大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

5月6日 活動報告 5 初夏の花たち

2017-05-07 14:39:26 | 日記

ゴールデンウィークのさなか、敷地内は爽やかな初夏の花たちに彩られます。

オオデマリです。

ニワゼキショウです。5ミリほどの赤紫のうつくしい花です。

オオツルボも群生していました。

カタバミです。花言葉は「輝く心」。

シランも日陰で咲いています。

ハタケニラも手に取るほど可愛らしいです。

花には虫がつきもの。休憩中の東屋で、虫と出会いました。ヨコヅナサシガメでしょうか。

 

 

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5月6日 活動報告 4 立葉があらわれました!(後編)

2017-05-07 14:02:20 | 日記

ひきつづき、蓮の成長の記録をつづっていきます。まずは「大空蓮」から。

次は「大酒錦x大賀蓮」のかけあわせ品種です。前編でご紹介した「大賀蓮」の純粋種に比べると、立葉もいっぱい伸びていました。

「錦蘂蓮」(きんずいれん)は、江戸時代より今日まで伝わる貴重な品種だそうです。

丸いマスのなかで育つ「紅富士」も立葉がニョキニョキと顔を出し始めていました。土筆のようにみえる葉が、きつく巻いた状態で上に伸びてから、開いて立葉になります。

花弁の数が多く、豪華な「千弁蓮」も立葉が出ていました。

近くでは、アカバナサンザシが会員たちの目を楽しませていました。

 

 

 

 

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5月6日 活動報告 3 立葉があらわれました!(中編)

2017-05-07 11:47:57 | 日記

ここでも、見本園のほんの一部ですが、目立った成長を見せている蓮をご紹介します。浮葉の色、大きさ、立葉の高さ、葉の数など成長過程に個性があって、これからが楽しみです。

「陽山紅」です。

「立田蓮」です。

下の「美中紅」は、葉がまばらながらも、立葉が何本か出ていました。

「藤壺」のマスは、水が少しよどんでいて蓮の呼吸がさかんなようでした。

背の高い「天昇(一重)」も立葉がすくすく育っていました。

「通糸蓮」です。

「蜀紅蓮」は、浮葉が赤みがかった色で、縁が波打った円形に近いかたちです。

マスの横では、ハルジオンがいたるところに咲いていました。

 

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5月6日 活動報告 2 立葉があらわれました!(前編)

2017-05-07 10:30:53 | 日記

浮葉に混じって、いよいよ立葉(たちば)があらわれました。一番多かったのが最初に浮葉の出た「アメリカ白蓮」です。

「碧台蓮」(へきだいれん)も立葉がどんどん出ていました。

立葉がひとつ大きく出ていたのが、「知里の曙」です。水面から20センチほど伸びていました。そばの藻とりは、葉を傷つけないように行います。

「天竺斑蓮」(てんじくまだらばす)も立葉を元気に伸ばしていました。

下の写真が「大賀蓮」で、立葉はまだでした。蓮にはそれぞれの開花時期があります。

気温が高くなって、東屋のわきのセイヨウサンザシには、花粉をいっぱいつけた虫が忙しそうにしていました。

 

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5月6日 活動報告 1 見本園の鳥対策

2017-05-07 08:15:49 | 日記

今日の活動は気温22℃、汗ばむ晴れのなかで行われました。作業内容は、蓮のマスのまわりの鳥対策、藻とり、草刈りでした。

鳥対策ですが、蓮のマスには、ほうっておくと鳥がやってきて水を飲んだり、行水したり、蓮をかじったりします。カラスやサギ類だと、蓮の葉や茎を羽で傷つけ、水かきで蹴飛ばす恐れがあります。

まずは、マスの四隅に竹の棒をたてました。材料は敷地内の竹林から。

大きな作業なので、今回は棒を立てたところまでですが、次回は、棒に1.5メートルの高さでテグスを固定し、見本園全体に糸を張り巡らせて鳥対策は完成します。

竹林の手前にある物置の藤が見頃でした。

見本園には、睡蓮もあります。今年最初の一輪が咲いていました。

マスには様々な生きものが生息しています。蓮の茎にヤゴがいました。一本の茎に二匹つかまっているのが分かるでしょうか?

すでに羽化したヤゴの抜け殻もありました。背に縦の切れ目が入っています。

ヤゴからトンボへ羽化した姿をとらえました。自分の抜け殻につかまりながら、午前10時頃にやっと羽が乾いてきたところです。

びっくりする音量の「グワッ、グワッ、グワッ」が聞こえる方向を見ると、アオガエルが座っていました。



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