ねがいのいえ理事長 藤本真二のブログ

障害を持つ方たちに寄り添い支援する日々の中で感じたこと、そのほか伝えたい話題などを、思いのまま日記風に綴ります。

次のステージ

2016-11-30 23:55:49 | Weblog
 退職者続出で危機的状況の現場、ついに自分も生活介護の応援に行かざるを得ない状況に陥り、まる一日拘束されて運営業務が滞る、法人始まって以来の大ピンチ。なのに、11月はかねてから申し込んでいた研修が目白押しで、激務の中すべてキャンセルせずに参加し。終わってみれば、なんと充実した素晴らしい1ヶ月だったことだろう。

 心のケアを学び、心と体のつながりを探求してきたこの20年だったが、今、次のステージに上がる時が来たとはっきりと感じる日々。今回出版の著書はその20年の集大成。次回作は次のステージについて書くことになるだろう。

 著書の情報ですが、著者割引の設定を出版社と相談してからアップしますので、少しお待ちください。

技術の評価

2016-11-29 23:44:39 | Weblog
 優良コンテンツが目白押しのテレビ東京のビジネス情報番組、今日のガイアは、ものづくりの技術者が海外の展示会で評価される話。

 行政の監査では一切触れられることのない、関わりの難しい障害のある人への関わりの技術を評価してもらえたなら、ねがいのいえはきっと世界でも高水準にランクされるだろうに。

 今日も、活動中は楽しく盛り上がったのに、帰る際に廊下で寝転がって起き上がらせるのが困難に陥った方へ、心のケアの関わりで難なく立ち上がる支援を実施。世の福祉現場はみんなこれで困っているのだ、と思いながら。

 1年半かけて完成した著書は12月半ばに書店に並ぶ予定。こちらには明日届くので、著者割引きにて販売の告知は、明日に致します。

人材募集!

2016-11-23 23:09:23 | Weblog
 明日は「関東の平野部で積雪の恐れ」と天気予報。・・・「関東の平野部」ってどこのことなんだ、あいまい過ぎる、と何度もスタッフに訴えた一日。

 福祉の経験がなく会社経営を長年してきた起業家が始めた福祉団体が急成長する新しい時代。生涯現場のケアラーだと自負する古い福祉人の自分は、新時代の旗手が展開するスピードについていけず脱帽するしかない・・・

 特に最近は、退職者続出の不運に見舞われ、早朝から深夜まで現場の人員不足を埋めに入り、新規の展開が滞り気味。ブログも更新できずすみません。

 本日もこんな時間でようやくノルマが終了。久しぶりに思いのたけを綴りたいと思い立ち、ちょっと長くなるかも。

 ようやく脱稿した著書のタイトルは、「行動障害が穏やかになる心のケア」。理念や心構えではなく、臨床心理の世界で知られる世界的に認められたメソッドを解説し、実践のエピソードを盛り込んだ書籍としては、多くの人が求めていたものだと自負。構造化だけでは解決できないと感じている人、本人の意志を尊重してもうまくいかないと困っている人、ぜひ読んでいただけたら幸い。

 その一方で、瞑想法からスピリチュアルの世界までのぞきにいくと、世界最先端の心理学でさえ届かない魂の安らぎが障害のある人たちには必要で、かつ、それは強力な癒しの力でみなさんが穏やかになるのを支えることができることに最近開眼。その話は次の著書に書こうと思います。

 全国ネットのみなさんのおかげで、こんなに同業者が増え、世に支援者と呼ばれる人が増えたのと引き換えに、求人を出しても人材の取り合いで、なかなか応募が集まらない時代になってしまいましたが。

 困っている人、関わりの難しい人をうまく支える力を身につけたいと思っている本当に意欲のある方、ぜひ、ねがいのいえで働いて一緒に学んでください。研修はもりだくさん、あなたをプロ中のプロに育成します。