奥 山 豊 和 (おくやま とよかず)公式ブログ

培った経験と人脈を活かし、生まれ育った故郷を元気に。
対話重視、市民が主役の市政運営を取り戻します。

友好関係が生み出す新たな力~東北学院同窓会・茨城県那珂市訪問~

2015-08-31 23:36:37 | 日記

9月定例会は明日から再開し、会派代表質問と一般質問が4日(金)まで行われる。

さて、先週28日(金)は、母校の大学である東北学院同窓会の秋田県南支部懇親会が行われ、29日(土)~30日(日)は、友好都市である茨城県那珂市を初めて訪問させて頂いた。


まず、同窓会。



昨年は数年ぶりの開催で、毎年先生方はじめ大学職員の皆様が秋田にお出でになり各地域で説明会を行っていることから、今年もその日程に合わせてぜひともやろうということになった。

昨年から実行委員のメンバーを拡充し、前回の反省を踏まえ、同窓生が親しく交流できる場、幅広い世代が参加しやすい会にするために試行錯誤しながら新しい試みも行った。

昨年並みの40名ほどの参加となったが、皆さんに顔と名前を憶えて頂くために参加者1人ひとりを紹介したり、特別公演として、地元で活躍中の女性コーラスユニット「ゴスペル・シンガーズ」の皆様のパフォーマンス、そして、私の同級生でもある実行委員のメンバーが栽培するトマトをホテルに提供しメニューに加えてもらうなど、手作り感満載の素晴らしい会となった。



東北学院の建学の精神は「福音主義キリスト教」に基づくものであり、そういう意味では「ゴスペル」を歌って頂いたというのは絶妙だったと思う。

これも実行委員のメンバーのご紹介で実現することができたイベントで、リーダーの方もどうやら学院大にご縁のある方のようだった。

最後は全員で校歌斉唱。音源は3番までしかなかったが、最後の5番までアカペラで唄いきった(笑)

大体同窓会というのは大先輩方が中心を担っており、若い世代には敷居が高く感じるかもしれないが、私たちの集まりというのは誰でも気軽に参加できる会になってきていると自負している。

一方的にご案内をお送りするだけでは、会の楽しさをや参加する意義というものを多くの方に知って頂くのは難しいことだと思う。

だからこそ、毎年続けること、様々なルートを通じて粘り強く声をかけていくことが大切だ。

同窓の繋がりというのは心のつながり。

スクールモットーである「Life,Light,Love」の精神そのものである。

青山先輩から、早くも来年の司会進行をバトンタッチされた(汗)
整理しなければいけないこともあると思うので、実行委員は定期的に集まりましょう。


そして、昨日おとといは那珂市。



最大のイベントである「ひまわりフェスティバル」にお招き頂き、ステージからご挨拶をさせて頂いた。

ここ数日の雨で、残念ながらひまわりはうつむきがち・・・



会場には横手市のブースが。横手焼きそばは大好評のようだった。



敷地内にある歴史民俗資料館では、那珂と横手の繋がりを学ぶことができた。

例年この時期の横手は9月定例会の会期中ということもあり、数年ぶりの訪問となったが、市長・副市長はじめ、議会からは議長・副議長、そして各委員長の皆様方から温かいおもてなしを頂いた。

昨年秋の友好10周年式典、そして、冬のかまくら・ぼんでんの際に横手に来て頂いていることから、もうすっかり顔なじみで、皆様と親しく交流を深めることができた。

翌日は、那珂市内にある「国立研究開発法人・日本原子力開発機構・那珂核融合研究所」にて視察研修をさせて頂いた。

文系の私には核融合と核分裂の違いさえ初めて聴く話であったが、100haの広大な敷地の中で、核融合プラズマによる発電の研究が、世界最先端の技術によって行われていた。


そして、最後に「木内酒造」さんへ。

「清酒菊盛」などの醸造元である一方で、世界トップクラスのクラフトビールメーカーでもある木内酒造さんは、私の地元大雄産のホップを委託栽培によってご利用頂いている。

大雄振興公社の問題で多くの方々にご心配をおかけしてきたが、大雄ホップの可能性が大きく広がる、希望の持てるお話を聞かせて頂いた。

市同士の友好関係がきっかけとなり、互いの市の特色を活かす民間の結びつきも深まることによって大きなチャンスが生まれ、さらに絆が深まっていくよい流れになってくれればいいと思っている。

親しくさせて頂いた議員の方々に、「2月、かまくらでお待ちしてます」と言ったら、ちょうど改選と重なるようだ。

ぜひとも勝ち抜いて頂き、またお会いできる日を楽しみにしています。

議会事務局の皆様はじめ、休日にも関わらずご対応頂きました全ての皆様に感謝します。
これからも宜しくお願い致します。


同窓会、友好都市の関係。

心の繋がりが生み出す新たな力。

地方創生のヒントになりうる大切なポイントである。


9月議会開会~決算審査と「よこてアリーナ」の可能性~

2015-08-28 23:58:47 | 日記

開会中の横手市議会。

9月議会は決算審査がメインとなるが、市長が6月議会で打ち出した、内外から大きな注目を浴びている多機能型体育館「(仮称)よこてアリーナ」について、建設の可能性を探るための調査費(外部委託)が補正予算として提案されたことから、多くの議員から様々な角度での質疑が行われた。

私が申し上げたかったこと。

「今後のまちづくりの核として、スポーツ振興の拠点、大規模イベントの誘致によって交流人口の拡大と経済効果に期待する。人口減少の中で横手市を活性化させるためのチャンスだ」と、打って出るための政策であるとするならば、「やれるか?やれないか?」ではなくて、はっきりと建設するための調査だということを堂々と言うべきだと思う。

にも関わらず、「可能性を探る。判断をするための調査費だ」という説明には違和感を持たざるを得ない。

しかも、年度途中に人事をいじってまでやる話なのだろうか?

これだけ大きなプロジェクトなのだから、堂々と当初予算に盛り込み、横手市の次の10年間の方向性を示す総合計画に示しながら進めるべきではないのか?

私は、別に今、年度途中にばたばたと急ぐ必要性のある案件ではないと思っている。

仮に、今ここで提案しなければならない具体的理由があるとするならば、ぜひともそれを示して頂きたい。

それから、「有利な財源」とは何なのか?

「補助金を頂けるのであればやりたい・・・」などという人任せの事業に予算などつくはずもない。

「裏付けとなる財源を示せ」という議論もある。

人口減少に立ち向かうための、起爆剤にするためのアリーナ建設だと言うならば、将来に続く維持費の負担を次の世代にお願いする覚悟があるのであれば、「建てる」とはっきり言うべきである。

やりたいのか?やれないのか?何なのか・・・はっきりしない。

今現在、覚悟の感じられない政策をどうやって前に進めようというのだろうか?

来週の会派代表質問・一般質問でも大きく取り上げられるようなので、議論の深まりに注目したい。


次に、決算審査について。

私の質問のキーワードは、「横手市が進める地方創生事業」である。

まずは、「グリーンツーリズム横手の魅力発信事業」について。

我が家でも2回ほど仙台の中学生を受け入れた経験があるが、来てくれる時期と農作業の量、これがなかなかマッチングしないという課題が見えている。

受け入れる農家のやり方にもよるものと思うし、学校としても年間の様々な行事の中での日程調整になることは承知の上ではあるが、例えば田植えやすいかの収穫時期とか、人手のいる時期に来てくれたら子どもたちも楽しいだろうし、受け入れる農家にとっても助かる話だと思う。

これがご縁となって家族ぐるみの付き合いになり、米や野菜を送っているというケースがあるということも実際に聞いている。

このことこそ、今横手市が地方創生先行型事業として進めている「よこてライフ体験」、「応援人口の拡大」につながるものと思うし、粘り強く継続することによって、実際の移住にも繋がっていくものと思う。

そういう視点、先を見通した「グリーンツーリズム」であってほしいと願っている。

「ものづくり創造支援事業」や「中小企業活性化支援事業」、「魅力あるお店づくり空き店舗利活用支援事業」にしても、人口減少に立ち向かう大きなキーワードである「雇用」を創出するための手段である。

公正を保ちつつ行政が示すメニューと企業側が求める支援策のミスマッチを埋めていきながら、頑張っている地元企業を応援することによって、若者が地域に定着できるための地元雇用をより多く生み出すことができるのだろう。

決算審議は予算項目ごとに説明する市当局側が入れ替わり、普段は議場に入っていない担当課長が勢ぞろいし、本会議場での質疑はインターネットで見ることができる。

だからこそ、「議会の見える化」という観点からも、せっかく来てくれている担当者と活発に議論する。我々もそのためにきちんと準備をして疑問点をぶつけることが大切なのだと思っている。

そういう意味でいえば、9月議会は一般質問に立たなくとも、やるべき準備というのは沢山あるのだ。

所属する厚生常任委員会の質疑も真剣に取り組んで参りたい。


追伸・今日は母校の大学・東北学院同窓会秋田県南支部の懇親会が行われた。とても楽しかった。詳細は改めて・・・

明日と明後日は、友好都市交流で茨城県那珂市に伺う。今月3度目の県外出張。











スパイシーな夏~全国若手市議会議員の会総会in信州~

2015-08-21 23:20:05 | 日記

お盆休みも終わり、明日は「大曲の花火」。そして、来週からは長丁場の9月定例議会が始まる。

暑かった今年の夏。朝晩はすっかり過ごしやすくなってきているし、田んぼの稲穂も次第に垂れ下がってきている。もう刈れるんじゃないか?(笑)

米価の持ち直しに期待しつつ、TPP交渉の行方も気になるところである。


昨日は横手かまくらFMの収録が行われ、8月1~2日に友好都市・神奈川県厚木市を訪問した際の報告をさせて頂いた。

友好都市締結を結んだ経緯やこれまでの交流活動などについてお話したほか、「交流を深めることでどんな効果があるか?」という問いに対しては、「刺激である」とお答えした。

縁あって友好関係を結ばせて頂いているまち同士が、参考にすべきところは参考にし切磋琢磨し合うことに大きな意味がある。

議会改革とは意識改革。頑張っている方々の「刺激」を受けることによって自分たちも意欲が高まり、議会での前向きな議論を通じて、互いの市がこれからも熱い友情の下で発展し続けられればいいと思っている。

隣の部屋では、高校野球の決勝戦。点が入るたびに歓声が聞こえてきて、気になって仕方なかった(笑)

やはり、相模は強かった。育英もよく食らいついた。秋商の底力も負けてなかった。

さわやかな高校球児の熱闘は、今年も全国各地に元気をくれた。


さて、17日(月)は、信州長野県、軽井沢と佐久を会場に、全国若手市議会議員の会、新井信一郎会長・小林貴幸事務局長集大成の総会が、全国各地の同志が参集し盛大に開催された。



今年は統一地方選の年。全国の仲間がそれぞれの地域で懸命に想いを訴え勝ち上がり、会員は450名にまで増強し、新井会長肝いりの「地方創生に関する意見書」についても、何とか国に提出できるところまでこぎつけることができた。

私自身、今年9月から東北ブロックの事務局をお預かりしてから、計5回。大阪に行き、神奈川に行き、愛知に行き、福島に行き、そして長野での総会。

日程をやりくりして、全国各地を飛び回って感じたこと。

甲子園ではないが、全国から集まる猛者たちから大きな刺激を受けることができたし、かけがえのない仲間達に出会うこともできた。

全国ネットワークの力を発揮することによって、それぞれの地域が光り輝く「地方創生」を体現ことができるものと信じている。


総会に引き続き研修の1コマ目は、「いじめ問題と自治体議員の役割について」と題し、NPO法人ユース・ガーディアン代表理事の阿部泰尚氏を講師に迎え行われた。

矢巾の傷ましい事件を受け、時には生々しいお話もお聞かせ頂き、今起きている真実。根の深い問題に私たちの立場で何ができるのかということを大いに考えさせられた。

守るべきは子ども。

それが、一番大切にしなければいけない視点である。

例えば不登校対策にせよ、安易な対応は根本的解決にはならない。

そして、情報の共有がきちんとされているのか。過去の教訓がいかされているのか。

いくら予防教育に力を入れようが、解決力のない予防策は如何なものかということである。

「もはや学校だけで解決できる問題ではなく、様々な機関との連携が欠かせない。そのハブ的役割を担ってほしいし、『いじめ防止対策推進法』に規定されている様々な取り組みが実際に行われているのかをチェックしてほしい」ということを、最後に我々に期待することとしてお話を頂いた。

「こういう人の話はなかなか聞けないよね。やっぱり全若はすごいよな・・・」

駅へと向かう最中、他の議員と交わした言葉である。


二つ目の研修は、今年度全若の活動として特に力を入れてきた取り組みとして、青年市長会合同のパネルディスカッション。

青年市長会からは、今年度会長の奈良県葛城市・山下市長、次年度会長の埼玉県本庄市・吉田市長、そして、全若現役会員でもある大阪府泉佐野市・千代松市長、そして、全若の今年度次年度会長を交えて行われた。



市長お三方とも市議から市長に転身されており、そのエピソードについてお話頂いたほか、地方創生に対する取り組みとして考えていることをお聞かせ頂いた。

我々も様々な行政視察を行っているが、それはいつも優れたところを見させて頂くことから、まさに「隣の芝は青い」という感覚で、ないものねだりをしても仕方がない。自分達のまちの強みは何なのか?ということを踏まえつつ、その強みを伸ばしていくことが大切だということである。

「そのまちのオンリーに、いかにしてスパイスを効かせられるかだ」と言う言葉が印象的だった。

18歳選挙権の導入、最近の低投票率問題については、「投票の形態がすでに今の時代に合っていない」、「自分たちの生活と政治の深い関わりについて、その自覚をいかにして持たせるのかが重要である」というご指摘ご意見があった。

また、「どの程度の確証があって市長選に挑戦しようと思ったのか?」という質問に対するやりとりも大変興味深かった。

「100%負けると言われたが、私が負けるようじゃこのまちはだめでしょう。それをどれだけ多くの市民に伝えられるか・・」

覚悟。そして、自分自身を信じる力。

「行政をうならせるようなビジョンを示せる議員になって下さい。」

力強いエールを頂いて、パネルディスカッションは幕を閉じた。

夜の交流会には、全若メンバーでもある開催地佐久市の柳田市長にも駆けつけて頂いた。
青年市長のパワーと迫力にはいつも圧倒させられる。


翌日は、一か月前に厚生常任委員会の視察で訪れた佐久市の各地を視察研修する予定となっていたが、所要のため早朝の新幹線で帰らなければならず、失礼させて頂いた。

避暑地・軽井沢。お盆休みが終わっても、人、人、人。



「渋滞するから車で来ないで」と言われた意味がよく分かった。

滞在時間はわずか20時間。

夏の信州に魅せられ、貴重な経験を積ませて頂くことができました。


結びに、8月末で退任される、新井会長、小林事務局長。

一年間本当にお疲れ様でした。色々と勉強になりました。ありがとうございます。

共に活動できたことを誇りに思います。今後ともよろしくお願い致します。







8月15日。

2015-08-16 23:34:37 | 日記

夏の全国高校野球選手権は、秋田代表秋田商業高校が見事準々決勝に駒を進めた。

それにしてもしびれる試合だった。相手監督の言う通りの終盤勝負、流れが向こうい行きかけたところをよく踏ん張った。これが地力の強さなのだろうと思う。

秋田県勢としては20年ぶりのベスト8との事。ここまで来たら、もっともっと上を目指してほしいものである。


さて、昨日は横手市成人式が行われた。



会場の入り口付近には、「明るい選挙推進協会」の方々だろうか?新成人たちに記念品を配っていた。毎度おなじみの光景である。

なんと、私にも声をかけて下さる方々がいて、その都度、「私は違います・・・」

まさか新成人に見えたのだろうか?複雑な気分である(笑)

式の最中若干のざわつきは気になったが、学業を続けている者、一足先に社会に出ている者、それぞれが一同に会し、久しぶりの懐かしい話に花が咲いたのだろう。

同期という縁をこれからも大切にしながら、ふるさと横手市を前に進めるための原動力に、それぞれのステージこそ違えど、その一員として存分に活躍頂けるよう、1017名の新成人たちの未来が前途洋々たらんことをお祈り申し上げる次第である。


そして、昨日は戦後70年の節目の終戦記念日であった。

この時期のテレビは戦争に関わるものが多く、私自身趣味と言えるほどのものではないが、何本か見た映画の中でも、15~6歳の若者が戦地に赴き、祖国のために命を捧げた。

「玉砕」と言っても必ず生き残りがいて、「自分だけのこのこ生きて帰ってきてしまい申し訳ない・・・」と涙ながらに話すその姿には、胸が押しつぶされそうな気持ちになる。

国会では平和安全法制の議論が進められているが、賛否両論主張し合うお互いが歩み寄り、断固、恒久平和の道を歩む、日本という国が率先してその先頭に立たねばならないということを愚直に真摯に突き詰めていくことこそ、戦没者の想いに報いるために私たちがすべきことであるような気がしている。

多くの尊い犠牲の上に、大きな反省の上に、今の日本の繁栄がある。

そのことを今一度確かめる、大切な日である。


お盆休みもこれで終わり。

明日は、全国若手市議会議員の会総会・研修会のため長野県に出張する。そして次の週からは9月議会。

みちのくの短い夏も、まもなく終わりである。










声を届ける~議会報告会の反省~

2015-08-07 10:19:02 | 日記

それにしても暑い。

先週末は、友好都市である神奈川県厚木市に2年連続で訪問してきたが、東京や厚木に負けない暑さの横手の夏である。

議会は2週間前に改選を終えたばかりでお疲れのところ、今年も厚木市・厚木市議会の皆様にはお心遣い、おもてなしを頂き、大いに交流、親睦を深めることができた。

友好都市締結30周年、そして厚木市市政施行60周年の記念の年に、こうしてお互いに行き来し議員同士でも様々な形で意見交換できることは、両市の発展にとって意義のあることであると思う。

2月の「かまくら」でまたお待ちしております。議会事務局の皆さん、本当にお世話になりました。


さて、今日は先週終了した議会報告会について、班のメンバーが集まり様々に出されたご意見の検討会が行われる。

昨年に引き続き「地区会議」と共催ということで、各議長さんはじめ事務局の皆さん、多くの方々のご協力により今年も無事終えることができた。ありがとうございました。

私は記録担当だったため、皆様のご質問に直接お答えする場面というのはあまりなかった訳であるが、各会場で承った貴重なご意見や切実な想いというものをしっかりと受け止めて、議会に持ち帰り当局の回答を求めるべきものについてはきちんと正確にお伝えをしなければいけない。

そのために、自分に与えられた立場でやるべき仕事に真摯に取り組んだ次第である。

限られた時間の中で、我々としても市民生活に密接に関わりのあることについてお伝えしたいことはたくさんあり、それと同時に、自分の地元だけではなく市内各地に出向き市民の声を聴くという貴重な機会でもあるわけで、議会報告と意見交換、そのバランスをどうするのかということを考えていかなければならないと思っている。

そのためにも、議会の中で共有することが大切である。

報告書はなかなかの大長編になってしまったが、それを読むことで各会場のリアルな雰囲気をご理解頂けるのではないだろうか。

議会事務局のサポートを頂きながら、会場設営から会の運営、そして結果報告まで、全て議員自らがやっていることをご理解頂ければ幸いである。

「市民の声を市政に届ける」。

率直なご指摘にどう応えていくのか。

よりよい報告会を目指し、これからも議論を重ねて参りたい。