つきよのかいじゅう/長 新太/佼成出版社/1990年初版
山奥の深い湖。
ここにいるという怪獣を、カメラ片手に特ダネ?をねらっていた男。
十年たったある夜、満月にさそわれたか、ついにでてきた。
すこしづつ 湖面から もりあがる。
どんな怪獣だろうか? あれこれ想像する男。
怪獣が ぐーんと おおきくなった。男の胸はドキドキ。
ボコボコあらわれ ポコポコ しずんでいく 怪獣。
果たして怪獣の正体は?
作者が正体をあきらかにしているところによれば・・・。
まさかあ!
怪獣の姿を想像するところをのぞけば、ほとんどおなじ構図。
おや いつのまにか 月が 半月に。
表紙と裏表紙の見返しに、数えれきれないほど怪獣が 勢ぞろい。