ねがいのいえ理事長 藤本真二のブログ

障害を持つ方たちに寄り添い支援する日々の中で感じたこと、そのほか伝えたい話題などを、思いのまま日記風に綴ります。

来年もよろしく

2016-12-31 23:39:07 | Weblog
大晦日は見たい番組目が白押し。今夜はじっくりと、ダウンタウンを見ながら同時にIpadで総合格闘技を見て充実の夜。15年経っても強さを保つミルコに感動。この25年、苦しい時を支えられたダウンタウンの笑いのレベルはやはり高いことも改めて実感。

昨日退職したばかりのスタッフが、今日はお子さんを連れて遊びに現れ。0才から3才まで毎日子連れ出勤して、ねがいのいえで育った子と、今日1時間半、本気で遊んだら、ねがいのいえの近くに住んで毎日遊びに来る、と言いだして。それをパパにお願いしてね、と伝えたら、うんそうする、と言ってくれました。

ねがいのいえが大好きだったと言いながら、家庭の事情でやむなく退職することになったスタッフですが、これで戻ってこれることが確定。

仕事でもプライベートでも、大事な人との別れが続いた大凶の一年でしたが、来年は大吉。自分の幸せも、みんなの幸せも、祈りつつ。

一年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

大吉の来年

2016-12-30 23:29:30 | Weblog
 求人で新しいパートが増えたおかげで、今日は朝から自分の仕事に集中し。夜はボクシングも見れたし、千代の富士を思い出す番組も見られて。小錦との初対決も、大乃国との歴史に残る一番も、当時の想い出とともに感慨深く想い起こした。

 真田丸の総集編は5回で組んでも良さそうだったが、3時間足らずで良くまとまっていて、再び終了の寂しさを実感。

 以前はしょちゅう泣いてたのに、いつから泣くまいと決めたのか。寂しさに負けないよう泣かずに乗り越えようとするのは、泣いて乗り越える心のケアを推奨する持論に自ら反しているかも。

 最後まで泣かないつもりだったのに、別れゆく大切なスタッフとの想い出が胸に迫り、深夜に突然号泣。

 飲みすぎた時に、吐けば楽になるのに吐くのは怖いと我慢しながら、ついに吐いてしまった状態に似ているかも・・・下世話な例えで失礼。

 最後の最後まで別れが押し寄せた一年の終わり。大吉の来年に期待。

日常の悲しみ

2016-12-29 22:00:24 | Weblog
 こちらの力では及ばないところで起きる事情により、いたしかたない退職が相次いだ秋以降。その波がまだ今も続く、人生最大の大凶ぶりに、ただ驚嘆するばかり。

 みんなから深く愛されたスタッフが、最後の日を迎えるのが近づき、悲しみは体の奥で広がっていくが、みんな最後まで笑顔のまま送ろうと努めているようで。

 日常の悲しみを止められないまま、人員が減っても困っている人たちの暮らしを支える業務を滞りなく維持するために、目前の課題は待ったなし。心を休められないまま現実に向かわなければならない乖離はつらくもあるが。支援者という職業はこうして生涯をまっとうしていくのだろう。

 初めての団体から招かれ、史上初50人超えで心のケアの研修は、うまくいくか懸念したが、熱心な参加者のみなさんに支えられ大変いい雰囲気で終わり。責任者のかたとも意気投合。わかりあえる仲間とまた出会えたことに感激。

 著書も好評、年が明けたら再び大車輪になりそう。

みんなの幸せ

2016-12-26 00:03:17 | Weblog
 真田丸はもう終わったんだと寂しさを改めて実感する1週間後。

 やれることは全てやってるのに、その上で道が開けなかったこの1年。これはもう運が悪いとしか言いようがない、と思い。ふだんはそんなことはしないのに、占いを見たら大凶の1年と判明し、運が良くなるように、いい方位に旅行したり、運が良くなるという瞑想をしたり、そんな1年だったが。

 秋以降も不運は続き、突然の退職が続出して現場の埋め合わせに急激に時間を奪われ。1年の最後には、ベテランのスタッフが家庭の事情によってやむを得ず退職するという、やはりこちらの力の及ばないところでの不運がさらに重なり。

 ねがいのいえが大好きでした、と言いながら去って行くスタッフが、いつか戻って来られるように、今は祈るばかり。

 そして自分自身の身にも最大の別れが到来し、生涯最凶の1年だったと思わざるを得ないが。

 来年は大吉という通り、年明けから新聞の取材、ラジオの出演もすでに決まり。支援を求めているたくさんのご家族のため、立ち止まる暇もなく、走り続ける想いを新たにする年の瀬。

 スタッフにも、利用者のみなさんにも。みんなの幸せを祈っています。

真田丸ロス

2016-12-22 23:42:25 | Weblog
 演劇人だった20年前、月に2回以上劇場で生の芝居を見ていた頃、三谷幸喜の東京サンシャインボーイズは、看護学校の授業を早退して当日券に並んだ大好きな劇団だった。その三谷幸喜が手がけた大河ドラマ、1回も欠かさずに見終わった。

 日本史と司馬遼太郎ファンの自分。番組終了後に切なく胸を絞めつけられたのは、中三の時に見た「花神」と、25才の時に見た「翔ぶが如く」以来。これがネットで言われる「真田丸」ロスだろうか。場面のひとつひとつ、役者の顔と場面が思い出されては、胸に迫る巨大な切なさ。

 全ての物語が素晴らしかった。自分の人生を重ねた。演じた役者もみんな素晴らしかった。

 いつかまた舞台をやりたいと震わされた。

カジノ法案

2016-12-14 23:00:22 | Weblog
 国民の思いから乖離した政治家の考えが不可解なのは珍しくないが、カジノ法案は歴史に残る不可解ぶり。海外の客を呼ぶ観光資源の目玉とは、日本の観光資源はもっと他にあるだろう、日本の素晴らしさをより魅力的に伝える方法を磨くのが正論のはず。

 経済効果が期待できるというが、その吸収された巨大な富は、誰かを不幸にして吸い上げられるに違いない。しかもそれは途方もなく多くの人数、おびただしい数の家庭破綻を伴うのだろう。

 ギャンブル依存症からうつ病へ、医療と福祉の経費はどれだけ増えるのか、想像もつかない。