ねがいのいえ理事長 藤本真二のブログ

障害を持つ方たちに寄り添い支援する日々の中で感じたこと、そのほか伝えたい話題などを、思いのまま日記風に綴ります。

また思った

2010-08-31 00:58:37 | Weblog
 今日のTVタックルはみんな同じ方向性で一致し、見苦しい言い争いがなくて充実していた。それにしても官僚の話は聞けば聞くほどやりきれないが、名指しで役に立たないと語る村木さんの論調は爽快だった。桝添さんの話も伝わってきた。大臣時代には悪い人に見えたけど、やっぱりがんばってたんだなあ。悪いシステムの改善に努めていた取り組みまで、政権交代とともに中止されてしまったことに苦言を呈したのは理解できる話だ。民主でも自民でも関係ない、いいことは続ければいいし、悪いことは改めればいい。他党の話には何でも反対し合う中身のない論争には飽き飽きだとみんな思っているだろう。

 医系技官の話にしても、新薬承認にかかる時間が世界最悪という話にしても、日本は長い時間をかけてことごとくうまくいかないシステムを作り上げたのだとまた思った。民主党がんばってくれるかな・・・

 しかし子ども手当と高校無償化はどうしてもやりたいんだろうか。財源の根拠がないバラマキを喜ぶほど国民は愚かじゃないと思うが。ある日突然破綻しないか心配だ。

 カンブリア孫正義氏の話にはしっとりと感動。また今度。

全ての人の悲しみに

2010-08-29 01:34:50 | Weblog
 24時間テレビをちゃんとみることもあまりないけど、腕をつったまま外出もないので、たまにはゆっくり見てみようと思い。

 いきなり片まひの少女が浅田真央と一緒に滑りたいという夢を実現に感動。年に一度のショー的な番組作りを批判する人もいるけど、それでも年に一度の番組で世の中にこうしてがんばってる人の存在を知ってもらえるのはいいことだ。難病の子の夢をかなえる「メーク ア ウィッシュ」のようでもあり。いいシーンだった。

 そしてうちでも最近はまっている絵手紙のドラマにまた涙。病気になった子に家族がかかりきりになると兄弟の心がとがっていく様子は、「金色のくじら」にも描かれていた共通のテーマ。いいドラマだったけど、何年経っても悲しみから立ち直れない人には、こんなドラマさえつらくて見られないのかもしれない、とも思いつつ。


 全ての人の悲しみが癒されて欲しいと願います。

感動のシーティング

2010-08-27 23:56:04 | Weblog
今日は他の事業所からのお誘いで研修に参加させていただきました。姿勢を正しく保持することで障害者や高齢者の機能を改善させる「シーティング」という方法。前から興味があり聞いてみたいと思っていた話でしたが、これほど劇的とは、想像以上でした。うちの利用者にもぜひ聞かせてくださいと講師の方にお願いし。またやることがひとつ増えました。しかし最新の技術を吸収しすぐに活かしている施設の姿勢に改めて感動。なかなかこんな人は少ないのが世の実情です。これからも学ばせていただきたいです。

 不安定な政局。問題があって辞めた人がなぜ代表選に出られるのか、大人の世界はよくわかりません。議員と公務員の給料をカットした市長が問題と言われているが、まったく問題なく、抵抗する人たちのほうが世情を理解できていないと思うのだが。

 20世紀少年、3週連続で完結。最後のシーンは胸にしみました。最後が全ての始まりのシーンにリンクするのが秀逸。コロッケの歌はほんとに名曲でした。うちにも一番尊敬するのはおじさんと語る姪がいることなど思い出し。

 怪我のせいで姿勢がずれるのか、やけに疲れる毎日。しかし夏休みが終わったら地域回りもラッシュなので休んでられません。

みんな話したい

2010-08-26 22:12:33 | Weblog
 他団体のかたと話をするたびに、みんな話をしたがっていることがわかります。昨日も「この地域を、困っている人が事業所を見つけられずに路頭に迷うことのない地域にしたいのだ」と夢を語りました。そのために他団体のかたたちとも協力したい。そして、みなさん素晴らしい。

 片手で入力するのはなかなか大変なので今日もこれだけで失礼します。

アクシデント発生につき

2010-08-25 23:35:38 | Weblog
 日中は外出できないので夜に居酒屋で他団体のかたと会談。いつもいい話ができて、みなさん素晴らしいかたたちです。 

 詳しく書きたいのですが骨折のため不自由な暮らしとなりまして。仕事もブログの更新もペースダウン。今日はやっとこれだけでご容赦ください。

本日のいろいろ

2010-08-21 23:25:41 | Weblog
 キックボクシングのトレーニングに行ったら、試合を来週に控えた日本チャンピオンが若手のプロ選手と練習中。昨年までジュニア国際大会でチャンピオンだった高校生がプロになり、こちらも試合を控えて元ムエタイチャンピオンのトレーナーとスパーリング中。その様子を見ながらサンドバッグに向かう。こんな環境で練習できるだけで会費を払っている価値があるというもの。

 いつもスパーリングをしてくれるトレーナーから「今日は他の練習生とやってみてください」と言われ、初めて練習生同士での対戦。トレーナーにはいつもぼこぼこにされてるけど、他の人とはどのくらい戦えるのだろうとかねてから思っていたのでちょっとテンションが上がり。「軽くいきましょう」と言われ「はい」と答えておきながら、全力で突進して叩きまくり、ダウンひとつ奪取。見てた人からあとで「殴られるの怖くないですか」と聞かれ、「最大の武器は勇気だと幕の内一歩くんもいつも言ってますから」と胸の中で答えた。

 苦情が多くてもめることも多い最近。たくさんの本を読むと一様に、「体を動かして発散すると心のバランスも保たれる」と書いてあるし。今週の憂さを発散しました。

 沖縄代表が初めて甲子園で優勝。松坂の年以来ちゃんと試合をみたことはないけど。基地問題に翻弄された沖縄のこんなタイミングなので、よけいに感動で震えます。テロの直後に訪れた時、観光客のキャンセルが相次ぎ経済に深刻な打撃を受けたみなさんが、空港で伝統芸能を披露して盛り返そうとしていた一生懸命な姿が忘れられない。「沖縄から応援団が来るのは大変だから」と、出身地を応援するために30年1試合も欠かさずに吹奏楽部の生徒を率いて甲子園に駆けつける兵庫の高校教師が紹介されてました。こんな想いを持つ人がいることに感動。涙が出ました。

 夏休みもいよいよあと一週間。連日倒れるスタッフ続出、元気な人たちも疲れがたまってきましたので。なんとか無事に過ごせますように。

うまくいかないモデル

2010-08-20 00:01:19 | Weblog
 今日は商工会の勉強会で「日本経済を衰退から救うには」というテーマのディスかっションをし。いつも見ているガイア・カンブリア・WBSなどで、どの業界にも従来の常識を覆す斬新な発想で成功している人がいることがわかります。だから、いい方法には国が積極的に支援をして、いい方法をみんなで真似して、みんなで成長したらいいのでは、と意見を出しました。

 帰ってきて今日のWBSを見たら、自転車のシェアリングという事業が海外では普及していて、環境に優しい公共交通として、また収益も1000億円規模で成功しているそうです。これは素晴らしい、と思いましたが、日本では縦割り行政、警察関係など、担当区域をまたがる合同事業は進まないのだそうで。

 日本は長い歴史をかけて「これをやったらうまくいかないモデル」を作り上げたのだろうか。硬直化した役人も然りだが、脱官僚と掛け声ばかりの政治家も然りか。

ロータリークラブのみなさま

2010-08-18 21:23:14 | Weblog
 ニコニコキッチンのスタッフが利用者の実習を受け入れてくださる企業を探す毎日。大宮シティロータリークラブの方と出会い、例会で呼びかする機会をもうけていただきました。

 恥ずかしながら、ロータリークラブというのが何をしているところなのかも知らなかった自分ですが。地域の会社経営者が加入して社会貢献をしているというお話。子どもの健全育成や環境への取り組みから、カンボジアに学校を建設したり井戸を掘ったり、などもしているとうかがい、感動しました。

 そして30分もの時間をいただき、ねがいのいえの取り組みや、ニコニコキッチンで訓練を積み社会に出て行きたい利用者の企業実習を見つけるのに困っている話をしたところ。すぐにその場で受け入れてくださるという社長さんが現れました。

 素晴らしい出会いです。利用者の未来を開こうと奔走する過程で、地域とのつながりがひとつひとつ積み上がっていくことを実感した夜でした。そして、月に1回業種を超えて集まり新しい活動を創造している姿は、横のつながりの弱いわれわれが一番学ぶべき姿だと感じました。

 現場のスタッフの熱い想いがこの出会いを実現してくれたことにも感激です。

昨日の龍馬伝

2010-08-17 01:18:32 | Weblog
 ややマニアック。「龍馬伝」見てる人しかわかりません。いちおう告知。 

 昨日の龍馬も良かった。司馬竜馬では武器の調達はたやすく成し遂げたかのように詳しく触れなかったが、実際はそんなに簡単じゃなかったと考える方がリアリティがある。そして、長州の伊藤と井上が英語を駆使して優秀さを発揮し、海援隊の近藤と沢村が船の知識を見せつけて長州のために少しでもいい船を安く買えるようにアシストする姿。感動だった。

 それだけに、近藤長次郎の最期が悲しい。来週はあんまり見たくない・・・歴史の事実だから、その通りになるんだろうけど、SFまがいに史実無視の部分もさんざんあったんだから、無事に逃がしてやってくれないかな。

 高杉を演じる役者、初めて見たけど、見れば見るほどいい。

 維新後政界の大物に成長する伊藤博文と井上馨は、維新前は高杉から「しゅんすけ」「もんた」と言われ子分扱いだった。その子分ぶりがどう描かれているかがこの時期のふたりを見る楽しみ。いい子分ぶりを見せてほしい。

攻められたらどうするかではなく

2010-08-17 01:03:47 | Weblog
 今日のTVタックルは見逃せないと思い録画して見ましたが。やっぱりみんな戦争するつもりの議論をしてました。たとえ攻められたとしても戦争してはいけない、戦争にならない外交をしなくてはいけない、という前提はないようです。唯一、大竹まことがそこのところを議論しようとしたら、議論に当たらないと安倍元総理が一蹴。総理のときにはピントがずれてたのに。防衛の話になると生き生きしていた。

 終戦記念日の特番では、何があっても戦争はいけないんだと言いたげな番組作りをどこの局も競ってるのに。

 世界が危険な状況になっても戦争放棄を貫くのが憲法の理念。たとえ難しくてもその難問に取り組まなければならないよう憲法で決めた。世界情勢によって変えていいなら理念ではない。

 攻められたどうするかの話ではなく。攻められたらもう終わり。戦った時点でどちらも敗北。そうならないためにどうするのかを前提の議論を望む。