ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

マンゴヌイ+ワイタンギ2回目行:ストロング&フリー

2022年11月11日 | 北島:ファーノース

2021年4月の2回目のマンゴ
ヌイ+ワイタンギ3日目はワ
イタンギ泊。ケリケリから30
分でどこも近いファーノース

コプソーンホテル&リゾー
ト・ベイオブアイランズ



何度か宿泊している便利な立
地で、水の向こうはパイヒア



コプソーンはミレニアム系の
中国資本のホテル管理大手。

地元有力イウィ(マオリ部族)
が所有する一等地のホテルの
管理委託を受けているのかと
いう話はココでもしました。


コロナ対応なのか、ベッドリ
ネンは最小限でのっぺらぼう

安全第一ですね👷


対岸のパイヒアの埠頭に行き



フェリーで別の対岸ラッセル
に行きました。この近くて水
で隔たる複雑な地形がなんと
もファーノース。カヌーを自
在に操ったかつてのマオリに
とっては、高速道路に囲まれ
たような立地だったのかも



ラッセルの埠頭は左に行けば
有名なデュークこと、老舗ホ
テルのデューク・オブ・マル
ボロ
ですが、あえて右に行き

ゲーブルス


オフシーズンに長期休業する
ため、涼しいオフシーズンに
ばかリ来ていた私たちには立
ち寄る機会がない店でした。



1847年にできた歴史的建造物
の中で愉しむファインダイン
というコンセプトの店



しかし、メニューはパブ飯



サービスも決していいとは言
えずほとんどの客がフェリー
で帰っていくため、フェリー
の時間が近づくにつれてウェ
イトスタッフの態度が変わり

「もう帰るんでしょう」といわ
んばかりで呼んでも来ない


なんとも味気ない夕食で残念



食事の内容はどっこいどっこ
いでも、活気やケレン味のあ
るデュークの方が旅先の食と
してはまだよかったのかも。

でもかつて3年連続で宿泊+
食事をしてデュークは卒業


こうなるとラッセルも卒業

とぼんやり思いつつホテルへ


翌日4日目はまさかの大雨



南国らしい、いや北国らしい
明るい大粒のスコール風の雨

夫は終日仕事へ。私は部屋で
嫌いではないリゾートの雨


夜はパイヒアの水上レストラ
ン、シャーロッツキッチン

ケリケリのアーティスト、レ
スター・ホールの絵で有名


まずは夫お疲れさんで乾杯🍻



場所も食事もカジュアルで



旅先気分を盛り上げてくれて



なかなかいい店です。ここは



再訪します



夜コーヒーもあったし(笑)

(👆ない店も多いので)


5日目はあっけらかんと

晴れました


またの機会に出直します



レスター・ホールはマオリや
キウイアナをフューチャーし
たポップアートで人気の画家


本人は白人男性でマオリ系で
はありませんが、近年、一部
マオリからの執拗な攻撃を受
けていて、画廊が彼の作品を
扱わないことを決め断筆決定


20年の活動を強制終了させた
という報道にはさすがに胸が
痛む思いでした。言論の自由
も表現の自由も悪意がない限
り、認められなければならな
い自由社会で、圧力による創
作活動の停止はあってはなら
ならず、残念でなりません。

ストロング&フリーは今とな
っては彼にこそ贈りたい言葉



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マンゴヌイ+ワイタンギ2回目行:ケリケリで朝食を

2022年11月10日 | 北島:ファーノース

2021年4月の5年ぶりのファ
ーノース3日目。マンゴヌイ
を出てクルマで南下すること
小1時間で到着したケリケリ
ファーノース最大の街です。


マオリ人口も多く、マオリの
地名が多いのもファーノース


カリカリ(魚の群れを釣る所)
とかケリケリ(農業が有名で
「掘れ掘れ」の意らしい)とか


ぜひ朝食に来てみたかった、

オールドパックハウス


パックハウスとは収穫した青
果を箱詰めする梱包作業場。



そんな雰囲気そのままの店



店内にあった新聞記事風アレ
ンジのこの店の来歴によると

ロッド・マクダーミッドとい
う人が第2次大戦中にこの地
を購入し、1960年代に妻の
フロと移り住み、オレンジや
キウイの栽培を始めたそう。


不幸にもフロは若くして病死
し、ロッドは男手1つで4人の
娘を育てつつ、家の地下で収
穫した果物の仕分けと箱詰め
をたった1人でしていました。


1979年にこの作業場兼冷蔵
所が建設され、最盛期には70
人以上が作業をするまでにな
り、親や祖父母が働く傍で子
どもたちが遊んでいる、家庭
的な雰囲気で知られました。

(※カフェの一角は今もこんな)


ロッドはノースランドでの柑
橘とキウイ生産のパイオニア
として、ニュージーランド・
メリット勲章(NZ国王でもあ
ったエリザベス2世により19
96年に創設された勲章)を授
与され、フルーツ、特にオレ
ンジの地として知られるケリ
ケリの草分け的存在でした。

(※ロッド本人や一家を知る
地元民も多いことでしょう)


80年代~2012年までここは
ロッドの娘夫婦が営む製材所
兼家具工房として利用され、
2013年にここを購入した現
在のオーナーはカフェ、青空
市場、パン屋、肉屋、雑貨屋
として往年の姿を保持しなが
らノースランドの生産品のシ
ョーケース、地域の中核たら
んことを目指しているそう。


そんな気概が反映されたキャ
ビネットフードの質の高さ



カフェは地元生産者と密接に
連携し合い、まさに地産地消



水のボトルもベラバッカ

自然に宣伝にもなりそう。


充実したサラダに迷いコレに



美味しいコーヒーとともに



理想の朝ごはんになりました。

まさに「ケリケリで朝食を」


店内の植物もすべて本物で、

フェイクプラント優勢の中で
ぐっとハートを掴まれます


食後は目の前のマカナへ。

有名なチョコレート専門店
ショートブレッドが絶品


オークランドにできた支店が
閉店してしまい北島リアル店
はここのみなので貴重な機会

あれこれおみやげに


72%ダークチョコレート・オ
レンジスナップもお気に入り



ケリケリに来たら誰もが必ず
行くであろうストーンストア

1835年に完成。現存するNZ
最古の石造りの建物で、設計
は宣教師、建設は囚人という
その時代ならではの組合せ


CMS(英国聖公会宣教協会)18
33年は、礎石が置かれた年?



入口のアーチをかたどる、こ
の黄色い石はシドニーから運
んだサンドストーンという当
時の宣教協会の羽振りの良さ



奥のケンプハウスは1822年
完成の宣教師の住まい。現存
するNZ最古の木造建築。二
大最古が隣同士で、宣教師が
早くから入っていたケリケリ



自給自足の生活を偲ばせる、
果樹🍊や畑が広がる広い裏庭




目の前のストーンストア・ベ
イシン。淡水が豊富にあった
ことも宣教師がここに居を定
めた決め手だったそうです。

(※さらに詳しくはコチラでも)


ストーンストア・ベイシンに
注ぐワイぺカコウラ川。今は
柵があって行かれませんが、
以前は石を自由に行き来でき



かつてカメラごと水没経験有

2回水没させたニコンは無事
さすがメイドインジャパン


ケリケリはいつかゆっくり滞
在したいと思いつつ、なかな
か機会がないまま今回も通過


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マンゴヌイ+ワイタンギ2回目行:カリカリ半島のマイタイベイ

2022年11月09日 | 北島:ファーノース

2021年4月の2回目のマンゴ
ヌイ+ワイタンギ2日目午後

リトルキッチンでのコーヒー
ブレイクの後は再び西へ


やって来たのはカリカリ半島

カリングトン・エステート


1998年にアメリカ人実業家が
一大開発したリゾートホテル

(※18ホールのゴルフ場併設)


1998年はまさにアジア通貨危
機の渦中で、この手のバブリ
ーな箱物って、どうしてこう
いうタイミングで完成するも
のなのかバブルでカネがだ
ぶつき、金融機関が貸し込ん
だり、市場での資金調達が容
易だったりするからなのか


昇り龍の勢いだったアジア人
特に中国人観光客をあてこん
でいたのでは?今は中国資本
所有で目論見は合っていた

手入れされて美しいですが、


コワいぐらい誰もいない💦

ここで1人でプレーするって
ちょっと勇気が要りそうか?


10年ほど前に一時ペッパーズ
が管理していた時期もありま
したが、オーストラリア人も
ここまでは来なかったのか。

あまりにも周囲に何もなく食
住ずっとここかと思うと、遠
くから来る人にはどうかな~


駐車場にもクルマがなく宿泊
客もいなそうでした。コロナ
禍に来る場所ではなさそう。

今頃は絵になる風景の中、結
婚式需要が復活していそう。


次に行ったカリカリトラック



真っ白な砂が印象的なビーチ

煌めく粉砂糖のようです


オフシーズンなので静かです。



トイトイ(ススキ)がきれいで、
ファーノースらしく感じます。



さらにここからもう1ヵ所へ



あの辺は降っていそう。急ごう



来たかったマイタイビーチ



静かで穏やかで美しい浜です。



ここは以前、ファーノースで
事業を営んでいた友人の祖父
母が所有していました。しか
し、次世代はここを相続する
代わりに、開発をしないこと
を条件に国に寄贈しました。

今はキャンプ場があるのみ。


友人にとっては子どもの頃、
親に連れられて何度も訪れ、
いとこたちとエンドレスサマ
ーを楽しんだ、特別な場所。


この年に自分の子どもを連れ
「私のルーツを見せて来た」
と言っていた直後のことで、

私たちも来てみました


いいところだねぇ

ひょこっと出て来た野ウサギ


マンゴヌイに戻って夕食へ

前回も来ていたウォーターフ
ロント・カフェ&バー
。名前
どおりの水辺で外席も充実。


ビールはモンティースでした。



南島西海岸のグレイマウスか
ら遠路はるばる北島東海岸へ

行って来たばかりなので感動
(👆でも私はワインですが)


シーザーサラダと



ピザをつまみつつ1杯やって



獲れたての「今日のお魚」



マンゴヌイの夜が更けます。



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マンゴヌイ+ワイタンギ2回目行:マンゴヌイ・ドライブ

2022年11月08日 | 北島:ファーノース

2021年4月の5年ぶりのファ
ーノース、マンゴヌイ2日目


ランギカピティから見ていた
有名なクーパーズビーチへ



小川が海に流れ込んでいて、
子どもがカヤック中でした。



小川の流れでできた水路



あまりにキレイで思わず1枚



最後は海に注いでいきますが

水鳥がここで水を飲んでる


カモメの一家か、3羽の幼鳥



こっちは何となく群れてる

嘴が赤いアカハシギンカモメ
嘴と足が真っ赤でNZで最も
身近でよく見かけるカモメ。


でもこの2羽は嘴も足も黒い

NZ固有種で希少なハシグロ
カモメはどっちも黒いので、
一瞬心が躍りましたが、ずん
ぐりした体型でアカハシギン
カモメの幼鳥のようでした。
いつか会ってみたいハシグロ


ビーチの西端はこんもりした
小高い丘で、ここもかつては
マオリ集落のパだったそう。

見張りにも漁にも打ってつけ


先住民マオリといえども南太
平洋のどこかからか(タヒチが
有力説)移住してきたので、各
部族に言い伝えがあります。


マンゴヌイの開祖モエフリは
大きなサメに導かれてこの地
に上陸し、ランギカピティ・
パを建設したことに由来して
「何人(なんびと)たりともこの
サメを傷つけてはならない」

という部族の掟を定めます。

(※地元企業のマスコット)


しかし、数年後にあろうこと
かモエフリの息子トゥキアト
とその一味はサメを殺してし
まい、息子たちはマンゴヌイ
を去って、クーパーズビーチ
西端のここに、オタネヌイと
いう新たなパを築きました。

対立というより分家のような
ものだったのか、直線距離に
して2km足らず。親子らしい
スープの冷めない距離かも



その後はグルっと周ってマン
ゴヌイ湾の対岸にあたる、ヒ
ヒビーチに行ってみました。



ビーチ沿いは別荘ばかりで、
ほぼ無人の場所に見えます。



ここは貸別荘らしくコロナだ
わオフシーズンだわで休業中



いきなり集落が途絶えてここ
からは100kmで走れる農道に

ここで時速100kmも出せない


帰り道でマンゴヌイ湾の向こ
ウに見えたのはバトラー岬の
捕鯨博物館。ここは予約制。



この地は1820~50年代にかけ
て捕鯨基地として栄え、この
建物は宣教師の家として1840
年代に建設されたものだそう。

一応行ってみましたが、予約
がないのでここまででした。


ぐるっと回って朝食をとった
リトルキッチンでひと休み

これはバリからの猫かな?


ルールがないのがルールの中



唯一のルールが中古品の購入

誰かのダイニングテーブルが
ここのテーブルになっていて
元の持ち主がお客さんとか


店内にはファーノース産食材



濃い目の美味しいコーヒーと



チーズケーキでまったり🍰



窓の外はいつもこんな眺め



店内にあった以前の様子の絵

クルマから見て70~80年代❓
(👆よく知らないのですが)


現在



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マンゴヌイ+ワイタンギ2回目行:疑わしくない眺め

2022年11月07日 | 北島:ファーノース

2021年4月の2回目のマンゴ
ヌイ+ワイタンギ2日目は、
前回も来ていた人気のカフェ

リトルキッチンでスタート


あっまたまたマル暴系の方

ファーノースは遭遇率高そう


山盛りのサラダと



パン付きのスープと



スイーツ系ラップで1日開始



ファーノースの高級ミルク
や食材ブランド、ベラバッカ

「1度飲んだら後戻りできなく
なるかもしれない💦」と手が
出せないけれど(←貧乏性)、
走った後の1杯やコーヒーが
段ちに美味しくなるのでは


お天気が微妙でクルマでGO



すぐに到着してしまった、

パと呼ばれるマオリの集落跡


ランギカピティ

マオリは見晴らしのいい高台
にパを築き、要塞兼集落とし
てそこで暮らしていました。
ランギカピティの端整さは整
地により造り出されたもの。


マンゴヌイ湾



ランギトト半島のバトラー岬



手前のランギトト半島と奥に
広がるヒヒ。入り組んだ地形
を一望に見渡せる立地です。



反対側にはクーパーズビーチ



そのずっと先はカリカリ半島

内側はダウトレス湾。1769年
にここを初めて訪れたキャプ
テン・クックの命名。ダウト
レス(疑わしくない)場所


1月の夏休みには南島南端近
くのダウトフルサウンドに行
っていたのは、なんたる奇遇



あちらも1770年にクックがダ
ウトフル(疑わしい)と名付け
船の航行を危ぶんで入らなか
った入り江。ということは、
ダウトレス=航行に問題なし
ということだったのだろうか


緑に囲まれる愛らしい家々

かなりが別荘かもしれない。


ここは宿泊施設として改装し
ていた歴史的建造物のバレッ
トコテージ
。改装は終了して
いたようですがコロナで休業
中なのか看板は見当たらず。



前回見たマンゴヌイ湾の色
が忘れられずにいましたが、



時間帯なのか天気のせいか、
あの色はありませんでした。

船影の美しさは相変わらず。


周辺の遊歩道を歩いてみたら

びっくりするような赤土で、


野生キウイの生息地でした



見てみたいけれど夜行性なの
でまず機会はないでしょう



コメント (2)
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マンゴヌイ+ワイタンギ2回目行:愛でても愛でても

2022年11月06日 | 北島:ファーノース

2021年4月のコロナ禍の合間
に5年ぶりのファーノース


ホテルにチェックインした後

ウォーターフロント散策へ


町は水辺のこの一角のみです。

丘のヤシが南国風です。南半
球のNZでは北国風ですが


歴史的建造物指定のマンゴヌ
イホテル。1906年に完成。

今でも宿泊できますが、ほぼ
地元民のパブとしての存在。


地方によくあるこの手のパブ
ホテルは階下に酔客🍻が大勢
いるので、静かさを好む向き
は泊まらない方が無難です。


仕事終わりに釣り糸を垂れる
地元の老若男女の太公望たち



いつも水揚げがあるのか桟橋
には鮮魚輸送用のトラックが



有名なマンゴヌイフィッシュ
ショップ
でハッピーアワー

フィッシュショップ(魚屋)と
言ってもメインのビジネスは
フィッシュ&チップスの販売


目の前に広がる外洋につなが
るマンゴヌイ湾。大きなサメ
に導かれてマオリたちがここ
にやって来たという伝説から
そのまま地名になった場所🦈

マンゴ(サメ)+ヌイ(大きな)


愛でても愛でても愛で足りない

見惚れる美しさと静かさ


騒いでいるのはカモメばかり

フライドポテト🍟の残りを狙
って店内まで入ってきます。


あっという間に陽が暮れて



絵画のような幻想的光景に



ウォターフロントを戻って、

さぁ夕食はなににしようか。


夕焼けの中のヤシがキレイ🌴



前回も来たタイ料理のタイ・
マンゴヌイ
にしました



レストランの数が限られるの
で席があることが大事な基準



眺めはどこも抜群ですから。



ごちそうさまでした



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マンゴヌイ+ワイタンギ2回目行:オールドオーク

2022年11月05日 | 北島:ファーノース

カワカワを出た後はほぼ北上



1時間ちょっとで到着したのは

マンゴヌイのオールドオーク


5年前の前回も宿泊したホテル



その間にオーナーが変わりま
したが前回とほぼ同じ印象。



でも入り口はキーパッドのス
マートロックでエアーB&B風



左のレセプションも無人に



細い廊下の先にある部屋へ



部屋もキーレスでキーパッド



なんと5年前と同じ部屋に(笑)



かつてのキッチンだった部屋
なので煙突跡が採光の窓に。

ベッドヘッドはかつてのマン
トルピースという懲り具合。


角部屋で緑に囲まれていて、



このドアから庭に出られて、



庭の感じもそのままでした。



1861年創業のホテルで代々の
看板がここに残っています。



自然なようで丹精された植物



捕鯨船から逃亡した船員が隠
れていたと言い伝わる洞窟



現在のホテルはアメリカ人女
性の2つの恋から始まったの
ですが、前回とことん書いた
のでご興味があればコチラ



当時ホテルが売りに出ていた
ので新しいオーナーには「コ
ンセプトというような軽いも
のではない、深いスピリット
から継承してくれる人」を期
待していましたが、ここまで
完成度が高いと変えるものが
ない、というか変えられない
という感じで変わっていな
いように見受けられました。


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マンゴヌイ+ワイタンギ2回目行:NZ一の公衆トイレ

2022年11月04日 | 北島:ファーノース

2021年4月は夫の出張に同伴
し(よくある)、NZの北端ファ
ーノースに行っていました。


ファーノースは7回目。小さ
いながらも東西南北に開けた
所で、今回は東側マンゴヌイ
+ワイタンギに行きました。



ファーノースもマンゴヌイ+
ワイタンギの組み合せも201
6年6月
以来5年ぶりでした。


出張は元々2月の予定でした
が、オークランドのロックダ
ウンで急きょ延期され、コロ
ナ禍らしい経緯で4月に決行


当時はまだコロナの関係で予
定が変わることなど日常茶飯
事。あれから1年半の今、行
動規制もなくなり隔世の感。


=============


野越え山越えノースランドら
しい起伏のある光景を通過し



やって来たのはファンガレイ

プレス・カフェ・イン・ザ・パーク
(※現在休業中)


フェイスブックの更新がコロ
ナ前の2018年で止まっており
ランキングサイトへの投稿で
営業しているのをアバウトに
確認しました。営業はしてい
ましたが、明らかにオーナー
が変わっていて、フェイスブ
ックにあったようなメニュー
は見当たりませんでした。

(※イン・ザ・パークの濃い緑)


コーヒーが飲めて



トースティー🥪があれば

とりあえず、よしな2人


でも夫はこんなものまで(笑)

私はこの手はパス


家から2時間半のドライブ
途中の休憩にはちょうどいい



さらに小1時間で到着したの
はファーノースの入り口の町
カワカワ

かつて炭鉱の町として栄え、
道路上に線路跡がある大通り


その先はカワカワ駅。今はボ
ランティアが金~日に観光列
車を運行しているのみです。

ベイオブアイランズ・ビンテージ鉄道


旅行者がカワカワで止まる最
大の目的はコレのためです。

自分たちももちろん止まる


NZ一の公衆トイレとされる



フンデルトヴァッサートイレ



どの一角もガラス、タイル、
レンガという硬質で冷たいは
ずのものが有機的で温かく、
つい目が釘付けになります。



古いレンガに映える透明感



フリーデンスライヒ・フンデ
ルトヴァッサーはオーストリ
アの芸術家・建築家。晩年を
NZで過ごし、このトイレは
1999年に設計された南半球最
初の建物。本人は2000年にN
Zへ戻る途中の客船上で客死



建設は地元のアーティストや
学生たち大勢がかかわり、自
治体が資金を提供したそう。



ここでのトイレ休憩はファー
ノース行には確かに助かる



ここからは集落が少なく、地
方色豊かな場所に入ります。



裏にはファーノース市庁舎



周辺にはモザイクアート多数

硬いはずなのに布のような丸
みでに柔らかく感じられる


裏までキウイアナモチーフ



トイレ前にはトイレに集まる
観光客の多さにインスパイア
されたアーティストが創った
アート空間アメーズスペース

しかし、休業中。


HPによれば2014年6月の土
砂崩れで深刻な被害を受け休
業したそうですが、私たちは
2014年8月に中に入っていて

(※当時の写真から)


今考えるとラッキーでした。



確かに上に行くドアが閉まっ
ていて行かれませんでした。



自治体は公衆トイレで町お
こしを狙ったのでしょうか。

マル暴系の方が写り込んだ
これもまたファーノース


コメント (4)
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