奥 山 豊 和 (おくやま とよかず)公式ブログ

培った経験と人脈を活かし、生まれ育った故郷を元気に。
対話重視、市民が主役の市政運営を取り戻します。

自衛隊入隊予定者激励会

2014-02-28 22:10:42 | 日記

昨日、横手・湯沢地区自衛隊入隊予定者激励会が、13時から湯沢グランドホテルを会場に開催された。

秘書時代から自衛隊OBの皆さんの会にご一緒させて頂くなど何かとお世話になっていたこともあり、皆様とお会いできることを楽しみにしていたが、13時30分から議会広報委員会がセットされたため、残念ながら開会前に顔を出し少しだけご挨拶させて頂いて、すぐに退席せざるを得なかった。

領土問題をはじめ近隣諸国との不安定要素を抱えている今、我が国の平和と独立を守り、国家国民の安全を保つべく日夜奮闘されている自衛隊の皆さん。また、災害派遣活動や国際緊急援助活動を通じて国内外を問わず活躍されるなど、私たち国民の安心安全のために大きな役割を果たしていることに感謝を申し上げなければならない。

先般横手市において、積雪期の地震発生を想定した防災訓練を行った。孤立集落へ自衛隊員が雪上を機動して救助に向かう姿に頼もしさを感じると同時に、集団的自衛権の行使容認をめぐる議論が注目されている中で、やはりいざという時に力を発揮してくれる自衛隊の存在があってこそ、私たちの日々の生活があり、まさに自衛官お一人お一人の双肩に、祖国日本の繁栄がかかっているのだと改めて思った次第である。

志高く厳しい世界に身を投じる若者たちの、前途洋々たらんことをお祈りしたい。

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2度目の一般質問

2014-02-27 22:39:05 | 日記

昨日、一般質問の通告をした。
12月定例議会に続いての質問である。

以下、通告した内容をそのまま掲載します。

~~~~~~~

1.雪対策について
1)今冬の除雪対応の総括と次年度以降に向けての課題

2)財源の確保について
 
・特に、国に対しては具体的な要望をどのように行ったのか。

3)雪を前向きに捉え、雪と共に生きる横手市の創造
①エネルギーとしての「雪」
・再生可能エネルギーとして雪氷熱利用に対する考え方。
②スポーツとしての「雪」
・身近に雪のある当地域において、幼少期から雪と親しむ環境を積極的につくることで、ウインタースポーツで活躍する選手を育てていくことも必要ではないか。
・屋外スポーツ施設の早期の除排雪について。
③観光資源としての「雪」
・シーズンを通じて雪に触れ合う環境を提供できないか。

2.消費税率引き上げに伴う施策について
1)引き上げ分の地方消費税収(社会保障財源化分)の使途
(どのような形で市民に周知し、還元していくのか)

2)低所得者等への支援策について

~~~~~~~

3月議会は、一般質問に加え会派代表質問も行われる。
前回に引き続き、新人議員5人全員が登壇することとなった。

みなさんそれぞれ得意分野をお持ちで、新人とは言いつつも豊富な経験を併せ持つ頼もしい同志である。

前回の質問後、ある方に「奥山議員の専門は何ですか?」と聞かれた。前回は初当選直後ということもあり、新市長がこれからどのような市政運営を行っていくつもりなのかを問いながら、私自身の意気込みを申し上げさせて頂いた。

具体的ではない?結構である。

今回は自分の経験を踏まえながら、これまでとは違う切り口から挑んでみたい。

来週6日(木)午後1時すぎからになります。
おそらく、横手かまくらFMでも実況されます。
横手市ホームページでもライブ中継されます。

とは言いつつも、原稿はこれから・・・あと1週間である(汗)


3月定例議会開会

2014-02-25 22:31:26 | 日記

3月定例議会が始まった。

昨日は市長の所信説明演説。時間にして1時間10数分。市長の熱意とやる気が感じられたし、市町村合併後最大の予算規模ということで、農林部の新設に代表されるように、とにかく農林に力を入れるための予算を積み上げた、そんな印象を受けた。

引き続いての教育委員長からの教育方針の説明。
これまでは事務方トップの教育長から説明していたのが、今回は教育委員長からの説明であった。もちろん、目指す理念には共感しているし、我が会派には教育の専門家がいるため常に色々な話をきかせてもらっている。

私もスポーツに真剣に取り組んできたこともあって、スポーツを通じた人材育成、常に教育問題には関心を寄せているつもりだ。しかし、現場からは長く離れていることもあり、これからは色々な機会を通じて生の声を聴きながら、教育行政について考えて参りたいと思う。

そして、今日は一般会計と特別会計予算の本格的な審議。
所属する厚生関係予算は後日委員会でじっくり審議することとして、それ以外については今日を逃せば意見を言う機会がないというのが現実である。

土木費のところで、先日大仙市大曲において橋の路面が抜け落ちた事例を紹介しながら、「老朽化した橋や道路の点検はどうなっているのか?」という質問をした。

「橋りょうの長寿命化予算の中で対応している」との答弁で、数年前に国の指導により大きな箇所は点検を済ませているという。しかし、大きなところより生活道路、40年も50年も経過し、普段気にも留めず何気なく通っているようなところが実は危険で、今こそ、そういった身近な所のインフラ更新の時期にあるのだ。

パトロールは日常業務として行っているようである。しかし、崩れてからは遅いのであって、まさに国土強靭化の考え方、大型の防災減災事業も大切だが、老朽化したインフラ整備も行政の責任でしっかりと対策をとっていく必要があると思う。

明日は、一般質問の通告日。

しかし、実際に質問をするのは来週の5日以降となる。

一週間も前の通告。聞きたいことはまだまとまっていない。

比較することではないのかもしれないが、国会は前日の夕方5時とか、そういう時間であった。そこから答弁を作成する官僚の皆様のご苦労には頭が下がる思いだ。


3月定例議会へ

2014-02-22 18:18:59 | 日記

来週月曜日から3月定例議会が始まる。
高橋市長が就任後初めて編成した、来年度予算を審議する重要な議会である。

新聞報道の通り、予算規模は554億7800万円で、前年度比からは53億7200万円、率にして10.7%の増という、市町村合併後最大となる。

クリーンプラザよこて(新ごみ処理統合施設)や統合小学校の整備費として、建設関係費が55%以上伸びたとはいえ、優先課題推進枠として4億1290万円が計上されるなど、これまでの継続性に加え、新市長のカラーを反映させるための積極予算であると言える。

先日議案説明会が行われたが、分厚い予算資料を全て説明するはずもなく、新規事業など主なものをかいつまんでの説明であった。
国政の頃も感じていたが、予算書の全てを隅々把握している人はいないと思う。

以前、財政の勉強会の際に、事業説明の歳出予算内示書というものを見せてもらったことがあるが、事業の概要から明細の内訳、お茶代に至るまで事細かく記されていた。
仮に全ての予算の内示書を印刷して積み上げたらものすごい量になるだろう。全部配ることは無理かもしれない。しかし、予算審議をする議会という立場を考えた時、「○○事業費が○○○円だ」と言われても、具体的にどういう事をして、どのような効果があるかは見えてこない。「主な事業」と言われてもそれ以外はどうなんだと気になってしまうし、そもそも、何を基準に「主な」と言われているのかも分からない。

例えば、国の官僚が関係する議員に法案の説明をする場合、そもそも法案の文面は同じ文字の大きさで同じ間隔で、しかも縦書きになっていて非常に読みづらい。
しかし、彼らはそれを一枚紙にまとめた資料で10~15分で要点をサッと説明してしまう。予算も然りである。

一時期注目された「事業仕訳け」はまさに、予算の使い方をオープンにし、誰の目にも見えるかたちにしたものであり、地方自治体においては一定の効果が出ていると認識している。

少なくとも、予算審議の前提として、やろうとする事業についてのそれぞれの目的と概要、その成果と検討課題、そして財源の内訳は分かりやすく示すべきだし、市民の付託を頂いて予算審議をする我々に対し、無駄に紙を配ることは控えるにしても、電子媒体で提供する位の事はしっかりと検討してもらいたい。
「市民に開かれた議会」をつくっていくたためにも大切なことであると思う。


横手のかまくら

2014-02-16 16:46:43 | 日記

昨夜、横手かまくら祭りに行ってきた。

会場に足を運ぶのは何年ぶりだろうか?小さい頃、親に連れて行ってもらったのだろうが、ほとんど憶えていない。地元に居ながら、一番の伝統行事、祭りのことを知らないというのは大いに問題があると思う。自分の目で見て体験して、外の人に対してふるさとの魅力を語る。そういう努力を一人ひとりが、それぞれの場面で行っていくことの大切さを改めて考えさせられた。

横手駅西口に車を停めて、あいにくの雨雪であったがメイン会場を含め何か所か見て回った。駅前に降り立つ観光客の立場になってみれば、動線が分かりにくく、そもそも駅前自体が盛り上がっていない。あれは如何なものか。

会場周辺では、横手やきそばなどの屋台が立ち並ぶなど盛り上がりを見せていたが、もっと特産品を味わう場所、お土産を買う場所があってもいいと思う。市役所周辺の駐車場に中途半端に車を停めるのではなく、あのようなスペースをもっと有効に活用し、思い切ったイベントを展開してもいいのではないかと感じた。

いずれにしても、あの幻想的な雰囲気。そして、「寒いけど、あったかい」、長年受け継がれてきた横手の風土、気質を表している誇るべき文化であることは申すまでもない。

豪雪地帯・横手にあって、しっかりと伝統を守りながら、雪と共に生きる横手を全国に発信していく。これからも、横手の真ん中で光り輝く「かまくら」であってほしい。

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さて、いよいよ明日、3月定例議会が招集告示され、あさってには議案説明会が行われるなど、新市長になって初めて編成された26年度年度当初予算を審議する議会に向けて動き出すことになる。

12月議会に引き続いて、一般質問に立つつもりであるが、まずは明日配布されるであろう予算書の分析、市長のカラーがどの程度反映されているのかに注目したい。

前回の質問は理念的な要素が多かった分具体的に、そして自分らしい視点というものを大切にしながら、「論戦を挑む」という言い方はあまり好きではないので、しっかりと質して参りたいという決意を、まずは申し上げておきたい。

キーワードは、やはり「雪」になるだろう。