陳光誠氏の記事の最後に、ニューヨークタイムズ助手・趙岩氏判決のことをちょっと書いた。
国家機密漏洩(すなわち江沢民が軍事委員会委員長を辞めることをタイムズに伝えたこと=もっともタイムズも、本人も否定しているのだが=)は、裁判所により証拠不十分とされ、退けられた。
詐欺罪については、趙岩氏が、お金と引き替えに、法的問題を抱えているある人物のために記事を書いて仲介することを、かつて約束したことが問題とされた。結局このため、有罪とされ、懲役3年(すでに拘束された2年を含めるので、実質1年)とされた。
国家機密漏洩で10年の刑も予測できたことを考えれば、この量刑(実質1年)は微妙なものだ。これをどう考えるかであるが、ニューヨークタイムズの記事では、専門家の見解として、詐欺罪は中国当局の「メンツを保つ」ことを助けるものとしている。そんなものだろう。
もっとも趙岩氏は、国家機密漏洩や詐欺の双方について無実を主張しているのだから控訴が行われるのであろう。
Appeal Likely for Journalist at The Times
国家機密漏洩(すなわち江沢民が軍事委員会委員長を辞めることをタイムズに伝えたこと=もっともタイムズも、本人も否定しているのだが=)は、裁判所により証拠不十分とされ、退けられた。
詐欺罪については、趙岩氏が、お金と引き替えに、法的問題を抱えているある人物のために記事を書いて仲介することを、かつて約束したことが問題とされた。結局このため、有罪とされ、懲役3年(すでに拘束された2年を含めるので、実質1年)とされた。
国家機密漏洩で10年の刑も予測できたことを考えれば、この量刑(実質1年)は微妙なものだ。これをどう考えるかであるが、ニューヨークタイムズの記事では、専門家の見解として、詐欺罪は中国当局の「メンツを保つ」ことを助けるものとしている。そんなものだろう。
もっとも趙岩氏は、国家機密漏洩や詐欺の双方について無実を主張しているのだから控訴が行われるのであろう。
Appeal Likely for Journalist at The Times