ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

シドニー行:住まわれ愛されスザンナプレイス

2018年12月31日 | オーストラリア:シドニー

2017年5月のシドニー旅行記も年内はここまで。
2019年早々に再開して先に進む所存です。
いつ2018年に突入できるのかと遠い目ながら(笑)


今年も超マイペースブログにお付き合いいただき、
ありがとうございました
どうぞ皆さま、良いお年をお迎え下さい。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。


西蘭みこと



=============


午前中に散策したロックスに再び戻ったのは、ココのため。



スザンナプレイス



1844年にアイルランド移民だったライリー夫妻が建てた

労働者のための4軒長屋


この辺りは一帯でも一番勾配が大きく
ロックスという地名の由来になった場所で

正面は2階建てでも、背面は3階建てになっています。


ほとんど手を加えず170年以上前の姿をとどめているため、

レンガからして周囲との違いは明らか


現在はスザンナプレイス博物館になっており

午後のみツアーで参観できます。
参加した回の参加者は私たちだけでした。


なので本当は撮影不可なのですが、



特別に許可が出ました

キッチン


給水塔は博物館員用(笑)



氷で冷やす冷蔵庫

ちゃんとツードアになっている(笑)


洗濯場

確かシャワーも兼ねていたのではなかったか?


水洗トイレ

20世紀初頭にペストが流行し、ロックスでは多くの建物が
取り壊されたものの、ここには上下水道が完備していたため
取り壊しを免れたそうです。


ライリー氏の死後も、大家としてここに住んでいた

ライリー夫人が上下水道を完備したんだそうです。


夫妻やその後の住人は長屋の一角で雑貨屋も営み

店舗がそのまま博物館の入口になっています。


夫人の死後、建物はその名前にもなっている



姪スザンナの娘に遺産として残されました。



なんと1990年代まで借家として使われ、
150年にわたり100家族以上が暮らしていたんだそうです。
(※全員の名前がわかるところがスゴい!)

日本でいえばくぐり戸


質素な室内に不釣り合いな立派なピアノ



館内ではここで暮らしていた人たちの回顧談をまとめた
ビデオも観られます。かつての住人たちの中には
転居していった後もここを訪ねる人がいたそうです。

何年経ってもほとんど変わらぬ風景に


ここで過ごした過去が胸に迫ったのではないでしょうか。

2014年にはかつての住人や隣人、現在のロックスの住人や
一般客ら800人が集って170周年を祝ったそうです。


150年にわたって多くの人に住まわれ愛され続けたからこそ
170年以上経った今も博物館として生き続けるのでしょう


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シドニー行:150年前の家が蘇る

2018年12月30日 | オーストラリア:シドニー

ウォルシュベイのカフェを出て歩き始めるや

な、なにコレ~


事故?
注意喚起?
と思っていたら、
まさかのアート作品


岩に女の子の顔が描いてあります
ラウンドアバウトの中央に展示されていました。


Still Life with Stone &Car
岩とクルマの静物とでもいうのか?


30年以上前にフランス語を勉強し始めたとき、
初級用テキストのごく最初の方で、
「芸術はわかるかわからないかではなく、
好きか嫌いかで判断しろ

という、およそ語学の教科書ならぬ記述があり
フランス人の気骨を見た気がしましたが(笑)


それでいけば断然、
「嫌い
でした(爆)


一帯はロックスの西側に位置するドウズポイント。

多くの建物が改装されなままの姿でした。


ほんの目と先のロックスのほぼ同じような造りの家は

きれいに改装されて住宅や事務所になっていたのに。
(※ロックスの家々)


ロックスとの商業的価値の違いなんでしょうね。

(※画廊になっていたロックスの建物)


旧ハーバービューホテル。今はレストラン



名前のとおり、ハーバーブリッジが目の前。

この街並みは橋ができた当時から変わっていないのでは?


橋より10年ほど古いほぼ100年前の建物。



古い建物が多いせいか、やたらに黄色い(笑)

1885年の建物


これも変わった造り

吹き付けのようにも見える黄色い部分は砂岩かな?


造りからして150年ほど前の家が盛んに売買されていました。

購入して徹底的に直すんでしょうね


立地もいいし、豪華な自宅か、エアビーか
他の場所で民泊をやっているところも見ました。



同じ時代の建物でも
 
キリビリの改装済みの家はこの美しさ


ここはすでに改装中。

完成したら白く塗るのかな?


150年前の家に息吹を吹き込んでいくようで

こちらまでワクワクします
改装すれば現役なのが素晴らしい

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シドニー行:太公望のウォルシュベイ

2018年12月29日 | オーストラリア:シドニー

観光スポットとしては地味ながらも非常に感慨深かった
ドウズポイントの突端を回って反対側に出ると


やや意外な光景

びっしりと立ち並ぶ壁のような建物群


係留用の鉄杭がこんなに大きく



こんな高さにボーディングブリッジがあるということは

かつてここに相当大きな船が接岸していた証
今はフェンスで囲まれ、桟橋ではありません。


建物もレストランや観光客向けの店に改装され



立派なプロムナードもあります。



古い建物ですが、塗装が統一されているせいか端正で



よく管理されているよう。



でも使われていないスペースが相当あり、

それで成り立つということは公共の建物のようです。


一帯はウォルシュベイと呼ばれるエリアでした。

こちら側から見るハーバーブリッジは逆光にならず、
曇り空の下でも明るく見えました。


電車もこちらの西側を走行しているので、



サーキュラーキーの東側から見るのとは印象が違います。

かなり頻繁に通り、橋が交通の大動脈なのを実感します。


歩いている人たちは相変わらず(笑)

いつも誰か歩いていて、風景の一部のよう。


歩くにも走るにも、ジモティーにも観光客にもいい場所



古い建物の落ち着きと広々としたところが好感度大



ここは絶好の釣りスポットのようで太公望が大勢いました。

しかもほとんどアジア人


こんな材木がふんだんに使われているところを見ると

戦前の建物なんでしょう。20世紀初頭かも?


鉄柱が使われていても建物は木造のようで、

かつて倉庫だったのは明らか。


倉庫の大きさとこの数からして、

ここが重要な港湾施設だったことがわかります。


ハーバーブリッジと元倉庫で

ザ・ウォルシュベイな1枚


ここは大型船が入港できる深水港だったため、

19世紀までは民間の港として場当たり的に発展し
20世紀にシドニー港湾局の管理下に入ったそうです。


倉庫の一角がステキなカフェになっていて

ここで一休み


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シドニー行:橋の下の気づきドウズポイント

2018年12月28日 | オーストラリア:シドニー

シドニー旅行記もこれで10本目になりました
今月12日に書き始めたときは、
「20本ぐらいにまとめて年内終了
なんて甘く考えていましたが、甘すぎました。


4泊5日の2日目午後の段階で早10本
年越し決定です(笑)



=============



サーキュラーキーでフェリーを降りたら雨が止んでいたので、

再びロックス歩き


さすがにお腹が空いてきて、ここで軽く腹ごしらえ。

持ち帰りではなく店内で食べると追加料金という店でした


メインストリートのジョージ・ストリート



観光客相手の店が多いよう。



週末のマーケットが有名ですが、今回は日程が合わず。

今は飲食だけのオブザーバーホテル


古い外観のホリデーイン・オールドシドニー

ロックス周辺を楽しむにはもってこいな立地。


雨が止んでホントに助かりました。



やってきたのは古い倉庫街をアーケードにした場所。

有名なペンケーキ屋がありますが、


サーチアンドサーチもあってビックリ

NZでもパーネルの古い赤レンガの建物に入居しています。


さすが広告代理店。センスいいなぁ



見えてきたのはハーバーブリッジの上からも見た



パークハイアット・シドニー



ハーバーブリッジのほぼ真下

ロックスの北端


部屋からの眺めは

こんなだったり


こんなだったり

最高でしょうね


そして着いたのが、ドウズポイントと呼ばれる岬の突端。

ここからハーバーブリッジが対岸まで延びています。


パイロンと呼ばれる支柱には展望台もあります。



1930年代初頭の建設当時の写真も掲示されていました。

8年をかけた建設は当時の技術の粋を集めた難工事でした。
1929年の大恐慌を生き延びたプロジェクトだったんですね


ドウズポイントにはかつて渡し船の埠頭があり、

1928年には年間4,800万人と38万台の車を輸送し、
2006年には年間1,400万人にまで減少したそう。


この減少は街の発展と表裏一体

橋でつながることで得た恩恵は計り知れず、


橋は85年の間、幾度も改修や増築を重ね、

堅牢な鉄の城のような姿で


今でも街の発展を支え続けています。

下から見上げてつくづくそう思いました。


建設の総責任者だった ジョン・ブラッドフィールドが
再び指揮を執り5年の歳月を経て1940年に完成した
ブリスベンのストーリー・ブリッジに比べると、素人目にも

鉄道道路併用橋のせいか、規模も強度も桁違いに見えました。


オーストラリアは鉄鉱石輸出では世界第1位

そこで見上げる実用性と芸術性を高度に兼ね備えた
20世紀の最高傑作の一つであるスチール橋


なぜこの橋がシドニーだけでなくオーストラリアのアイコンなのか

橋の下に来てようやくわかった気がしました。

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シドニー行:キリビリ早歩き

2018年12月27日 | オーストラリア:シドニー

絶景を見ながら徒歩で渡ってきたハーバーブリッジ



着いたところはオークランドのハーバーブリッジ越え同様
ノースショアといのがウケました。
単に「北岸」という呼称のよう。

なんだかタカプナっぽく見えてきた~(笑)


こんなに古い教会もありましたが改装中



可愛らしいカフェがあったものの、休憩は先延ばし。

この後、大雨が降ってきたので先を急いで正解でした。


橋から見てすぐ右手の一帯はキリビリ地区

オークランドでいえばデボンポートのような場所で
閑静な住宅街でした。


さすがオーストラリア

家も敷地も大きい


邸宅よりももっと気になるのが

テラスハウス


集合住宅とは思えない豪華さ。



それぞれ個性的でありながら統一感もあって、

NZの古い建物ではあまりないせいか、


ついつい写真もテラスハウスばかり(笑)



古い集合住宅は趣もあるし落ち着いた印象。



新しくてもテラスハウス

建築基準で高層は建てられないもよう。
街の調和が崩れますからね。


総ステンドグラスの窓



キリビリのフェリー乗り場を発見



ちょうど雨が降りだし

雨宿りもできてラッキー


カフェが併設されていました。

海を見ながらコーヒーが飲めます。


フェリーはいわば水上バス。路線図がバス路線みたいです(笑)

オーストラリアの川は川幅が広いので水上バスは市民の足
(※ブリスベンやメルボルンもそうでした)


黄色と緑のフェリーが到着

フェリーは2012年に民営化されたよう。


大雨でしたがそれほど風はなく揺れませんでした。



悪天候でもブリッジクライムでハーバーブリッジの上を

歩いている人たち
がんばれ~


サーキュラーキーに到着

1駅(というのか?)なのですぐです。


フェリーを降りると電車の駅に直結

オークランドが目指している将来の姿なんでしょうが、
いつこのレベルになるんだろう


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シドニー行:ハーバーブリッジを行く

2018年12月26日 | オーストラリア:シドニー

2017年5月に初めて行ったシドニー旅行の2日目です。
かれこれ20ヵ月にならんとするブランクを克服すべく
旅行記は続きます(笑)


ロックス散策後はこちら。

「橋階段」とだけ書かれた大きな入り口。


この中の階段を上っていくと



シドニーハーバーブリッジに出ます



高層ビルがこんな位置に見える高さ。



橋は歩けるんです



道路の一部のように大勢が普通に歩いており、

その横をクルマが走り、さらに電車も走り、
反対側には自転車専用レーンもあるそう


1932年の完成当初から蒸気機関車が走っていたのだから

その先見の明、技術力、資金力には感服します。


オペラハウスを上から目線



ここはロックスの先端にある

パークハイアット
これも上から目線(笑)


シドニー湾をたくさんの船がアメンボのように行き交い、



オペラハウスの全景を見ると、設計者が意図したように

帆船に見える~


このブリッジクライムという橋の欄干(になるのかな?)を
歩くアクティビティーは大人気のよう。

いつ橋を見ても誰かが歩いているような
1,300段の階段で、夜明け、日中、夕暮れ、夜の4コースあり。
風が強くて寒いのか、着込んでいるように見えます。


下はこんな。



対岸はオークランドと同じで

ノースショアというそうです。


黄色と緑のフェリーはいろいろなサイズがあって



サーキュラーキーに吸い込まれるように入っていき
吐き出されるように出ていきます

ハーバーブリッジができるまでは交通の大動脈だったそう。
いやいやどうして、今でも重要な交通手段


こんな大型ヨットはいかにもオージー

「カネならあります
って感じ(笑)


観光名所としてではなく、いつでも誰でもこんな光景が

普通に見られるなんて
オークランドのハーバーブリッジにスカイパスができても
橋の袂に家や店がないから、これとはちょっと違うのか


渡り終わる頃に見えてきた4軒のテラスハウス

冷めた色合いがなんとも美しく、トーンを揃えているよう。


ベランダや庭の造りもそれぞれで競い合うよう

緑が多くてどれもステキ
これがガレージの上だなんて


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シドニー行:シドニー発祥の地ロックス

2018年12月25日 | オーストラリア:シドニー

メリークリスマス

またまた間が開いてしまい、年内にシドニー旅行記を終えるのは
かなわなくなってしまいましたが、時間を見つけて前に進みます。
どうか皆さま、心穏やかな素晴らしい1日をお過ごしください



=============



ピットストリートを下ってやってきたのはロックス

(※グーグルマップ)


海の玄関口サーキュラーキーに向かって

ハーバーブリッジまでの左手の20ヘクタール。


いきなり

建物が違う


街並みも違う




重厚で壮麗な建物が居並んでいた

ピットストリートとは明らかに違います。


ロックスはシドニー発祥の地で、1788年に囚人700人と

役人や兵士1,030人とその家族を乗せた最初の移民船が
到着し、入植者たちが上陸した記念すべき場所。


すぐにオーストラリア最初の中央病院が建てられ



今でも残る「看護婦の小径」(ナーシーズウォーク)



一帯の建物は18世紀末から何度も建て替えられ



さまざまな建築様式のものが同居していますが、

概ね100年前の姿なんだそうです。


ここは現存するシドニー最古のパブ

午前中から賑わってました(笑)


店には古い写真がたくさん飾ってありました。



ロックスは港で働く荷役、水兵や娼婦の溜まり場となり

長い間スラム化し、喧嘩やギャングの抗争、病気が絶えず、
そんな日々の生活には、酒がつきものだったんでしょう。


そのせいか周囲と不釣り合いなやたらに立派な

警察署


これは1887年に建てられた旧ポートジャクソンホテル

前身は別の建物でパブだったそう。


今でもラッセルホテルという名前で営業中



帽子専門店

その存在自体が時代です。


建物はきれいに改装されて

カフェやレストラン


お店やギャラリーとして営業中。



大き目な建物はほほんどがホテル

いつの時代も交易が盛んな場所にはホテルが。


お化け屋敷もありました

街の歴史と相まって、なかなかの観光名所のよう。


興味深かったのは、ロックスの中で暮らせること。

日本で言えば明治村で暮らすようなものなのか(笑)


シンプルな建物はかなりが住宅のようで、



いくつも売家の看板がありました。



きれいに改装された街並みとは裏腹に、
ふと目にした石の階段のすり減り方に、

人が徒歩で移動していた時代がしのばれ、
その人数の多さ、期間の長さが感じられ、
ここを行き来していた人たちが突然、
リアルに実感できる思いでした。

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シドニー行:ピットストリートを行く

2018年12月17日 | オーストラリア:シドニー

再訪アリ即決
と言ってから、


14時間後に舞い戻っていたブーンカフェ



朝はこんなものが食べられるなんて

「もう滞在中の食事は全部ココでいいんじゃない
と早まってしまいそうな充実度(笑)


目の前でどんどん作られ、どんどん売れていく

グリーンスムージー


もう飲んじゃってるし~(爆)



食は好みのど真ん中でした。

でも人が多いので、長居しづらいのが玉にキズ。
観光客は時間があってもシドニーっ子は忙しい


さっそく、いつもの街歩きへ

海に向かってピットストリートを行くことに。


エジンバラキャッスル

不揃いのレンガの色がなんとも言えず美しい


SMSA(シドニーメカニクススクールオブアーツ)

1833年に創設された技術学校兼最古の図書館だそうです。


ここは元ニューサウスウェールズ銀行だったんですね

1817年にオーストリア初の銀行として設立された
現在のウエストパック銀行の前身


古い建物に混じって新しい高層ビル群も。



角地は巨大なウエストフィールドとシドニータワー

高さ305メートルなのでスカイタワー(328メートル)より低い
NZが勝てるものがオールブラックス以外にもあった~(爆)


JPモルガンとシドニータワーの丸々コンビ

重厚な建物を見続けた後だと、何とも味気ないツルピカ(笑)


この小さな建物は創業145年の薬局

このときは営業中でしたが、後にビルごと1億豪ドル(80億円)
で売却し、閉店したそう


一段と華美で壮麗なこの建物はストランドアーケード

1892年創業のシドニー最古のショッピングアーケード。


入口からしてコレですわ(笑)

開業当時の熱狂が目に浮かぶ


珍しく黄色ではない建物



まぁこの色が標準ですが



コモンウェルス銀行とあり、元本店だったのでは?

写真に収まりきらない大きさ


路上の花屋さん

こんなに用意しているということは、
こんなに売れるんでしょうね


海に近づくに連れ建物が大きくなり



古(いにしえ)からの繁栄がうかがえます。



そして今も昔も金融街

銀行だの保険会社だの。



ピットストリート1番地のホテル

とうとう海まで来ました。


目の前は電車の駅とフェリー乗り場

サーキュラーキーに到着
フェリーやクルーズ船が発着する海の玄関口
鉄道やバスも連結された一大ターミナルです。


ハーバーブリッジの独特の角度が印象的


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シドニー行:ブーンカフェ

2018年12月16日 | オーストラリア:シドニー

シドニー初日の夜ご飯は

通り過ぎたときから目を付けていた、


ココへ

ブーンカフェ


ここが面白いのは、

日中は本格的パティスリーまで出すカフェ


甘党でなくても食べてみたくなるケーキ

この色はパンダンかな


でもこんなものも食べられて

ピータン粥


夜はあっと驚く



この変わりよう

今どきのシェア店舗のようながら、


タイ料理チェーンの新店舗で、昼夜同一オーナーのよう。 

とまれ一帯はタイタウンと呼ばれるほどタイ料理店が鈴なり。


見慣れたタイ料理とは一見して異なる

タイ東北部のイーサーン料理
ラオス料理の影響を色濃く受けているそうです。


知っている料理が全然ないので(笑)

メニューをじっくり検討


写真も美しく見ているだけでも楽しいです



「絶対に頼もう

と即決だった蒸し魚。


で、ホントに頼んでるし~(笑)



グリーンパパイヤサラダ

タイ料理の定番ですが、イーサーン料理だとかなり違う


ソーセージも遠慮のない脂身(笑)



もちろん麺も



まるでシンガポールの香港麺みたいなもの。

これは何だったんだろう
いまさら言ってみる(笑)


どれも新鮮でスパイシーで
本当に美味しかったです
看板料理の蒸し魚は絶品でした


地産地消なのでサプライヤー一覧



店内にはアジアンスーパーもあって

ひっきりなしに人の出入りがあります。
このザワザワしたところも東南アジア的


「これはいいところを見つけたね~

ということで、
再訪アリ即決


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シドニー行:王立植物園とマッコーリーポイント

2018年12月15日 | オーストラリア:シドニー

観光客でごった返すオペラハウスから目と鼻の先にある



王立植物園

オーストラリアで最も古い植物園で100周年を祝ったばかり。
見事な花文字


こういうところも、

もれなく黄色


都会のオアシスという使い古された形容詞がまだ使える

と思えるほど、一等地に広がる広大な緑地
植物園の㏋にもそう書いてあってウケました
The Royal Botanic Garden Sydney is your oasis in the city!


すぐ間近かまでこんな、です



トリもたくさんいて、みんな人懐っこい



中には番号が付いているオーストラリアクロトキも。



35番、フレンチフライなんかもらってます(笑)

メタボに気を付けてよ~


目の前の海を背景に

ぽつりぽつりと配されたオブジェ


どれも広大さに映える大きさで



新大陸だった頃の区画には、大きいものがよく似合う

巨大なクレーンを駆使しないと、とても製作できない大きさ。


この不思議な木は
リュウケツジュ(竜血樹)
Dragon Blood Treeの直訳だったんですね


ここのはカナリア諸島原産のDracaena dracoという種類。

以前テレビで、インド洋のソコトラ島(イエメンの一部だそう)の
別の種類Dracaena cinnabari(ドラセナ・シナバリ)を見て
キノコのような不思議な形に驚嘆したことがありました。


ソコトラ島はほとんど降水がなく、空気中の水分を吸収するために
無数の枝に葉を蓄えた、頭でっかちな独特の形に進化したそう。

こんなところで親戚にお目にかかれるとは(笑)
独特の気候のソコトラ島のは他の場所では育たないとか。


ところがこれ、根元から傾いています

大雨の後、2008年5月に大きく傾いてしまいました。
長らく雨が降らなかったところに大雨が降って急に成長し、
根が樹の重さに耐えられなくなったとみられています。


その後10年近くたってもこのままって、スゴい
元に戻そうとすると幹が折れる危険があるそうです。

どっこい生きてるじゃありませんか


リュウケツジュは広義では多肉の仲間なんだそうで

自然界では樹齢600~700年にもなるそうです
これはたったの100歳
斜めでもいい、たくましく育ってほしい(笑)
(※「多肉なら大丈夫だ~」と安易に思ってしまう肉好き


海岸線に沿って歩いていくだけでも素晴らしい場所。

園内の岬のように突き出たマッコーリーポイントは岩また岩


海側はハーバーブリッジとオペラハウスが一望のもと



途中、海上に劇場が設けられた場所を発見

ホンダ・オペラ・オン・シドニーハーバーというらしく、
ちょうど「カルメン」の公演が終わったところだったようです。
水上オペラかぁ


突端にはミセスマッコーリーチェアと呼ばれる石のベンチ

総督が妻のために岩を削って造らせ1816年に完成した見晴台
愛妻もいいけど、電気もない時代に岩を削らされた人も大変
木のベンチじゃダメだったんでしょうか(笑)


岬の反対側に出ると対岸はクッタバル海軍基地

第二次大戦中に日本軍がここまできて豪軍艦クッタバルを攻撃
沈没で21人が犠牲になっていたという史実に改めて愕然


今は平和な時代でよかったね


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シドニー行:ザ・シドニーな場所

2018年12月14日 | オーストラリア:シドニー

「黄色い、黄色い」
と言いながらテクテク歩いて到着したのは

シドニー湾


右はオペラハウス



左はハーバーブリッジ

ザ・シドニーな場所(笑)
多くの外国人にとってこれがオーストラリアのイメージでは?
中国人観光客がわんさと押し寄せていて、
私には判別できない方言が飛び交っていました。


対岸には素朴系遊園地

シドニーっ子の記憶に必ずある場所なのでは?


オペラハウスの屋根のなんとも言えない素材感

設計者の意図とは裏腹に帆船より貝に見えてしまう。
ハマグリよりもっと庶民なアサリとか(笑)


とにかく交通量が多い

フェリー


ヨット



どっちも。



水上タクシー



ここはクルーズ埠頭のよう。

入港したらさらに数千人の人出になるんでしょうね。


橋の上はクルマはもちろん、電車が走っているし



人まで歩いてます



こんなものまで(笑)



とにかく視界をひっきりなしにさまざまな角度から角度へ

常に何かが移動している感覚


オークランドから行くと、

大・都・会


観光客としてとことん楽しめれば最高の場所

やるこたぁたくさんあります


ところが、観光で来ているようで不動産視察でもある身には、

(※オペラハウスの下も黄色かった・・・笑)


「移住してくるにはいい場所だったんだろうな~」
という別の視線での素直な感想が先に立ちました。

数年前なら、これだけの都会、
「何とか仕事を見つければ暮らしていける
と多くの人が確信できたのでは?


オーストラリアはNZに先駆けて外国人へのビザを厳格化し、
状況は大きく変わってしまいました。
この国がどうなっていくのかを見ていくことは、

NZがどうなっていくかの参考になりそうです


とにかく広いことがよくわかり、

さぁ、どこから攻めるか


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シドニー行:なんでも黄色

2018年12月13日 | オーストラリア:シドニー

確かこのブログを開設した時からあった、右のカテゴリーの
海外:オーストラリア:シドニー


それがやっと(2)になって、ちょっとウレしい件
(0)のメルボルンもいつか(1)になるはず(笑)


ホテルにチェックインして寝不足のまま始まった街歩き
朦朧とした頭でも







なんだか



やたらに

黄色い


そうなんです、建物が黄色いんです。



地元のホテルも



5つ星ホテルも

(※インターコンチ)


鉄道の駅も

(※セントラル駅)


地下鉄の駅も

(※セントジェームス駅)


お店も。



建物の大きさがオークランドの基本3倍なので(笑)

黄色の視界の圧迫感が


ハンパない(笑)



ここまで黄色いのは



かつての素材の問題が大きいのでしょうが

(※掘っても黄色)


興味深いのは

古くても


新しくても

黄色いこと


こんなものまで



ミラーの高層ビル群までうっすら黄色に見えてくる

オーストラリア人には黄色ではなくゴールドなんでしょうが、


観光客には黄色に見える~(笑)


マクドナルドはこんな地味色で逆に

すっごく目立ってました(爆)

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シドニー行:なんでも3倍説

2018年12月12日 | オーストラリア:シドニー

2017年3~4月のハワイ旅行記を20ヵ月ぶりに
書き終わったかと思ったら、すぐに始まる
2017年5月のシドニー旅行記


今度は19ヵ月ぶりに一から始めるので
果たして写真を頼りに思い出せるのか
まぁぼちぼち挑戦していきましょう。



夫は出張で来たことがあっても、私は初めてだったシドニー

降り立った空港は新しくて広々としており、


降り立った駅は古くても広々としていました。

シドニー・セントラル駅


日本ではおなじみでもオークランドにはない2階建て車両



コンコースという言葉自体が懐かしかったコンコース

なぜか30年前の池袋を思い出しました(笑)
(※新宿じゃないところがミソ


古い駅舎を活かしながら日々の通勤にも耐えうるよう

機能的に改装されていました。
この自動改札の数
オークランドとは段ち


こちらの出口から外へ



外から見た駅舎はこんなに立派な時計台がありました。

時差の関係でまだ12時前ですが、NZを暗いうちから出て
前夜の寝不足もあって朦朧としながら徒歩でホテルへ。


チェックイン

速っ


初めてなので便利さを追求して繁華街のど真ん中の立地。

結果、こんな裏窓的世界が目の前に


「まるで香港
2人で同時に口にしてしまったほど。
全く陽の当たらなそうな部屋もあります。


古い歴史的建造物を玄関口として利用したアパートメント



1888年に建てられた5階建て



その後ろにかなり不釣り合いな高層住宅を
建蔽率目いっぱいに建てたよう。

この辺の景観と実用のギリギリのせめぎあいが
中心部の土地の希少価値を物語っています。


歩き始めてすぐに気づいた
なにもかもがオークランドより大きくて、

なんでも3倍
という感覚。


オークランドで平屋ならここでは3階建て、
2階建てなら6階建てとでも言えばいいのか?



オークランドの人口160万人
シドニーは500万人以上
なんでも3倍説はあながちホラでもない

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ハワイ行備忘録:2017年3~4月

2018年12月11日 | 海外:ハワイ備忘録

「やるかどうか
3秒ほど迷いましたが
やることにしました


9泊10日の初ハワイの
旅行記44本の備忘録作成


この記録が今後破られることがある?
ヨーロッパでも行かないとムリ(笑)?


こういう長いのこそまとめておくと、
後で自分が便利かもと思います。
(※今後、別のハワイ旅行記が続くので)


全部の記事に写真を足すと44枚
さすがに一部にしときまーす(笑)



初ハワイはヒロから

見事なハワイアンキルトで
迎えられたハワイ島のヒロ


今日という日を繰り返す街

古い建物が使われ続けるヒロ
人生も今日という日の繰り返し


ハワイのケパニ
白亜の寺

ハワイ語で日系人をケパ二と
呼ぶことを初めて知りました。

1920年には日系人人口がハワイ
全体で43%に達したそう。
ヒロの街の至るところに
日系の影響がうかがえます。


癒しと安らぎの植物園
精霊の宿る谷

優しさと祝福に満ちた谷
ハワイ島を再訪するときは
また行きます


ヒロ・ファーマーズマーケット

新鮮で美味しいものが
たくさんありました。


マーケット以上に衝撃の
体験で忘れえぬものに。
この件はメルマガ「西蘭花通信」で。
Vol.0729 ~家を失った普通の人たち~


火の女神が住まう島
ペレ城ハレマウマウ

ハワイの神話と活火山の
リアルが火を噴く場所


ヒロ街歩き
エイプリルフールデー津波
第100歩兵大隊カフェ
ヒロの食

1946年4月1日にエイプリル
フールデー津波がなかったら
その後のヒロは今と違って
いたのかもしれません。

私たちの結婚記念日と同じ日に
起きていた悲劇に驚愕とし、
それまで何気なく目にしてきた
光景を改めて見直す思いでした。


モンキーポッドの木の下で
モンキーポッドの木の下の異国
の地で永久の眠りにつく人々に
自分も移民の日系一世なのだと
いうことを、深く自覚したヒロ


ハワイ・ベルトロードでアカカ滝へ
人の一生を見る村ホノム
慟哭のラウパホエホエ岬

エイプリルフールデー津波で
学校が流され、生徒と教職員
24名が帰らぬ人となった惨劇の岬


幻のヒロ鉄道
ここにかつて鉄道があったとは
鉄道もエイプリルフールデー津波
で短い歴史に幕を閉じました。


「農園から食卓へ」メリマンズ

「農園から食卓へ」のコンセプトの
第一人者ピーター・メリマンの店
立ち寄れてよかったです。


カイルアコナ入り

ハワイ島の東側のヒロから
西側の町カイルアコナへ


コナで見つけたNZ
コナ・コーヒーと日本人
移民一世とはなにか
内田博物館
コーヒー三昧の長い1日

コナ・イッセイ・コーヒー
パイオニアと称えられる日系一世。
移民としての自分の来し方
行く末に否が応でも思いを馳せ、
「移民一世とはなにか?」
を改めて自分に問う1日でした。


カイルアコナの夕陽
聖ベネディクト・ペインテッド教会
アメリカ最南端のパン屋

ふらりと立ち寄った
ペインテッド教会の衝撃と
真っ黒な溶岩の中の
オアシス的パン屋の和み


そして旅はいよいよハワイの
本丸オアフ島へ。
ワイキキ入り
ダイヤモンドヘッド詣

ダイヤモンドヘッドの頂上から
この光景を目にしたとき、
ほぼハワイ投資を決定(笑)


ワイキキの鎮守様
運河の向こうの日常
最初で最後のオノ・ハワイアン・フーズ

57年続いたオノ・ハワイアン
フーズは2017年8月に閉店。
そうとは知らずにその4ヵ月前
に予約もなく入れたのは
本当に幸運でした


エアビー初体験
観光客から投資家へ

あっという間に視線は
ワイキキよりその外側へ
コンドミニアムよりホテルへ
観光客から投資家に変身(笑)
ホノルルのオフィス街を
何度も行ったり来たり


ハワイ島産アワビのコナアバロニ
白い鳥居のハワイ出雲大社

そんな中で「和」にも遭遇


歩いて歩いて歩いて決定
建てられた時代を物語る建物

ここで5ヵ月の沈黙の後、
復活した旅行記(笑)
やはり前へ進まねば


おとぎの世界イオラニ宮殿
栄枯盛衰のキルト

めくるめく絢爛豪華さの
中に凛として漂う気品
栄枯盛衰の物悲しさと
永久(とわ)に美しい宮殿


ホノルルのチャイナタウン
ザ・ピッグ&ザ・レディー

アジア圏在住20年の私には
初めてでも懐かしい場所


終わりではなく始まり

いろいろなものに出会い
学び、感動した初ハワイ
一生の思い出とともに
一生の出会いになりました



リアルではこの旅行から3ヵ月で
ハワイのホテルの1室購入


あれからも何度か現地に足を
運んでいます。その旅行記も
いつか突然始まることでしょう(笑)



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ハワイ行:終わりではなく始まり

2018年12月10日 | ハワイ:オアフ島
2017年3月30日~4月9日まで
10泊11日の夫婦して人生初ハワイ


思った以上にポリネシアン文化が花開き、



日系人の史実の重みが胸に響き、



ハワイ島の素朴な暮らしと火山の威力を知り、



消えていったハワイ王朝の太平洋統一の夢を学び、



オアフ島ではワイキキの外に惹かれ、

@アラワイ運河


ダイヤモンドヘッド



たくさんの美味しいものに出会い、

@オノ・ハワイアン・フーズ


初のエアビー体験を通じて



漠然と考えていた初めての海外投資の方向性が
「コンドミニアムではなくホテルで
と固まり、目標とする物件が一気に具体化した旅でした。


忘れられない

とろけるような夕陽



@聖ベネディクト・ペインテッド教会


移住者の歩んだ道をともに回るようだった

ハワイ・ベルトロード


この旅は
終わりではなく始まり

と強く感じたダイヤモンドヘッドからの眺め


これから何度も何度もこの地を訪れる、という予感と

それが実現できるようにがんばろうという決心と。


帰国後4日で銀行へローンの直談判に行ってました(爆)

(※そうは見えないけれど、銀行です)


10泊11日が44本の記事になり、1日4本計算ですが(笑)
そんなものでは収まりきらない感動と思い出でした。
いくらなんでも2年越しはまずいので、ここで「完」とします。


長い間お付き合いありがとうございました

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