カーテンを開けると、雪が積もっていました。
まあ、積雪地帯の方にはどうってことのない量でしょうが、東京では多い方です。
細かく、水気の多い雪は勢いよく降って、谷向こうのマンション群をかすませています。
家の周りは日曜日ということもあって、沈黙しております。
好きだなぁ。こういう静かなの。
家にこもっていても、何の罪悪感も感じないものね。
いつからか、一人でこうして過ごすことの方が都合よく感じるようになりました。たまに宴席に誘われたりしても、どうも落ち着かないんですよ。
ましてや、毎日同じ顔を見ながら仕事をするなんて耐えられません。
転職癖はこのへんから来ているのかな。
よく、一度くらい挫折した方が優しくなれる。なんていいますが、心理学的には、人間は挫折を経験しない方がいいそうですよ。
雪とか、桜吹雪を見ていると、どうも精神的に不安定になります。
たぶん、これがトラウマというやつでしょう。
松浦はきっと誰にも心を開かない人間になったんだな、と思っています。
こちらは雪が降らない地域なのでここ数年、降雪による静寂を経験してません。(去年は新潟へ行きましたが・・・)
成人式の当日、やっぱり早朝から大雪で、一日中家に閉じこめられていたことを思い出しました。
だんだんと暗くなっていく雪景色がにくかったなぁ。