とっしんたと おさるのキッキ/脚本・新沢としひこ 絵・あべ弘士/童心社/2017年(12場面)
イノシシのシンタは、突進が大好き。小山に突進してアナネズミをおどろかしたり、木に突進して、木の上のサルたちをおどろかしたり。でも、優しいところもあって、サルの子キッキが仲間とはぐれたとき、背中に乗せて サルたちを探しに行きます。
みんながいるのをみつけ、ちかづいてみると、くまおやぶんが、トゲリンゴの木の前で とおせんぼ。
シンタは、「ひとりじめなんて、よくないよ」といいますが、くまおやぶんは、「あっちに いってろ」と、独り占めしようとします。
すると、キッキが 「とっしん とっしん とっしんた~、だよ!」と、シンタを応援。
シンタが、どっかーん!と くまおやぶんを 追い払った 方法は?
最終場面の シンタとサルたちの 幸せそうな感じがいい。