今年の年末は利用者のみなさんにお願いして帰宅時間を早くしていただき。明日もスタッフを早く帰してあげられそう。
初めの2~3年までは困り事には何でも答える一心でがんばり、年越しで宿泊する人もいましたが、今は逆に、よく話をして過剰な支援に依存することがないよう、要望より短い時間にしてもらったり、福祉でおこなう範囲を超えているのではないかと伝えたりして、家族のがんばりを促し、スタッフ自身が家族や自分の生活を大事に出来るように、以前よりは改善したと思います。苦しい経営のことを考えれば、要望には何でも答えて長時間のサービスでもした方がいいのですが。でも、スタッフも手当が減ったとしても無理を強いられないようにするべきです。
行政の説明会などで、利用者がこんなことを要望するんだけどおかしくないか、などの質問をする事業者がいるけれど、すべてのケースを役所に聞くわけにはいかないわけだし、明らかにモラルに反するケースは事業者の責任で利用者にしっかりと伝えるべきだと思います。自分では言いにくいから役所からダメだと言ってください、では責任放棄でしょう。
家族の病気が改善したり、母子家庭ではなくなったり、利用する側の環境が改善したらサービスを減らしていただくこともあります。そのことを伝えた時、急に冷たくなったかのように思われることもあるようですが、福祉は税金で受けるものであり、自費で購入するサービスではないという点を理解していただき。
必要な支援はすぐに必要なだけ提供し、しかし必要以上のサービスを求めて依存体質にならないように。利用する側も支援する側も、高い意識が求められていると思います。
ただ、このような発言をすると、ものすごい大変な中で倒れそうになりながら頑張ってる人が、うちなんか利用する資格がないんだと言ったりします。困ってる人は無理しないですぐに相談してください。
1年間あんなに楽しんだ「龍馬伝」なのに、終わったら印象が薄くあまり想い出さない。やはり西郷・木戸・大久保たちを悪く描き、後味の悪い暗い最後だったのがいけなかった気がする・・・