国際学どうでしょう

私が気にしている情報のメモ

人に慣れたサギ

2006-04-30 00:17:57 | 散歩写真
ちょっと古い話になりますが、4月23日日曜日夕刻、甲子園浜に久しぶりに行きました。この時期に人が立ち入ることが許可されている親水地域にいる野鳥で、小さなものは、全く私の腕では歯が立ちません。私の被写体となりうるのはカモくらいです(もちろんハト、スズメ、カラスも撮ることはできますが…)。

ところが、この日はサギが一羽、海から出ている岩にとまっていました。そしてサギは、どういう訳か砂浜に人がいたにもかかわらず、浜のすぐ近くまで飛んできました。人に対する警戒心が比較的薄いようです。光学ズーム6倍の私のカメラでもこの程度の大きさまで撮ることができました。

適当にシャッターを押していると、丁度飛び立つところも偶然撮れました。たまには、こういうこともあります。

(写真は西宮市甲子園浜)
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みどりの日

2006-04-29 00:03:03 | 雑談
4月29日は祝日である。しかし何の日か分からなかった。私の子供の頃は、「天皇誕生日」であったのだが、最近はいろいろややこしい話があったように記憶していたからだ。ゼミの学生さんに聞くと、やおら携帯を出して調べてくれた。「みどりの日」であるそうだ。えっ?「昭和の日」ではなかったの?

ポケット六法で調べると、4月29日が、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」「昭和の日」となるのは、平成19年からだそうだ。そして5月4日が「国民の休日」から、「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」「みどりの日」になるらしい。

ところで、5月4日の「国民の休日」というのは、素っ気ない名前と思っていた。実はこれは「国民の祝日に関する法律」第三条第三項に根拠をもつものである。ちなみに「みどりの日」や「昭和の日」などは、その法律の第二条に列挙されている。

第三条第三項には「その前日及び翌日が「国民の祝日」である日は、休日とする」とある。もともとは5月3日「憲法記念日」と、5月5日「こどもの日」に挟まれた日を毎年休めるようにする規定であった。昭和61年から実施された。確かに昔は、5月4日は、祝日でなかった記憶がある。

5月4日が「みどりの日」に昇格するのだから、第三条第三項も廃止になるのかと思いきや、まだ残っている。何の意味があるのか分からんと思っていたが、深い意味があるらしい。2009年の「敬老の日」は9月21日(月)である。そしてその年の「秋分の日」が9月23日(水)になる見込みらしい。そうすれば第三条第三項のおかげで、9月22日(火)が「国民の休日」になるというのである。なるほどねえ。

妄想は膨らんだ。5月1日を国民の祝日にすると、第三条第三項のためにすごいことになるね。4月29日から5月5日まで確実に連休になる!
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ドミニカ移民政策の不手際に関するメモ

2006-04-28 00:06:54 | 時事問題
ドミニカに関しては、私はほとんど何も知らない。しかしドミニカ移民が、政府を訴えたということは、どこかで読んだことがあった。そのときは、ひどい話だと思った。移民ではなく、棄民だと思った。政府が、この問題について、ようやく重い腰を上げたというニュースが報道された。

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移住政策の不手際…政府、ドミニカ共和国移民に支援(抜粋)

「政府はカリブ海の島国ドミニカ共和国への日本人移住者に対する支援に乗り出した。移住者らは、政府の移民政策によって、事前の約束とは違う劣悪な生活を強いられたとして、国を相手に損害賠償を求める集団訴訟を係争中だ。」

「ドミニカには1956~59年に約1320人の日本人が移住した。現在、2世、3世含め日系人約900人がいる。

訴状などによると、政府は当時、「カリブ海の楽園」とのキャッチフレーズの下、〈1〉優良な農地18ヘクタールを無償譲渡〈2〉入植地は中程度の肥よく度で、かんがい施設の整備を予定――などとうたい、移民を募った。

しかし、実際に配分された土地は、約束の約3分の1から半分程度で、所有権はなかった。大部分が塩の噴き出した砂漠やジャングルなど、耕作に適さない荒地で、電気も水もない困窮した暮らしを強いられたという。」

「この問題について政府を追及してきた尾辻秀久・前厚生労働相によると、移住者の間でも「訴訟は訴訟で争うが、国の支援は率直に評価したい」との声が出ているという。」
(2006年4月27日14時58分??読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060427i205.htm

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この話をどこで見たのだろうかと考えていたが、思い出した。中村哲治元議員(民主)のメルマガであった。上の記事の一番最後のところに書いているが、このドミニカ移民問題を追及しているのが、驚くなかれ野党議員ではなく、与党・自民党の尾辻秀久前厚生労働相(参議院議員)なのである。

中村氏も書いていたのだが、参議院には衆議院と違った独自の気風があり、与党議員であっても、自分の専門分野で政府を厳しく追いつめるというのである。私は、参議院は衆議院のカーボンコピーにすぎないと思いこんでいたので、相当驚いた。さらに尾辻議員は、見た目温厚そうで、厳しく追及するにはほど遠い印象があったからだ。
 
「国会からの手紙」2005/07/12第228号:ドミニカ移民問題
http://www.tetsu-chan.com/tegami/228_gou.htm
コメント (3)
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ステークホルダー(利害関係者)

2006-04-27 00:05:31 | 時事問題
ステークホルダー(stakeholder)とは、元来は企業の社会的責任に関して用いられた用語。企業の利害関係者。企業活動を行う上で関わるすべての人のこと。地域住民、官公庁、研究機関、金融機関、そして従業員も含むもの。

この言葉が、国際政治に転用された。昨年、米国のゼーリック国務副長官が、中国に対して「責任あるステークホルダー(利害関係者)」であるべきだと呼びかけた。私の理解する限りでは、中国に対して、いたずらに経済的利害を追求するだけではなく、それ以上の責任を求めたもの。

4月20日、ブッシュ大統領は、胡錦涛国家主席歓迎式典で、米中関係を「国際システムの中のステークホルダー(利害関係国)」とした。大統領は「中国の振興を歓迎し、米中が多くの戦略的利益を共有している」として、中国の協力を求めた。しかし、このときの米中会談では具体的成果が出たわけではなかった。

しかし下の記事を目にして、中国も少しは考えを変えたかなと思った。中国は、スーダンから石油を輸入するために、スーダンに対して批判的行動をしてこなかったのだ。

=====
国連安保理、スーダン・ダルフール紛争で初の制裁決議
 【ニューヨーク=白川義和】大量の死者や避難民が出ているスーダン西部ダルフール地方の紛争で、国連安全保障理事会は25日、スーダン軍や反政府武装勢力、民兵組織の各幹部計4人の渡航禁止と資産凍結を全加盟国に求める決議案を賛成多数で採択した。

 同紛争での対個人制裁発動は初めて。

 中国とロシア、カタールは棄権した。中露は「進行中の和平協議に悪影響を与える」として、拒否権行使も辞さない姿勢だったが、和平協議の月内妥結を求める安保理議長声明を同時に採択することで妥協した。

 ダルフールでは、黒人系の反政府武装勢力と、政府の支援を受けているとされるアラブ系民兵組織の戦闘で、住民の殺害や略奪、レイプが横行した。

 紛争による避難民は200万人、飢餓や病気などによる死者は18万人とされ、今なお不安定な状況が続いている。
(読売新聞) - 4月26日10時24分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060426-00000202-yom-int
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高い原油価格に関するメモ

2006-04-26 00:08:54 | 時事問題
暖かくなれば原油の価格が下がるかもしれないと考えていました。しかしこのような素人的発想は完全に打ち砕かれました。最近では原油は、1バレルあたり75ドルというお値段を越したそうです。この先どうなるのかということが、気になっていたので、「エコノミスト」の次の記事が大変気になりました。自分のメモのために記録します。

その記事によれば、先物取引市場は、これからも石油の値段が高いことを示していること。さらに問題は、高値ではなく、不透明さである。これから石油採掘の期待できる場所が、ロシアや中東といった不安定な場所であること。石油市場に流れ込んでいる投機的資金の動きがよく分からないこと。石油の値上がりが、世界経済にどのような影響を与えるのかよく分からないこと。石油代替技術の先行きが不透明であることであるということらしい。ふーん。

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エコノミスト4月22日
平穏な日々に対するノスタルジア(部分訳かつ大意)
不確実さが高値よりも大きな問題に思える

…サウジ・アラビアは、地中に何十年分もの石油があり、それゆえに節約あるいは代替を防ぐために、石油を安く維持するというインセンティブを持つ。この目的のために、そしてワシントンにおける保護者を助けるために、サウジ王国は、予期せぬ需要の上昇あるいは供給カットを処理するために、一日あたり数百万バレル程度の余分の能力を維持していたのだ。たとえば、第一次湾岸戦争の間、サウジ・アラビアは、イラクとクウェートの通常の産出ロスを補填するために、タップを回したのであった。しかし過去数年はとりわけ中国のようなブームに沸く地域からの需要が高まり、供給は追いつかない。それゆえサウジ・アラビアの緩衝は、だんだんへたってきた。20年ぶりに、需要が供給能力を緊張させているのだ。

非常に自由な石油市場は、悪いものではない。そのうちに、高価格は節約に至るだろう。温暖化を心配する世界においては、これはボーナスだ。…さらに、石油会社は、より多くの石油を得るために努力を倍にすることで、高価格に反応するべきである。そして会社はそうしている。ある見積もりによると、2010年までに1500万バレルの新しい生産能力が操業するはずである。さらに、…地質的な証拠は、地中にまだ多くの黒い金があることを示唆している。

障害は、探査のためにもっとも見込みのある地域が、中東やロシアのような不安定な場所にあることである。さらに、石油は国有会社により支配されている。それらは、市場が送る信号に対して反応しないことがしばしばである。供給がきついとき、産油国における政治的あるいは気象学的異変は…、市場を通じて、鳴り響くのである。

不確実性を増すさらに三つの要素がある。第一は、石油のような商品に対して新たに投機的投資の洪水があることだ。投機家は、過去数年間において商品市場に1000億ドル以上をつぎ込んだと考えられていて、石油価格をよりいっそう上昇させることを助けている。しかしこの新しいホットマネーは、瞬時にして石油市場を去るかもしれない。そして価格の暴落を引き起こすかもしれない。…

第二の分からないことは、高価な石油が、世界経済にいかに影響をするかということである。過去の石油価格上昇は、インフレや利率の上昇につながり、リセッションの引き金を引いた。今回は違うかもしれない。なぜならば、供給削減よりむしろ増大する需要が、価格上昇を支えているのだ。このことは、価格上昇が不変でありかつ漸進的であり、消費者に対して適応する時間を与えることを意味する。さらに、物価上昇率は低く、石油輸出国は、最大の輸入国である合衆国における消費を支えているのである。高価な石油は、最終的には需要を抑える。しかしどんな価格で、世界経済に対してどれほどのコストであるのかは、誰も分からないのだ。

長期的には、最大の不確実性は技術である。西側の石油会社は、石油を発見する困難を、燃料を製造することで解決し始めている。たとえば、植物から抽出されたエタノール、あるいは石炭とガスで作られたディーゼル燃料のような人造燃料は、確実でほとんど無限の供給の予測をもたらしている。しかし今日の技術では、これらは、アラビアの砂漠からくみ上げられる石油よりも、作るのがはるかに高くつくのである。その変化のときまで、石油市場は、いらいらさせられる時期なのである。
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胡氏と議論すべき要望リスト

2006-04-25 00:03:57 | 時事問題
米中会談が行われる前に書かれた記事ですが、「エコノミスト」誌は米中会談に対して、人権問題で押せと米国に呼びかけています。確かにその通りです。(下の訳では略されていますが)人権問題が、中国人のためでもあるというのもよく理解できます。

しかしこのような主張では、中国政府は、人権という名目で、中国で体制の転覆をもくろむもの(「和平演変」)と警戒するだけかもとも思います。じゃあ、どうすればいいのかと言われても、私には妙案があるわけではないので、とりあえず自分の考えをまとめるために、メモしておきます。例によって部分訳、しかも大意です。

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エコノミスト
2006年4月22日
胡氏と議論すべき要望リスト(部分訳)
アメリカは、中国に対して人権について圧力をかけることにひるむべきではない。

要望書には、ひとつの大きな課題だけである。中国は、世界人権宣言を守るべきである。…現在中国はそれを守っていない。確かに、多くの点で、中国の生活は非常に自由になっている。以前よりも国家は、私生活や経済活動に介入することが少なくなっている。かつてほど言論や出版は、統制を受けなくなっている。しかし中国は、ひどい権威主義的国家のままであり、共産党に対する組織的反対は許されない。メディアコントロールも、長年にわたり緩やかとなったが、今や胡氏の元できつくなっている。(反対党派ではなく、個人に対する)自由投票の実験も、地域的なものにとどまっている。裁判制度も茶番であり、被疑者は数ヶ月あるいは数年起訴なしに拘束されることもある。控訴審で判決を覆されるのは、訴追されたものの0.5%以下である。国連によれば、拘禁されているときに棒や電気警棒で殴打されることがはびこっている。人権団体は、17年前の天安門事件の平和的デモにかかわったために、まだ少なくとも50人が獄中にいると言う。とある役人は、毎年1万人ほどが処刑されていると、2004年に述べた。中国が最後に獲得をしたチベットや新疆では、抑圧は漢民族地域よりもはるかにひどい。これらすべては、上海の外灘のナイトクラブと同様に、中国の一部なのである。

中国の人権を推進する余地が、アメリカにはほとんどないと言われる。2000年に、アメリカは、中国に対して毎年、最恵国待遇を再検討するための条件を打ち止めにしたが、そのときもっとも効果的なテコを放棄したのだ。翌年、北京の2008年五輪の提案が成功したとき、もう一つのテコも失われた。さらに、アメリカのグアンタナモやアブ・グレイブでのアメリカのやり過ぎは、アメリカから人権を説く道義的権威を取り去った。

二つの議論ははき違えだ。アメリカは、まだ中国に対してちょっと上だ。胡氏は、尊敬を求めている。彼は、上げ潮の中国が、世界の平等で尊敬されるメンバーであることを大いに望んでいる。西側は、中国に対して好意を持っているが、中国が人権をまじめに受け取らない限り、完全に受け入れられないことを明らかにすることができる。グアンタナモやアブ・グレイブに関しては、修正をするべき恐るべき非アメリカ的逸脱である。しかし、グアンタナモやアブ・グレイブのために、合衆国が、あらゆる国における自由や威厳について語ることを妨げられるとすれば、それは再び人権を侵害する誤りである。
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胡主席の発言を妨害した女性についてのメモ

2006-04-24 00:05:29 | 時事問題
4月20日、ホワイトハウスでの歓迎式典で胡錦涛国家主席に対して暴言を浴びせた女性は、王文怡(47)という名前である。

彼女は、中国語で「法輪功の抑圧をやめてください」「あなたの時代は尽きています」。英語で「ブッシュ大統領、彼が殺害をすることをやめてさせてください」と言ったという。彼女は21日に、外国要人を脅したという容疑で告発されている。

彼女は、ニューヨーク在住の医師。シカゴ大学で医学博士の学位を得ている。大紀元時報(The Epoch Times)の記者証を得ていた。もっとも大紀元時報は、王文怡の行動は個人的なものであるとし、ブッシュ大統領に謝罪をしている。

彼女は、大紀元時報に、6年間ほど医療問題に関する記事を書いていた。最近では、中国において法輪功の練習者から、生きたまま臓器が摘出されて、売られていると言う告発記事を書いていた。(大紀元時報には日本語の記事もあります。ヤフーなどのサーチエンジンで探せますので、関心のある方はお読みください。私としては、記事の真偽はよく分かりません)

彼女は、五年ほど前にマルタ島で、当時の江沢民国家主席に対しても、法輪功の扱いをめぐり直接不平を述べている。

法輪功は、私の理解するところでは気功と中国土着の宗教が合体したようなもの。中国では1999年以来禁止されている。その年に、法輪功が北京で大々的なデモンストレーションを行ったことが、中国当局の逆鱗に触れたと私は理解している。法輪功は、体制を転覆していると断罪された。また大紀元時報は、法輪功を支持していると私は思っている。

Falun Gong Activist Defiant After Arrest
Hu heckler on harassment charge
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八重桜

2006-04-23 02:13:05 | 散歩写真
キャンパスの八重桜がきれいに咲いている。毎日飽きずに見ているが、もっと見たいと欲が出てきた。ゴールデンウィークあたりに、奈良の山の方に行けば、まだ八重桜が見られるかもしれない。五位堂(奈良県香芝市)から通っているゼミの学生も、桜がまだきれいだと言っていた。

4月22日、名城大での軍事学会の定例研究会に行き、報告を聞いて気が変わった。報告は加納格先生(法大)「ロシアから見た日露戦争」、守屋純先生(桜花学園大)「バルバロッサ作戦とジューコフの防衛戦略」。報告は時代が違うが、ロシアの資料を用いて従来の研究に修正を加えるものであった。大変刺激的なものであった。

実は私は、一月締切遅れの原稿を書いているのだが、もういい加減疲れたので適当に切り上げようとしていたのだ。そして連休には、八重桜を見たいという訳であった。しかし両先生の気迫溢れる報告を聞いた後では、花見をやめてもう少し最後まで頑張ろうと反省させられた一日であった。


(写真は大阪学院大学キャンパス)
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胡錦涛主席歓迎式典でのハプニング二つ

2006-04-22 00:19:25 | 時事問題
ブッシュ大統領と胡錦涛国家主席の会談は、20日ホワイトハウスで行われた。

両首脳は、両国が多くの重要な「戦略的利益を共有」しているとの認識で一致。イランや北朝鮮の核開発問題などで協力関係を強化することを確認したが、具体的な方策では合意ができなかった。他方貿易問題では、ブッシュ大統領は、人民元の切り上げについては中国側の努力を評価したが、具体的な進展はなかった。

さらに歓迎式典では、胡錦涛国家主席が話をしているとき、米国の「大紀元時報」の記者が、「法輪功迫害をやめさせて」と叫んだらしい。これに関してブッシュ大統領は胡主席に陳謝した。

歓迎式典ではもう一つへまがあったようだ。ホワイトハウスのアナウンサーが、中国の国歌が演奏されるとき、"the Republic of China"と言ってしまったらしい。これは中華民国(台湾)。正しくは"the People's Republic of China"(中華人民共和国)である。

このアナウンサー大丈夫かな。クビにならないかな?日本だったら、麻生太郎外相が「俺もいろいろやったから」と庇ってくれるかもしれない。アメリカ人は、細かいことにこだわらないから大丈夫か?

胡主席に女性が罵声「法輪功への弾圧やめて」
Bush and Hu Vow New Cooperation
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ゆるキャラ

2006-04-21 01:48:14 | 雑談
子どもが見ていた、テレビ東京系のテレビチャンピオン第一回ゆるキャラ選手権大会を、最後のところだけ見た。本当に微妙なものが出ていた。

ゆるキャラよりも、圧倒されたのは審査員のすごさ。みうらじゅん、安斎肇、糸井重里。いい加減なコメントを、よくまじめな顔をして言うものだと感心しきり。こんなものゴールデンでやっていいの?というくらいサブカルの雰囲気がぷんぷんした。

しかし兵庫県のじぎく国体のマスコット、はばタンはなぜ出なかったのか?疑問に思うことしきりであった。(写真は、伊丹市のダイヤモンドシティーに飾られているはばタン)
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