別れの時

　この職場に出会ったおかげで自分のやりたいことが明確になり、ここでの経験を生かしてステップアップしたいという想いを持った人たちが、最後の日を迎えて去ってゆく。それは素晴らしい別れ。そして素晴らしい出会いがまたやってくる。

　オープン以来最大の危機に直面した人員不足だったが、ピンチが訪れたから、今までにない人員獲得戦略が進行し、今まで持っていなかったノウハウを手に入れることが出来て。続々と新人が入職し来年の展望が明るく開かれたこの年末。

　来年の展開はいくつもの選択肢が考えられるので、どの道を進むのかまだ検討中。しかし、ともかく今後さらに素晴らしい未来が訪れるらしいので。

　みなさんとともに、一緒に歩んでいきましょう。

心は脳を超える

　夢を売る仕事とはいえ、球団も企業である以上、巨大な損失は回避する選択をしてもやむなしと思ったが、快く選手を送り出す決定をした社長は素晴らしい。利益には替えられない大きな国民の支持を得たのではないか。

　スタッフの研修プログラムを経験したご家族が、お子さんと互いに自立した関係を築けるようになった今の姿が頼もしい。療育技術を学べば学ぶほど、方法にとらわれ、うまくいかないとさらに別な方法を探してさまよう罠に陥るが、障害脳が引き起こす不自由さも、本人の心が立てばコントロールされる現象を数多く見てきたわれわれにとって、はっきりと言えるのは、心は脳を超える、という事実。

　国庫補助申請の件と、ネットワーク活動の件と、もろもろ考えるのが年末年始の時間。年明けから具体的に始動の予定。

大切な人へ

先週のカンブリアは、スーパーの話なのに、人の幸福に寄与する喜びと村上龍が綴った通り、まるで福祉業界の話のようだった。成功者はみんな福祉家と感じるカンブリアの中でも、特にそう感じたリポートだった。

キャラメルボックスが演じる「素晴らしきかな人生」は、2度目に観たらさらに味わい深く胸に迫る感動。大切な人をみんな連れて行きたい稀有な舞台。今回で終わるのはもったいない、毎年やってくれたらいいのにと感じた。

生活スタイルが変わりブログ更新が減りましたが、閲覧数はさらにアップ。これからの方向性を決めなければいけない重要な選択の時、どっちの道を選ぶか。誰に相談したらいいかもわからない中、とりあえずネットの法律相談で下調べ中。応援してくださるみなさまのお気持ちを裏切ることの ないように。

最近の動きとこれからのプランは、クリスマスが終わったら発表します。

必ず何とかする

　またもや驚くべき困難ケースが現れ、一日も早く何とかせねばと思う日々。そして聴き取りの中で、その困窮ぶりに共鳴も共感もなく、冷たい態度で返す役所や同業者がまだいたことに、怒り呆れ果て。役所だけでなく同業者の質も問いたい。

　その自分もまた、求人を出しても人が集まらない現実に追われ、毎日が精一杯で身動き出来ず。しかし、必ず何とかする。絶対に支える、その決意と覚悟が大切か。

　役所とも住民とも極力争わないように、関係を大事に育てようと思ってきたが、歴史を動かしてきた先輩たちが傷つきながら激しい争いも辞さずに信念を貫いてきたように、戦いを避けることが出来ない局面が来たのかもしれないと思いつつ。
　
　今日は役所にけっこう攻め込んだ。

偉大な功績

久しぶりに拝見したパントマイムの師匠の舞台は、有名女優と対等に共演する偉大な役者の佇まい。サイレントからストレート芝居にまでエリアを広げても、変わらずに存在感を放っていたことに感激。

よりどころねっとの連続講座に再登場の国本さんの、全国行脚の報告は圧巻のリポート。どこで誰が頑張っているのか、互いに知らずに戦ってきた仲間たちの先駆的実践が一冊にまとめられた功績ははかりしれず大きい。このリポートの中から、国を変えるきっかけが生まれるに違いない。

しかし、国本さんのストイックで深い哲学は、懇親会までご一緒してより感じられ。講演会は懇親会のほうがメインかもしれない。

将来の先駆者

　高い志と情熱ある事業者が集まる埼玉よりどころねっと定例会、昨夜は、急成長する川口の団体のこれからのプランに感動。最先端の情報を引き寄せ、人とのつながりをたぐりよせるネットワーク力、そして、行動に移すスピードの速さが圧巻。人のやらないことをやりたいという革新的な情熱は、近い将来、埼玉を代表する先駆者として名を馳せるかもしれない。

　越谷の仲間は、行政との話し合いが滞ったまま遅々として進まないショートステイの指定に、別な方法で宿泊のニーズに答える方針を検討してくださり。

　さいたま市内では、一軒の事業者ではカバーできない部分を他の団体が補い合って、大変な家庭を支える毎日。

　こうしてこのネットワークの中から、今まで地域になかった支援が次々と生まれていくことが素晴らしい。意識の低い人が集まっても話が進まない組織とは違う、やる気ある団体が集まるのがこの定例会の強みと言える。

今週の講演会には医療的ケアのカリスマ的リーダーが関西から来訪。医療的ケアの話になると途端に参加者が減りますが。この話を聴けるのが少人数ではあまりにもったいないので、たくさんのご来場お待ちしてます。

すべての住宅に

　ビートルズの凄さをポイントを絞って解説した黒鉄ヒロシの、もっと自由でいいんだという価値観が世界中の若者に広がったという話は、わかりやすく興味深い。その音楽にはまったく触れたことのない自分だったが、影響を受けた世界からの影響は受けていたに違いない。

　いつも社会課題の解決に当たってきたトップリーダーであり、医療的ケアネットにも登壇した元ジャーナリストの知事が、ＡＫＢを率先して踊る姿が偉大。しかし、これほどまで国民を元気にするアイドルグループも史上記憶にない。多くの国民が振り付けを覚えて歌に合わせて踊っているのはものすごいこと。こちらも偉大。市民ミュージカルでダンスにはついていけなかった自分には踊れないが。

　空き家問題は思った以上に深刻な課題であることを伝えるリポートに。だからこそグループホームに有効活用したら、福祉課題も建築課題も一挙に解決なのに。悲惨な事故が起こるたびに消防法を厳しくして、スプリンクラーをつけないと活用できなくする現実は、時代に逆行しているとみんなが思っている。

　火災の被害者になった例は認知と体の不自由な人たち。丈夫な若い知的障害者は火事になればすぐ逃げてくれる。障害者高齢者はみんな逃げ遅れるからスプリンクラーがなければならないというのなら、一般家庭でも高齢者や幼児の火災被害は起きるのだから、すべての住宅がスプリンクラー必置になるべきではないか。

　最初からすべての住宅がそうなら、福祉活用への転用もすぐ出来る。

しっとりと沁みる

今期の「相棒」は、嫌な人だと思っていた上司の奥深さが少しづつ明かされて、しっとりと沁みる展開。

　人手不足で現場を補う毎日。他団体から懇親のお誘いを受けながらお断りせざるを得ず残念。懲りずにまたお誘いください。

　みなさまの窮状が大変なのも理解しながら、人手がない限り支援は不可能なので。人員確保のための戦略に着手。目標を決めて、達成するまで続けますので、もうしばらくこらえていただけるようご理解をお願いします。