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今更、アカデミー賞の話。

2008-02-28 21:16:35 | 

CNN.co.jp:辻さん受賞逃す 米アカデミー賞

ロサンゼルス──第80回米アカデミー賞の授賞式が24日、ハリウッドのコダック・シアターで開かれ、「ノーカントリー」が作品賞と監督賞、助演男優賞(ハビエル・バルデム)、脚色賞の最多4部門を制した。

というわけで、今更アカデミー賞の話題です。
浅野忠信(1973~)さんが主演する『モンゴル』(カザフスタン、セルゲイ・ボドロフ監督)、メーキャップ賞にノミネートされていた辻一弘(1969~)さん(『マッド・ファット・ワイフ』、アメリカ、ブライアン・ロビンス監督)は、双方ともに受賞を逃してしまったそうで、残念だとは思いますが、これをまた糧にして名をあげていただきたいですね。
ところで、主演男優賞には缶コーヒーのCMですっかりお馴染みになった名優、トミー・リー・ジョーンズ(1946~)さんがノミネートされておりました。

わたしは英語の能力がありませんし、感受性もさほどある人間ではありませんので、外国の俳優さんの善し悪しはよくわからないのですが、でもジョーンズさんは別格ですね。
日本で言えば大御所さんですか。いや、そんなふうに言ったら怒られますかね。
まぁそれなりの自身とプライドを持って取り組んでいると思うんです。
ところが、わたしは最近、そのジョーンズさんが出ているCMを見ていて、
「これはちょっとやりすぎでないかい?」
と思ってしまいます。
いえ、実際その場にジョーンズさんがいて撮影しているかどうかは知らないんですけど、いくらなんでもひどい扱いだろうと。
「イチキュッパ、イチキュッパ」のときのカチューシャもどうよと思ったんですけど、
「萌え~」
はちょっと行き過ぎではないかとね、思ってしまうんですよ。
ジョーンズさんがまことにプロの演技者であることと寛大な心を持つことに、ちょっと寄りかかりすぎではないかと。
そう思わずにはいられませんね。

実際、ジョーンズさんが日本のCMに宇宙人として出演することをどう思っているのでしょうか。
そのうち、映画のプロモーションで来日するときに、どこぞのテレビ局がこの手のことを訪ねるだろうことを期待しますね。 
…まぁ、映画の話題以外のことを聞くのも、それはそれで失礼千万なんですけど。


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