どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

火の鳥・・ロシア

2012年11月19日 | 昔話(ヨーロッパ)

      子どもに語るロシアの昔話/伊東一郎訳・再話 茨木啓子再話/こぐま社/2007年


 火の鳥というと手塚治虫の漫画を思い浮かべるが、ロシアの昔話にでてくる火の鳥は金の羽をもち、目は水晶。「イワン王子と火の鳥と灰色オオカミ」では、羽はふしぎに明るくかがやいてたくさんのろうそくをともしたように部屋を照らす。

 昔話にはおじいさん、おばあさん、姉妹、兄弟のほかさまざまな動物、天狗や鬼、魔女、妖精といったさまざまなものが登場するが、これまで読んだなかでは火の鳥というのはあまりでてこない。寒いロシアで火というのはあたたかさの象徴として生み出されたのかなと思う。
 
 火の鳥は鳥かごにはいるおおきさとあるが、どんな種類の鳥でしょうか?


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