おんらく館~のこぎりものには福がある~

のんびり・ぼちぼち・気の向くままに・・・

のこ音定例会

2012-10-07 | のこぎり
今日は昨晩からの冷たい雨でちょっと出かけるのを渋るような朝でした。

そんな始まりでしたが、半年振りの「日本のこぎり音楽協会定例会」だったので、両国まで出かけてきました。

歌六師匠がご高齢と体調不調が続いていることを考えて、暑い夏の日は避けたとのことですが、結局春も今日もお見えになりませんでした。残念。。。

そして更に今日も人数少なかったな~・・・(4月よりはましだったけど・・・苦笑)

でもまあ、少なければ少ないなりに、会のあり方について意見が出せたり、今後どうしようか?的な話が出来たりといった意味での前向きな会話が出来たりもして、それはそれで良い事だなと思うことにします。(笑)

それでも、前回はみんなで話しをするだけで終わってしまいましたが、今回は初歩的なところからの練習が出来たので、参加された方から好評でこれは良かったです。

また今日初めてのこぎり始めます。という女性がいらしたんですが(先日ヤマハで購入されて、今日初めて弾くという人)、センスがあると見えて最初からちゃんと音だしが出来ました。

最初、弓は中国製の安いものをと話をしたんですが、それだけ弾けるのなら、最初からちゃんとした弓を使ったほうが良いと思い、帰りに一緒にヤマハ銀座店へ行って弓選びをしました。

杉藤の1万円台(これだけブラジルウッド)を含め、あとは3万円くらいの数本を用意してもらいました。(他はフェルナンブコ材)

まずブラジルウッドを試してみて、次に同じ杉藤のフェルナンブコ(3万円)を弾いたら、違いがわかったとのことで笑顔がこぼれました。
でも初日で弓の違いがわかるっていうのは、正直勧めた私も驚きました。

この日試せたのは、杉藤(日本)、アルシェ(日本)、サルド(チェコ)の3社。(在庫の関係・・・)
で、結局サルドに決定しましたが、本人が「これにします」と言った(この決断も早かった)後、私も一通り弾かせてもらいましたが、今回のサルドは本当に良い音でした。

店員さんに聞いたら、弓の出来も結構個体差が激しいそうです。サルド。。。
今日は当たりを弾いた(引いた)と思いますね。(^^)


定例会で練習(レクチャー)をしているときにも感じましたが、もっと演奏表現ということを意識する人が増えて欲しいものだと改めて感じた1日でした。