日比谷公会堂が耐震工事のため、休館します。
日比谷公会堂は昭和4年(1929年)に当時の東京市長だった後藤新平の思想に共感した安田善次郎の多額の寄付を資金に佐藤功一の設計により建てられました。
関東大震災の教訓から基礎には2000本以上の松材が埋まっているそうです。
日比谷公会堂の反対側は市政会館(東京市政調査会)となっております。
市政会館側には立派な時計台もあります。
近代化産業遺産にも指定されており、レンガタイル張りのネオゴシック様式の外観は今の建築にはない重厚さがあり存在感があります。
1960年には当時の社会党委員長の故 浅沼次郎氏の暗殺事件の現場ともなりました。
こんな都心にありながら、空襲の被害を免れたのは正に奇跡です。
いつまでも残しておきたい歴史的建造物です。