ねがいのいえ理事長 藤本真二のブログ

障害を持つ方たちに寄り添い支援する日々の中で感じたこと、そのほか伝えたい話題などを、思いのまま日記風に綴ります。

一夜が明けて

2009-08-31 23:52:11 | Weblog
 来年からさっそく高速道路無料化、公立高校無料化だそうですが。

 本当でしょうか。大丈夫でしょうか。4年は待つからじっくりやってくれと言いたいのですが。

 とりあえず見守りましょう。誰がやっても難しい時代。時間を与えずに批判をぶつけるのはやめましょう。官僚の改革がそんなに簡単なはずがないから。


 台風が来て結局ガンダムは見に行けず、残念。しかしあれどこへ行ってしまうんだろう。そのまま置いててもいいと思うのだが。

 今日のTVタックル。
 自民と民主が与党席と野党席を入れ代わって。今までの相容れないぶつかり合いとは違って、評論家や野党の突っ込みに、与党は全部わかってます、だからその通りやりますよ、といった流れで。ぶつかり合いになってませんでした。
 不安が減りました。長島議員も山井議員もさすがだ。

 大竹まことはやはりいい味出してました。

 そのあとの「カンブリア」。年商140億も稼ぐ牧場主が、地域の観光や文化施設に巨額の寄付をして、地域おこしに貢献し、「地域が自分を幸せにしてくれますから」と。
 こんな人になりたいものです。
 そして、「誰にでもできると思いますよ」「要は志ですよ」と朴訥な語り口。

 胸にしみました。

 一大事から一夜が明けて今日はゆるゆるなので、こんな雑談でお許しください。

 


 

 
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議論は続く

2009-08-31 01:38:51 | Weblog
 民主党議員と田原総一朗の議論が続いてますが。

 やっぱりいいなあ。長島議員と枝野議員。政治的に高度なことはわからないけど、聞いてて自民党のようなストレスを感じない。非現実的なことばかり言ってるわけでもなく、諸外国とのあつれきをかわしながら、代案を出してシフトしていくのだという考えも理解できる。

 坂本竜馬と大久保利通のような存在感は現れるのか。もしかしたら現れるかも。

 東大の妾先生もいい。

 今夜はさすがに本を読む間もなくTVに釘づけ。眠くなったら寝よう。
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歴史が動いた

2009-08-30 23:48:04 | Weblog
 予想通りのすごい事態になりました。

 民主党なら即大丈夫とは考えにくいけど、国民を甘く見たら政権は変わるんだという出来事が起きたということは歴史が動いた快挙です。

 しかし。民主党でも良くならなかった、または、前より悪くなった、なんてことがあったら、その時の反動はまた大きく、今度は2度と民主党が立ち直れないくらいの逆風になると思います。

 だからしっかりやって欲しい。税金の無駄使い、無駄な道路、無駄なダムをやめ、天下りをやめさせ、公務員の厚遇をやめるという政策をしっかりやって。それでもその道は険しく、10兆円の節約は難しいと思うけど、がんばったことが伝わってくれば、たとえその目標の達成が5割だったとしても、すぐさま民主党でもだめじゃないかと言わずに、待ってあげる気持ちも国民に求められる。

 また、増税は絶対いやではなく、やるだけやってなお足りなければ、かつ、本当に庶民の暮らしを良くしてくれるなら、増税も受け入れる覚悟を国民のひとりひとりが持つことだって求められると思います。

 しかし官僚や公務員の改革ができないのに増税と言い出したら、任せられないと思います。

 いずれにしろ、この世界不況はだれに任せたってすぐに改善できるものではないから、4年間はしっかり待ってあげる辛抱が、国民には必要だと思います。

 しかし、公明党の代表まで負けるとは思わなかった。予想以上でした。
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歴史的な明日

2009-08-30 01:06:52 | Weblog
 今日は一日クーラーに当たりながら月末の事務仕事。同時進行で新パンフレットを作成。設立当初からとっくに内容が変わってるのに、今まで手をつけられずそのままだったのをようやく作りなおしました。いい出来です。

 最後の旅行チームが帰ってきて、迎えに来たご家族から、家族でリフレッシュし兄弟もお父さんも生き生きしていたという声をうかがい、本人だけでなく家族にとっても大切な時間なのだと改めて感激しました。

 なんとか無事に夏休みを終えられそうです。

 明日は歴史的な日になるのか。明日の今頃日本列島はすごいことになってそうですが。

 とりあえず自分の明日は、8月でいなくなってしまうお台場のガンダムを見に行くかどうか思案しています。
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伸びてゆく会社

2009-08-28 23:40:16 | Weblog
 商工会が主催するビジネスセミナーに参加してきました。

 広いホールは満員状態。大不況の世をのりこえるために何かをつかもうとしている人たちの熱気で満ちていました。どの業界も減収であえいでいる今も、増収益を続けている会社社長の話は、わかりやすく、役立つ話でした。そして最後に、財団を興して小児医療に長年貢献してきたことを話されました。その裏には、仕事に没頭して会社の成長に尽くしていた頃にお子さんを病気で亡くされ、その時に家族を大切にできなかった後悔から、働く人がみな、仕事とともに家族を大切にできるようにしたかったのだと話されました。

 胸を打たれました。

 伸びてゆく会社は、社会に役立ちたいという理念や思いが強く明確だというお話でした。自分でもたくさんのビジネス書を読んできましたが、ねがいのいえは伸びる会社の要件をすでに満たしていると感じます。



 福祉業界も今、作業所で作った商品が売れるようにネットショップを立ち上げて、豊富な商品供給を実現するために業界全体に参加を呼びかけています。

 しかし自分は、本当に商品を売る努力をするのなら、福祉関係者が集まるのではなく、それぞれの事業所が企業や商工会とつながって、ノウハウを教わりコンサルを受けながら、それぞれが一般企業のネットワークの中に根をはるよう努めるべきだと思います。


 まだまだ赤字とはいえ少しづつ上向いてきたニコニコキッチンの今日の会議では、売り上げを伸ばすための様々なアイデアが出され、みんなの気持ちが同じ方向へ向かって進んでいる空気が感じられるいい会議でした。


 8月の猛暑の中、ニコニコもやじろべえも、児童デイサービスのスタッフも、みんながんばってくれました。夏休み、あとひと息です。

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戦場からの証言

2009-08-28 00:57:39 | Weblog
 今NHKで戦争の証言番組をやってます。

 若い人たちがこんな報道や書物に触れて問題意識を持って考えることが少ないのを垣間見るのは、一種の驚きです。

 今週のTVタックルで、国家予算で使えるだけの費用を投入したところで、防衛可能な装備を持つのは不可能で、ならば軍備を持つことで外国の脅威に対抗するのは現実的じゃない。だから外交が大事なんだと言っていました。その一方で反対者は、それはその通りだが、100万殺されたって50万殺すことで、やられるだけじゃないということを見せつけることに意義がある、と言っていました。

 それが現実にはどんな様相なのか、それがどれだけ悲惨で残酷なことか、過去に経験で学んだはずなのに。知的な年配者がその意見を語るという事実。

 若い人にも感性を働かせて考え抜いて欲しい。選ばれた政党には毅然とした政策を貫いて欲しい。
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今日の報道

2009-08-26 22:59:04 | Weblog
 新型インフルエンザがすごいことになってきて。日本ハムお気の毒なんて言ってられなくなってきました。秋が心配です。

 各党の主張に対して、新聞もTVも、手当の支給よりも安心のシステムを求める記事を載せてますが、政治家には届かないのがむなしい。保育所が充足するには何か所必要で建設にいくらかかり運営にいくら補助金を出すのか、デイサービスは、病院は、訪問看護は、・・具体的に数字を出してその財源には何を削るのか、はっきりさせて欲しい。

 みんな耳触りのいいことばかり言って、みんな信じられないという声が聞かれています。

 企業が海外に工場を造り製造することを行政が推奨しているが、そんなことをしたら国内の雇用が衰退するばかりか、技術が流出してしまう。それは大変な事態だ。なぜそんなばかなことをするのかと、おとといのカンブリアで言っていました。まったくその通りだと思いましたが、今日のニュースで経済産業省は、その製品を逆輸入して国内の景気を高めるのだと意味のわからないことを言ってました。

 値ごろ感を出すために値引き競争することの危うさを、経済ニュースでも伝えていました。

 どれだけ景気を刺激したって、人口が減っていく以上、内需の衰退は解消しないという話でした。まったくもっともです。結局は少子化が未来に影響を与えるのだということです。
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名ばかり看護師

2009-08-26 00:57:06 | Weblog
 夏休みもいよいよ残りわずかとなり、疲れもたまっているはずのスタッフたちがなかなか帰れず、反省会を終わって帰るのを待ってこちらも夕食を食べる頃には、もう古館一郎がコメントしていました。それでも自分の仕事はまだ終わらず、やっと部屋に戻ってパソコンを開いたらもうこんな時間。

 というわけでブログ更新もなかなか大変という話でした。伝えたいことは日常のいろんな場面で感じるのに、全部書ききれません。今日は手短に、きのう利用者のかたから届いた話題をひとつ。

 自立支援法の生活介護は、障害の重度な人が通う日中活動の事業所ですが、この事業所指定を受けるには、スタッフの基準に看護師の配置が義務付けられています。つまり生活介護と看板をあげたら、必ず看護師がいるということを意味しています。

 ところが。世間の生活介護が医療的ケアのある人をなかなか受けない。一体なぜなのか。それは、スタッフ基準で義務といっても、実際には週1回でも月1回でもいればいい、というゆるい基準で、毎日毎時間を義務付けていないのです。

 つまり、生活介護の看護師は「名ばかり看護師」であり、これでは医療的ケアの必要な人の行き場が広がりません。

 自分も生活介護をやってみて初めてこの事実を知り、春の説明会で利用者のみなさんに伝えました。

 きのう肢体不自由校のPTA全国大会があり、やってきた厚労省のかたにその実態把握と改善を請願したそうです。また、移動支援で車が使えないことの不自由さも訴えたそうです。

 みなさんのがんばりにこちらも支えられて、さらにがんばらなければなりません。

 就労支援の新規事業については明日、日本財団に助成金の申請を出します。同時に、秋になったら、独立行政法人福祉医療機構に、医療的ケア問題に取り組む助成金を申請します。

 アイデアは次々と生まれますが、実行するのは大変。9月は休みをとって、それからスパートです。


 
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心優しい世界

2009-08-24 01:45:30 | Weblog
 きのう本屋に寄ったら、レジに置かれていたチラシに釘付けになりました。

 「藤子不二雄大全集」保存版で完全復刻。これは・・・買わなければならない・・ 

 オバケのQ太郎、21エモンなど、子供のころ夢中になった藤子マンガ。ドラえもんが世に知られる前から大ファンで、何百回も読みました。その世界は、明るい笑いの中に思いやりがあふれ、ときには涙も誘う心優しい世界でした。「大切なことは藤子不二雄に教わった」と思っています。

 オバQ涙の最終回を、今でも飲み会で人に語って聞かせたりします。

 今も実家に残っている藤子マンガの初版本は、古本屋で聞いたら数十万で買ってくれると言ってました。

 コロンボDVDもホームズDVDも買わずにこらえたけど、藤子ワールドが完全に復刻するとなると、これはこらえられないかも。

 ちょうど今夜、マガジンとサンデーのライバル物語をやっていて、見入ってしまいました。以前見たインタビューで、ちばてつやが「あしたのジョー」を書いていた時は、「何かがとりついていた。考えるよりも先にペンが動き、すごい絵がどんどん書きあがって、読む人の心をつかんでいた。もうあんな作品はかけない」と言っていました。

 多くの人の心を動かす活動をしているとき、人はそんなゾーンに入っていくのかもしれません。

 島田紳助のカンボジア学校建設オークションに藤子不二雄が出した絵も、優しさいっぱいの絵でした。子供のころ体験したあの温かさ、生涯の想い出です。
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旅に出よう

2009-08-22 23:45:02 | Weblog
 「20世紀少年」はやはりすごい。少年時代のケンジがいじめっ子に立ち向かっていくシーンは感動。また、昔の街並みや遊びの風景は、まさに自分の世代と一致して魅了されます。設定では彼らの年齢は自分の1才下です。
 

 本を読むのがますます速くなってきました。一度に5冊くらい買ってきてその日のうちにだいたい読んでしまいます。成功する事業家はみんな大量の本を読んでいるという話です。ひとつひとつの内容は忘れてしまっても、同じ系列の本を読むと同じ主張が何度も出てくるので、いつの間にか自分の中で系統が出来上がっている気がします。


 障害者のかたやご家族の困りごとに24時間年中無休でお答えしてきて6年、介護場面やかかわり方のひとつひとつに介入し、スタッフの指導育成をしてきましたが、常勤スタッフはもちろんパートスタッフの中にも、常勤並みの実力をそなえる人が何人も育ってきました。

 膨大になった周辺事務も一手に引き受けるスタッフが現れ、組織らしくなってきました。そのスタッフが現場に入らずに一日中作業してるのを見ると、今までこの仕事を、現場も見ながら夜中までひとりでやってたんだなあ、と改めて怖い思い。この夏が自分にとって楽になったのも当然です。

 そしてそのおかげで自分は、地域の施設を回って地域づくりをしたり、新規事業の計画に奔走することもできます。介護と看護はプロでも、お金を回す事業家としてはほんの駆け出し。見込みを誤って利用される人、働く人、みんなに迷惑をかけないように慎重に進めなければなりませんが、一方で、将来大きな利益をあげることを目指しています。スタッフには世間並みの収入を、利用される方には、制度では出来ないこともカバーしてあげられるように。

 ただ、成長したとはいえ若いスタッフのみんなはまだまだ成長過程。介入したらきりがないくらい課題はあり。今日は問題なかったと報告を受けても、それは問題に気づいてなかったのだということは多々あります。自分もその繰り返しでここまで来ました。やはり現場の成長は見守らなければ。外にばかり目が向いて、ケアの質が落ちたと言われたら本末転倒です。



 これまで自分がすべての事業の管理者でした。そのため長い休みは取れませんでしたが、拠点の増加とともにそれは不可能になり、このたび各拠点に各管理者を任命して、自分は一ヘルパーというポジションになりました。おかげで来月は休みをとって長い旅に出られそうです。
 
 
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