ゴールデンウィークのさなか、敷地内は爽やかな初夏の花たちに彩られます。
オオデマリです。
ニワゼキショウです。5ミリほどの赤紫のうつくしい花です。
オオツルボも群生していました。
カタバミです。花言葉は「輝く心」。
シランも日陰で咲いています。
ハタケニラも手に取るほど可愛らしいです。
花には虫がつきもの。休憩中の東屋で、虫と出会いました。ヨコヅナサシガメでしょうか。
ゴールデンウィークのさなか、敷地内は爽やかな初夏の花たちに彩られます。
オオデマリです。
ニワゼキショウです。5ミリほどの赤紫のうつくしい花です。
オオツルボも群生していました。
カタバミです。花言葉は「輝く心」。
シランも日陰で咲いています。
ハタケニラも手に取るほど可愛らしいです。
花には虫がつきもの。休憩中の東屋で、虫と出会いました。ヨコヅナサシガメでしょうか。
ひきつづき、蓮の成長の記録をつづっていきます。まずは「大空蓮」から。
次は「大酒錦x大賀蓮」のかけあわせ品種です。前編でご紹介した「大賀蓮」の純粋種に比べると、立葉もいっぱい伸びていました。
「錦蘂蓮」(きんずいれん)は、江戸時代より今日まで伝わる貴重な品種だそうです。
丸いマスのなかで育つ「紅富士」も立葉がニョキニョキと顔を出し始めていました。土筆のようにみえる葉が、きつく巻いた状態で上に伸びてから、開いて立葉になります。
花弁の数が多く、豪華な「千弁蓮」も立葉が出ていました。
近くでは、アカバナサンザシが会員たちの目を楽しませていました。
ここでも、見本園のほんの一部ですが、目立った成長を見せている蓮をご紹介します。浮葉の色、大きさ、立葉の高さ、葉の数など成長過程に個性があって、これからが楽しみです。
「陽山紅」です。
「立田蓮」です。
下の「美中紅」は、葉がまばらながらも、立葉が何本か出ていました。
「藤壺」のマスは、水が少しよどんでいて蓮の呼吸がさかんなようでした。
背の高い「天昇(一重)」も立葉がすくすく育っていました。
「通糸蓮」です。
「蜀紅蓮」は、浮葉が赤みがかった色で、縁が波打った円形に近いかたちです。
マスの横では、ハルジオンがいたるところに咲いていました。
浮葉に混じって、いよいよ立葉(たちば)があらわれました。一番多かったのが最初に浮葉の出た「アメリカ白蓮」です。
「碧台蓮」(へきだいれん)も立葉がどんどん出ていました。
立葉がひとつ大きく出ていたのが、「知里の曙」です。水面から20センチほど伸びていました。そばの藻とりは、葉を傷つけないように行います。
「天竺斑蓮」(てんじくまだらばす)も立葉を元気に伸ばしていました。
下の写真が「大賀蓮」で、立葉はまだでした。蓮にはそれぞれの開花時期があります。
気温が高くなって、東屋のわきのセイヨウサンザシには、花粉をいっぱいつけた虫が忙しそうにしていました。
今日の活動は気温22℃、汗ばむ晴れのなかで行われました。作業内容は、蓮のマスのまわりの鳥対策、藻とり、草刈りでした。
鳥対策ですが、蓮のマスには、ほうっておくと鳥がやってきて水を飲んだり、行水したり、蓮をかじったりします。カラスやサギ類だと、蓮の葉や茎を羽で傷つけ、水かきで蹴飛ばす恐れがあります。
まずは、マスの四隅に竹の棒をたてました。材料は敷地内の竹林から。
大きな作業なので、今回は棒を立てたところまでですが、次回は、棒に1.5メートルの高さでテグスを固定し、見本園全体に糸を張り巡らせて鳥対策は完成します。
竹林の手前にある物置の藤が見頃でした。
見本園には、睡蓮もあります。今年最初の一輪が咲いていました。
マスには様々な生きものが生息しています。蓮の茎にヤゴがいました。一本の茎に二匹つかまっているのが分かるでしょうか?
すでに羽化したヤゴの抜け殻もありました。背に縦の切れ目が入っています。
ヤゴからトンボへ羽化した姿をとらえました。自分の抜け殻につかまりながら、午前10時頃にやっと羽が乾いてきたところです。
びっくりする音量の「グワッ、グワッ、グワッ」が聞こえる方向を見ると、アオガエルが座っていました。