日ハム 期待のルーキー中田が左手有鉤（ゆうこう）骨を骨折していたことが判明し、１６日にも内視鏡手術を受けることになりました。全治には１ヶ月以上かかるそうですので、一軍昇格どころか下手をすると今年はもう試合には出られないかも知れません。二軍で実力を出し始めていただけに残念です。
報道によると、中田が骨折したのは実は１ヶ月も前の６月１４日の西武戦だったようです。打席に立った後に手首に痛みを訴えて交代したそうですが、「今までに経験したことのない痛み」と言う本人の訴えをまともに聞かず、トレーナーが捻挫と判断していたようです。
日ハムの首脳陣は練習態度などが良くないと言うことで、中田に対して厳しく接していたようですが、その結果、骨折の発見が遅れたと言うのでは、ちょっとお粗末です。
まだ、世間を知らない高卒ルーキーですから、厳しく指導すべきところは厳しくするのは当然だと思いますが、選手の体調管理は別問題だと思います。打者にとって手首と言うのは、とても大事なところですし、下手をすると選手生命に関わる問題ですから、もっと慎重に対処すべきだったと思います。プロ野球界には未だに旧体質の精神論だけを重視する風潮があるのでしょうか？
問題児であったダルビッシュをここまで育てた日ハムだけに、今回の件はとても残念なことです。素質ある選手をもっと大事に育てて欲しい物です。
