どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

つきよのかいじゅう

2022年09月06日 | 絵本(日本)

    つきよのかいじゅう/長 新太/佼成出版社/1990年初版

 

山奥の深い湖。

ここにいるという怪獣を、カメラ片手に特ダネ?をねらっていた男。

十年たったある夜、満月にさそわれたか、ついにでてきた。

すこしづつ 湖面から もりあがる。

どんな怪獣だろうか? あれこれ想像する男。

怪獣が ぐーんと おおきくなった。男の胸はドキドキ。

ボコボコあらわれ ポコポコ しずんでいく 怪獣。

果たして怪獣の正体は?

作者が正体をあきらかにしているところによれば・・・。

まさかあ!

 

怪獣の姿を想像するところをのぞけば、ほとんどおなじ構図。

おや いつのまにか 月が 半月に。

表紙と裏表紙の見返しに、数えれきれないほど怪獣が 勢ぞろい。