ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

コロマンデル6回目行備忘録:2020年6月

2022年05月31日 | 国内:北島備忘録

2020年6月の6回目のコロマ
ンデルはコロナ規制解除後の
初ドライブ旅行だったせいか
2泊3日が9本になりました。


じっくり自由を謳歌したのが
本数に反映されているかも
(※でも前回は12本でした💦)


では恒例の自分用備忘録です。


ロックダウン明け初旅行

コロナ前最後もロックダウン
明け最初もコロマンデルに


定宿プカパークリゾート

5回目のプカパーク泊


まず来たかった場所

コロナの緊張がほぐれるよう


松明が灯れば

創業者たちのレガシーなのか


愛されカフェ、シックスフォーティーシックス

地方ならではの質の高い昼食


ファンガマタ散策

サーファーの町ファンガマタ


北島で一番好きな景色

私のコロマンデルの原風景


ふりかけ枝豆の店

地元民でノリノリの店


ミランダファーム

カフェとアートとトイレと


お付き合いありがとうございました。



コロマンデル6回目行:ミランダファーム

2022年05月30日 | 北島:コロマンデル

2020年6月のコロナ規制解除
後の初旅行でコロマンデル。


2泊3日なのですぐ終わりで
すが、長いロックダウンを経
101日ぶりにオークランド
を自由に出られるようになり
心から解放感を感じました。

木立に隠れるホテルの部屋


周囲のコテージもこんな風に
しか見えないプライベート感



ホテルは朝食付きでサクッと



敷地内の遊歩道を歩いたら、

伐採禁止のリムの木もあり、
自然の姿を維持しています。


次回もココに来ましょう



小春日和の緑多いパウアヌイ



天気がいいと冬枯れも明るい



雨が多い季節は家畜が一番育
ち、生乳の収入量も増える

寒くても農家には嬉しい季節


オフシーズンならではの瑞々
しい碧緑のグラデーション



深呼吸をして、またいつか



山越えをしてテムズに戻り、



NZやイギリスでOPショップ
と呼ばれるチャリティーショ
ップ巡りをしました。買い物
というより、趣味で創ってい
るアクセサリーの寄付先探し

これはなんだろうと思ったら


飲食業の外席らしいです



旅行中の寄付行商と称して、
すでに地方のチャリティーシ
ョップへの寄付を始めていま
したが、テムズは何店か店が
あるので、どこにするか1店
ずつ回って店の雰囲気、商品
や価格を見て、スタッフやボ
ランティアとも話し店を決定


ここは有名なドッグティーパ
ーティの店なんだそう。



みんな笑顔になっちゃいます。



その後はちょっと寄り道をし
ミランダのミランダファーム

ここはカフェとギャラリーか
らなるちょっと変わった場所


店に入るや地元のご婦人方に
「トイレに行きなさい
というビックリなアドバイス

店の裏のアレらしいですが、


なんとも凝った造りです。

うちの玄関より立派かも(笑) 


えっ

ボトルのステンドグラス


ノースランドの有名な公衆ト
イレのフンデルトヴァッサー
にインスパイアされたのか?

@カワカワ


ギャラリーがある施設ならで
はのアートが息づくトイレ。



カフェは食料品も売っていて

新鮮な卵や野菜、果物があり


ライムを買ってきました。



キッシュに



スープ



コロマンデルは近くて楽しい
オークランダーの美しい裏庭


何度も何度も来ましょう



コロマンデル6回目行:ふりかけ枝豆の店

2022年05月29日 | 北島:コロマンデル

2020年6月のドライブ旅行記


閉まっていると判っていても
来ずにはいられなかったのが

前回来たタイルアビーチクラブ


オフシーズンの冬は週休3日

滞在中は閉まっていました。


またいつか出直しましょう

(※写真は前回)


すぐ近くのタイルアオーシャ
ンビーチ公園に立ち寄ると、



サーフライフセービングクラブ

これがあるということは、こ
こがタイルアのメインビーチ


まさに、そのようでした



波や時間帯にもよるのでしょ
うが、平日にこんなにたくさ
んのサーファーが一堂に会し
ているのを初めて見ました。



さらに板持って走って来る



冬でも止まらないお楽しみ🏄



山頂が2つに見えるパク山



タイルアビーチクラブがダメ
ならと、下調べをしてやって
来たのは、タイルア中心部の



フロック・キッチン&バー



早目の時間だったので空いて
いるように見えたのですが、



雨の中でも地元の人がこうい
うクルマで乗り付けて来て、

あっという間に満席近くなり
まるで週末のような賑わいに


ここはメニューが超ユニーク

タイ、ベトナム、中華、和食
を寄せ集めたようなアジア系
フュージョン料理で、寿司も
あればワンタンもカレーも


一番ウケたのはふりかけ枝豆
英語の名前もそのままフリカ
ケエダマメで、赤キャベツと
ゴマ油で和えてあるらしい


でもそこまで冒険せずに(笑)



シェフが得意そうなものに

NZの冬の定番マッスル貝


看板メニュー、フィッシュトリオ

1皿で3種類が楽しめる


南太平洋料理イカマタ

生魚と刻み野菜のライムとコ
コナツクリーム和え。イカ🦑
とは全然関係ありません(笑)


こっちが洋風で



こっちはアジア風なんだそう。

紅ショウガ付きときた


何よりも驚いたのが、この1皿
が3,500円ぐらいだったこと


エビのタコスも意外な展開



なんだかノリノリの店で地元
民に混じりモリモリの夕食

みんなはガン飲みですが我々
の〆はやっぱりコーヒーで。


この店はその後もう一度再訪
しましたが、まさに今月閉店
4年間お疲れさまでした



コロマンデル6回目行:北島で一番好きな景色

2022年05月28日 | 北島:コロマンデル

2020年6月のコロナ規制解除
後初のドライブ旅行記です。


ファンガマタからパウアヌイ
に戻った足で向かったパク山


2011年に登ったきりで早9年
こんな登山道ができている

往復45分の超簡単コースです
がここは行く価値ありです
(👆と言う割には行ってない?)


少し登っただけで、この絶景

パウアヌイビーチ


正面はホテルが名を冠すプカ山



そしてパウアヌイの別荘地



河を挟んだ向こう岸タイルア



ここからの景色はNZ北島で
一番美しく感じ、好きです。

2011年に初めて知ったコロマ
ンデルでの、私の中の原風景


2011年4月のパク山からの1枚

以来コロマンデル=パウアヌ
イとなり今回で5回目です。


タイルアの略史の掲示を発見

ここもかつて高級木材カウリ
の伐採で栄えていたとは


周辺の山から切り出されたカ
ウリは山肌を転がして水と木
材を溜める「ダム」に集めら
れ、大雨後に洪水が発生する
タイミングを見計らってダム
を決壊させ、水とカウリを一
気にタイルア湾まで流すとい
う方法で海まで運んでいたそ
うです。この方法はノースラ
ンドでも行われていました。


1864年開業のカウリ製材所

一部はここで製材され大半は
オークランドまで曳航して、
加工されたり輸出されたり。


何千年もかけてできた森を伐
採し尽くした後、2度と元の
姿に戻ることはなく、カウリ
が埋めた河にはプレジャーボ
ートが静かに停泊するばかり



頂上直前の切り立った部分

9年前は鎖があるだけで、そ
れを手繰って登りましたが手
すりができ、岩が階段風にな
り非常に整備されています。


長らくここに来なかったのは
足場の悪さを覚えていたから
で、雨の後は滑りやすそうと
思っていた上、冬場は毎日の
ように雨が降るので機会を逸
していました。これだけ整備
してあればいつでも来れる


頂上到着



目の前に広がる碧い海と島々



前日の桟橋がマッチ棒のよう。



河と海に挟まれるパウアヌイ



駐車場にうちの車がぽつん



パク山はかつてもっと高かっ
たのが、噴火で山頂部分を失
ったと考えられているそう。

だから山頂が2つあるような
現在の形になったのか~


イメージ図



今では山の中腹まで家が



またいつか来ましょう



西日を浴びて輝くパク山




コロマンデル6回目行:ファンガマタ散策

2022年05月27日 | 北島:コロマンデル

2020年6月のコロナ規制解除
後の初旅行でコロマンデル。


ブランチの後はポカポカ陽気
に誘われて、9年ぶりにサーフ
ァーの町を歩いてみました

まさにこんなイメージの場所


塀を覆い尽くすように咲いて
いたのは、調べたらカエンカ
ズラ(orange trumpet vine)



火炎蔓と書くように燃えるよ
うに鮮やかなオレンジです。

花の少ない季節には貴重な色


マオリアーティストの壁画

19歳から埠頭の飛び込み開始


ともかくここは海、サーフィン



海に向かって歩いていくと、




びっしり並ぶキャンパーバン

というか、固定した宿泊施設


テント村ならぬ

モーターホーム村


多くのキウイの夏の思い出を
作った場所なのでしょう。



ビーチから目と鼻の先の立地

エンドレスサマーを楽しむ場


しかし、ここは1年後の2021
年に売却
されたよう。ファン
ガマタ最後のモーターキャン
プ場⛺だったんだそうです。


この町の平均住宅価格は100
万ドル(約8,400万円)を超え
建築と値上がりを牽引してい
るのが海辺に建つ新築の別荘



建設中の別荘があちこちにあ
り、売却されたモーターキャ
ンプ場も再開発されるよう。



コロマンデルらしい絵になる

ビーチ


沖合の島がさらに表情を生み



そこにサーファーたちが、



花を添えています。



ここでひょっこり出会った

NZ固有種で絶滅危惧種の
ニュージーランドチドリ


カップルなのか。この個体
はまだグレーの普通の色で



こっちは婚姻色のオレンジ
5月から色が変わるそう

コロマンデルには450羽がい
るそうで前回は会えずじまい
立派な次世代を残してね


海はみんなのものだね



モーターキャンプ場がなくな
り、この町の夏の賑わいの質
が変っていくのか。別荘がな
い限り家族連れで長居する町
ではなくなっていくのかな❓



昔ながらの典型的なバッチと
呼ばれる別荘に思わず笑顔。



薬局の波の看板も9年前に息
子たちと見ておりこれも笑顔



ピンクの映画館ファンガマタ
シネマには007「ノー・タイ
ム・トゥ・ダイ」のポスター

実際の公開はこの1年半後


映画館はコロナで閉館し、20
21年末から2020年4月までコ
ロナでイギリスから戻って来
た若いカップルがアルチザン
ブレッドの期間限定ショップ

をやっていて、今はなく残念



コロマンデル6回目行:愛されカフェ、シックスフォーティーシックス

2022年05月26日 | 北島:コロマンデル

2020年6月のコロナ規制解除
後初のドライブ旅行記です。


2日目は晴天でドライブ日和



パウアヌイから30分ほど南下
してやって来たファンガマタ



2011年の夏休みに家族4人で
フラりと来て、夕食難民にな
りかけたほど小さな場所に観
光客が溢れ返っていました。

オフシーズンの平日ともなる
と、本来の静かな佇まいに。


訪ねたのはシックスフォーテ
ィーシックス
というカフェ



店内にはプラントがたくさん
あり、これは客同士が自然に
ソーシャルディスタンスを取
れるよう配慮したものでは?

当時のNZではよく見ました。


充実したキャビネットフード



迷いそうな中この2点に決定



メニューが丁寧に手書きされ
たロールペーパーがいいイン
テリアにロールの大きさに
オーナーのヤル気を感じる💪



一見さんの観光客相手ならと
もあれ、地元で愛される店と
なると、新しいメニューの投
入は店と客との大事なコミュ
ニケーションだと感じます。

(※オーガニックコーヒー)


新メニューを打ち出す店の想
いと勇気を客はまず称えるは
ず。気に入る人が多ければ新
たな定番になるかもしれない
し、そうはならなくても季節
や変化をもたらそうとす
る努力は客に愛されるはず。


かと言って、なんでもかんで
も目新しいものを連打すれば
いい訳ではなく、そこがコミ
ュニケーションたるところ


ゆえに言葉を介さない対話が
生まれ、キウイのことだから
好きならば褒めちぎるはず。


なのでロールの大きさにこの
店がいかに地元で愛されてい
るか、客との対話を大切にし
ているか、を感じたのです。

(※胸に血と汗と涙ではなく、
血と汗とビールとある
店のオリジナルフーディ―)


自家製スモークチキンのパニ
ーニではなくトラメジーノ



タラキヒとタラゴンのフィッ
シュパイ。昼からこの凝り用

オークランドではなかなかお
目にかかれない地方の楽しみ


オークランドは店の家賃が高
すぎて利幅の厚いものにメニ
ューが偏るため、どこも似た
り寄ったりになってしまう。

(※夫はすかさずチーズケーキ)


これもまた旅行に出る愉しみ
10年前には考えられなかった
変化ではないかと思います。

寒いから外席に誰もいなくて
おこぼれがないねと思ったら


そうでもないか。天気が良け
れば外も人気のようでした。



オフの冬でも週6日営業とは
心強いし、ありがたいし

ぜひまた再訪したい店です



コロマンデル6回目行:松明が灯れば

2022年05月25日 | 北島:コロマンデル

2020年6月の国内旅行の記録


周囲の散策を終えホテルに戻
りました。緑の中に隠れるよ
うに建つエコロッジの草分け

プカパークリゾート


ここを個人で開発したドイツ
人の若夫婦レイナーとアンジ
ーへのオマージュが捧げらる

創業者バー、ファウンダーズ


2人の姓を冠すヘーン・ラウンジ



彼らの夢からできたホテル



夕闇が迫る頃、儀式のように
静かに始まる松明の点燈



レイナーとアンジーの発案な
らば、素晴らしいレガシー



松明が灯ると闇に包まれます。



そうなると自然に足が向く、



ホテルのレストラン、ミハ



旅行中なので、できるなら
外へ食事に行きたいものの



オフシーズンに周辺で営業し
ている店はごく限られていて



特にコロナ規制の解除直後と
なれば開いているだけで感謝

ローズマリーのデコときた


私は「今日のお魚」

バレンタインデー級のピンク


夫はスペアリブ

もれなくローズマリー付き


サイドのサラダ



外の寒さとは裏腹に暖炉で暖
かい店内で、しみじみ旅行再
開の喜びを語り合いました。



まだデルタのデの字もない頃

最悪期は脱したと思っていた
今思えば希望に満ちていた頃


その後、オークランドは4回の
ロックダウンを経験しました。

そのアップダウンの中で
今できることは今のうちに
今行ける場所は今のうちに

という思いが強まりました。



コロマンデル6回目行:まず来たかった場所

2022年05月24日 | 北島:コロマンデル

2020年6月のコロナ規制解除
後初の国内旅行の記録です。


桟橋に来ました。コロナで止
まっていたのかずっと工事中



やっと人影がありました
仕事終わりの夕まずめ狙い



水上バイクの2人組も

クルマで引っ張って帰宅かな


釣り人からなにかもらえるの
かカモメが粘っていました



釣りガールたちもやって来た



ここでウェリントンから来た
という女性に逢い、初対面な
のにコロナ規制の全面解除で
お互いホッとしたのか、人恋
しさなのか(笑)しばし立ち話



女性とご主人はかなり前にこ
こに別荘を衝動買いしていて
「ラッキーだったわ。今じゃ
高くてもう買えないわよ~」

と笑っていて、お互いパウア
ヌイやタイルアの美しさ、素
晴らしさを語り合いました。


見飽きることのない景色

(※タイルア)


何度訪れても安らぐ場所

(※パク山)


特にコロナでのステイホーム
や行動規制後の格別な解放感

「まずはここに来たかった🌈」
という気持ちは同じでした。


お互い何回も、いつまでも、
ここを愉しみに来ましょう。



お元気で



島影の多いパウアヌイビーチ



風が強く、かなりの高波



波しぶきが高い、高い



サーファーたちが走って来る



沖合の波待ちカラス軍団



乗った🏄



こちらも仕事終わりなのかな



虹の下でサーフィンなんて最高




コロマンデル6回目行:定宿プカパークリゾート

2022年05月23日 | 北島:コロマンデル

2020年6月のコロナ規制解除
後の初ドライブ旅行記です


コロマンデル半島を横断する
山越え後にやってきたのは、
半島東に位置するパウアヌイ


そこにある唯一のホテル、
グランドメルキュール
プカパークリゾート


と、つい最近書いていました
が(笑)、あれは2019年10月


あれから8ヵ月が経過して、
5回目のプカパークでした。


この頻度だとつい「ただいま」

勝手知ったるこの安心感


初めての高揚感とは違う寛ぎ



ホテルの客室にウェルカムカ
ードが用意されていることは
あっても(特に出張先とか)
ウェルカムバックカードは初

コロナのロックダウンによる
厳しい期間を乗り越え、再訪
に感謝しますといった内容。


そう、あの時のNZは海外渡航
以外のコロナ規制の解除で多
くが心から安堵していた時期


コロナの封じ込めは不可能と
頭の隅ではわかっていても、
その可能性を信じたかった頃


この時はコロナ前と同じベッ
ドメイクで、クッションがふ
んだんにありました。封じ込
めへの自信と過信は、ホテル
にも宿泊客にもありました。

その後コロナが長期化する中
で毎回カバーを取り換えられ
ないクッションは消えます。


そぼ降る雨の中、周りを散策



無人の別荘に見事な柿の木



たわわな実で重そうです。

鳥以外食べる者もいなそう。


遠目に広がるタイルアの町



引き潮の時間は砂浜が広がり

遠くまで歩いて行けそうです。


山肌に広がる別荘地

オフシーズンで静かなもの


人影はなくいるのは水鳥ばかり



コロナフリーの空気を胸いっ
ぱい吸い込み自由と安全の息
吹を身体に吹き込みました。



コロマンデル6回目行:ロックダウン明け初旅行

2022年05月22日 | 北島:コロマンデル

2020年2月5日に日本から戻り
ダイヤモンドプリンセス号の
件はNZでも報じられていたの
で、人に会うのは気をつけて
いました。しかし、当時のキ
ウイのほとんどはコロナのな
んたるかを知らず、政府も中
国帰りの人にのみ神経を尖ら
せ検査していた時期でした。


それがあれよあれよという間
に状況が悪化し、2月28日に
は国内初の感染者が確認され


3月5日には友人の結婚式のた
めにイギリスから戻り、名古
屋からわずか1ヵ月で再会した
次男が、NZに残ることを決め
現地のガールフレンドを呼び
寄せ、直後の3月17日からNZ
事実上の鎖国となる強力な
ロックダウンに突入しました。

(※通勤通学のクルマで満杯だ
った駅の駐車場もガラガラに
みんな家でステイホーム)


ロックダウンはレベル4と呼
ばれ、感染の収束とともに警
戒レベルは徐々に引き下げら
れ、6月9日以降は国内の活動
はすべて自由になりました。

1(ワン)ダフルと歓迎された
待ちに待ったレべル1
(※その後何度も再引き上げが
あって現在に至りますが)


レベル2に下がったときに、
さっそく予約を入れておいた
コロマンデルのパウアヌイ。
出発の日は偶然にもレベル1
の初日と重なり、自由を満喫

虹🌈も出て幸先良さそう(笑)


人も少ないし、ドライブだし
と4ヵ月ぶりの旅行へGO



ロックダウンの緊張がほぐれ
る、長閑で緑多いこんな光景

感染の中心がずっとオークラ
ンドだったのでさすがに一息


「でも地方の人にはオークラ
ンダーがどう映るんだろう」

という一抹の不安もありまし
たが、まずはテムズで休憩



前回も利用したバイト

ろくに写真も撮れなかったほ
ど混み合っていた店内は閑散


テムズ病院の正面という立地
ですが、通院していた地元の
主な高齢者もコロナでステイ
ホームか訪問診療になったか



お店の人と話し、とにかくレ
ベル1になって良かった、と。

それは誰にとっても同じこと


小さな木にレモンがたわわ🍋

雨に濡れて一段と鮮やかな実


さて、ここからはコロマンデ
ル半島横断の山越えです。



夢見:地下都市への出張

2022年05月21日 | 浅き夢見し

久々に荒唐無稽な夢らしい夢


数日インフルエンザにやられ
た後に見た夢。こういう夢を
見られること自体、快復の印


内容よりも目覚めたときに、
「元気になったもんだな~」
と、そっちでちょっと感動


=============


「私」は地下都市に出張に来
ていました。思い出せる最初
の部分はすで数日滞在した後
だったらしく、けっこう勝手
が判ってきた頃の話でした。


まず、地下にいるのを忘れる
ような明るさでした。電気の
なせる業とはいえ、日中の
明るさが保たれていました。


そして、ミニチュアのような
町ができていました。どこが
果てか判らない巨大なドーム
の中には道があり、人が行き
交っています。でも乗り物は
ないのでみな歩いています。


道の両側には店や家の代わり
に部屋がびっしりと並んでい
ます。ドアを閉ざして中が見
えないのは事務所か家


ガラス張りで大勢の人が正面
を向いて座っているのは教会


子どもたちが外まで走り回っ
ていたのは幼稚園といった具
合に、地上の街並みが小さく
凝縮されて揃っていました。


「私」は香港から来たという
色白で小太りな黒縁メガネの
オタクの典型のような若い男
性と知り合いになりました。


彼はウェブデザイナーだと言
っていて、狭い部屋で1日中パ
ソコンに向かっていました。


何回か会って親しくなった後
「私」は疑問に思ったことを
思い切って聞いてみました。


「ねぇ、ここの人って地上の
人とちょっと違わなくない?
人種とか宗教とかじゃなく、
何かが違って話がかみ合わな
いような気がするんだけど」


ははは。もう気づいたのか。
そうなんだ。多くの人はここ
で生活が完結してるから、地
上や地上から来た人に興味が
ないんだよね。ボクはクライ
アントが地上にいるから毎日
のように彼らと話してるけど
地上と接点がない人もいる」


これで「私」の疑問は100%
解消しました。地下の人は誰
もがフレンドリーなのに、な
ぜか会話が上滑りして深まら
なかったのです。地上の人間
の剥き出しの好奇心に比べ、
地下の人たちはかつて暮らし
た地上に未練はなく、話が食
い違っていたらしいのです。


この香港人とだけは食い違い
を感じなかったので、「私」
は仕事が終わると、地下の生
活の様子を根掘り葉掘り聞き
彼も相手をしてくれました。


彼によると、地下都市に住む
には1年か半年のビザが必要
で、1年ビザを取って来る人
は定住を目指す人が多く、だ
いたいそのまま居つくそう。
彼のビザは半年でしたが、
「しばらく居てもいいかな」
と、生活に満足そうでした。


「地下だなんて送電が止まっ
たら、水も空気も供給されな
くなるのに、なぜ定住



より大きな疑問を抱えつつ、
「私」は仕事中でした。ビジ
ネススーツの男女が慌ただし
く動き回り、政治経済フォー
ラムの準備の真っ最中です。


著名ゲストスピーカー、パネ
ルディスカッション、テーマ
ごとの分科会と、地上と地下
同時中継での大規模フォーラ
ムという鳴り物入りの企画


しかし、地上では「地下初」
という点のみに注目が集中し
地下では地上で決まる政治・
経済にはとんと興味が注がれ
ず、自分がなにをしているの
か判らなくなってきました。


「まぁ、仕事なんて往々にし
てこんなもの。終われば大成
功の自画自賛だろうしね」

と妙に達観しつつ、とっとと
仕事を終えて地上に帰ろうと
思いつつ持ち場に戻ります。




日本行備忘録:2020年1~2月

2022年05月20日 | 海外:日本備忘録

横浜港のダイヤモンドプリン
セス号の一件でコロナ禍の広
がりを間近に見聞しながらの
7泊8日の里帰り旅行でした。


父が入居した老人ホームは鎌
倉の山に囲まれており、春に
は山桜に囲まれると聞いて、
「じゃ、次は4月にでも」
と父や妹と話していました。


それがコロナの非常事態でそ
れどころではなくなり、世界
中の空から飛行機が消え、花
見どころか父との再会もかな
わなくなってしまいました。


父はステージ4の肺癌が見つ
かった時点で「余命半年」と
宣言され、その通りに91年間
燃え続けた灯が消えるように
この世を去っていきました。


ほんの数日の間にイギリスに
いたはずの次男と日本で再会
できたのは、世代交代を暗示
させるなんとも深淵な経験で
いつか自分もまた交代してい
くことがリアルに実感でき、
忘れえぬ旅行になりました。


恒例の自分用備忘録です


世の中に偶然はない

いろいろな事が重なって・・


父の老人ホーム

自分で見つけ気に入って入居


最後の実家

できる限り片づけて見納め


横浜の父、名古屋の息子

父の後は名古屋で息子に再会


4人で伊勢参り

恒例の伊勢参りは4人で


父母からの贈り物

できるだけ持ち帰りNZへ


日本がコロナ規制を解除してビ
ザなしで外国人の受け入れを再
開したら、ぜひまた行きます。
(※私はすでに外国籍なので)


母は90歳になり特養で元気です。




2020年日本行:父母からの贈り物

2022年05月19日 | 日本

2020年1~2月の日本旅行記


滞在8日目は最終日。大きな
スーツケース3個持ちで京都

身動きが取れない私たちに、
友人が選んでくれた店で昼食
おいしかったです🥢


その後は乗るのが恥ずかしい



関空特急はるかで関空へ



古い車両を上手くリメイク

自分にはないこのキャラ文化
可愛いけど心がないと感じる


大きなスーツケース3個にな
ったのは捨てるしかなかった
実家の物を持ち帰ったからで
スーツケースを買いました。


私は長年ボランティアをして
いる関係で、NZのチャリティ
ーショップで売れそうなもの
がわかっていたので、夫の協
力を得て持ち帰れるものをで
きるだけ持ち帰り寄付しまし
た。クルマのトランクが一杯

それ以外の小さな家具・家電
引き出物、調理器具、買い置
き・使いかけの洗剤、保存食
寝具リネン類、母の服などは
実家の塀の前にズラっと並べ
「ご自由にどうぞ」
というのをやりました。集ま
って持ち帰ってくれたご近所
さんにも挨拶ができました。
かなりの売れ行きでした(笑)


母の手編みの膝掛け



総刺繍のテーブルクロス。私
の香港みやげでしたが未開封



鎌倉彫もいろいろと



他にも未開封のもが多数あり



なぜ母が持っていたのかナゾ
なエリザベス女王戴冠25周
年記念ティータオル。NZでは
ウケること間違いなしの品



そして何よりも持ってきたか
ったのが着物でした。姉妹と
もまったく興味のないものな
がら処分するにもしのびなく



父の大島紬



母の江戸妻

私たち姉妹は2人とも結婚式
を挙げなかったので着る機会
のなかったお蔵入りの江戸妻


実家の家紋入り

でもNZでは誰も気にしない。


NZは帰国した翌月の3月から
コロナのロックダウンに入り
チャリティーショップも閉店
していましたが、その間にマ
ネジャーが特設コーナーを作
って陳列してくれました



女性マネキンが大島を着て男
性マネキンが浴衣を着てる



着物好きのトンガ系姉妹が涙
ぐむほど気に入り何着か買っ
てくれたり、全部完売し10万
円以上の寄付になりました。



しかし、この包は鹿児島の



「もしかしたら・・・」



絹地の3着は祖母のものでは



100年ぐらい前のものかも



これらは手元に残しました。




2020年日本行:4人で伊勢参り

2022年05月18日 | 日本

2020年1~2月の日本旅行記


7日目は名古屋で落ち合った
次男(当時22歳)とデンマーク
人の友人と4人で伊勢参りへ

まずは商売の神様、茜さんへ


なにがなんだかわからないま
ま、デンマーク人も拝む

(※本人は大学院生です)


古いお狐さんをお返しし、新
しいのを連れて帰りました。



朝からいきなりディープな
ニッポン体験だったかも。



なんとも美しい白い鳥居



いつか満願成就したらお供え
したいと思っていた鳥居。で
も順番が逆で先にお供えかも



そして伊勢神宮の外宮へ。



たくさん歩いてたくさん話し
2人ともなかなかの好青年



ここで一気に内宮に行かず、

伊勢うどんの岡田屋に流れて
しまうダメイセラーの私たち
(※よい子は午前中にお参りを)


夫はいつもの鍋焼きうどん



私は前回に続きカレーうどん

ナゼかこれが食べたかった


内宮のお参りも無事済ませて



再びおはらい町通りへ



デンマーク人初の甘酒



何度も来ている次男お勧めの

豚捨


男子3人はコロッケにがっつく

ビーフが食べられない私は牛捨


いつものみえぎょれんで海産
物のおみやげを買いました。

右2匹は従業員作だそうです
上手い~これは招かれそう。


名物の招き専門店吉兆招福亭

つい何かお持ち帰りします


そして赤福へ。



いつの間にか3個から2個に
なって残念がっている夫



次男の弾丸トークが止まらず
みんなで大笑いしながらお茶



1年前には長男と来ていたの
かと思うと、何だか不思議。

次回も誰かと行けるかな


非常に残念ながら、この日は
すし久の夜の営業がない日で



泣く泣く名古屋に戻って2人
が選んだのはお好み焼き



な、なんで名古屋で~(笑)



しかし、デンマーク人は生ま
れて初めてのお好み焼きを気
に入り、本国に帰りコロナの
ロックダウン中に研究を重ね
ここまで極めたそうです

(※本人作)



2020年日本行:横浜の父、名古屋の息子

2022年05月17日 | 日本

2020年1~2月の日本旅行記


横浜最後の6日目は節分の日
早めにホテルを出て、夫と大
船をサクッと散策しました。



次回日本に来る時は横浜では
なく父の老人ホームに近い、
大船に宿泊しては、と思い、
下見がてらに来てみました。

大船は鎌倉市ですが、横浜市
との境で何かと便利な立地。


私が日本を出た1984年はまだ
松竹撮影所がありました。今
はなにがあるのかまったく知
らず、仲通りに来たところ、
おぼろげに記憶のある店が

薬屋


お菓子屋

50年以上営業しているはず


三崎水産とみんなが呼んでい
た海鮮問屋もそのまま健在



野菜の安さにはただただ驚き



私が日本にいた頃と変わらな
い感覚で、羨ましいような、
デフレで物価上昇が止まって
いるのは経済が停滞している
からだと思えば、先が案じら
れるような悩ましいところ。

(※2年後の今は世界的なイン
フレでそれどころではない)


駅ビルで節分の買い出しをし



父のホームで父と妹たちと、
ささやかながら節分を祝い

つかの間の楽しいひと時を過
ごしました。生前の父と会う
のはこれが最期となり父はこ
5か月後に他界しました。


その後は新幹線で名古屋へ。



前年まで住んでいた長男が海
外に出てしまった後でしたが



スコットランドへワーキング
ホリデーに行っていた次男が
友人と日本に来る日程と重な
り、まさかの名古屋で合流

こんなことってあるんだ~


父と息子。今振り返ればなん
とも感慨深いタイミング
のそれぞれとの再会でした。


なにかとご縁のある名古屋
父は鹿児島の人でしたが、祖
父が名古屋で建築士をしてい
たので名古屋で育ちました。
長男は名古屋大学を卒業し、
次男とまさかの名古屋再会


ちょうどオープンした相鉄フ
レッサイン
が激安だったので
親子でここに滞在しました。

典型的なビジネスホテルに次
男の友人のデンマーク人は興
味津々だったらしく、いきな
りディープなニッポン体験


「なんで相鉄が名古屋に
と横浜出身の身にはウケる~

(※アメニティーは1階に)


横浜でもかなりのローカル線



さっそく4人で夜の街へ