この冬は記録的な暖冬で終わってしまいそうです。東京は未だに雪は降っていませんし、雪国でも積雪は記録的に少ないようです。
東京に雪が降らなくても大したことにはなりませんが、雪国にとっては深刻な事態になりそうです。暖冬は単に冬だけの問題ではないのです。
山間部での積雪が少ないと言うことは、春になって暖かくなっても雪解け水の元となる雪が少ないので、雪国の山間部を水源とする川の水量も増えないですし、雪解け水を頼りとしているダムなどでも貯水量に大きな影響が出ることになります。
そして、コシヒカリで有名な新潟の山間部の水田では農業用水の大部分を雪解け水を貯めた貯め池に頼っているらしいので、お米の出来にも問題が出てくる恐れがあります。
水不足は東京にも関係ない訳ではなく、利根川の水源の八木沢ダム(群馬)も雪解け水を頼りにしており、梅雨場の雨量によっては深刻な水不足になる可能性があるそうです。
深刻な事態にならないと良いのですが・・・。私たちに出来ることは節水を心がけることと雨乞いくらいしかありません。
今年は暖冬で雪が少ないといいますが、こちらは降った雪の量はさほど例年と変らないようです。暖かかったので雪の量は少ないようですが・・。
それにしても極端な天候です。もう春だというのに場所によっては吹雪で何十センチも積ったりしました。
このまま温暖化が続くと北海道がちょうど住みやすくなったり。。
今日は日本海側を中心に大荒れだったようですね。典型的な冬型ですが、春を目前にやっと冬らしい天気がやってきたようです。
数十年後には道南辺りが住みやすい気候になっているかも知れませんね。その頃の東京は灼熱地獄となっているのでしょうか?