今日紹介するのは、ロベン・フォード(Robben Ford)のCD。
『Robben Ford - Supernatural』
ロベン・フォードといえば、ファースト・アルバムや
スティーブ・ジョーダンとやった『タイガー・ウォーク』が有名だろう。
有名な歌についてコメントすると、ボロがでてしまうので、あえて上記のCDをセレクト
する(笑)。
でもね、とてもいいんだよ、これが!!
1曲目の「Let Me In」はタイトなソウル・バラード。
ところがどっこい、待ってましたのギター・ソロ。すでにアクセル全開!!
ハイウェイを突き抜けてゆくような爽快さ…。
このアプローチはロベン・フォード独自のもの、ベタなロックやブルース・
ギタリスト(つまり俺…)には絶対にないもの。
3曲目の「Nothing To Nobody」はゆったりした16ビートの曲、
これでもか、とばかりの「なきのギター」、うぉ~ぃえ~い!!
どうだ、このブルース魂!!
7曲目の「Deaf, Dumb, and Blind (for O.T.)。
ああ、アメリカン・ロックばんじゃ~い!! って感じ(笑)。
以前ランディー金丸の車の中でこの曲流してたら彼が気に行ってしまい、
10回くらいリピートして聴きやがったもんだから、私としてはちょっと飽きて
しまっていたのだが、こうして聴きかえしてみると、やっぱりいいなぁ…。
確かに何度も聴き返したくなる歌だ。
12曲目、「Jimi's Dream」は日本版のボーナス・トラックだが、その名のとおり
ジミヘンばりに弾きまくっている。演奏の随所にジミヘンのフレーズがちりばめられ
ている。
アルバムのほとんどで彼のボーカルが聴ける。彼のうたは黒人のマネをしている
みたいなところが一切なく、本当にナチュラルで気持ちがいい。
ロベン・フォードはマイルス・バンドでもやっていたし、ジャズ、ロック、ブルース
を股にかけて縦横無尽に駆け巡る、まさにクロスオーバーの権化みたいな人だ。
TOTOのスティーブ・ルカサーは若かりしころ、ラリー・カールトンとロベン・フォード
のセッションをみて衝撃を受けたと自身のインタヴューで言っていた。
ショーを観た帰りの車の中で、
「練習しなきゃ、練習しなきゃ…」と永遠とつぶやいていたという。
彼は結局ジャズではなく彼が衝撃をうけた方の道を追いかけた。
ロベン・フォードの音楽は私にとって、私と私の仲間たちをつなぎとめる象徴みたいな
存在でもある。私の友達ってほとんどロックの人たちばかりなんだよね…。
はっはっは! 残念だが私はブルースマンでありながらブルース業界の人たちとの
交友関係がほとんどない(なんの自慢じゃい!!)。
ひとつのジャンルにこだわってそれを追求することはとても大切なことだと思う。
しかし、私にはできない…ってか、できなかった…。
お前はブルースやってきたじゃん、とか友人に言われそうだが、自分では
それは成り行きだからしかたがなかったと思っている(もちろん後悔はしてないけど)。
本当はもっといろいろやりたかったんだよぉ…
そういう不埒な私にとって、ロベン・フォードのスタイルって、
やりたいことをやりまくって、なにも犠牲にしていないところがすごく安心する。
ジャンルへのこだわりはどうしても自分の感性に犠牲を強いる側面があるでしょ。
表現者としての立場からいって、そういうの苦手なんだな、自分は…。
そんなわけで、このCDを私の友人たちに紹介したいと思う。
自分はスーパーナチュラルでいきまっせ!
そこんとこ四露死苦!!!(笑)
がんばれ、日本!!
翻訳会社オー・エム・ティの公式ウェブサイト
『Robben Ford - Supernatural』
ロベン・フォードといえば、ファースト・アルバムや
スティーブ・ジョーダンとやった『タイガー・ウォーク』が有名だろう。
有名な歌についてコメントすると、ボロがでてしまうので、あえて上記のCDをセレクト
する(笑)。
でもね、とてもいいんだよ、これが!!
1曲目の「Let Me In」はタイトなソウル・バラード。
ところがどっこい、待ってましたのギター・ソロ。すでにアクセル全開!!
ハイウェイを突き抜けてゆくような爽快さ…。
このアプローチはロベン・フォード独自のもの、ベタなロックやブルース・
ギタリスト(つまり俺…)には絶対にないもの。
3曲目の「Nothing To Nobody」はゆったりした16ビートの曲、
これでもか、とばかりの「なきのギター」、うぉ~ぃえ~い!!
どうだ、このブルース魂!!
7曲目の「Deaf, Dumb, and Blind (for O.T.)。
ああ、アメリカン・ロックばんじゃ~い!! って感じ(笑)。
以前ランディー金丸の車の中でこの曲流してたら彼が気に行ってしまい、
10回くらいリピートして聴きやがったもんだから、私としてはちょっと飽きて
しまっていたのだが、こうして聴きかえしてみると、やっぱりいいなぁ…。
確かに何度も聴き返したくなる歌だ。
12曲目、「Jimi's Dream」は日本版のボーナス・トラックだが、その名のとおり
ジミヘンばりに弾きまくっている。演奏の随所にジミヘンのフレーズがちりばめられ
ている。
アルバムのほとんどで彼のボーカルが聴ける。彼のうたは黒人のマネをしている
みたいなところが一切なく、本当にナチュラルで気持ちがいい。
ロベン・フォードはマイルス・バンドでもやっていたし、ジャズ、ロック、ブルース
を股にかけて縦横無尽に駆け巡る、まさにクロスオーバーの権化みたいな人だ。
TOTOのスティーブ・ルカサーは若かりしころ、ラリー・カールトンとロベン・フォード
のセッションをみて衝撃を受けたと自身のインタヴューで言っていた。
ショーを観た帰りの車の中で、
「練習しなきゃ、練習しなきゃ…」と永遠とつぶやいていたという。
彼は結局ジャズではなく彼が衝撃をうけた方の道を追いかけた。
ロベン・フォードの音楽は私にとって、私と私の仲間たちをつなぎとめる象徴みたいな
存在でもある。私の友達ってほとんどロックの人たちばかりなんだよね…。
はっはっは! 残念だが私はブルースマンでありながらブルース業界の人たちとの
交友関係がほとんどない(なんの自慢じゃい!!)。
ひとつのジャンルにこだわってそれを追求することはとても大切なことだと思う。
しかし、私にはできない…ってか、できなかった…。
お前はブルースやってきたじゃん、とか友人に言われそうだが、自分では
それは成り行きだからしかたがなかったと思っている(もちろん後悔はしてないけど)。
本当はもっといろいろやりたかったんだよぉ…
そういう不埒な私にとって、ロベン・フォードのスタイルって、
やりたいことをやりまくって、なにも犠牲にしていないところがすごく安心する。
ジャンルへのこだわりはどうしても自分の感性に犠牲を強いる側面があるでしょ。
表現者としての立場からいって、そういうの苦手なんだな、自分は…。
そんなわけで、このCDを私の友人たちに紹介したいと思う。
自分はスーパーナチュラルでいきまっせ!
そこんとこ四露死苦!!!(笑)
がんばれ、日本!!
翻訳会社オー・エム・ティの公式ウェブサイト