平成最後、令和初の2019年。残すところあとわずかとなりました。
12月議会が終わってからは、議会だよりの編集や、平鹿中学校で行われた防災に関する授業の見学、山形県東根市の図書館視察、岩手県盛岡市での慰労会などが続いていましたが、師走の時計の針というのは徐々に加速していく感覚です。
1週目のドカ雪に長い冬になりそうだと覚悟を決めていましたが、その後あっという間に消えてしまい、それでもクリスマスにはイイ感じに雪がちらつく冬将軍の粋な計らい。
そして、雪のない年越しも久しぶりだなと思っていたところに寒波襲来で、一面真っ白の氷の世界です。
押し迫ったこの時間帯にパソコンを開き、皆様へのご挨拶を申し述べるのも恒例となりました。
平成の幕引きと新しい時代、令和の夜明け。
あっという間の365日でしたし、こんなにも全国津々浦々を旅した年はなかったように思います。
人の縁、同志の絆に支えられた、生涯忘れられない年でもありました。
全国若手市議会議員の会会長として得たものは想像以上に大きく、様々な場面で貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。今、全国各地でお会いした皆さん、お世話になった方々の顔がまぶたに浮かびます。
そして、市議会議員として7年目に入り、2期目も折り返しを過ぎました。
20代はひたすら修行の日々…歯を食いしばって築いた土台の上に、悩みながらも一地方議会人として学び積み上げてきた30代もあとわずか。40代に突入する2020年は、いよいよ、東京オリンピック・パラリンピックを迎えます。
1964年大会は、戦後復興とまさに高度経済成長の日本の勢いを世界中に知らしめる強烈なインパクトがあったはずです。
今回は、成熟社会・人口減少社会に突き進む日本という国が、世界の人々に何を示すのか…
夢の実現に向かって努力してきたアスリートたちのパフォーマンスに、きっと多くの感動を得ることでしょう。
めったにない自国開催のオリパラをみんなで楽しみながらも、政治に携わる私たちは、縮小社会を見据えた政策展開と政治判断をしていかなければならないと思っております。
誠実に、真っ直ぐにあるべきです。
振り返ってみれば、今年もまた災害の一年でした。
日常を取り戻せずに年越しを迎えている方々も多くいらっしゃることと存じます。
1日も早い復旧復興をお祈りしながら、被災された方々に寄り添い、教訓として日々の生活の安心安全を第一に考えることも、政治行政の当たり前の役割と言えるのではないでしょうか。
時代の転換期。技術革新。
変わることに躊躇していては、責任を果たすことができません。
しかしながら、根拠なき幻想を振りまいた挑戦では、きっと路頭に迷うことでしょう。
日々新たに、ブレずに自分がやるべき事に覚悟を持って、愚直にこの道を進んでいきます。
忙しくも充実した年でした。反省も尽きません。
改めまして、相変わらずの更新頻度と長文というつなないブログにお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。今年1年間のご厚誼に深く感謝申し上げながら、締めくくりとさせていただきます。
どうぞよい年をお迎え下さい。