ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

ダニーデン2回目行:奇石モエラキボルダーズ

2021年05月31日 | 南島:ダニーデン

2018年9~10月のダニーデン
3日目は、留学中の友人のお子
さん、留学生ちゃんと一緒


ラーナック城にはカフェがあり
庭園見学後、ランチにしても
よかったのですが先を急ぐので

街中のカフェでランチ


前回気になりながら来なかった
オクタゴンのキッチンテーブル



でき合いの食べ物が充実してい
て、時間がないときには便利

留学生ちゃん








店名のとおり誰かの食卓に招か
れたような飾らない美味しさ。


その後は海岸線の国道1号線を
ひたすら北上すること1時間



途中NZらしい光景を眺めつつ



やってきたのは石がゴロゴロ
している不思議な光景の海岸



モエラキボルダーズ

モエラキは地名、ボルダーズ
は丸い巨石のことです。大きい
ものは人の背丈ほどあります。


じっくり見るには引き潮の時
間帯がいいと知り、タイミン
グを狙ってやってきました

なのでほとんどが露出した状態


マオリの伝説では、これらは座
礁した船から打ち寄せられたひ
ょうたんだそう。科学的には約
6500万年前にできた石の中核部
分で約400万年をかけて丸石と
なり、これらを包んでいた地層
が浸食された後に丸石だけが残
ったものなんだそうです。
個人的にはひょうたん説推し


浸食される前の地層の中の石



まるで台地が卵を産まんとし
ているかのようで神秘的です。



表面がツルりとした完全な球形
は比較的新しいものなのか?

肌と同じでナウでヤングな感じ


年月とともに深くヒビが刻まれ



老いていくかのようです。

老境の夫婦(めおと)か?


これはほぼ同世代のきょうだい?



数世代の一族?



さらに時が経って朽ちていく



水にしっかり浸かっている方が
ヒビができず瑞々しく肌と一緒。

石の重みで砂が沈んでいるのか


石の周りには水が残っています。

そのせいかコケも鮮やかです。


丸いままでも欠けていても。



なんとも風水が良さそうな姿。


💛型に残った海水



幻想的な場所で時間帯や潮の干満
でも印象が変わりそうです。

またいつか来てみたい。


カフェを併設した観光施設も丸(笑)



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ダニーデン2回目行:ラーナック城

2021年05月30日 | 南島:ダニーデン

2018年9~10月のダニーデン
3日目の朝もカフェでスタート。

オタゴ大学のすぐ近く
グッドアースカフェ


前日に見た豪華クルーズ船



オタゴデイリーの一面でした。

季節性のあるクルーズシーズン
の幕開けが地元経済にどれだけ
重要かが感じられました。


店内でホームメイドのジャムや
チャツネを販売し、可愛いデコ
レーションにもなっています。



多肉のあるテーブル

コーヒーだけで済ませて


やってきたのは



見事な庭園が広がる



オタゴ半島のラーナック城

南島のキャッスル


北島のシャトー


(※シャトートンガリロ)


NZでお城というものはこの
2ヵ所と言われています。
そもそも王様いないし~(笑)
(※マオリ王はいますが)


高台なのでオタゴ湾も対岸も
よく見えますが、また春霞。



この日は赤ちゃんの頃から知っ
ている友人のお子さんがダニー
デン留学に来ていたのを誘い、
ラーナック城未デビューと知っ
て一緒にやってきました。

クルマなしでは来にくい場所💦


移住前の2002年に一家で来た
時は庭園の散策は無料でした。
古き良き、人の少ない時代



その後の世界中からの観光客
急増を考えると有料化は当然。



それでもついつい気になる多肉



お金を払って多肉を見に来た



写真は多肉ばかりでした(笑)



もっと手の込んだ場所がたくさ
んあったはずなんですが~💦



インスタ映えポイントがそこここ
にあって、みんな撮る撮る



ここは1人ずつ座って撮る撮る




ラーナック城はラーナック家
が1871年に建設を始め1874年
に完成した個人の邸宅でした。



しかし、完成後一家は不幸に
見舞われ、実業家兼政治家だ
ったラーナック氏は自殺。長
女は21歳の若さで急逝し、城
には幽霊が出るといわれるよ
うになり、キウイの間ではお
化け屋敷と目されていますが



現在は観光名所として経営さ
れ食事や宿泊もできます。

留学生ちゃんも楽しんだそう。


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ダニーデン2回目行:ハーバーサイクルウェイ

2021年05月29日 | 南島:ダニーデン

「博物館に行くには体力がいる」
と言っていたとおりの展開で
脳をブイブイ言わせた後は(笑)


ボーっと歩こう

ハーバーサイクルウェイ
という自転車道ですが、


セントレオナーズまで5kmの
海岸線を歩くも走るもよし。



ほとんど線路と並行していて
シーサイダーも走ってます

先程車窓から見た光景の一部
を歩いてみようという事に。


肥料工場や



太極拳エリアが

あるらしいです


どこまで行ってももれなくつい
てくる、オタゴ湾とオタゴ半島



沖を行くカヌーの人たち

10月でも水上だし寒そう


すぐに大きな桟橋が見えてきて

レイブンスボーンの肥料工場


最新鋭工場



ではなさそうです(笑)



ここにあった解説によると、
NZの土壌は植物の育成に欠かせ
ないリンとイオウに乏しいそう。


世界には魚の骨や歯の化石(カル
シウムを含んでいます)が長期にわ
たって堆積することでリン鉱石を
産出する場所があり(←調べたら
圧倒的に中国で、2位がモンゴル)
イオウは天然ガスや石油事業の副
産物として生産されているそう。


これらの原材料を輸入し、このレ
イブンスボーン桟橋から荷揚げ、



工場に直接送り込んでいるそう。



すぐ後ろの線路を貨物列車が行き



沖には中国船らしい貨物船



そこに轟音をたててやってきた
まんまの列車







貨物列車かと思ったら旅客列車

豪華な車両でどこまで行くのか?


国道沿いの店の看板。ダニーデン
でよく見るタイガーティー



ポートチャーマーズでも。

なんとも猫っぽくか弱げ(笑)


そういえば博物館にこんなバス。
人気の展示物なんだそうです。

タイガーティーはNZ最大のティー
ブランド、ベルティーに1969年
に買収されたそうで、どちらも
ダニーデン発祥だったようです。


テクテク歩いてマイアらしき(?)
所まで行き、往復6kmでした。

パラダイスダックの番


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ダニーデン2回目行:トイトゥ・オタゴ入植者博物館

2021年05月28日 | 南島:ダニーデン

ドッグ・ウィズ・ツーテイルズ
を出た後はダニーデン駅付近の
トイトゥ・オタゴ入植者博物館


船型の大きくモダンな建物。
でも外観は撮り忘れました。


大雑把な館内案内ですが、

とにかく展示品が多いので
1回で観るのは無理な場所


とりあえず古いものから開始

19世紀に栄えたNZの海辺の
街の博物館ではほぼ見かける
クジラ油を測る巨大な計量器
1830年にロンドンで製造


クジラを追う西洋人たちは18
世紀からNZ周辺で漁を始め、
大きなものでは1頭当たり1.2
トンが採油できたそうです


フラックス製のマオリの小舟



19世紀にマオリ間で貨幣代わ
りに使われたガラスのビーズ

これは初めて見ました
この一帯のマオリだけなのか。


アクセサリー作りに励む私は
ガラスのビーズなど山のよう
にあり19世紀なら大金持ち



クジラ漁にかかわる男たちは
マオリの長老たちの後押しも
あってマオリ女性と結婚する
ことが珍しくなく、140人の
婚姻が判明しているそうです。
結婚はマオリとの摩擦を回避
する政略的な面もあったよう。


こうした婚姻から誕生した家
系(ファカパパ)が何世代も明ら
かになっている場合もあり、今
でも研究が続けられています。

ハバーフィールド家家系図


アザラシ漁やクジラ漁から身を
起こし、オタゴで最初の農場経
営に乗り出したJ.ジョーンズ

オーストラリアの流刑囚の息子
というところが19世紀です


圧巻のワインレッド色の部屋



オタゴに入植してきたイギリス
人たちの肖像画や写真の数々



富裕層は立派な額縁の油絵で、



庶民は絵だったり写真だったり



この博物館の根幹のような部屋。

多数のスコットランド人も。


なのでこれは分かるけれど、



こんなのもありました



1865年にはダニーデンでNZ
万博が開催されていたとは
明治維新の3年前です

こんな立派な建物まで建設。


メルボルン万博が1880年な
のでそれよりも早かった。
でも観客動員数ではあちら
100万人超、こちら3万人超。


会場となった建物は、あちら
世界遺産、こちらはダニーデ
ン病院として活用され1930年
代に病院拡張で取り壊わしに。
残っていたら世界遺産


1862年の消防車



1879年には路面電車が開通



時代はぐっと下がって、第2次
大戦後のモータリゼーションで
ビュイックでキャンプとか(笑)

これぐらいの排気量がないと
NZの田舎道でキャラバンを
引っ張るのは無理だったそう。


アンソニー・ホプキンスがキ
ウイになりきって好演した、
映画「世界最速のインディアン」
はインバーカーギル出身の
バート・マンローの話でしたが
ダニーデン版マンロー、ジョン・
マーティンが1950年代にカス
タマイズしたのがトライアンフ

1960~70年代には数々の記録
を打ち立てた名バイクだそう。



「博物館に行くには体力がいる」
といつも思っている私ですが、
「博物館の記録には気力がいる」
とも思います。忘れた記憶を
呼び起こし、再度説明を読み、
不明な点は調べたりして完成。


トイトゥ・オタゴ入植者博物館
(Toitū Otago Settlers Museum)
は、入植者という名称を使って
いますが、これは時代に即して
移住博物館(Migration Museum)
に改名すべきだと思いました。

(※これはアデレード移住博物館)




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ダニーデン2回目行:二尾の犬カフェ&バー

2021年05月27日 | 南島:ダニーデン

シーサイダーを終えてひと息。

やって来たカフェは、ドッグ
ウィズ・ツーテイルズ・カ
フェ&バー
というキモかわ。
二尾の犬カフェ&バー(笑)


前年に来た時は営業時間外
で入れなかった記憶が。



てんでバラバラな椅子の外席



古風な祖父母の家でも訪ねた
ような雰囲気でこまごました
ものがびっしり飾ってあり、



その無造作さが心地よい



ここまですべてが古くて、多く
て、不揃いで無秩序だと、もう
何がどうであっても構わない



お気に入りを手当たり次第放置
した自室のような、私的な空間



よりよく見せようという意図の
欠片も見当たらずありのまま。



チカラを抜いてただボーっと
するには打ってつけの場所

みんなも思い思いに本を読んで
いたり、書き物をしていたり、
ボーっと外を見ていたり・・・


フラッティングという共同生活
をしている学生がほとんどでし
ょうから、自分の部屋以外の居
場所として貴重な空間なのか。

たまたまだったのでしょうが、
1人で来ている人が多かった。


オタゴやサウスランド名物
チーズロールがありました

「こんなの売ってもいいんだ」
と思ってしまうような素朴さ。
こんなところも祖父母宅風


クリームとチーズにオニオン
スープの粉末を加えたものを
バターを塗った食パンに塗り
クルっと丸めオーブン焼き


他の場所では見たことがない
かーなーり地域限定食


またいつか来よう



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ダニーデン2回目行:遊覧鉄道シーサイダー

2021年05月26日 | 南島:ダニーデン

2018年9~10月のダニーデン
2日目の朝ご飯後にやって来た

またまた重厚な歴史的建造物


正面の写真でお分かりのとおり

ダニーデン駅


駅前はちょっとした庭園で
チューダー調ノットガーデン



均等に陽が当たることや不断の
手入れで保たれる美しさ



道の向こうはダニーデン裁判所
地裁と高裁で左隣の建物は・・



旧ダニーデン刑務所

隣で刑が確定したらここで服役
1896年に完成し2007年まで現役
こんな街中で脱走もあったはず💦


駅舎の中は当時の贅を尽くした
空間でロイヤルドルトン製タイル

やはり公衆浴場が彷彿される


前回はここからタイエリ渓谷鉄道

に乗りました。黄色の遊覧鉄道.


今回は黄色でも通勤列車のよう。

シーサイダーというダニーデン
からワイタティという場所まで
海岸線を行く往復2時間ツアー


対岸のオタゴ半島を見ながら、



すぐにポートチャーマーズ
ダニーデンから15kmの距離



コロナ前なので豪華クルーズ船
観光バスが迎えに来ています。



クルーズとコンテナ船が一緒に
停泊しているNZらしい光景(笑)

長い桟橋が限られている証拠


静かな入り江や



緑濃い植林地

白砂のプラカウヌイベイ


視界がさらに開けて



なんとも美しい場所に。



右から突き出た砂嘴と島



高波が岸に直接押し寄せない
ためのウェイブブレイク(砕波)
島の役目を果たすラビット島

人工島のような位置ながら、
自然なのか人工なのか判らず。


ここはブルースキンベイという
静かな内海で終点ワイタティが
あり、ここで折り返しです。

クルマでも来れ、突端のドクタ
ースポイントはオタゴ大学の医
者たちが休暇で来たためついた
地名だそうで、いつか来よう


帰路も同じルートでポート
チャーマーズのココは



前回見たココ



長老派教会の脇を通過するのも



教会と線路はこの位置だから

2年連続で来ただけあって、
さすがに覚えていました


両側が水の土橋を行くエリア

もうすぐ終点ダニーデン駅


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ダニーデン2回目行:夜の中華と朝のカフェ

2021年05月25日 | 南島:ダニーデン

2018年9~10月のダニーデン
初日の夜は中華料理へ。



前回いろいろ見聞した結果、
ここはやはり学生の街
食に多くを求めないことに。


夜でも飲茶のようなメニュー



中華系以外にはウケるのか?



甘めとろみの春巻きでした。



さっぱり簡単に済ませました。



見慣れないアジア人に女将
さんらしき人が出て来て、
「地元の人?旅行者?」
と声を掛けられました。



それぐらい学生以外のアジア
人が少ない場所のようです。

ゴールデンハーベスト


ここはダニーデンセントラル
というショッピングモール内

素晴らしいグリーンウォール


植物を垂直に生やす不自然さ
を感じさせないような完璧さ



愛情のかけ流しのような壁



翌朝はテクテク歩いて

(※可愛らしいデイリー)


オールプレスエスプレッソ
ロースタリーカフェ


かなり理想の朝ご飯が実現


クロワッサンに



トースティー
(※ホットサンドのこと)



そして山盛りのサラダ



これが揃う店はありそうでない。

さらに間違いないコーヒー


ロースタリーならではの作業場
的な雰囲気も好きです

ここはスタッフが最高でした


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ダニーデン2回目行:シグナルヒルとオタゴ大学

2021年05月24日 | 南島:ダニーデン

2018年9~10月の2年連続
南島第2の都市ダニーデン。


前回非常に天気に恵まれたの
でまたこの季節にしました。


ボールドウィンストリート
後にやってきたのは初めての
シグナルヒル・ルックアウト



小高い丘の上の見晴らし台。

オタゴ湾とダニーデン中心部


正面に横たわるオタゴ半島



垣根の区画が美しいです。



目を凝らせば目立つ建物が識
別できそうな眺望の良さ、と
いうか目立つ建物が少ない



頂上にはNZ建国100周年の碑

見ようによっては巨大な棺桶💦


領土の第2世紀の始まりに
最初の世紀に立ち向かった
先駆者を偲びこの碑を捧ぐ

(1940年2月21日)

と刻まれていましたが、こん
な碑が今でも残っているのに
驚きました。地元マオリは何
も言わないのか?200年にな
る前に博物館送りになる?


春霞が切れてきました。



マウンテンバイクで行く人たち

サイクリストのメッカらしい



次にやってきたのはオタゴ大学

ビクトリア調のデーハーな学び舎


「ハリーポッターの世界だよね~

と何度つぶやいてしまったか。


それもそのはずハリポタはエディ
ンバラをモデルに描かれていて



ゲール語でエディンバラである
ダニーデンはエディンバラを模
して建設されたので似ています。
(👆スコットランドに行ったこと
がない人でも皆そう言います)



結果、ダニーデンもハリポタ風



ただ、ダニーデンの建物は近く
のオアマルで採掘された白い石
灰岩のオアマル石を多用してい
るため、グレーとのコントラス
トが華やかさを醸しています。



さらに時計台の銅板屋根の緑青
の鮮やかな緑が華麗さを醸し、
石造りの重さや暗さが相殺され
ゴールドラッシュで湧いた19
世紀の贅と権勢を伝える姿に。



ここまで統一されていると、



新しい物の追加が大変そう💦

これはレンガ風の別素材


モダンなオブジェと。



卒業式かなにかだったらしく

キャンパスを行く着飾った生徒


男子はスーツで女子はコレ

終わったら飲み会直行かな


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ダニーデン2回目行:再び世界一のボールドウィン

2021年05月23日 | 南島:ダニーデン

ダニーデンの地味なお気に入り
ボールドウィンストリート

世界一急勾配な坂です。


1987年からギネスに登録され
観光名所になっていましたが



2019年にイギリスのウェール
ズの坂に世界一の座を奪われ
前回のダニーデン旅行記では
世界一だったボールドウィンストリート
として取り上げていました。


しかし、2020年にダニーデンの
測量士らが測量の方法に異議を
唱え、最終的にギネスがそれを
認めて再び世界一の座を奪回


ダニーデンを訪れていた2017年
と2018年はともにまだ世界一で
どちらも2年遅れの旅行記なので
話がややこしくなってる💦



急勾配のせいで見えていた人が



突然見えなくなります

クルマも上がって来るのが見え


その後完全に見えなくなって
やがて屋根が見え始めて




突然全体が見えてきます。



たかだか350mの坂なのですが
多くの人を魅了する場所です。

上り切ったところにあるベンチ


坂の途中のご近所図書館。NZ
の地方でときどき見かけます。

読み終わった本を互いに入れ
ておき、みんなで回し読み


坂を下り切ったところにあった

オタゴコミュニティーホスピス
地域の終末期ケア施設


脇にあった白いゲートの遊歩道



故人の名前が刻まれたレンガ



遊歩道の縁石代わりの木にも

故人を偲ぶたくさんのプレート


たった5日で儚く消えた命も。



が添えてあったり



ペットがお供していたり。



これからもずっと続いていき



みんな安らかに眠っているはず。



遊歩道を出たところに見事な桜



西行が詠んだ一首のせいか日本
人として生まれた私には最も生
死感を左右する花で、その美し
さと目にしてきたプレートとで
深い感動を呼ぶ光景でした。



願はくは花の下にて春死なむ
そのきさらぎの望月のころ
西行法師


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ダニーデン2回目行:2年連続でダニーデン

2021年05月22日 | 南島:ダニーデン

2018年9~10月の前年と同じ春
にオタゴ地方の中心ダニーデン
を再訪しました。私には4回目。
(※夫は出張でも来ています)


前回、15年ぶり3回目の訪問で
好きな地方都市No1になりそう
というほど気に入り同じ季節に
再びやって来たひつこい夫婦💦


空港のお出迎えに大爆笑

ちゃんと名前を書いた紙を持ち
友だちを待っていました
みんな写真撮りまくりで、登場
した友だちももちろん大爆笑


2人とも年配の紳士でした(笑)
(👆着ぐるみから出てきました)


レンタカーでやってきたのは

アルハンブラオークスモーター
ロッジという黄色いモーテル。
(※前回のところは満室でした)


ダニーデンはホテルよりモーテ
ルの方が立地がいい気がします。

いろいろなものが徒歩圏内


スコットランド人が開拓した街
至る所でスコティッシュなもの
を目にします。部屋の写真も。

ダニーデンはそもそもゲール語
でエディンバラという意味です。


お腹がペコペコでジョージスト
リートの中華系タイ料理へ



ホームエディション



麺でも箸ではなくフォークと
スプーンが来ました



食後は珍しくスタバでコーヒー

オークランドではありえない。


でもここは古い建物がステキ



ジョージストリートは学生も
多い目抜き通りで、ブラブラ
するにはもってこいな通り。

人気のメキシコ料理店


1872年完成のゴシック様式
長老派ノックス教会



ここもメキシコ料理

この辺は街の中心オクタゴン


オクタゴンから山の手にある

オタゴボーイズハイスクール


数々の有名選手を輩出する
ラグビーの名門男子校です。



マウントカーギルに不思議な




まるで雪が積もったようで
鉄塔だけが頭を出しています。

春先の気温上昇のせい


クラッシックな街だとこんな
にクラッシックな家も買える

売家


こちらは2軒で左は売却済

旧赤十字の建物なのか
今では普通の住宅のよう。


街歩きは楽しい。旅行中だと
さらに発見があって楽しい


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離れられない事情

2021年05月21日 | 夢の周辺
旅行記に戻る前にもう1本


心に余裕がないと夢は見ない
という気づきの中でストンと
腑に落ちた事がありました。


「不登校や引きこもりになる
のは、身体の代替である家か
ら心が離れられないからだ」



自分には経験がないのにナゼ
か「家から離れられない」と
いう状況がクリアに理解でき
離れられない人の苦しみに、
少し近づけた気がしました。


この辺の感覚は人によるので
しょうが、自分の身体の次に
なにが最も身体に近いのか。


近さは心地よさだったり、安
心感につながるのでしょう。


例えば自分のベッドや車、
部屋、家、さらには故郷か。 
長い時間を過ごし、身体に
馴染んだ場所なのでは


夢の中で幽体離脱を繰り替え
すように、日中はベッドから
起き出し、家や部屋を出て、
通学・出勤や外出をし、用が
済めば家や部屋に帰り、自分
のベッドで眠る。夢を見てい
るときは、魂は身体を抜け出
してあちこちほっつき歩く。
私には合点がいきました


日中に家や部屋を出られない、
寝ている間に身体を抜け出し
て夢を見られないというのは、
離れられない事情がある
というのが久々の夢の記憶
実感することができました。


一瞬でも雪景色という住ん
でいるオークランドにはない
クリアな夢のシーンを思い出
すことができ、目覚めた時に
元気づけられた気がしたのは
また離れられるようになった
と理解できたからなのです。


次回は本当に、オタゴはダニ
ーデン旅行記に入ります

(※ダニーデン駅)



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心に余裕がないと夢は見ない

2021年05月20日 | 夢の周辺

「最近、夢を見ないな~」
という自覚がありました。


目が覚めた時におぼろげな
残像がスッと消える事があ
り、見るには見ているので
しょうが、夢日記として記
せるようなものではない、
うたかたの夢


数日前に久々に夢を見て、
起きても覚えていました。


真っ白な雪景色のオタゴで
「こんなに降るんだ~」
と驚きながら「私」はどこ
からかそれを見ています。


テレビやネットの画面を見
ているわけではなく、臨場
感はあっても寒さを感じず
雪の上にもおらず、ドロー
ンで俯瞰するような視線。


夢の中でよくあるポジショ
ニング。地上から2~3mの
所から見下ろしています。


夢日記をつける中で徐々に
夢は幽体離脱体験である事
を自覚していった私にとり
魂が地上2~3mで浮遊して
いるのは合点がいきます。


オタゴの雪景色に深い意味
はなさそうです。寒波で南
島の気温が下がっていると
聞き、たまたまオタゴ旅行
の写真を目にしたことで、
夢の中でフラりと立ち寄っ
たぐらいのことでしょう。


それでも真っ白な美しい雪
に感動し、久々に見た夢を
断片的に覚えていました。


この経験から気づいたのが
心に余裕がないと夢は見ない
ということ。ここ3ヵ月ほど
身体より心を占めるものが
あり、そのせいで寝ている間
に心が身体を離れて自由に飛
び周る余裕がなかったよう


再び身体を抜け出し始めた
心にしめしめと思いつつ、
次ぎはダニーデン旅行記です。
それで写真を見ていました。

(※オタゴ大学)


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ヌーサ6回目・フレーザー島行備忘録:2018年8~9月

2021年05月19日 | 海外:オーストラリア備忘録

2018年8~9月のオーストラリア
クイーンズランド州6回目のヌーサ
と初めてのフレーザー島10泊11日
旅行記は、計32本になりました。


前回5回目旅行記が中断で11ヵ月も
かかってしまったので、今回は反省
して一気に書き上げました~
それでもかれこれ3年前の話です(笑)


コロナのコの字もなかった頃の、
自由で安全で長閑な海外旅行が
今ではなんと遠くに思えるか


では、いつもの自分用備忘録です。


初めての空港

サンシャインコースト空港


郵便局、そしてソウルフード

大仕事を終えて甘い1杯


ハービーベイ

一夜明けてわかった素敵な場所


ハービーベイのサンデーマーケット

ローカル色豊かな青空市場


オールドメンアンリミテッド

いつまでもお元気で


ウランガン桟橋

オーストラリアらしいスケール


フェリーでフレーザー島へ

対岸の世界遺産の島へ


キングフィッシャーベイリゾート

これまたオーストラリアらしい❣


砂の島の木々

土のない砂の島の木、そして森


サンセットバー

マンゴ色の夕焼け


遭遇率100%保証のホエールウォッチング

ザトウクジラの群れの中


75万年をかけた世界遺産

吹き寄せられた砂の島


キングフィッシャーベイの鳥

会えたのは別の鳥でした(笑)


ディンゴ

会えました


国王陛下の白船

病院船として活躍したマヘノ


マヘノの砂葬

ここで朽ちるという意思を感じた姿


砂島の砂山ピナクルズ

砂の島は山も砂でした


レッドサティネイ

カウリのように貴重な森林資源


天国に一番近い湖

いつまでも脳裏に焼き付く美しさ


美しく厳しい自然遺産の島

また、いつか


アデレードつながり

この旅行の重~い使命完了


河港メアリーバラ

内陸の港は河港だったから


20世紀初頭で立ち止まり

街のピークは100年前


メリーポピンズの街

滞在時間2時間半で記事4本


3ヵ月ぶりのヌーサ

ヌーサの子にただいま


ペレジアンのピッチフォーク

夕食にペレジアンまで遠征


コアラにフラれても

ポッサムが見られた


ヌーサ農業祭

このためにヌーサは休日でした。


クーロイ

小さな町とオシャレなカフェ


ヤンディーナ・カントリーマーケット

ディープなサンシャインコースト


またまたヌーサファーマーズ マーケット

また次回


ヌーサ・ホットブレッド・ショップの謎

まさかの展開が起きていた



NZとオーストラリアは相互に
14日間の指定ホテルでの待機
宿泊を免除するトラベルバブル
を1ヵ月前の4月19日から開始
し、再び自由な往来が可能に。


2年ぶりにヌーサの子を訪ねよ
うかとホテルに連絡したら、
満室


自分の部屋にも泊まれない(笑)
コロナ禍での国内旅行ブーム


投資家としてはありがたい
次に行けるのはいつでしょう。


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ヌーサ6回目・フレーザー島行:ヌーサ・ホットブレッド・ショップの謎

2021年05月18日 | オーストラリア:ヌーサ・サンシャインコースト

ヌーサ6回目・フレーザー島
旅行記は終わりましたが、
個人的に気になったので
ヌーサ・ホットブレッド・
ショップの話を追加します。


クーロイのサーカ・クーロイ
を2年ぶりにググってみたら
閉店💦


ビックリして、系列店らしい
他の店もググってみたところ
閉店💦
閉店💦
なにがどうなったの


このグループを知った最初は、
2016年に初めてヌーサを訪れ
ヌーサジャンクションという
場所でフラりと入ったカフェ
ヌーサ・ホットブレッド・ショップ

私にとっては人生初のオース
トラリアでよく覚えています。


その後、店は名前が変わって
この6回目のヌーサ訪問では、

リパブリックという名前に。


内装も変わっていましたが、



パティスリーは変わらずで、



相変わらずフランス語アクセン
トの強い人たちが店を切り盛り
して、オーナーが別のフランス
系になったのかと思いました。



サーカ・クーロイ同様に窯焼き
ピザを売りにし始めて、やはり
同じオーナーなんだろうか

フレンチにピザは馴染まない💦
でも商業的には利益率が高そう。


こちらはヌーサヘッズの目抜き
通りヘイスティングスにある

フェリックス・エスプレッソ
&ワインバー


ここも元はヌーサ・ホットブレ
ッド・ショップだったのですが
5回目のヌーサで店名が変わって
いるのに気がつきました


でもそれ以外は変わらずでした。

同じオーナーなんだろうか


そして今回初めて行ったサーカ
6ヵ月ほど前に開店したところ。

「こんな遠隔地に」と思う場所
に突然出現したオシャレカフェ


広いのでここでパンを焼いて
街の他店に届け、ピザが売りの
レストランは週末の行楽客に期
待しカフェは地元客も見込む

というコンセプトなのかと思い
ましたが、それにしても遠方。


さらにググっていって出てきた
記事によると、ヌーサ・ホット
ブレッド・ショップはオースト
ラリア人夫婦の経営で、2019年
7月に脱税と雇用主が納める従
業員年金の未納が発覚し破綻。
その額合わせて約7,000万円


年金の未納は2015年までさかの
ぼるというのですからヒドイ話。

(※このグループを知った2016年
以前からの不正だったわけです)


サーカ以外はフランチアクセン
トの強い人たちがいて、学生や
ワーキングホリデーという年齢
ではなく店を任されているよう
に見える人たちだったので、急
な経営破綻でどうしているか


美味しいコーヒーとパティスリー
を出す店が、ヌーサから3ヵ所も
なくなってしまい、それは残念💦



思いがけない最後になりましたが
ヌーサ6回目・フレーザー島行は
これにて終了します
長い間のお付き合いに感謝します。.


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ヌーサ6回目・フレーザー島行:またまたヌーサファーマーズマーケット

2021年05月17日 | オーストラリア:ヌーサ・サンシャインコースト
2018年9月の6回目のヌーサ
6日目は実質最終日でした。


アデレードの子の引き渡し
が無事終了し、10泊11日の
長めの日程が終わります。


この時は、アデレードの取
引に問題が生じても対応で
きるよう時間を取っていて
「国内線で現地に乗り込む」
という最悪の事態もほんの
りと想定していました(笑)


この日は日曜日だったので
地元のヌーサファーマーズ
マーケット
。これが3回目。



3日連続の青空マーケット



前回「必ず立ち寄りたい」
と言っていたバナナ専門店と



サトウキビジュース専門店
搾りたてのジュースをげっと

アジア圏のマーケットには
ほぼ必ずあるものなので、
私たちには懐かしい飲み物。


いつかアボカドの食べ比べも
してみたいほど種類が多い。



でもNZ入国時の食物検疫は
非常に厳しいので、持って帰
れるものがほとんどない💦



午後は再びヌーサヘッズへ。

日曜日なので大勢の人出
(※👆これでも。早春なので)


見事なサンドキャッスル

レイラニ&ジャロッドさん作


アーティストたちなのか

砂なのが惜しいほど素晴らしい。


「次に来るのは来年」

と思うと名残惜しく、よーく


目に焼き付けて帰りました。



夜はファーマーズマーケット
で買ったもので超簡単夕食

自家製ソーセージが最高


そしてブルーベリー三昧



翌朝には再びサンシャイン
コースト空港から無事帰国。

「やっぱり直行便はラク
ということになりました。


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