国際学どうでしょう

私が気にしている情報のメモ

鬼に笑われるかもしれないが、来年の参院選は安倍内閣の鬼門

2006-08-30 01:20:01 | 時事問題
自民党総裁選は安倍晋三氏の勝利となりそうだ。しかし安倍政権は来年の参院選を乗り切れるのか?私は相当難しいと思っている。根拠は極めて単純である。昨年の衆院選で自民党が勝ちすぎたことに対する反動が来るに違いないという予測である。

昨日場末の居酒屋で行われた宴会でもこの話題が出た。私が上記のことを述べると、宴会に出ていた人々が異口同音に賛成したのには私も驚いた。さらに安倍氏は、小泉氏のように「切れない」から、だめだろうという意見も出た。巷間よく言われている、安倍政権は指導性が発揮できずに、ボス同士の談合的意思決定が復活するに違いないという予測である。これもありそうだ。

さっき配信された河野太郎氏の「ごまめの歯ぎしり」にも次のように書かれていた。

「厚木で山本一太参議院議員といろいろと情報交換。参議院選挙の状況があまりよくないようだ。参議院選挙前の復党問題が取りざたされているが、僕も一太さんも反対だ。あれは単なる政策の違いというのではなく、自民党が改革政党であるかどうかを選んだ路線の違いなのだ。だんだん自民党が内向きになってきたような気がする。もっと国民の方を向いてきちんと主張しよう。」

参院選が大変そうだという認識が書かれている。さらに河野氏が「復党問題」と示唆しているのは、郵政問題に絡んで自民党から追い出された人たちの復党のことだろう。これが安倍内閣の指導性の一つの基準になるかもしれない。

来年の話をすると鬼に笑われるかもしれない。しかし自民党総裁選が面白くなくなった(自民党総裁選の不明確な点は、河野氏が推薦人20人集められるかどうかだけなのですから)。それゆえ参院選の話でもするしかないでしょう。
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