奥 山 豊 和 (おくやま とよかず)公式ブログ

培った経験と人脈を活かし、生まれ育った故郷を元気に。
対話重視、市民が主役の市政運営を取り戻します。

実りの秋に。

2023-09-07 21:46:59 | 日記

皆様どうもご無沙汰しております。奥山豊和です。

今年の夏は過去に経験のない酷暑となりましたね。

横手市は観測史上最高の39.2度を記録するなど、もはや真夏日・猛暑日が何日続いたのかわかりません。ジリジリと日差しが肌に突き刺さり、外にいると命の危険を感じる程でした。

そんな訳で、私自身かつてないほどにキンキンに冷えた麦茶とスイカ(+缶ビール)を補給する毎日でした(笑)

マイペースで農作業をしている自分たちは暑さから逃げることができましたが、工期に追われる現場をはじめ、相手のあるお仕事をなさっている方々は、とてつもなく大変な夏だっただろうと推察いたします。

この暑さですから作物の生育も早くそれに負けじと雑草も頑張ってくれるものですから、草刈りは本当にしんどい作業で、圃場を一巡したと思ったらちょうどいいタイミングで草が生い茂っていく…まさに「草刈り無限ループ」を満喫しました。

極力自走式で仕上げは刈払機を使う【二刀流】で。

刈払機のスイングはハンマー投げのそれと通じるものがあって、手先でちょこまか動かすのではなく、腰を落とし体感を意識し上体はリラックスして大きく動かすときれいに仕上がるような気がします。

(最も、振り回しすぎは危険行為なので、近くに人がいないか注意が必要です)

毎日毎日燃料もガンガン減っていきますから本当に大変で、政府はガソリン価格を「175円程度に抑えたい」と訳の分からないことを言っているようですが、世の中ガソリンの単価を気にしなくてもいいような人は一握りです。

子どもの送迎で月3回ガソリンを入れているという話も聞きますし、現場が動くということはそれだけ燃料を使います。我が家も春からどれだけ使ったでしょうか?

燃料代がもったいないからといって手を抜くと、それは品質の低下、収量の低下、ひいては所得の低下に直結します。

人手不足に加え、昨今の燃料費高騰・物価高は全ての国民生活に直撃しています。

何とか、対応をお願いしたいものです。

 

さて、ようやく朝晩は涼しくなり、若干ですが過ごしやすくなったような気がします。実りの秋です。

そんな訳で、我が家も1週間前倒しで稲刈り作業に入ります。

圃場をまわっていると、とっくに刈り頃を迎えている田んぼを多くみかけますが、なぜか現場の動きは鈍いですね。

もはやカレンダーは関係なく、去年までどうだったのかという議論は意味がありません。

出穂からの積算気温到達日がすでに示されていますから、出荷体制も前倒しで進めていかなければ、刈り取りの遅れにより品質が低下し、農家の所得低下に直結します。

この辺りの見極めと適切な指導もぜひお願いしたいものです。

 

「農業は基幹産業」?

補助金を出し手厚く保護していくことだけが全てではないはずです。

生産者の背中を押し、個々の農家にいい仕事をしてもらうためのサポートが十分にできているのかという視点も必要なのではないでしょうか。

 

今年も、各地で災害が多発しています。

身近なところでは、秋田市や県北地域をはじめ記録的な大雨による被害は甚大です。お見舞い申し上げます。

方や、少雨と高温によってまともな収穫が見込めない地域もあるようです。

私達は、高温障害がどの程度出てくるのか刈ってみなければ分かりませんが、たまたま被災せずに「実りの秋」を迎えることができました。

これを「幸運」という言葉で片付けてはいけない程に、いつどこで発生するか分からない激甚化する自然災害。

地球温暖化時代に生きている私達にとって、(繰り返し言われ続けていることですが)住民の命と財産を守るための防災減災対策、国土強靭化対策の優先順位を上げていく必要があります。

 

国、県、市ともに課題しかない中にあって、政治の果たす役割は重要です。

議論しなければならないこと、行動に移さなければならないことは山積しています。

もはや、いつまでも「まったなし」だと言っていられるほど、残された時間はそんなに多くはないはずです…

 

横手市政、揺れていますね。

降って湧いた東口再開発ビルの問題に加えての大型公共施設整備。

「公共温泉」の問題は泥沼です。まぁ、そうなってしまったのは、場当たりその場しのぎの対応を繰り返してきた結果ですが…

 

9月議会が行われているようです。

とても興味深い議論も展開されています。

注目しています。

 

「グランドデザイン」あるのか? ← No

 


最新の画像もっと見る