8e4bc149adbbc5f8_s.jpg)
それでも普段より全然火力も弱く、また普段より2時間くらい時間がかかってようやくここまできた、という状態らしいです。
ちなみに、「縄文土器は火力が弱くて800℃くらいの熱で焼いている」と習いましたが、伊福部先生によると、実際は1000℃を超えていたそうです。
この野焼きでも、炎が黄色くなれば1000℃になってるそうですが、残念ながら今回の野焼きでは800℃くらいだったようです。
周囲の土器がある程度焼けて硬くなったら、次第に土器にかぶさるように長い薪を渡していきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1b/19/401440496b89f01f3c3d67b362eb22e1_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/18/3d/b671768d0e2e63ef8971e12772f59948_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/34/a1/22e0f83129ee078c4b4b5081a8e08203_s.jpg)
乾いていれば、3メートルくらいの火柱が上がるそうです。
相当熱いだろうけど、見たかったな・・・
多分もっと焼いていたかったと思いますが、公園との約束もあり、日暮れを合図にトタンを被せていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/14/0f/8f6cd6cbdf931e7269caf2d5ef36687f_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2c/eb/2f875114e202cd3f0d97b0dd5ecc7ffd_s.jpg)
これで一晩蒸し焼き(?)にして、朝の4時ごろにはがして冷まします。
なので、何人かは公園に泊まりこんで番をします。
そして10時ごろにお返しをする。という段取りだそうです。
この前の日にも土器の下にトタンを敷いて、レンガを空焼き(水分を飛ばす)ということをしていたので、この野焼きには3日かかっています。
なかなか大変な行事ですね。
しかも後片付けがまた大変そう。。。(^_^;)
おそらく今頃はお返しされた頃じゃないでしょうか。
今回は悪条件の下での野焼きとなりましたが、無事に作品が焼きあがったことを期待します。
今度は、条件のよい時にもう一度参加してみたいですね。
それでも、未だに顔がほてってます。。。(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/30/f8/340323a6bb3ef827bf95398f4394273d_s.jpg)
本当は日曜日予定だったのですが、雨天のため1日延期。
ただ、当日よりも、前日の雨の方が、薪、地面ともに水を含んでしまうのでよくない。と聞いていたので、果たして昨日、本当にやるのか?と半信半疑で向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/11/67/9230ddfed487ca3036ad31d34587a9d9_s.jpg)
七沢森林公園がまた広くて、キレイに整備されているものの案内が分りにくい。
ますます不安になりながらも歩くこと10分強。
どうやらあそこです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/39/77/67e1a1096382cf7d1fe8e224ba00fa81_s.jpg)
十数人の方が作業、せっせと焼き物を並べていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/12/fe/6af7bf4c572553ded125e911158c4685_s.jpg)
力作ぞろいで、しかも大量!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7a/25/f3a0f161569ac4cf964b11b76fa68b8e_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/50/e3/11c1fe65abe0fbc7403d3a2b086b4ba3_s.jpg)
一番外側にも、「土器を置くつもりで」という指導のものとレンガを並べていました。これは火の通りをよくする為です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/41/61/9f1f7b3df20706cb3e00d188f6f7cc35_s.jpg)
生徒さんたちにも、ベテランもいれば初心者の方もいらっしゃいます。
野焼きがどんなものか分らない僕にとっても、こういう説明は理解する上でとてもありがたいですね。
以下手順
まず土器の外側に、土台となる大きめの木材を並べます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/54/da/f4b3c62afda710077115790f4a6029fc_s.jpg)
次に、それに斜めに立てかけるように、眺めの薪を置いていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/17/81/3347e18d35d5ab3a005eca624efbccde_s.jpg)
そして、その隙間に燃えやすい小枝や葉っぱをつめます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/31/80/bfb27fd57887df4c40f521ec2912f6be_s.jpg)
それから、みんなでお神酒で献杯!
(勿論僕も参加しました)
そしてお神酒を指導者の伊福部先生が要所に撒いていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/58/0d/333981100dfffc895c5413b420c876e6_s.jpg)
そうして着火。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/14/9e/f0d3b41d444a335671f6f4e7ee005731_s.jpg)
写真では陰になってますが、生徒さんのお孫さんが一緒に着火を行いました。(顔が隠れていてちょうどよかったですね・笑)
実はここからしばらくが大変でした。
というのも、最初に書いたように、薪がみんな濡れてしまっているためになかなか火がつかない。
点いても燃え広がらない。
過去最悪の条件だったようです。
それでも、皆さんの頑張りもあって、徐々に火も点いてきました。
それとともに、徐々に薪を内側へ内側へと並べていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/28/48/f9189b5e3093075c92ba69facb31d701_s.jpg)
遠景
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/71/ac/66c3606c84d62a4db9c79a2398c0ac95_s.jpg)
まあ、見学ということで行ったんですが、何もしないで眺めているのはどうにも心苦しくて、薪運びなどのお手伝いをしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/24/e4/26fa854e0309d403c72d5fb486e20035_s.jpg)
この野焼きは、年に2回行っているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5f/82/b5265d368d77224c68524663aa4e852b_s.jpg)
湿っていた大きな薪も、気がつけば燃え始めています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4d/82/ec54ed058326be6097a0e8cccc6139e4_s.jpg)
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条例的に焚き火が禁止されてから、こういう経験もなくなってましたので、火の熱さというものを久々に改めて実感しました。
途中から薪くべにも参加しましたが、とにかく近寄るのが難儀。
まずおでこ、そして頬がやけどするんじゃないか?と思うくらい熱いです。
その証拠(?)に、ふと足元を見たら、靴が一部溶けて焦げてました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/09/ab/74edcaa096a91bc2d315dc5660db95b5_s.jpg)
顔の熱さよけに、バイクのヘルメットは有効かと思ったんですが、伊福部先生に「ヘルメットが溶けるかもよ」と言われてやめました。
本当に溶けていたかもしれません。。。やめてよかった。。。(^_^;)
だいぶ野焼きらしくなってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0c/44/912a80b10f93e06a8e4bc149adbbc5f8_s.jpg)
それでも普段より全然火力も弱く、また普段より2時間くらい時間がかかってようやくここまできた、という状態らしいです。
ちなみに、「縄文土器は火力が弱くて800℃くらいの熱で焼いている」と習いましたが、伊福部先生によると、実際は1000℃を超えていたそうです。
この野焼きでも、炎が黄色くなれば1000℃になってるそうですが、残念ながら今回の野焼きでは800℃くらいだったようです。
周囲の土器がある程度焼けて硬くなったら、次第に土器にかぶさるように長い薪を渡していきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1b/19/401440496b89f01f3c3d67b362eb22e1_s.jpg)
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乾いていれば、3メートルくらいの火柱が上がるそうです。
相当熱いだろうけど、見たかったな・・・
多分もっと焼いていたかったと思いますが、公園との約束もあり、日暮れを合図にトタンを被せていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/14/0f/8f6cd6cbdf931e7269caf2d5ef36687f_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2c/eb/2f875114e202cd3f0d97b0dd5ecc7ffd_s.jpg)
これで一晩蒸し焼き(?)にして、朝の4時ごろにはがして冷まします。
なので、何人かは公園に泊まりこんで番をします。
そして10時ごろにお返しをする。という段取りだそうです。
この前の日にも土器の下にトタンを敷いて、レンガを空焼き(水分を飛ばす)ということをしていたので、この野焼きには3日かかっています。
なかなか大変な行事ですね。
しかも後片付けがまた大変そう。。。(^_^;)
おそらく今頃はお返しされた頃じゃないでしょうか。
今回は悪条件の下での野焼きとなりましたが、無事に作品が焼きあがったことを期待します。
今度は、条件のよい時にもう一度参加してみたいですね。
それでも、未だに顔がほてってます。。。(笑)