オリックスの清原が20日の日本ハム戦でダルビッシュから死球を受けて、左手に全治3週間の打撲を負ったことで、「次にぶつけられたらマウンドに行って相手を倒す!」と宣言しました。
この発言の本意は分かりませんが、おそらく投手に対する脅しであると思います。もしこれを実行したら、それなりのペナルティーがあると思いますし、そうでなければプロ野球が格闘技と変わらなくなってしまいます。
清原と言えば通算で196個(2006年4月26日現在)の死球を受けており、阪神などで活躍した竹之内の166個を大きく上回ってダントツの1位なのです。
強打者に対してはピッチャーの攻めも厳しくなるので、必然的に死球は多くなりますが、それにしても異常な多さだと思います。
参考までに歴代の強打者の死球の数を調べてみました。
王貞治(現ソフトバンク監督) 114個、長嶋茂雄 43個、野村克也(現楽天監督) 122個、松井秀喜(ヤンキース) 48個、イチロー(マリナーズ) 86個
改めて死球の数を比較してみても、やっぱり清原の死球の数は群を抜いています。清原が苦手とする内角を多く攻められていることを差し引いても、それでも多いと思います。
結局、清原と言う選手は避け方が下手なのだと思います。避け方が下手だからこそこんなに死球を受けているのでしょうし、避け方が上手ければ当たったとしても怪我をしないように上手く逃げられるのです。しかし清原の場合は死球による怪我が多く、これが原因でシーズンを通して活躍できないことが多いのです。
ちなみに連続試合出場(2215試合)の日本記録を持つ衣笠(元広島)も161個も死球を受けているのに試合に出続けることが出来たのですから・・・。
清原が決して良い選手ではないと言う訳ではありませんが、故障をしなければ今よりも遥かに凄い選手だったと思います。
まあ、きわどい所を攻められるので、しかたが無いですが・・。
気合が入りすぎて、上体がかぶさるのでしょうか?・・この気合が清原の長所でもあり欠点でもありますが、筋肉のしなやかさが足りないような気がしますね。
それにしても避け方は上手ではないです。気合で玉は避けてくれませんから・・(笑)
・・でも、ああ言われると投げる方もビビリますね。
なんと!清原はそんなに受けているのですね。
だけど当たり所がわるければ・・・という事もありますし、怖いですよね。
数年前に、名古屋の救急外来で元巨人のデーブ大久保に会いました。目の前にいたので、頭を強く打ったとかで・・・。とても心配そうにしていたのを今でも覚えてます。
体を見れば頑丈そうなのですが、体が硬すぎるのでしょうね。ですから怪我も多いのです。
確かに幾ら気合が入っていても避けなければ球はぶつかりますよね!
ピッチャーとしては怖い打者ですね。打たれる前に襲い掛かってきそうですから・・・??
花ちゃん こちらにもコメントありがとうございます。
メジャーリーグなどでは、報復などでわざとぶつけるときもありますが、褒められたものではありませんね。
日本のプロ野球でも故意に??と言うときがあります。
逆に韓国の選手などは避けずに当たってきますし・・・。
プロのスピードでは当たり所が悪いと選手生命を失いかねないですからね。避け方が上手くないと駄目でしょうね。