手応えあり

　会員のみなさまとＤＶＤ勉強会を行い、昨年講演に来ていただいた「ゆきわりそう」について学びました。反応は予想以上の反響。障害があっても豊かな人生を生きられる、という実践が、みなさまの心を強く揺り動かしたようです。

　今年は新しいステージへ進みたいと願っている私たちの想いに、利用者のみなさまもきっと答えてくださる、その手応えを感じられました。

　やりましょう。進みましょう。

ひとりごとの毎日

　外国人介護士への冷たい処遇。最初からまるで上から目線のように、たやすく住み着くことはできないぞとでも言いたげなルール作りだった。そもそも日本の労働者が、仕事がないにもかかわらず介護職を嫌がるから始まった話。大変な境遇の中、誠実に勤めてくれた心優しい外国人に申し訳ないと思わないのだろうか。日本人は国際社会から見放されるのではないかと心配。すでに優秀なアジアの労働者は諸外国でひっぱりだこという話。

　放射線に過剰に反応して都心でも子供を外で遊ばせない状況が続いているという報道。この程度の量なら、影響はゼロではないとしても、遊ばせないことによる心の影響の方が大きいというコメントもあり。誰かを責めるばかりではなく、みんながきちんと学び正しく判断する必要がある。２０年以上前から原発反対を口にし、つまらない話をするやつだという目で見られた者から見たら、そもそも受け入れていた方に問題がある。そして今になってこの過剰反応は、さらにまたおかしいと言える。そして原発廃絶を求めるのは当然であるにしろ、ここまで依存しきってきた状況を無視して、すぐに全廃するという政府見解も極端に過ぎる。３０年来の反対派から見ても、無理なく電力確保しながら計画的に廃止していかなければ、夏のピーク時にパニックが起きるのではないか。

　などと。報道を見ながらひとりごとの多い毎日。「ビブリア２」で癒されたい。「麒麟の翼」と「ＡＬＷＡＹＳ」が観たい。暇あるだろうか・・・

ビブリア古書堂の事件手帖

　本屋大賞で話題の「ビブリア古書堂の事件手帖」読みました。筋の通ったしっかりした推理ながら、前半は大した事件が起こらずテンションが上がらなかったが。後半からラストはなかなかのスリル。そして最後まで、起こりうる範囲を守った設定と矛盾のない推理が、ミステリーファンの溜飲を下げてくれる。何よりも、登場する人物像のすべてが、しっとりと胸にしみる味わい深さをにじませる。

　これほど後味のやさしい本は久しぶり。「このミス大賞」も「横溝賞」もあてにならない今、本屋大賞が一番信頼性が高いとわかった。古書が持つロマンも魅力的だった。

　ＴＶも新聞も納得できない話がいっぱいで、ささくれのように心にひっかかる毎日。忙しいけど本だけはゆっくり読んで癒されたい。

大ジャンプの年

人手不足に悩まされたこの一年。ピンチのあとに思わぬチャンスがやってきました。春からの採用がなんと７名も決まるという予想外の展開。殺到する要望に答え切れなかった今までのピンチを一気に巻き返し、やりたかったのに出来なかったことを実現する大ジャンプの年に。

悩みはいつも人手が足りなくて前に進めなかったことなので。スタッフが増えてやりたいことが目一杯出来たら。

これはすごいことになってきました。

そんな毎日

壮大な夢の実現のため、今年は倍速で仕事すると誓った通り、事務処理が加速してきました。夕方から頑張って今週のノルマをほぼ終わらせてしまい。この前休んだ日を調べたら12月10日。次に休めるのは3月5日。なので明日は急きょ午前だけ休むことにしました。

今日も反省会の時間にたくさん笑って盛り上がり。明日から研修と休みが続いて4日来ないスタッフが「寂しいです」と言って帰りました。

そんな毎日。

人が人を呼ぶ

　今日のガイア。被災地に高級な商品を売りに行く移動販売に喜ぶ被災者の姿に、こんな形の支援もあるのかと感動。

　農業支援をしてくださる菅田さんとやじろべえが昨年から進めてきたブルーベリー事業の結晶、出来たばかりのジャムのおいしさに感動。こんな素晴らしい商品をひとつひとつ開発していき、その過程で、たくさんの作業所とつながって、埼玉ブランドを作っていこうという壮大なビジョン。夢が広がります。

　そして人が人を呼び、人材が集まってきて、団体の地盤が固まっていく。理想的にステップをのぼっていけるように。面接に来た人に３年先までの計画を語って、理念を伝えました。朝から深夜まで休む暇もないけど、今日もいい一日でした。

大竹まことに一票

　久々にＴＶタックルをゆっくり見ました。政治家や評論家が人の話をさえぎり持論を押し付ける中、「みんな橋下さんは危ないと思っているけど、今までの人がだめだったから期待せざるを得ない」「解散でも辞任でもしていいけど、せめて言ったことをやってからにしたらどうか、解散によってまた何も決まらず進まないのなら、国民の気持ちからどんどんかい離していく」と、一番まとまな意見を語っていたのは大竹まことだった。この人に一票入れたい。

　野党になると増税反対になるらしいが、一番増税したがるのは自民党だろうという積年のイメージがあり。しかし、医療福祉が良くなるのなら、少しくらい高くなってもいいだろうに。月に何千円くらい高くなるのが、そんなにみんなは嫌なものだろうかという疑問もある。　

　公務員の給与引き下げは当然の流れと思うが、一番賛成しそうな共産党が反対していることがよくわからず。おとなの世界は難しい。


　今週こそは行政提出書類を完全に終わせよう・・・
　　

熱く語ろう

昨夜はネットワークのみなさんといつもの居酒屋で交流。年末年始も忙しくなかなか実現しなかったのですが、ようやくゆっくり話す時間を持つことが出来て。困難事例を一軒で背追い込んで、誠実な事業者が疲弊しないで欲しいと、自分の想いを伝えました。

サラリーマンから転身して一年、困っている方々に本当に必要な支援を届けてきた熱血ヘルパーは、その想いに共鳴する仲間を少しづつ増やしながら、休みもなくがんばっていました。

みなさん、本当に素晴らしい。閉店後も興奮が覚めず、マックで話して帰りました。月に一回はやりたい。

よりどころねっとはけっこう広域から集まっているので、一同に集まって飲む機会はなかなかないけど、それぞれの地域で同じ想いの人たちが、同じように熱く語り合ってくれることを願います。

介護維新を見習って、100人飲み会をするのもいいのかな。

楽しみながら

　今年初めての埼玉よりどころねっと定例会を開きました。年末年始も大変なケースに向き合ってきた誠実なみなさんに感動しながらも、あまりに巻き込まれて苦しむことがないようにしていただきたい、と思いました。誠実な方たちだからこそ、支援者として長く付き合っていかなければならないので。しかしそこまで困っている人たちに向き合っているみなさんが集まっているこの場所は、やはり素晴らしい。２月と３月の講演会は、今まで以上に知名度の高い講師なので、これをきっかけに、よりどころねっとの活動と想いがさらに広まって欲しいところ。今年は賛同者が増えることが目標です。

　有償運送ドライバーの登録集団、ＩＴシステムの構築、ステップアップ研修、やることが夢のように広がっていきます。みんなで楽しみながら前進しましょう。

もう誘拐なんてしない

東川篤哉のドラマ「もう誘拐なんてしない」やっと見ました。原作にほぼ忠実で、役者の演技も雰囲気をそのままに表現し、素晴らしい出来映えでした。映像化してみると、改めて、スタイリッシュなトリックが際立ち、この作家の３本の指に数えられる名作であることがわかります。ドラマ化は原作より落ちるのが常ですが。このドラマは大成功。爽やかな後味でした。