国際学どうでしょう

私が気にしている情報のメモ

自由貿易はただではない

2010-10-11 12:30:45 | 時事問題
"Thank You"


米国中間選挙キャンペーンでは、中国を悪役に仕立てて、悪役に手を貸していると対立候補を攻撃することがはやっているらしい。上記ビデオでは、自由貿易を主張している上院議員に対して、そのためにオハイオの職が失われたと断言する。かつての日本たたきのようなものであるらしい。
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友だち作り、大学がお手伝い 入学前からSNSや交流会(朝日新聞9月15日)

2010-09-15 03:27:49 | 時事問題
以下のような記事が9月15日の朝日新聞夕刊に掲載された。
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友だち作り、大学がお手伝い 入学前からSNSや交流会

「大学に入ったら、友だちができるだろうか」。入学前の高校生らの不安に応えようと、大学が「友だちづくり」の手助けに乗り出している。インターネットの交流サイト(SNS)を作ったり、入学前の準備教育でイベントを実施したり。友だちができないために大学になじめず中退する人を減らそうと手間ひまかけて応援するようになった背景には、合格発表から入学まで半年近く時間が空く推薦・AO入試の普及があるようだ。

(中略)

 大阪学院大・同短大(大阪府吹田市)は、「リアル」な友だちづくりの場として、毎年3月に入学予定者の集いを開いている。友だちをつくって大学生活をスムーズに始め、ひいては中退する学生を減らす効果を期待している。在学生が主導してゲームや自己紹介をして交流するという。
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asahi.com(朝日新聞社):友だち作り、大学がお手伝い 入学前からSNSや交流会 - 社会

上記の入学予定者に参加するものは、新入生の3から4割程度である。教える側からすれば、半日のリクリエーションを見学できるわけなので、どのような学生が入学してくるのか情報を得る大切な手段となっている。
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ハロー!僕はマック。僕は、世界で最悪のコンゴの紛争をあおる手助けをしているのさ。

2010-06-29 14:42:43 | 時事問題
I'm a Mac ... and I've Got a Dirty Secret


「ハロー!僕はマック。僕は、世界で最悪のコンゴの紛争をあおる手助けをしているのさ。PC、ケイタイ、デジカメも同じさ。」

有名なマッキントッシュのコマーシャルのパロディを通じて、コンゴ紛争で汚れたレアメタルを使わないようにメーカーに訴えかける非営利団体のCM。

Raise Hope for Congo

追記
この件に関して、wired.comの読者(ということは一般人)デリク・ローズ氏がスティーブ・ジョブズ氏に尋ねたら、返事が来たという。

大意
「私たちは、納入業者たちすべてに、資材は紛争に汚されていないものであると書面で証明を求めています。しかし正直に言って、それが確実であるという保障はありません。科学的に鉱物資源の発掘源をたどることができる方法を、誰かが発明するまで、難しい問題です。」

たしかに、ジョブズの言うとおりだとは思う。

In E-Mail, Steve Jobs Comments on iPhone 4 Minerals
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DON'T LET THEM LIFT THE WHALING BAN

2010-06-20 15:05:49 | 時事問題
DON'T LET THEM LIFT THE WHALING BAN


商業捕鯨再開に反対するCM。参考のため。
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私に『裸踊り』をさせて下さったみなさん、有り難うございました。

2010-06-17 01:17:29 | 時事問題
デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」


鳩山元首相が意味不明のことをつぶやいた。
「『新しい公共』が一人歩きを始めました。こんなに嬉しいことはありません。私に『裸踊り』をさせて下さったみなさん、有り難うございました。その私に続いて『裸踊り』をしようと立ち上がって下さったみなさん、有り難う。この伝播力が必ず社会を大きく動かすでしょう」

その後鳩山元首相が謎解きをして、その答えと指定したのが上記ビデオ。

馬鹿な動きをしているリーダーの勇気は重要。しかしそれを過大視するべきではない。重要なのはリーダーの動きを真似る最初のフォロワーであるということのようだ。

しかしこのビデオで、社会運動の始まり広がる様子は分かった。しかし「『新しい公共』が一人歩きを始めました。」の意味が全然分からない。また謎解きがあるのか。
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いちばん

2010-06-14 00:52:02 | 時事問題
某政治評論家の話によれば、参院選の結果は極端に振れることが多い。どういうわけか、菅内閣の支持率は高いし、ぼろを出さないために国会も早々に切り上げ、選挙に突入となれば、輿石さんが言うように民主単独で60議席も夢ではない。とすれば、民主を過半数割れに追い込むと意気込む谷垣さんが辞職の憂き目にあうのだろうか。もっとも政界は一寸先は闇なので、何が起こるかはわからないが。
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「口座から引き出しは3億円余」の出所は特捜部周辺だと思います

2010-01-18 00:29:17 | 時事問題
17日日曜日、「龍馬伝」を見終わったら、野村正育さんがにこやかにニュースを読み出した。小沢幹事長の口座からは、購入資金として3億円あまりが引き出されたということが分かったことなどを述べていた。

おそらく小沢氏が例の4億円は自己資金であるという主張に対する反論なのだろうと思った。もっとも残りの1億円はどうなったのか?については話はなかった。

その後、Twitterでは、原口総務大臣がこの件について次のようにつぶやいた。

「関係者への取材でわかったとのことですが、この関係者とは誰のこと?弁護士でもなければ検察でもない。誰か?」

NHKのホームページを見ると次のようであった。

「NHKニュース 口座から引き出しは3億円余
http://www3.nhk.or.jp/news/t10015036061000.html
民主党の小沢幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる事件で、小沢氏が購入資金に充てたと説明した金融機関の口座について、東京地検特捜部が調べたところ、3億円余りが引き出されていたことが関係者への取材でわかりました。逮捕された石川知裕衆議院議員は、特捜部の調べに、土地の購入資金について「小沢氏から4億円を借りた」と供述していることから、特捜部は残りの1億円近くをどのように工面したのか説明を求めるため、引き続き小沢氏本人に参考人として事情聴取に応じるよう要請しています。」

誰って?上の文章から素直に推測すれば、特捜部のリークと思います。

小沢幹事長は反論があるならば、口座の記録を公開すればよいと思う。前原国交相も次のように述べている。

時事ドットコム:「しっかり説明を」=小沢氏に-前原国交相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010011600343
「前原誠司国土交通相は16日、小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐって元秘書の石川知裕衆院議員らが逮捕されたことについて、「(説明が)十分ではない。ご自身が指示されたのかどうかも含め、しっかり説明するべきだ」と述べ、小沢氏の説明が不十分との認識を示した。その上で「それをちゃんとご説明されて幹事長の職をしっかり頑張ってもらうということだ」と語り、小沢氏の幹事長続投表明に理解も示した。大阪府泉佐野市で講演後、記者団に語った。 (2010/01/16-20:24)」
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小沢氏の土地購入は法的問題ないの意味

2010-01-17 20:00:10 | 時事問題
国会開会前に与党幹事長の元秘書3人を政治資金規正法違反容疑で逮捕するとは、東京地検特捜部も手荒なことをする。

問題となっているのは、疑惑の4億円の原資だが、その一部にゼネコンの裏献金が含まれているかもしれないことである。これは水谷建設幹部の証言に基づいているらしい。

もちろん特捜部の狙いは、小沢幹事長なのであろう。しかし小沢氏をどのように裁くのであろうか。多分ダム建設に対する斡旋収賄であろう。

この件については次のような解説がネットで見つかった。

「毎日新聞客員編集委員の岩見隆夫は、「贈収賄」事件へ発展する可能性を若狭弁護士に聞いた。若狭弁護士は、次のように説明した。「あり得る」としながらも、当時の小沢幹事長は野党側で「職務権限がない」。「斡旋収賄」の可能性については、問題視されているダム工事が仮に官製談合で国交省の役人がその談合を仕切り、その役人へ小沢幹事長が圧力をかけていればあり得る、とした。談合が民間主導だった場合、その民間人へ圧力をかけていても「斡旋収賄にはならない」のだそうだ。談合の多くは民間同士でやっているとも指摘し、要するに可能性としては低い、ということのようだ。」
元秘書逮捕の小沢事件 岩見隆夫「贈収賄の可能性は?」 : J-CASTテレビウォッチ

上記の説明では、小沢幹事長が斡旋収賄に問われることはありうるとしている。しかし国交省の役人が談合を仕切り、その役人に小沢幹事長が圧力をかけていれば、斡旋収賄は成立しうるとするが、この根拠は薄弱である。野党の政治家に、国交省の役人に対して「職務権限」などありはしない。

ところで、小沢幹事長は、この案件は「法的には問題ない」と言ったそうだ。

「民主党の小沢一郎幹事長は13日、自らの資金管理団体の土地購入問題で、東京地検特捜部が一斉捜索に乗り出したのをよそに、夏の参院選に向けた“地方行脚”を本格化させた。購入問題に関しては陳謝しつつも、法的には問題ないと強気の姿勢を崩していない。」
小沢氏、陳謝するも強気崩さず 地方行脚本格化 - 47NEWS(よんななニュース)

その真意は計り知れないが、結局裏献金が万一存在して、それが暴露されたとしても、せいぜい政治資金規正法で元秘書たちが裁かれるだけであり、小沢一郎は斡旋収賄では裁くことができないということなのだろうか。
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今年の世界10大リスク5位は「鳩山政権」ではなく「日本」

2010-01-11 11:56:30 | 時事問題
下記の興味深い記事に出会った。

「asahi.com(朝日新聞社):「鳩山政権」世界10大リスクの5位 米コンサル会社 - 2010鳩山政権
http://www.asahi.com/seikenkotai2009/TKY201001100168.html
2010年1月10日
 【ニューヨーク=山中季広】国際政治上の危険要因を分析している米コンサルティング会社ユーラシア・グループは、今年の世界10大リスクの5位に「鳩山政権」を挙げた。「気候変動」(6位)や「インドとパキスタンの緊張」(8位)などより危険な要因だとした。
 鳩山政権の「官界と産業界の影響力を小さくしようとする政策」が、世界的に見ると高い危険要因になっていると指摘。「参院選で勝つと、今よりマニフェストに忠実な政策を実行しようとして混乱するだろう」と予測した。
 「党の実権は小沢一郎氏が握っている。鳩山首相は選挙指揮が巧みなわけでも、政策決定に強いわけでもない。現政権は年末までもたない可能性が相当あり、ひょっとすると参院選までもたないかもしれない」とも分析した。
 リスクの1位は「米中関係の悪化」、2位が「イランの暴走」だった。」
 

なるほどと思ったが、元の情報を見ると、朝日の記事とはニュアンスが違う。
リスクは「鳩山政権」ではなく、日本。

自民党一党支配の政府に取って代わった民主党政府は、小泉後の指導性のない弱体政府の継続。官僚の政策に関する指導がなく、かなりひどい経済的困難が起きている。しかも民主党は「官界と産業界の影響力を小さくしようとする政策」をおこなっている。またぞろ日本が、「失われた十年」に入ってしまうかもしれないということが懸念されているということ。

朝日の記事は最後から2段落目に小沢云々を書いたのが失敗の原因である。


"5 - Japan
What happens when the ruling party loses power in a one-party state? You get a zero-party state. That has effectively happened in Japan, and it’s hard to overstate the importance of the sweeping political change--indeed it’s unprecedented for a major industrial democracy. The new Democratic Party of Japan’s (DPJ) efforts to limit the influence of bureaucrats and industrialists are creating higher policy risk, especially after upper house elections in the summer.
Currently Prime Minister Yukio Hatoyama is holding back on that agenda given coalition and electoral constraints. But indications are that the DPJ would stick with its electoral mandate and not continue its present more cautious policy positions if it gains control of the upper house. Given Japan’s extraordinary fiscal constraints, that’s going to be tough to pull off, particularly since the sidelining of senior technocrats makes it much more difficult to put flesh on the bones of DPJ policy goals.
The real power in the DPJ regime is long-time party boss Ichiro Ozawa, who, himself tainted by scandal, remains outside the cabinet and so behind the formal policy scene. It’s quite possible that Hatoyama won’t last the year. He’s not a skillful campaigner nor an effective decision-maker, and has a scandal of his own around his neck. Insiders are already looking to someone like Deputy Prime Minister Naoto Kan or even the more youthful and policy-savvy Kazuhiro Haraguchi to take Hatoyama’s place--even before the upper house elections.
If so, regardless of the merits of the actual successor, the DPJ will appear to be simply a continuation of the post-koizumi era succession of weak governments, but this time without the benefit of a strong unified bureaucracy to guide policy and with a much more worrisome economic situation. Meanwhile, uncertainty over how 2010 will play out for the DPJ and the party’s less favorable disposition toward the business community is likely to harm financial confidence, deepening economic woes.
Some pundits worry that the United States will replicate Japan’s lost decade. For 2010, the greater risk is that Japan might be starting another one."
Tpo Risks of 2010

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鳩山首相とTwitter

2010-01-07 22:57:42 | 時事問題
鳩山首相は正月からツイッターを始めた。1日1ツイートを目標としているらしい。

だが批判もある。
例えば、加藤紘一氏は、次のように断言する。

「総理はツイッターをやるべきではない。そんな暇があったら普天間をどうするか、じっと悩んで考えて欲しい。日本中でツイッターを一番やっちゃいけないのが総理だ」
asahi.com(朝日新聞社):「ツイッター、総理はやっちゃだめ」自民・加藤氏が苦言 - 政治
http://www.asahi.com/politics/update/0105/TKY201001050335.html

加藤氏はネット世論を見誤って首相になり損ねただけに、説得力がある。
もっともこれには反論もある。


「もしかしたら加藤氏は、ツイッターの機能を理解していないのかもしれない。こうしたニューメディアの特性は、旧来のメディアと違って双方向機能に長けていることにある。
 つまり、これまで疎外感を覚えていた国民が、直接施政者に自らの声を届ける手段を発見したことに他ならない。政治的アパシーに陥っていた若者が嬉々としてはまっていくのには、政治に参加できる喜びを確認したからではないか。」
ツイッターを始めた鳩山首相は、 国民の声を聞き取るチャンスを得た | 週刊・上杉隆 | ダイヤモンド・オンライン

上記を読んで、鳩山首相が一人で全部やっているわけない。スタッフを動員すれば、国民の声を拾うというよりは、支持者をつなぎとめ、増やす手段としてツイッターは有効であろう。

ツイッターは、短いメッセージを簡単に発信できる。

それに対する膨大な数に上る反応(ツイート)を、読んで分析するのは、スタッフの力を借りればできる。

そしてその分析にもとづき、フォローしてくれる人が好みそうなことをツイートすれば、ますますフォローしてくれる人は喜ぶというわけではないのか?
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