ねがいのいえ理事長 藤本真二のブログ

障害を持つ方たちに寄り添い支援する日々の中で感じたこと、そのほか伝えたい話題などを、思いのまま日記風に綴ります。

成功者は福祉人

2015-09-17 23:09:00 | Weblog
 数年に一度の大凶角かと思うほど不運が相次ぐ最近。スタッフのことも利用者のみなさんのことも心配だが。このピンチを乗り越えたらもっとすごくなれると、いつものように苦難を楽しむ心構えを崩さずに。

 国会前だけではなく、いたるところで法案に反対する国民の力が結集。それでも採決し、強行採決ではないと胸を張る委員長の感覚は何なのか。日曜日の討論会で、説明不足が反対の原因と言う大学教授が、全員反対だった学生たちに、きちんと説明したらほとんど賛成に変わったと語っていたが、1億人の前で説明する権利を持たないのならやはり空論。

 黒字成功の解答を誰も見出せなかった買物難民の問題に、成功のノウハウを確立した社長が出演した今日のカンブリア。「補助金に頼ったら負け」「顧客は歩いて開拓した」と語る言葉に、「歩いたことが成功の鍵」「行政や大企業の苦手とする部分」と答えた村上龍の分析が今日も冴える。

 高齢の顧客と仲良くなり気遣いが出来る人が成功することを知り抜いた社長は、利益追求ではなく需要に従う福祉人だった。カンブリア出演の成功者はいつも福祉人、今日も法則通りで感動だった。
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違う考えの人も尊重しよう

2015-09-12 23:04:20 | Weblog
目まぐるしく多忙な日々が終わり振り返ると、1ヶ月前、北の地で新たな分野を学んだ感動の出会いが遥か昔のように感じ。トレーニングも2ヶ月ぶり、充実のスパーリングは息が切れたところでボコボコにされた・・・

国会前では記憶にないくらいのデモが展開、この国の若者もこんなに力強いのかと感動。周りから変人扱いも受けるという悩みを語っていたインタビューに、自分の30年前が重なりますます声援を送った。いつの時代にもいる、自分と違う考えの人を嫌悪する輩。違う人もみんな尊重しようという心を一生持てないのだろうか?

震災を思い出す大水害は、これも人生で記憶のない事態。子供の頃見た日本沈没を思い出した。障害のある人たちはどうしているのだろうか?
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放浪の終わり

2015-09-06 22:21:04 | Weblog
3ヶ月続いた出張の連続。放浪生活のような日々は、充実感でいっぱいでした。出来ればスタッフをみんな同伴したかったと思うほど素晴らしい体験だったが、疲労の蓄積は半端なく。今週でようやく放浪は終了、今日の基礎研修は最後の力を振り絞りました・・・

人数は少なかったが、濃密な体験を提供できて、セカンドステップも参加したいと言っていただきました。利用者の方たちを想うみなさんの熱意がよくわかり、今日も素晴らしい出会いだった。

自ら望んだとは言え、短期間でいかんせん頑張り過ぎた感。しばらくどこにも出かけたくない・・・・
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君がいてくれたこと

2015-09-01 14:54:30 | Weblog
 長期出張の連続もほぼ終了、ようやくゆっくりしながら見た「ドラえもん Stand By Me」。事件も戦いも起こらない当たり前の日常を描くストーリーは今や稀少。数えきれない優しさと勇気を伝えるそのエピソードの中から、同じテーマの話を選んで長編の物語にした構成が見事で、子どもの頃から親しんできたファンを泣かす感動の名作。

 結婚前夜の有名なシーン、「君がいてくれたことが最高の贈り物」というセリフは、すべての人の心に残ることだろう。

 パソコンも携帯もゲームもない時代に育った世代が、藤子作品から多くを学んだ人生を振り返った。

 留守がちだった間にもあちこちの家庭で困りごとが噴出し、緊急ショートでとりあえずその場をしのいだり、手が空かない時は電話での助言のみで解決に導いたり。

 準備が何より大事だとか、まずアセスメントを、などと言う前に、目の前の困りごとをどう解決するかが一番大事。そのための実力をつける人材育成をしなければ、全国いたるところで生活破綻、家庭崩壊が進むだろう。

 
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