昨日(22日)の夕方に札幌を出発した寝台特急「北斗星」の最終列車が今朝、上野駅に到着して17年間の歴史に幕を閉じました。
学生時代に北海道に嵌り、何度もこの列車を利用してきましたので北斗星の廃止は本当に残念です。
青函トンネル開通と同時に1988年の3月に運行を開始したこの列車に初めて乗ったのは運行5日目の3月18日でした。
個室寝台や食堂車、ロビーカーを連結したこの列車は夢の列車でした。
それ以来、23回乗車して車内でいろいろな方と出会い、また家族で乗車したりと、沢山の思い出があります。
昔ながらの開放B寝台から最上級のA寝台個室ロイヤルまで全てのクラスの寝台を利用しました。
北海道旅行の帰りに乗車することが多く、上野駅に到着する最後の最後まで旅を楽しむことができました。
最後に乗車したのは3年前の7月で、そのときも札幌から乗り上野まで乗車しました。
結局、それ以来、乗る機会がなく今日に至ってしまいました。
歴史の流れとは言え、旅情を味わえる貴重な列車が無くなってしまうのは本当に残念です。