自家製こてっちゃん

先日、お好み焼き屋さんで食べたホルモン焼きがすごくおいしかった。

いわゆる「こてっちゃん」なのだが、あまりにおいしかったので、
是非自宅でも食べたいとスーパーに買いに行ったら、

高い～！！

びっくりしたので、予定を変更して、自分で作ってみることにした。
要するにモツをタレにつけて焼けばいいのだろう。だったら、白モツを
買ってタレに付け込もうと、早速、お肉屋さんに白モツを買いに行った。

「お兄さん、何にする？」

「モツくれる？｝

「どのくらい？」

「う～ん、300グラムくらい…」

なんかスーパーでパッケージングされて売っているものと形が違う気がしたが、
この際だから、買ってみた。

家に帰って、袋をあけたら、びっくり、
当たり前の話だが、どこからどう見ても、ただの腸である。
スーパーで売っているやつは、ちゃんと切ってくれてあったのね…。

これにはまいった。
切り方がよくわからない。
先日のお好み焼き屋さんで食べたときの形を一生懸命思い出しながら
切ってみた。

最初は輪切りにしていたけど、なんか太い輪ゴムみたいで、ちょっとちがう。
そこでひらめいて、まず縦に裂いてみた。

うぎゃ～！！！！

中からなんか白いものがでてきた！

最初、白いウンコかと思ってしまったが、さにあらず。
これは脂肪（いわゆるラードみたいなやつ）なのだ。

これこのまま調理したら、たぶん脂ギトギトで揚げ物のようになってしまうことは
用意に想像がつく。

そういえば、こてっちゃんって確か加熱処理してあるはずだと思い。
とりあえず、この脂をおとすためにゆでることにした。

お見事！　脂肪はきれいにおちた。
ところがそのお湯を捨てたら、台所のシンクがラードでコーティングしたみたいに
脂だらけになってしまった。

これは大変！　洗剤をつかってきれいに磨く。

「ふーっ、来た時よりも美しく。これ基本やね。」


さーてと、次はタレだ。これに関しては、ネットで調べてみた。
やっぱり、同じこと考えている人がいるねぇ。
ちゃーんとレシピが載ってるぞ。

タレはいたって簡単（トマトケチャップがミソやね。）、
1）醤油
2）砂糖
3）トマトケチャップ
4）にんにくのすりおろし
5）玉ねぎのすりおろし
6）お酒
7）コチジャン

をまぜてモツを付け込むだけ（30分以上つけるとよい。）

実際、これをモヤシとキャベツといっしょに焼く。
噛み切れないくらいかたくなったらやだな、と思っていたが
ちゃんと、歯触りを残しながらもやわらかく焼ける。

上等、上等！！

かなり旨かった。

これは焼きそばとかいろんなものに使えるぞ。
もちろん、酒のつまみになるし、ヘルシーだし、なによりも
リーズナブルである。

是非お試しあれ。


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