奥 山 豊 和 (おくやま とよかず)公式ブログ

培った経験と人脈を活かし、生まれ育った故郷を元気に。
対話重視、市民が主役の市政運営を取り戻します。

未来を語り合う一般質問に。~卒業式で感じたこと~

2018-03-05 22:01:00 | 日記

分厚い雪に覆われている横手市も、日に日に春に近づいていることを感じさせてくれる。今日は雨だったし・・・

開会中の横手市議会3月定例会は、明日から会派代表質問、一般質問と続くが、明後日登壇する質問の内容が形になりつつあるので、ブログ更新といきたいと思う!


それにしても、2日(金)はこれまで生きてきた中で経験したことのないようなものすごい猛吹雪だった。
所によっては視界が5メートルもなく前の車についていくのが精いっぱいで、改めて防雪柵の有難さが身に染みたところである。

必死の思いで、県立平成高等学校にたどり着き、卒業式に参列させて頂いた。

「感謝の心」に包まれた、素晴らしい立派な式だったと思う。



総務文教常任委員会から外れたためか、1日に行われた雄物川高校にはお伺いできなかったが、改めて高校という空間は、何とも言えない自分の原点を思い出させてくれる場所だなぁと実感している。

地元に残る人、離れる人。これから進む道はそれぞれであっても、この日の天気のように、先も見えない大荒れの世界に自分の身一つで飛び込んでいかなければならない。それが大人になるということである。

時には、しっかりとこの胸に刻んだはずの夢を見失うこともあるだろう。

思い描いていた道から、脇に逸れてしまうこともあるだろう。

自分自身が分からなくなってしまうことだってあるだろう。

そんな時、君たちを照らしてくれるのは、学び舎の灯りである。

恩師の言葉、仲間と共に過ごした青春時代の甘酸っぱい思い出、必死になって打ち込んだことは、これからの人生における揺るぎのない土台になるはずだ。

自分自身がそうであるように・・・

どんな場所にいても、ふるさと横手は私の誇りだと胸を張って言えるように、そんなまちにしていくために、一手一手を着実に進めていかなければならないし、選択を誤ってはならない。

議会は、そのことを示す場所でありたい。

議員と話をすることが、議会を観ることが「主権者教育」そのものであるということを私たち自身が胸を張って言えるように、建設的な議論をしていきたいものである。

明日からの15人の論戦にご注目下さい。


追伸・議会での「やらせ質問」が新聞紙上を賑わせているが、事前に当局側が議員の質問内容について、個別に要請をするなどということが仮に事実であるとするならば論外である。

横手市議会ではもちろん行っていないことだが、当局と議員が事前に原稿を交換しているケースがあるというのはちょっと理解できないし、事業化がすでに決まっていることを敢えて一般質問に取り上げて、自分の手柄だと強調するというのも、何か違うような気がする。

一般質問とは、お互いが事前に書いてきた原稿を読み合わせる場所ではなく、真剣勝負で、心からの言葉、分かりやすい言葉で未来を語る場所にすることが、議会に対する敷居を下げることに繋がるんだろうと思う。