奥 山 豊 和 (おくやま とよかず)公式ブログ

培った経験と人脈を活かし、生まれ育った故郷を元気に。
対話重視、市民が主役の市政運営を取り戻します。

リノベーションって何?~総務文教常任委員会での議論~

2016-06-28 22:31:37 | 日記

今日は議会だよりの編集会議。

6月定例会の日程が例年より後ろに1週間ずれたため、7月15日に市民の皆様の手元へお届けするためにいつもよりタイトな編集日程である。

いつも催促をしないと原稿を提出されない方は、「議会だより」をどのように捉えていらっしゃるのでしょうね。


さて、前回の続き。
先週23日(木)に行われた総務文教常任委員会での質疑について。

まずは、「広域防災拠点機能を有する横手体育館(よこてアリーナ)建設促進を求める請願」についての審議。4名の紹介議員の内お三方にお越しいただき質疑を行った。

3月議会で予算を削除し、そのことを受けて市長も「断念する」と正式に表明している、言わば一度「決着のついた」案件である。

紹介議員をお引き受けになった議員各位の気持ちも理解できる。
「あったらいいね」という施設だからである。

約1時間半。

同時進行していた他の常任委員会の審議を一時中断していただいての、真剣な議論であった。

議会は馴れ合いの場所ではないが、日ごろから親しくご指導いただいている先輩方と、あのような形で、交わらない議論をしなければならないのは心苦しい限りだった。

感情的にもなってしまう。

私から申し上げたのは一点だけ。

一般質問でも申し上げたことであるが、今、施設型の観光施設整備ではなく、地域資源を活かし、みんなで一緒になって観光地域づくりをしていこうとしている一方で、何か施設を建てれば外から人を呼び込むことができるという発想は矛盾していないか?

ということである。

真剣に考え、信念を持って出した答えを、この短期間で覆す大義は私にはなかった。

結果は、賛成2、反対5、欠席1(議長は加わらない)で、私は3月に引き続き反対。

未だ「くすぶっている」と言われているこの問題に必要なこと、まずは「リセット」だと思う。

今になってから「そうではない」と言われましてもね・・・


補正予算の審議では何点か質問。

まず、総務費の地域振興費、過疎地域等集落ネットワーク圏支援事業については、大森町保呂羽自治会が行う結いの支え合い事業が総務省の補助事業に認定されたことについて。

「共助」が、全市に当てはまる地域政策の答えであるとは必ずしも言い切れないとは思うが、現に市内の共助組織は過疎地域活性化系の様々な事業の採択を受けていることから、地方創生の「小さな拠点」整備事業をフルに活用して、現在停滞している「交流センター化」を加速させてほしいということを申し上げた。

教育指導費の「いのちの教育あったかエリア事業」については、文科省の道徳教育総合支援事業において秋田県の特色ある道徳教育が紹介されていることから、横手市の現在の取り組みについてお聞きした。

秋田の子どもは自己有用感、「自分が属する集団の中で、自分がどれだけ大切な存在であるかということを自分自身で認識すること」が不足している傾向があるそうで、まずはひまわりを育てることなどを通じてそれぞれ特色的な指導を行っているようだ。

「有用感」という言葉、恥ずかしながら初めて聞いた。

教育行政というのは日々勉強である。


他に、管内視察ということで、総務省のオープンリノベーション事業で改修した増田庁舎と、4月にオープンした生活環境施設「ほたる」(ざっくり言うと観光案内所)を視察。

増田庁舎については、正直言って愕然とした。

国の補助事業のため3月いっぱいで改修事業は終了。4月1日から行政機能は2階へ移動し、総合窓口は1階に設置し動き出していた。
図書館については、本の運びだし等の関係でオープンは7月という説明であった。

それはそれで結構である。

しかし、エレベーター設置工事が思った以上に大ががりななものになっており、せっかくの1階の窓口は閉鎖。正面入り口はまたシートで覆われていた。

用事のある方は横の通用口から入っていかなければならない。
普段あまり訪れない方は、入り口がどこにあるかも分からないだろう。

なぜこうなっているかということは、今回私たちが委員会で視察に行っていなければ分からなかった事実である。

ここは一体何なのだろう?何がしたいのだろう?

地域の方々は、約10か月にもわたり工事が続き、不便な状況が続いている事実をどう受け止めていらっしゃるのだろう?

誰のための、何のための施設なのかということである。

役場は役場、それが本来の姿ではないか。

場当たりでブレまくりではないか。

ポリシーのない「リノベーション」から何を生み出そうというのだろうか?

これからもしっかりと見守っていきたい。



「ほたる」の外観。

増田のまちなみの入り口で、大型バスの駐車場も完備で観光客をお迎えする拠点施設である。

いわゆる、古くて新しいたたずまい。

恥ずかしながら、よく知らずに「この辺の梁はそのままなんですか?」などと質問してしまった(笑)
併設の内蔵は以前のままだが、この大きな建物は全くの新築。

それ位、趣のあるいいたたずまいである。

おみやげを買い求める長蛇の列ができるなど、今のところ大盛況のようである。

他ではあまり見ない増田の特色ある商品が売られていて、とても結構だと思う。
地元りんごでつくったドライフルーツ、最高でした。


これまでに一体何度聞かされてきた言葉だろうか?

いつも「説明が足りない」などという入り口の手続き論で、核心の議論にたどり着かない状況を若輩ながら憂慮している。何とか改善できないものだろうか。


明日は6月議会の最終日を迎える。

産業建設分科会からは、予算の修正案が提出されるようだ。
3月に引き続いて2回連続の修正なんて、こんなことって今まであったのだろうか?

アリーナに関する請願についての採決も行われる。


追伸・消防訓練大会に向け、連日早朝練習を行っている。

小型ポンプ操法3番員として3年目。
今日、初めて何かをつかんだような気がする。

本番は日曜日。選挙もあって大変です(汗)




一般質問を終えて~横手北中の生徒たちに伝えたかったこと~

2016-06-26 21:41:21 | 日記

6月議会は29日(水)に行われる委員長報告、討論、採決を残すのみとなった。
最終日に、また大きな山場がありそうです。

さて、3日間にわたり行われた一般質問。私は22日(水)に登壇。

率直な感想は・・・時間切れ、ですね。
最も、あれ以上削るところなんてありませんでしたが。

手持ちの武器を思い切って捨ててみたが、それでも時間が足りなかった。

これまでの反省を踏まえ、あまり型にはめず、できるだけガチンコでやろうと心がけていたことはある程度実行できたと思っている。

空気を読んで一瞬の判断、ポイントを絞って、1時間で議論を深めていけるよう、日々修行である。

言いたいことを言うのではなく、伝えるべきことを伝えなければいけない。

それでも、先輩方からはありがたいお褒めの言葉も頂いた。
初日、二日目の議論があったからこそだったのだと思っている。

技ありの合わせ一本になったかどうかの判断はお任せしますが(笑)

DMOに関しては、これまでのような施設整備型の観光地づくりではなく、多様で貴重な資源を活かしながら、地域の中で活躍する多くの人たちが主役の「観光地域づくり」。

サービス産業の中のごく一部の観光ではなく、全ての産業が横断的に観光に関わっていくことで、地域全体を活性化させる手段としての観光。

ここに暮らす私たちが、豊かで住みやすい地域づくりをしていくことが大切だということである。

しかし、今の横手版DMOにはそういった「地域づくり」視点、働きかけがまだまだ足りないと思う。

何を旗印にDMOを立ち上げるのかもあいまいである。

「旗印を決めるためには、多様な業態の皆様との合意形成が必要」という答弁は、現場の事務方の想いであって、私はトップがどんなビジョンを持っているかを問うたつもりだった。

地域独自の価値をブランド力として確立するためには、地域の観光資源を絞り込んで、一つのコンテンツを徹底して押し出していくことが重要で、売り込むものを決めたら簡単に変えてはいけないということであり、それはB級グルメでもゆるキャラでもない、ということである。

「DMOが、一部の人たちだけでやっている印象を与えてはいけない。」

「観光で儲かったお金を農家に還元させること。」

「平場でお互いのやることを整理しておかないと、後でトラブルになる。」

「事前に思っていることを言い合う場が必要で、議論を重ねる中で、この部分は一緒にやろうという合意形成ができる。」

こういう指摘がこれまでのDMOの勉強会で出されていることが、市役所内でどれほど共有されているのか、市長のところに上がっているのかということである。

それぞれ与えられている立場、仕事の中で、観光という切り口で自分には何ができるのかということを考えることが必要だと思う。

そうしないと、今までと同じ、観光課だけの観光組織になってしまうだろう。

「観光団体の事業やイベントの段取りに、あまりにも市の職員が関わりすぎている。そろそろ自主的な運営を」という初日の加藤議員のご指摘はごもっともである。

合わせて、青山議員が指摘されていた、ふるさと納税の返礼品について業務委託している大阪の業者に、昨年度の寄付額5410万円の内548万円が市外に流れているという事実。

これをDMOが担うことができれば、自主財源の確保だけでなく、返礼品を通じた横手産品のPRや滞在型商品の提供を通じて、広く横手市の観光PRに繋がり、そのことが横手ファンを増やし、さらなるふるさと納税も期待することができるという好循環が生まれ、一体的で行うことによる相乗効果も期待される。

何よりも、そのことによって自立した組織運営が図られるではないか。

「可能性について市内団体と協議を重ねる」とは言うが、この部分だけをとってみても、市全体で観光地域づくりをしていこうという理念が浸透していないし徹底もされていないということなのだと思う。

この日は、横手北中学校の生徒16名が傍聴に来てくれていたということもあって、4月に北中と十文字中の生徒たちが修学旅行で首都圏を訪れ、横手産野菜の販売や観光パンフレットを配って横手をPRしたという取り組みを紹介させて頂いた。

地元のことをPRするためには、地元の事を分かっていなければならず、そのことで自分たちのふるさとを深く知ることに繋がるという私からの指摘に対し、教育委員会でも、今「横手を知る」ということをキーワードに、様々な体験的な学習に取り組んでいることをご紹介頂いた。

これからはぜひともこのような取り組みを、DMOの一部に組み入れて、戦略的かつ一体的な取り組みで横手のPRにつなげていってほしいものと思う。

どこで、誰に対して、何を売ったら横手市にとっていいのかということを生徒たち自身が考えて実行してみるという取り組みも、これから検討頂ければと思う。

やりとりをご覧になられていた皆さんには、こじつけの質問に聞こえたかもしれないが、バラバラの取り組みでいくら売り込んでも、観光客には響かないという課題、DMOを組織することの意義を中学生の取り組みを例に申し上げたかったのである。

ナイスなタイミングで傍聴に来てくれて本当にうれしく思う。

実はこのやりとりが、翌日の秋田魁新報の「ふきのとう」のコーナーに取り上げて頂き、「生徒たちは、自分たちの話題が出たことに驚き、『クラスメートに報告したい』と喜んでいた」との紹介があった。

もしかしたら議会という場所は、子どもたちにとってお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんの世代が話し合いをしている遠い場所に映っているかもしれない。

そうではないんだということを、少しでも感じてほしかった。

みんなでやらなければ、まちづくりなんてできっこない。

より主体性を持って横手市に接するきっかけになってくれればありがたいし、選挙権を持つということがどういうことなのかということについても考えてみてほしいものである。


2点目の質問の「若者出会い・結婚生活応援事業」については、再質問の段階で残り5分。
残念ながら、議論を深めることができなかった。

「横手市共通商品券を活用することで、市内経済循環の拡大を促したい」という当局の考えと、若者を応援しようという旗印の下で事業者を募り、サービス合戦を行うことで地域経済を活性化させたいという私の想いは交わることはなかった。

DMOも一緒である。

市長が就任当初から掲げる「横手愛」。その旗印の下で「みんなでやろう」ということを、「横手愛」を具現化する政策を実行して頂きたい。

人事権があって、予算権があって、執行権がある皆さんにはできることである。

私には、確かなビジョンを持って、こうすればいいんじゃないかということをぶつけ続けていくことしかできない。

日々感性を磨き、外の世界を見て、現場を歩いて、自分を高めていきたい。

録画はこちらから。スマホ・タブレットからもご覧いただけるようになりました。
http://www.city.yokote.lg.jp/gikai/movie000659.html

23日(木)に行われた総務文教常任委員会での質疑については、また次回・・・


追伸・一般質問とは何か、議員の存在意義とは何か、ということを改めて問い直している。

市民に見せることが目的の質問であるのならば、それは、町内会でおやりになったらいい。


安倍総理・総裁が横手に。

2016-06-15 22:45:49 | 日記

今日は、来週行われる一般質問の要旨届け出日。

以下、通告した内容をそのまま掲載します。

~~~~~~~~~~

1.主体性のある「観光地域づくり」の実現に向けて

1)よこて版DMOについて

・何を旗印に地域DMOを立ち上げるのか。市民生活にはどのような効果が期待されるか。

・行政の役割は何か。市役所内の部局横断、産業をまたいだ取り組みについてどのように考えているか。

・「地域づくり」の観点から、市民の関わり方、市民協働の具体的手法について。

・域内での経済効果をより高めるために、今後の地域連携・広域連携の在り方について。

2、「若者出会い・結婚生活応援事業」の取り組みについて

地方創生の柱の一つである「子育て支援・人口減少対策」の一環で、今年度の重点事業として新規に行う次の2事業について、その実施方法を問う。

1)「幸せ点差ブーケトス事業」について
結婚祝金・仲介報奨金に「横手市共通商品券」を用いる意図は何か。また、このような政策決定に至った経緯について問う。

2)「三世代同居等促進住まい支援事業」について
建築・リフォーム費の負担軽減のために直接支援すべきであり、「横手市共通商品券」を支給することのメリットが感じられない。
他の住宅補助事業と同様の扱いとし、県事業も含め一つのパッケージで、市民や事業者に分かりやすく使い勝手のよいものにすべきではないか。

~~~~~~~~~~

今回は12名が登壇。私は全体の9番目で22日(水)の10:00からになります。

参院選の公示日です。

インターネット中継でもご覧いただけますが、お時間のある方はぜひ議場へお越し下さいませ。

原稿はこれからですが、今回は議論がうまくかみ合うかちょっと心配です(笑)
というか、こんなに後ろでやるのは初めてです。

DMOについては同期の加藤議員が先に取り上げて下さるので、あまり重複しないように議論の流れをしっかりと意識しながら望んでまいりたいと思っている。


さてさて、ご案内の通り、本日横手市を会場に行われた自由民主党街頭演説会に、安倍晋三内閣総理大臣が駆け付けて下さった。

総理が入られるということでものすごい警備。旧知の記者さんにもたくさんお会いした。

横手市と秋田市でやるという意味。注目度の高さを伺い知ることができる・・・



品川ナンバーの、このどでかい街宣車は党本部のもの。



安倍総理。ものすごい人気だった。

華のある政治家。今もなお高支持率を維持しているのも納得である。

候補予定者の石井ひろお先生も、これまで以上に熱のこもった素晴らしい演説だった。

「総理には、数年前から秋田県の500歳野球大会に内閣総理大臣杯を提供して頂いているし、東京オリンピックに向けて新国立競技場の設計を白紙撤回して頂いたことで、今度は国産木材が多数使われることになり、ぜひ秋田杉をたくさん使えるように努力していきたい」

ということなどに触れ、引き続き与党の国会議員として、文教スポーツに率先して取り組む石井先生の活躍の幅がこれから益々広がっていくものと思う。

街宣車の前には、日頃から自民党を石井先生を応援する市議団も整列。

思いがけず総理は応援演説後真っ先に駆け寄って下さり、皆さん嬉しそうにがっちりと握手。

野党側も大物政治家を次々と投入しているようであり、まさに秋田は有数の激戦区ということである。

参院選は政権選択選挙ではないが、与党に対する中間選挙的な意味合いを持つ。

争点は色々あるし、感心を寄せる政策課題というのも人それぞれである。投票行動についても、判断する基準は様々だと思う。

しかし、この道を前に進めていくのか。それとも、来た道を引き返すのか。

私は、苦しくとも、いつだって前を向いて歩きたいと思う。


追伸・舛添都知事がついに辞任。政治家にとって、信頼を失うことがいかに恐ろしいことなのかということを痛烈に実感している。

「信なくば立たず」

である。


6月議会初日。

2016-06-14 23:16:49 | 日記

昨日、6月議会が開会した。会期は29日(水)まで。

冒頭、全国市議会議長会永年勤続表彰を受賞された先輩議員各位に賞状をお渡しするセレモニー。
新横手市誕生から10年。これまでのご功績に深い敬意を表しますとともに、引き続きのご指導宜しくお願いいたします。

市長の所信説明演説に続き提案された、今年度の一般会計補正予算2億3600万円について2点質問。

商工団体連携地域活性化事業として、横手商工会議所とよこて市商工会が発行する共通商品券の事業支援に要する補助金300万円について。

前回のプレミアム付き商品券と比べ今回のものはそもそもプレミアムがなく、会議所や商工会の窓口のみでの販売ということで、市民・利用者のメリットはさほど感じられない。

市内の消費経済活動を促進させることが目的だとするならば、地域経済の実情をよく知る地元金融機関との連携は欠かせないものと思う。

しかも、横手市は北都銀行さんとの間で、今年の3月に地方創生に関する包括連携協定を締結していることから、この結びつきを最大限活用することが大切であるという指摘をさせて頂いた。

2点目は、農業費の作物振興事業、TPP対策関連事業の一つとして、昨年度の国の大型補正予算で新設された「産地パワーアップ事業」に要する補助金1億3000万円について。

これは、機械購入やリースに対する2分の1補助という大変魅力的なものであるが、コストの10%削減、販売額の10%増というような計画を提出しなければならないことから、大変ハードルの高い事業であることは否めない。

市内の意欲ある農業者が手を上げようとしても、市の窓口に相談した段階でほとんど門前払いのような状況が多く聞かれたことから、地域の実情をきちんと踏まえながら、農家に寄り添い、国の事業との隙間を埋めるような取り組みが農林部の仕事であるべきだと申し上げた。

市としても個別にヒアリングをしながら、できるだけ多くの意欲ある方が様々な事業を活用できるようにしたいとの事だったので、周知も含めて今後も丁寧な対応をお願いしたい。

今回は、一般質問を予定している。

質問要旨の届け出と内容の聞き取りは明日。

詳細は提出後お知らせします。


12日(日)、秋田市のホテルを会場に第61回自民党秋田県連定期大会が開催された。



県内の同志議員、秘書仲間と親しく言葉を交わすことができた。

引き続き行われた、来る参院選秋田選挙区に立候補予定の現職、石井ひろお先生の総決起大会には、内閣官房長官の菅義偉先生が今年も駆けつけて下さった。



出身地湯沢市で行われた、ふるさと後援会主催による集会も大盛況だったようである。

郷土秋田の星。

内閣の要として日夜ご奮闘されていることは皆さん十分ご承知のこととは思うが、内閣官房長官の在任歴代1位となるのも目前のようで、まさに史上最強の名官房長官である。

アベノミクスの効果として、24年ぶりの高水準である有効求人倍率を始め、軒並み過去最高を記録している様々な指標を例にしながら、この経済の好循環をさらに加速させていくことの必要性。

一方で、個人消費がなかなか上向いてこないことから、この度消費税率の10%への引き上げを延期したことなど、大変分かりやすいお話を頂いた。

明日は、安倍総理が来秋され、秋田市と横手市で遊説をされる予定となっている。

総裁自ら、全国各地の激戦区に足を運ばれている。

東北は、2人から1人区となる宮城・福島では現職が生き残りをかけてガチンコの戦いを繰り広げているなど、6県全てが大接戦となっているようだ。

9年前のことは、今でもはっきりと覚えている。

参議院選挙の難しさ、全県1区1人区の厳しさ・・・

この道を、力強く前へと進めていくことの意義を、丁寧にかつ謙虚に訴えていくことこそ大切である。




来週から6月議会。

2016-06-11 21:53:13 | 日記

月曜日からはいよいよ6月定例議会が開幕。
その前に、今週の日程を振り返ってみたい。

7日(火)。

まず、午前中は議会運営委員会にオブザーブ参加し、午後イチの広報委員会では、主に7月発行の議会だよりの紙面構成について打ち合わせ。

その後開かれた議会全員協議会では、6月定例会に提案される予定の議案説明が行われた。

専決処分された報告議案については本会議での説明が省略されることから、このタイミングでしっかりと審議。

いわゆる「事故による損害賠償額の決定」については、相変わらず不注意による案件が多いように感じる。

スクールバス運転中にスノーポールに接触した事例については、事故の詳細をお聞きした。

児童を降ろし車庫に帰る途中だったとはいえ、一歩間違えれば大きな事故につながりかねないひやっとする事案だった。

再発防止の徹底をお願いしたい。

それにしても、当局の方々は、質問を受ける前提であの場所に来られているのだろうか?
専決処分とはいえ、できればごく単純で素朴な疑問点にはすぐに答えられるような準備をして頂ければと思う。


8日(水)。

総務文教と産業建設常任委員会合同協議会に出席。

「横手市共通商品券」発行事業の説明については少し紛糾した。

商品券それ自体がだめだと言っているのではない。

やり方、市役所の関わり方がそもそもの疑問だし、なぜその事業に商品券を使わなければいけないのか。

オープンな議会の中で改めて問うて参りたい。

夜は、横手市観光協会主催のKIRIN一番搾り「秋田づくり」発表披露パーティーに参加。



原料にあきたこまちを使っているとのことで、どことなく米の甘みが感じられる地元ホップの香りさわやかなとてもおいしいビールだった。

大森ワインの新酒も少しだけ頂いた。

おいしい地元のお酒を堪能できたことと、それ以上に参加者の方々との懇談の中で、率直な生の声を多数お聞きすることができ、大変充実した夜だった。


9日(木)。

横手かまくらFMの「もっと教えて、横手市議会」の収録。
6月定例会の概要説明をさせて頂いた。

放送日は、来週13日(月)午前10:45~11:00、14日(火)朝7:30~7:45です。

広報委員会のメンバー中心に定期的に回ってくるこの役目。

堅苦しい内容をできるだけ噛み砕いて、自分の言葉で話をするように心がけている。

今、私たち広報委員会は、議会だよりだけでなく、FM番組やホームページをさらに充実させることによって、より開かれた議会、市民のみなさんに身近に感じて頂ける市議会にしていくための様々な改革を、みんなで一生懸命にやっている。

過去にない取り組みも検討している最中である。

立ち止まらずに広報活動を充実させていくことこそ、議会改革を率先して行うということだと思っている。
ぜひともご注目下さい。

この日は別件で会議がセットされていたようで、控室でみなさんと懇談。

こういう会話が大切である。6月議会、ビシッといきたいと思う。


そして、昨日10日(金)は、横手市中学総体陸上競技大会のお手伝い。

最近、陸上ネタが多くて恐縮です(汗)



生徒数の減少を実感する。

私が審判としてここに帰ってきた時、1年生で補助員として手伝ってくれたあの子が3年生に。

ちゃんと、砲丸投げになっているじゃないか。

なんだか微笑ましかった。

君の陸上人生はこれからだ。高校でも頑張れよ!


明日は自民党秋田県連大会に参加のため秋田市へ。

そして、消防訓練大会の早朝練習もいよいよ始まる。