ねがいのいえ理事長 藤本真二のブログ

障害を持つ方たちに寄り添い支援する日々の中で感じたこと、そのほか伝えたい話題などを、思いのまま日記風に綴ります。

喜びと悲しみ

2011-02-28 22:11:27 | Weblog
 たくさんの出来事が重なり様々な想いが交錯する一日でした。以前から呼びかけていた事業所仲間から、今後ネットワークで一緒に協力していきたいと言っていただき感激。別な事業所からも話したいという声がかかりました。一方で、自分の言葉に責任を持たない求職者や、信頼を築くのが難しいと思われる利用者の言葉も聞き。

 そんな中、ひとりのスタッフが今日退職を迎えました。空気のように自然な存在感、それなのに内面にはしっかりとした強さをたたえていたその個性。何も語らなかったけれど、つらかったことも多かったに違いない過去の経歴に、その強さの源があったのかと思います。そして、寂しさを感じさせまいとするかのように、最後までみんなを笑わせながら去って行きました。

 みんなも気恥かしい言葉は言いませんが、今日のこの深い寂しさは同じであろうと思います。寂しいけれど。大切な人の想いを守るために去って行くスタッフの未来に、感謝と祝福を贈ります。

カブトムシ

2011-02-27 23:38:18 | Weblog
やることいっぱいあるんですが、ミュージックラバーズ見てしまってます。ひとりのアーチストを掘り下げるプログラムってやはり引き込まれます。元々はHEY!HEY!HEY!が始めた形だったのにつまらないゲームを取り入れていれて質を落として行き、いつのまにか懐メロを聞いて騒ぐだけの番組になってしまいすっかり見なくなりました。

宇多田ヒカルも大塚愛も好きだけど、AIKOも好きなおっさんです。カブトムシやっぱりいい!今度カラオケへ行ったらこれも歌おう。

中身のない書き込みばかりで失礼しました。多忙の合間の息抜きなので。お許しください。

ご恩返しに

2011-02-27 20:06:39 | Weblog
今日は古本販売でお世話になっている弘済学園から、イベント出演に呼ばれて行ってきました。12年前、泊まり込みで体験させていただいた時から個人的にも恩がありましたが、関東の障害福祉の中心のとも呼ばれる有名な団体と一緒に仕事させていただき光栄です。そして受け入れている利用者の障害の重さを見たら、大変な人を受けとめてきた実績がよくわかります。これからも同志として、同じ方向を目指していけたらと思います。

しばらく遠ざかってたピエロショーですが、今年はこちらも忙しくなるかも。

来週こそは

2011-02-27 01:31:31 | Weblog
 今日は一日けっこうがんばったつもりでしたが、予定の半分しか処理できず断念。明日は早朝から弘済学園まで行く約束なので今夜はここまでです。明日はまた「鯨酔」を飲もう。来週から秘書が来たら仕事が大幅に進むことに期待しつつ。

 あまりに忙しすぎてカラオケも久しく行けず。来週こそは・・・大塚愛を歌いに行かなければ。

 中身のないひとりごとのみで・・・たまにはお許しください。

容堂公をしのぶ

2011-02-26 00:35:44 | Weblog
 コンビニに行くのをやめて健全な生活になったと喜んでいたのに、新しく出来たマルエツへ行ったら、全国の銘酒がそろっていて大変危険な状況になってしまい。昨日も長時間お酒のコーナーにたたずみ、迷った末に高知の「酔鯨」を購入。明らかに土佐藩主・山内容堂にちなんで作られたものに違いない。龍馬伝でも常に飲んでいた姿を思い浮かべつつ、飲んでみたら仰天の飲みやすさ。

 なぜかこの時期に集中する全国ネットのフォーラム。参加したいと思っていたのに、たまりにたまった仕事に追われ今週も来週もついに断念。今日も明日も明け方まで書類の処理が続きます。飲みながらやろうと思ってたのに、あまりに飲みやすくてもうなくなってしまったのが残念。「酔鯨」おすすめです。

みんなと一緒に

2011-02-24 23:17:00 | Weblog
 今日もNL地震の報道が続きます。大変痛ましく悲しい・・・

 カンブリア、世界一の技術を持つ天才外科医は、私欲を求めない情熱家でした。自身も高い報酬を望まない一方で、「医療事故が起きればすぐに訴える国民性が、医療崩壊を招く一因になっている」とコメント。「命をかけて尽くした医者がこれほど責められる国は日本だけだ」と言ってました。まったくそのとおり。難しい病気の人ほど治療に失敗する可能性は高いのは当然。他の医者が断る患者を引き受ける医者は、そのリスクを恐れるよりも人を救いたい思いが強いから引き受けたはずなのに、訴えられるのは理不尽な話。介護者も同じ。他の業者が断る難しい障害の人を引き受けた事業者が、避けられない事故が起きたときに訴えられないことを祈ってやみません。

 一週間続いた利用者説明会で、労働量に見合った給料が得られていないスタッフの状況をお伝えしました。

 一流と呼ばれる経営者、あるいは高みを目指している事業家は、自身が高い報酬を得ることで、「がんばればあんなふうになれるという夢を後進に見せてあげられるのだ」としばしば語ります。介護業界にも、業績に見合った高い報酬を得る立派な経営者もいます。しかし自分は、やはりそのようになるつもりはない。自分の報酬が上がるのはみんなの報酬が上がってから。みんなと一緒に上がっていこうと思います。われわれが労働に見合った報酬を得て、将来に不安のない生活が出来るようにならなかったら、結局は介護の必要な高齢者や障害者を抱えたときに、みんなが困ることになる。この問題をみんながしっかりと考えていきましょうと伝えました。 

多忙につき

2011-02-23 23:00:17 | Weblog
 想定はしていましたが、さすがに今月は忙し過ぎ。仕事がたまる一方でやってもやっても追いつきません。来週から来る秘書に期待。

 今日も感動の一言がいくつもありましたが、多忙につき今日はこれで失礼します。

特殊部隊は天災のために

2011-02-22 22:57:42 | Weblog
 ニュージーランドの地震、悲惨です。阪神大震災は夜明けだったからあれでも被害が少なく済んだと言われますが、日中に起きればこうなってしまうという現実を見せられたようです。

 昨日のTVタックルは、民主党・自民党・共産党の議員が集まって、名古屋・愛知・大阪の首長称賛で意見が一致。不思議な光景でした。そして、北方領土については共産党さえも強硬路線。「軍備は使うわけではないけれど、なければ外交ができない」という意見に全員が同意するような空気。

 しかし、世界中で悲惨な戦争は後を絶たず、軍備を持つ是非を議論しなければならない。どの国にとっても、国費の大きな比率をしめる費用なのだから、国民を守るための備えは悲惨な天災に対してのものにして欲しい。そして世界のどこかで天災が起きれば、連合軍を作って素早い救出に向かって行けるように。特殊部隊はそのために活躍して欲しい。

 今日は「ホームレスの3割が知的障害者」という気になる特集があったので、珍しく12チャンネルではなく4チャンネルを見てます。この前の滋賀の戸枝・湯浅会談のようなものでしょうか。見過ごせません。
 

 

誠意ある増税論

2011-02-20 22:39:10 | Weblog
 民主党は崩壊解散するのだろうか?期待を背負ってスタートした新政権なのに、なぜこんなにうまくいかないものだろうか。当たり前のことをしてくれるだけでいいのに。子ども手当より保育園が先だと誰もが思ってるのに、そうしようとしなかったのは不可解きわまりない。 

 都知事選に共産党の小池晃さんが出るらしいが、とにかく保育園を作ろう、と訴えています。高く売ることばかり考えているためになかなか売れず無駄になってる国有地を使えばいい、と書いてありました。こういう当たり前のことを言ってもらえるとほっとします。しかしワタミが出てくるとなると旗色は悪いかも。

 それに、十分な医療と福祉が保証されるためには、どれだけ無駄を削ったところで、おそらく足りない。「真剣に削れるだけ削るので、それでも足りない時には増税させてください、そのかわり国民の生活を必ず守ります」という言葉を聞きたい。そして国民も、誠意ある増税論を口にした政治家を信じて投票する覚悟が必要だと思います。

お金はなくても

2011-02-19 23:05:17 | Weblog
 只今放送中のTV。蔵王の樹氷は地球上でここだけの現象だと言っています。知りませんでした。素晴らしい美しさです。スキーには興味ないけど、この樹氷の間は滑ってみたいなあ。

 勤めてた頃には毎年通っていた北海道にも上高地にも尾瀬にも、このところは全然行けませんが、地球上に、この目で見て肌で感じてみたい自然がたくさんあります。

 自然を訪れるか、本代にしかお金を使わない自分にとって、「大学生の生活費が減り続けている=我慢の生活を送っている」という今日の新聞記事には首をひねります。誰にとっても収入が減っているこの時代。税収が減っても収入が減らされない公務員のシステムは見直さなければならないし、困っている人が最低限の生活も守られない社会システムは見直すとして、一方で、個人の価値観を考えた時、お金がないことが貧しいことなのかどうかは考え直す余地があり。ショッピングやレジャーが減ることは、心の貧しさとはあまり関係ないのではないか。

 今年こそはあちこち出かけられるだろうか。課題は仕事を任せられるシステム作り。今の夢は10日間ネパールの旅です。