本日、12月定例議会が開会。
冒頭、10月4日に急逝された故齊藤勇議員への黙祷を捧げ、菅原副議長からは追悼演説が行われた。
私の議席は勇さんの斜め後ろ。あの背中がもう見られないのかと思うと、また込み上げてくるものがあった・・・
実にシンプルな市長の所信説明演説の後上程された議案の審議では、補正予算の部分で1点だけ質問。
商工費・増田のまちなみ振興事業559万円について。
これは、JRが行う「大人の休日倶楽部」や「行くぜ、東北。」キャンペーンにより、増田を訪れる観光客の増加が見込まれることから、最寄駅からバス・ジャンボタクシーを運行させるための予算のようである。
観光政策における2次交通の重要性は、今さら申し上げることではない。
DMO等の観光関係のお話を聞いていると、団体客よりも個人客、日帰り客よりも宿泊客、公共交通機関を利用して来て下さったお客様に、いかにして地域全体を回遊して頂くかという指摘がされている。
ハード・ソフト両面での対策が必要であることは明確な中で、今回の事業は、冬期間の土日祝日に1日6便運航する予定のようであるが、そもそも冬期間だけでいいの?
JR東日本と横手市が特段連携をとっているような話でもなかったし、たまたまこのような話が出てきたから補正で措置したというような印象を受ける。
今回の取り組みを一つの実証実験として、市としての2次交通の在り方について検討していくそうなので、しっかりと経過を見守って参りたいと思う。
観光に行政がどの程度関わっていくのか、その線引きは難しいという考え方もあるかもしれない。
しかし、先日訪れた別府市ではまた新しいPR動画を配信しており、 100万回再生が実現されれば、遊園地と温泉を合体させた施設、その名も「湯~園地」を建設するということを市長自らが公約しているのだから、半端のない覚悟である。
さて、26日(土)は、雄物川体育館で行われた「横手わか杉カップ・東日本中学バレーボール大会」の開会式に参加。
北海道から千葉県まで男女8チームずつが参加。女子バレー日本代表のコーチがわざわざお越し下さり、各道県の精鋭たちは大いに刺激を受けたことだろう。
ここでの経験が2020に繋がることを願ってやまない。
運営の皆さまにも敬意を表します。
そして夜は、母校・大曲高校陸上競技部OB会総会に4年連続の参加。
近年にない盛会であった。
なんと、乾杯の発声をせよとのご指導を頂き、大先輩や先生方を前に大変恐縮したところであるが、次世代からということで指名を受けた次第である。
大曲高校で陸上をやっていなければ今の自分はないと、胸を張って言うことができる。
やってやれないことはないし、個人競技だから、当然自分自身を追い込んで努力することの大切さはもちろん、みんなで一緒にやるということの素晴らしさも学ぶことができたと思っている。
選手強化費の支援が話題になったが、現役には事細かく口を出さない分、Track&Fieldで躍動する母校の選手たちに、皆大きな期待を寄せているのである。
それがOB・OGにとっての喜び、会を組織する意義だと思っている。
執行部や参加者の顔ぶれをみると、平成ひと桁と20年代卒が充実している印象を受ける。
再来年は設立10周年の節目を迎える。黄金世代である私たちの年代がもっと存在感を示していかねばならない。
明後日は、一般質問の届け出です。