おおわる おおかみ おとぎ話を かがくする/文・キャササン・カウソーン 絵・サラ・オギルヴィー 訳・万木森玲/岩崎書店/2025年
昔話(おとぎ話)が ほとんど”うそ”とわかるのは、何歳ごろからでしょうか。
科学して、そのことが絶対無理というと、こどもの夢を 壊してしまうか、または、科学の面白さに ふれることの どちらでしょうか。
昔話で、いつも悪者にされるおおかみが、科学的!、論理的!、数学的!に 証明していきます。
とりあげられているのは、「3びきの子ぶた」、「シンデレラ」、「ヘンゼルとグレーテル」、「ジャックと豆の木」、「えんどう豆の上のおひめさま」、「赤ずきん」の6つ。
3びきの子ぶたの、わらの家、木の枝の家は ふきとばすことができるか?
シンデレラの「ガラスのくつ」って、本当におどれるか?
ヘンゼルとグレーテルの「おかしの家」は、雨がふったらどうなる?
「ジャックと豆の木」の豆の木(つる)は どのくらいの高さまでのびた?
「えんどう豆の上のおひめさま」・・20枚のマットレスと20枚のはね布団の高さで、いちばん下の豆を かんじることができる?
「赤ずきん」のおおかみは、赤ずきんちゃんとおばあさんを まるのみできた?
・おおかみのくちびるは人間と違う。ぷーっとか、ぴゅーっとかにひつような空気の流れをつくるために、くちびるをまるめることができない。
・おおかみは肉食動物。だけど人間を恐れ、ふつうは人間にちかづかない。