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音楽療法のライブ日記

音楽療法士がお届けする、日々の活動記録と情報発信のブログです。

月ヶ瀬の梅と雅楽の音色

2024-03-05 10:19:37 | ひとりごと
そろそろ見頃の便りを聞いて、毎年恒例の月ヶ瀬の梅を見に出かけました。
昨年3月中旬に行った時は散り始めていて、今年は少し早めにと思って出かけましたが、
満開の梅もある中で、月ヶ瀬では八分咲きぐらいの感じでした。

少し風はありましたが、時折陽を浴びながら景色を堪能して梅林公園で休憩していると、
笙の音色が聞こえてきて、続いて笛、太鼓が入って雅楽の練習が始まりました
梅の景色と雅楽の音色によって、歴史ある奈良時代にタイムスリップさせてもらえました。

ちょうど音楽の歴史の変遷を年代別の教科書で調べており、奈良時代少し前の701年に
雅楽寮が設置されたことを知ったこのタイミングに少し驚きましたが、
‘梅と雅楽’という雅な雰囲気を感じられたことは嬉しいハプニングでした。
お聞きすると、3月8日(金)午後1時~2時に雅楽の演奏があるとのことです。
行き帰り5時間ほどの外出になりましたが、途中のお茶畑の景色とともに、
非日常で優雅なひと時になりました

奈良駅やJR月ケ瀬口駅からもバスがあり、一日かけての外出も良いと思います。
もう一度行きたい気持ちですが・・・。
ウグイスは田舎では鳴き始めているようなので、もしかしたら梅の満開とともにウグイスが
一層の春を演出してくれるのかもしれません。

もう少し寒い日が続きそうなので、早春賦の歌詞とメロディを口ずさむ今日このごろです

早朝散歩に口ずさむ歌♪

2024-02-27 07:20:14 | ひとりごと
今朝の風は冷たく、少しだけ朝焼けが見えていたのに途中から曇ってきた空を
見上げながら早朝散歩をしてきました。
いつもの川沿いは綺麗に草が刈られて、土手には水仙の花の群生が見られますが、
あまりの寒さにいつものカモたちが見えない・・。

早足で歩けばじんわり汗ばんできます。
誰にもすれ違わない狭い土の道を歩きながら、今の季節の歌を口ずさみます。
‘春は名のみの風の寒さや 谷のうぐいす歌は思えど・・’
大正2年に作詞:吉丸一昌.作曲:中田章の唱歌です

そんな中、最近聞いた曲がふとよぎってきました。
いつものことですが、歌いたいという想いなどとは関係なく突然に口ずさむことが
あります。時にはハミングでメロディだけを口ずさみながら、何の曲が分からず
結局気になって必死になって曲名を探すこともありますが・・。

最近運転しながら聴こえてきた曲が耳に残っていました。
帰宅してから気になって調べてみると、渋谷龍太さん(SUOER BEAVER)が
歌われていた‘時には昔の話を’でした。とても魅力的な歌声でした

歌詞が速いリズムの一部になり、フレーズや歌詞の意味が分かり難い曲が
多いと感じる中で、しっかりと歌詞が届いてきました。
調べてみると、30年ほど前の映画『紅の豚』の主題歌のカバー曲で
作詞、作曲は加藤登紀子さんです。

「時には昔の話をしようか 通いなれた なじみのあの店  
 マロニエの並木が窓辺に見えてた コーヒーを一杯で一日
 見えない明日を むやみにさがして 誰もが希望をたくした
 ゆれていた時代の熱い風にふかれて 体中で瞬間を感じた そうだね・・」

時にはゆったりとコーヒーを飲む朝も良いかな・・、と





若草山焼きと満月

2024-01-28 10:44:24 | ひとりごと
昨夕、三条通を通っていると東を向いた群衆があちらこちらに・・。
不思議に思いながらでしたが、今夜は若草山の山焼きがあることに気付きました。
花火が上がる音を背に帰宅すると、近年には見られなかった
見事な山焼きが行われていました。

前日のウルフムーンと言われた満月が、燃え盛る若草山の山焼きに寄り添った景色は
一枚の額に入る絵のようで、暫く見入っていました
奈良に早春を告げる伝統行事として第4土曜日に開催されており、
先人の霊魂と慰霊、世界の人々の平和を祈る祭典だと言われており、
様々な気持ちが入り込んできます。

若草山焼きのHPには一時期明治33年から夜間行事となりましたが、
第2次世界大戦の間は昼間に実施されており、あらためて昭和21年に
夜間行事として復活したと掲載されています。

今朝は風も無く穏やかでしたので久し振りに早朝散歩をしながら、
一夜明けたいつもとは異なる若草山の姿を見て、新たな気持ちになりました。
カルガモが水面を啄いて美しい水輪を作っています。
自然の風景に癒されながら、一方でパワーももらえて心が弾みます。

白梅に続いて紅梅も咲き始めており、恒例の梅日和散策が楽しみになってきました。
愛でて良し、香り良し、食して良し。三拍子揃った梅です。

毎年1月の音楽療法時には手作りのお手玉(奈良市音声館で購入)を持参します。
ご高齢の女性の皆様には遊ばれた記憶が甦るひと時です。
絹の着物生地の中に小豆が入っており、手触りも心地良く、音も優しいので
お渡しするだけで、各自がお手玉の活動をされ始めます。

お一人おひとりのお手玉にまつわる思い出話で賑やかになります
姉妹4人で毎日競争したこと、手作りの時に入れた中身のこと、歌いながらしたこと、
いろいろな遊び方があったこと、いつも3個だったが時には4個でも遊んだこと、等々。

遊び、歌、手作り・・、伝承されるひと時です

「あそび」の本

2024-01-21 06:49:55 | ひとりごと
今日は一冊の本をご紹介します。
読んでいて気付かされること、思わず笑ってしまうこと、これからのこと・・・。

『あそびの生まれる時』 ~「お客様」時代の地域活動コーディネーション~
著者:西川正 発行:ころから 発行日:2023年3月1日 価格:2000円+税
  ・・・・・   ・・・・・   ・・・・・
〇はじめに
私たちはいま、結果のみを重視する社会に生きている。
最短で結果を出すことを求められ、自分たちなりの模索=失敗が許容されなくなった。
みんなでわいわいと嗜好錯誤する時間を持つことが難しくなった。
しかし、結果に至る苦労と工夫こそが「遊ぶ」ということなのだ。

遊ぶ、すなわち「何かをしてみよう」と思えること、人の気持があたたまっていくには
何が必要なのか、どんな環境を用意すればいいのか。
私自身のささやかな経験と、全国各地で展開されている実践をもとに考察した。

〇スマホ相談会
住んでいる団地の自治会の文化祭の企画で『中学生によるスマホ相談会』を開催した。
相談者は団地の高齢者。「相談員」は地元の中学生たち。・・・
開始時刻前からスマホや携帯を手にした70代、80代の人々が次々に集まった。

出会ったばかりの相談員と相談者が頭をくっつけんばかりにスマホの画面をのぞいている。
・・・あたたかい風景だった。
スマホへの買い替えを勧められ買ったが、・・・使えない高齢者。
「毎日スマホばかりいじって」と怒られているであろう彼・彼女らに
力を貸してもらえないか、と地元の中学校を通じて中学相談員を募集した。

嗜好錯誤しながら対応するのがすごく楽しかった。
思っていたより100倍ボランティアは楽しかった。
「ケア」の本質は「聴くこと」「そばにいること」だ。

〇もちより音楽cafe
公民館の会場をあけると、正面には本格的なスピーカー、レコードプレーヤーと
音楽用のアンプを備えた「DJブース」があり、高齢者が自分のとっておきのレコードや
CDを持ち寄り、「私の一曲」を紹介する。そしてみんなで耳を傾ける
「公民館の予算は減る一方。でもお金がないからこそできることもあるかなと。
高いお金を出して、有名人に来てもらうという発想は、本来の社会教育じゃないですよね」
と公民館の館長。

〇中学校の赤ちゃん
中学校で定期的に子育て広場を開いているグループがある。
休み時間のチャイムと同時に、制服姿の生徒たちが次々にやって来た。
手を消毒すると、早速そばにいた赤ちゃんに笑いかけ、
手を広げて、「おいで~」と声をかけ、優しく抱き上げている。
中学生と赤ちゃんとの、かけひきなしのまっすぐな心のやり取りに、
毎回心が“浄化”されます。

〇大人の悩み相談室
この人生相談、【相談】は保護者と先生から、(回答)は中学生。
大人の悩みに中学生が答えるもの。
【相談1】夫が地下アイドルにはまってしまっています。どうしたらいいでしょうか
(回答①)夫さんがオフ会から帰ってきた時に、玄関でコスプレをしてお出迎えをしたら
     どうでしょう!
(回答②)アイドルを一度好きになるとやめられないものです。・・・
     だんなさんの気持がよくわかります。誰かを好きになってみては。

【相談2】息子からババアと言われてショックをうけています。
     どうしてそんなことを言うんでしょうか
(回答①)ただの反抗期だと思います。そのうちなおると思うので、ネチネチ小言を
     いわないように。ほっといてあげるといいと思います。
(回答②)ババア=本当はすきだけどっていう意味なんです!
 
 ・・・・・   ・・・・・   ・・・・・
かって音楽療法士の研修を受講していた時に、世代間交流として地域の高齢者と
幼稚園の子ども達との交流のひと時に参加したことを思い出しました。
コロナ禍で難しくなっていた様々な交流が復活していくことを願いながら・・



震災と大学入学共通テスト

2024-01-13 13:00:41 | ひとりごと
今日は大学入学共通テストが全国で始まりました。
能登半島地震から13日目です。
29年前の阪神・淡路大震災は大学入試センター試験の2日後でした。

地震の被害を心身共に受けてからの共通テスト受験には心が痛みます。
一方で阪神・淡路大震災の傷ましい被災を目の当たりにしながら、
その後の大学受験の経験にも同じ痛みを感じます。

来年で30年経つことを思うと、能登半島の被災地の避難所に関西の時と
変わらない現状が多く、不思議な感覚を覚えます。
30年近くの年月でネット社会が始まり、パソコンやスマホの利用は
格段に充実してきました。
避難所で利用できるダンボールベッドや簡易トイレは地域防災で確保されているものと
思っていました。高齢者が多い地域は尚更です。
ドローンの活用で人が入れない現状の把握も可能だと想像していました。

いざとなると30年前と同じ様に避難所の床にダンボールなどを敷いて直床で寝る
状況であることに何とも言えない無力感を覚えます。

時代毎に起こった大きな震災などの記憶は誰にでも共通に残っていることが多く、
個人の語りに耳を傾ける機会になります。たとえ認知症を患っておられる人でも
記憶として深く残っていることが多く、悲しみのその後の復興の道のりへの
誇りと自信に繋がっており、一人ひとりの語りは豊富です。

一人ひとり異なる記憶の中には共通する事項があったり、更には次世代への
提言になることも多いと実感しています。

能登半島ではまだ地震を語りあえる現状ではありませんが、少し落ち着いてきたら
傾聴できる人が一人ひとりの物語を聞き留めて欲しいと願います。

来年は阪神・淡路大震災から30年です。

早春の楽しみ

2024-01-04 07:49:53 | ひとりごと
今日4日から仕事始めの人が多いようです。
雨上がりの早朝散歩でもガレージが開いて準備されていたり、
こども園では照明がついて準備が始まっていたり、出勤する人ともすれ違いました。

今年は元旦からスマホが突然けたたましく鳴り、その音にかなり驚きましたが、
体感としては阪神・淡路大震災の時の揺れとは異なる横揺れを長く感じました。

翌日、田舎の様子を確かめに帰省しましたが、変わりないいつもの風景に安堵しながら、
小さな集落の中にある神社へ初詣に行ってきました。
無人の神社ですが、立派な門松が飾られており、どんどを焚いた跡があり、
昔懐かしい風景が思い出されました

今朝の散歩途中にある畑では春のエンドウ豆の準備らしき風景や白菜が冬越し用に巻かれていたり、
柚子などの黄色やオレンジ色の実が木々に実って絵画の様でした。

そんな中で暖冬の季節を感じる風景があり、思わず足を止めて見入りました。
梅の蕾が膨らみ始めていたのです。
今年の梅見頃は早まるかもしれません。

これから大寒の季節に入りますが、一足先に早春の楽しみをいただきました

一期一会

2024-01-01 06:28:48 | ひとりごと
謹賀新年
昨年一年も多くの人との出会いがあり、そしてお別れもありました。

仕事ではご高齢の人とご一緒することが多く、当日に突然のお別れ聞くという経験が
少なくありません。人生の先輩からは何度も背中を押していただきました。
ご本人が歌われていた姿、話されていた姿が走馬灯のように思い出されます。

別れは避けられない現実ですが、思い出を通して何度も出会えることになります。
最近は父母と義父母が生きてきた93歳~100歳までの長い人生を通して
語り伝えられた暮らしを思い出すことが多くなってきました。

現実に出会うことだけではなく、書籍や音楽、スポーツなどの情報を通した出会いを
とおして心が暖かくなったり、励まされたり、慰められたりしながら日々の生活を
送ることになります。

一期一会の人生です。
昨年の「出会い」に感謝をしながら、今年も出会いを大切にしたいと思います。
元旦の初日の出の時間を待ちながら・・・


スマホ利用の進化

2023-12-02 20:28:19 | ひとりごと
師走に入りました。
季節らしい寒さを感じながらも、山茶花の美しい花に気付くと足が止まります。
気分的に慌ただしい中でも、冬らしい季節を贅沢に愛でたいものです。

コロナ禍を経て、今冬はあちらこちらでライトアップが華やかになり、
街中も賑やかさが戻ってきているように感じます。
奈良の正倉院展においても外国から来られている人が随分多いと感じました。
じっくり、ゆっくりと素敵な奈良の冬をお楽しみいただけたらと願います。

最近、スマホ利用の進化に驚いています。
日本でスマホがデビューしたのは2008年頃と聞いていますが、
実際に私が家族や親戚、友人間でGmailからラインユーザーとして登録し始めたのは
2014年からでした。少し遅いかもしれないのですが、とても役立っています

特にユーザー同士のビデオ通話は楽しく、便利なものであることを実感しています。
共有したい事が瞬時に連絡を取り、確認することが可能です。
一人で留守番が心配な子どもとは話し合ったり、ゲームをしたり、将棋をしたり、
静かに見守るだけということも出来ます。
遠路離れていても音楽を一緒に合わせることも出来、楽しいひと時になります

最近は、実際の演奏時に紙の楽譜ではなく、タブレットに入った楽譜を足の装置で
めくることもされています。楽譜をめくる作業が無くなり、本当に驚きました
カラオケルームにおいても、スマホとスクリーンを繋げることができ、写真や動画を
プレゼンの様に共有しながら、時には歌うことは無しという時空間にすることもできます。

多様で無料なアプリを入れていれば、いつどの場所にいても個人だけで出来ること、
楽しむことに限りが無くなっているようにも感じています。
10月8日に投稿しましたが、Googleで曲探しも簡単に出来、写真を撮れば知らない
花の名前もすぐに教えてもらえます。図鑑を持ち歩いているのと同じです。

さらに、離れていても心の距離を近くに感じながら、共有することを楽しむことが
出来るというスマホ利用においてもまだまだ進化しそうです。
遠距離であっても音楽療法はコロナ禍においてITを利用して実施されてきました。
まだまだ進化の途中ですが、お一人でも多くの人との交流に利用できることを願います

芸術の秋

2023-11-26 19:03:39 | ひとりごと
散歩道沿いの見事な紅葉が秋晴れに映えます
太陽の陽射しをじっくり浴びると心まで暖かくなってきます。

あちらこちらで、いつの間にか芸術の秋を迎えていることに気が付きました。
演奏会のご案内も多く、実際に今週は様々な音楽を楽しませてもらいました。
弦楽四重奏、合唱、独唱、バイオリン&ピアノ演奏、三味線&朗読、等々・・・。
中でも久し振りに足を運んだ地域の小ホールの音響の素晴らしさに改めて感動しました

音楽を包み込む空間として色々な場所を体験しますが、音が殆ど響かない無味乾燥な空間、
音が優しく広がって降り注いてくるような感覚を覚える空間、無理にマイク等を利用して
本来の音として伝わってこない空間、少し珍しい伝わり方だと感じる空間、・・。
実際には集客される人数からも影響を受けますが、本来の計算された音響の素晴らしい空間で
演奏される音に包まれる幸せなひと時でした。

それはホールだけに限らず、毎月お訪ねするグループホームのリビングも心地良い音の広がりを
感じますし、春先にヴァイオリン一本だけの演奏を一軒のお宅のリビングで聞きましたが、
その時も充実した音響を感じました。ただ、音響の良さだけではなく、その場に参加されている
皆様との心理的な関わりの相互効果も加わってくると思っています。

美術の作品展にも招待されて行きましたが、この場合は展示してある空間ひとつで作品を
集中して見られたり、見られなかったり、照明なども影響することを感じました。
いずれにしても、空間の在り方を考える機会になりました。
苦手な分野ですが、どの作品も味わい深く、素敵な時間をいただきました。

師走まで一週間を切りました。
来月の演奏会のために奏者三人で合わせてみましたが、師走らしく?少し
焦らないといけない感じです・・


天理の「なら歴史芸術文化村」で23周年

2023-11-12 07:49:41 | ひとりごと
秋晴れの暖かい日が23周年を祝ってくれているようでした
2000年に奈良県郡山保健所が地域市民に呼びかけた
‘パーキンソン病患者・家族会を支援する会’が11月2日に発足しました。

コロナ禍で一部中止されていた年間活動はやっとコロナ禍前に戻りました。
2000年11月12日は初めての屋外活動で皆さんとサツマイモ堀りを楽しみました。
実際の交流という慣れない中で、保健師さんの丁寧で適格な助言をいただきながら
一緒に楽しいひと時を過ごしたことを思い出します。
あれから23年が経ちました・・・

2000年は翌年に2つの学会が合併して日本音楽療法学会が設立されるということで、
最後の日本バイオミュージック学会が長良川国際会議場で開催され参加しており、
そんな活動も併行しながら、パーキンソン病患者さんへの音楽療法活動の実施希望を
保健師さんにお伝えしていた頃です

なら歴史芸術文化村の見学は患者さん、ご家族さんが参加される年間唯一の屋外活動になります。
昨年は馬見丘陵公園へ行きましたが、今年は昨年3月21日に天理にオープンした
ばかりの道の駅を含む歴史芸術文化の複合施設へ行くことになりました。

いつも患者さんとご家族さんへの心配りを最優先に考えながら、長年にわたって
ボランティアの会の活動を支え続けてこられた代表の発案でした。
春先に一度来られたこともある上で、入念な下準備を経て実際の活動に繋がりました。
ボランティアの会の活動を23年間継続してきたのは3人になり、
それぞれが年齢を重ねてきました。感謝あるのみです。

「なら歴史芸術文化村」には道の駅、レストランがある‘交流にぎわい棟’、
奈良の文化財修復などに関する道具や実演が見られる‘文化財修復・展示棟’、
直に芸術作品に出会うことができる‘芸術文化体験棟’があり、3階のギャラリーで
英(はなぶさ)ゆうさんの素敵な時空間へ誘われる作品を拝見することができました。
同じ3階の交流ラウンジではお弁当なども食べることができます

‘情報発信棟’には総合案内があり、車椅子も無料貸し出しされており、
久し振りに車椅子を押しながらひと回りしました。
昨年亡くなった母と6年前に二人旅行した時に車椅子を押して以来で、
その時の感覚や懐かしい思い出が甦りました。

新しいこともありますが、お天気に恵まれてとても気持ち良く、素敵な日になりました。
今年最後の集いになる来月の音楽療法のクリスマス会をお楽しみいただけますよう準備いたします