ねがいのいえ理事長 藤本真二のブログ

障害を持つ方たちに寄り添い支援する日々の中で感じたこと、そのほか伝えたい話題などを、思いのまま日記風に綴ります。

また来年

2012-12-31 23:58:32 | Weblog
 年に一度だけスタッフ全員が早く帰れる大晦日。6時前にみんなを駅に送りスーパーへ行ったら、こんなに早い時間は初めてで人の多さにびっくり。そして毎年恒例、特番を見ながら請求事務。介護事業者は年末も年始も、永遠にいつも通りにやらなければならないのだろうか・・・でも毎年のことなので、飲みながら要領よく楽しみつつ・・・

 今年を振り返って。スタッフにも、ネットワークで出会えた他の事業者のみなさまにも、支えていただき感謝感謝。いい一年でした。来年の成長、拡大の戦略も先日の社労士との打ち合わせで道が開かれたので。来年も全力でやっていきましょう。

ありがとう

2012-12-30 22:32:48 | Weblog
 年末恒例のボランティアに来てくれた友人と忘年会、そして朝までカラオケ。

 想いをのせて歌うのが自分流。今年は大変なこともありながら、自分の成長、スタッフの成長、そして組織の成長が顕著な一年だったので、ポジティブな想いがいっぱい出てくるかと思ったら。

 忙しすぎて向き合う暇のなかった記憶が歌とともにぽろぽろと出てきて自分でもびっくり。最後は悲しい話になってしまい。受け止めてくれた友人たちに感謝しつつ、暗くなってしまって申し訳なかったけど、泣くことも忘れていたことに泣けて発散し、自分は浄化できました。

 整理してこなかったことが整理できた、その想い。

 父親と別れ、母親を亡くした子どもに、「生まれて来てくれてありがとう」と誰が言ってあげるのか。それは、残された親族の務めだと信じているので。ふだんは会えないけど、遠く離れた街から、その想いはいつも送り続けている。

 いつかそう伝えてあげたい。

無償の愛

2012-12-29 01:17:09 | Weblog
すっかりホームシアターにはまり、オードリーヘップバーンとチャッップリンを観て過ごすのが連夜の楽しみ。2転3転の末、最後まで予想を裏切る「シャレード」は、今観ても第一級のミステリー、ストーリーも演技も素晴しい。

何度も観た「街の灯」だが、もう一度観たくなったのも今の自分の必然。見返りを求めない無償の、そして一生懸命な愛から、今の自分が何を感じ取ったかが大切。

いつかきっと

2012-12-27 00:47:52 | Weblog
「俺にはこういうのが似合ってるんだ」と言いながら美味しそうに食べる「孤独のグルメ」、最終回も素敵だった。紹介されたお店の全てが魅力的だった。映像は原作より劣るのが普通だが、このドラマは役者の素晴らしさが原作を超えていた。紹介された店を全部訪ねてみたい。

うまくいかないこともあるけれど、日々の感動がいっぱいなので、きっとトータルでうまくいく。そう思えればOKだろう。

いい人になる

2012-12-26 23:27:42 | Weblog
いじめは見えないところで行われるから、学校を訴えるよりも、あくまで加害者を訴えるべき、悪いのは加害者だと思う。しかし、過失はないと言い切る学校は心がなさ過ぎ。

間違いを認めない大人、過失を謝らない大人、が多過ぎるなら、国民のレベルが下がって行くのもやむなし。そうではないことを祈るが。

役所にも支援者にも、そんな対応しかないのか、と言いたいことが多く。利用者の側にも、援助者を理不尽に責め立てたり、もう少し自分で頑張れるのではないか、と思われる場面もある。

誠意の足りない事業者や役人にあきらめずに呼びかけを続け、ケースの周りに支援者をつないでいくうちに、いやな人たちがだんだんいい人になってきた、と発表していた人がいた。障害のある人と関わるといい人になる、というエヴィデンス。

もともといい人たちが集まったねがいのいえが、どれだけいい空気に満ちているか、みんな見にきて欲しい。育休から復帰のスタッフもふたりになり、ふたりの赤ちゃんがますますかわいい。年明けには3人目。ますます幸せな現場に、どうぞ遊びに来てください。ボランティア歓迎。

一日一案件

2012-12-25 22:39:38 | Weblog
 何度も何度も書き直してやっと雇用助成金の書類を提出。60万円もらえるから頑張ったけど、こんなことに何日もかかって、利用者のみなさまへ幸せを届けるという大切な仕事が放置されるのなら、早急に社労士を雇うべきだとつくづく思った。

 しかし書類は山積み。一日一案件が精一杯。明日も欲張らずに一案件を必ず仕上げよう。

ホームシアター

2012-12-25 02:33:16 | Weblog
 冬休みに入り、例年ならいつもより忙しくなるはずなのに。毎日の予定も、来月の予約調整も、スタッフへ役割を移行完了し、任せ切ってチェックすらしないので、オープン以来初めての気楽な年末。優秀なスタッフ陣がさらに成長してくれたおかげ。なので直接業務とは関係のない長期計画や助成金事業をゆっくりと考えることが出来て、感謝感謝。

 夜みんなが帰ってから、備品のプロジェクターを使ってDVDでホームシアター。ヘップバーンの映画など借りてきて鑑賞、感動。これは当分はまりそう。長い人生の中で、映画をゆっくり観ることはあまりなかったけれど。映画から幸せをもらえる、そんな気持ちになった自分の変化が大きい。チャップリンも観たい。中島みゆきの夜会も観たい。アベンジャーズは買って観よう。

 深夜、ギターを取り出してみたら、指が動かず、ほとんど弾けなくなってたことはショックだったけど。明日は泊りがいてホームシアターは出来ないし。映画館とカラオケへ行きたい気分。

人材が宝

2012-12-23 00:10:10 | Weblog
 堺正章と西田敏行の共演。懐かしく、温かく。過去の様々な役柄を演じ分ける西田敏行の演技力がさすが。池中玄太はやはり泣ける。

 今も演劇を続けるミュージカル時代の友人たちがうらやましくもあるけど、やるなら被災地へ行きたいのが自分の想い。もう一度自分の演技をやりたい想いもありながら。被災地の障害者が困っている状況に何も動けない自分の現実も恨みつつ。

 いろいろあった一年だったけど。多くの人のためにと企画した連続講座、ステップアップ研修、結局は自分の成長に役立つものだった。人に教えるのが一番の勉強というけど、潜在意識の使い方も今年初めて自分のものになった感あり。

 来年が本当に変わる年になりそうな気がしているこの頃。

 そして昨日の忘年会も。同業者の変容に、この地域がこれから本当に変わっていくのだと感じた、充実の会談。みなさん、本当に素晴らしい。そして、今日初めて聞かされたビッグニュースに、驚きと喜び。育児休暇から続々と戻ってくるスタッフの子たちもあまりにかわいく、いろんな方面で、来年はやっぱり大成長、大感動の年になる予感。

 今はただただ、みなさんに感謝。そして、人材が宝。

頼もしい人たち

2012-12-20 23:02:07 | Weblog
 カンブリア、日本一の魚屋になりたいという社長。誰よりも自信を持って取り組める分野だから出来るプロ中のプロ。そして、魚が本当においしそうだった。明日は惣菜を買いに行こう。22店しかない店舗が近所にあってラッキー。番組に登場した店舗は10年前住んでた寮の目の前に開店した店。料理好きだった看護長が喜んでたのを懐かしく想い出した。

 村上龍の分析と表現がいつにも増して切れがあった。他のビジネス番組と一線を画すカンブリアの秀逸さは村上龍にあるのは間違いない。

 利用者いっぱいで手狭な一日。スタッフから出て行って欲しいと言われ日中カフェで仕事。スタッフの頼もしさに苦笑。

 この地域が変わる。全国の先進地になる可能性さえ感じた昨日のネットワーク。明日の会談が楽しみ。

出来ることがあるなら

2012-12-20 02:22:36 | Weblog
 プリンセスプリンセスが再結成した行き察を語っていたインタビューで。被災地を支援するために。「出来ることがあるならやらなくてはいけない」と思い、ライブの収益を届けたという話。そして、少しでも元気になって欲しい、ニコッとしてくれたらいい、という想いで一年間の復帰を駆け抜け、紅白を最後に再び去る。続けて欲しいという声に、期間限定だから出来た、と答えるメンバーたちに、胸が震える感動。

 タレントさんの世界はわからないけど、成功する人たちは、きっと並はずれた才能に、人を元気にしたいという精神性の高いエネルギーを併せ持った人なのだろうと思った。

 一年の最期を締めくくるネットワーク定例会は、みなさんから感動の実践をお聞きして、素晴らしい会合だった。呼びかけに賛同して新規事業を手掛けてくださる人が多く現れ、積み上げた実績は着実に足跡を残していると感じられた。

 この意欲的なみなさんに、来年もまた、全国から先駆者を招いてその実践に触れていただこう。この地域がきっとさらに成長していくことだろう。