キッチンで洗い物をしていると、庭に
わらわらと人が入ってきました。
驚きながらも見ているとアジア人の4人家族のようでした。
奥さんと娘らしい2人が盛んに庭の木や家の写メを撮っています。
カーテンのない窓越しなので「私」の姿が見えているはずなのに
会釈するでもなく、観光地のように遠慮なく写真を撮っています。
もう1人小学生ぐらいに見える男の子がいました。
父親らしいやや長髪の男性はジーンズのポケットに手を入れたまま
値踏みでもするように、その辺を見回しています。
赤い派手なシャツを着て中華系かと思いましたが、日本人でした。
シャツは前身頃がパッチワークで左右がやや違う凝ったデザイン。
昔よくあったラルフローレンのパッチワークシャツをもっともっと
モード風にして、絶ち落としやフリンジも縫い合わせてあり
色だけを赤と若干の白で統一した見るからにハイブランドなもの。
4人はすぐにフレンチドアに姿を現しました。
ドアを開けると、
「ご主人いる?仕事の話がしたいんだけど。」
と男性がぶっきらぼうに言いました。やはり日本語です。
「ただ今電話中ですが、どちらさまですか?」
確かに夫が電話で仕事の話をしている声が聞こえてきます。
「私」は淡々と尋ねました。
男性が名乗ったのかどうか思い出せませんが、
タケダという一家だとわかりました。
家族全員がかなり露骨なハイブランドで身を固めていました。
「良さそうだなと思って引っ越してきたんだけど、
NZって今、学校休みなんだな。娘の中学校に行ってきんだけど
閉まってたよ。」
一家はその帰りにうちに立ち寄ったようでした。
中学校はすぐ近所という設定になっていました。
一家は「私」のブログを読んでいて、NZを良さそうだと思い
香港から移住してきたそうです。
ブログの写真と同じ木や家があるので面白がって写真を撮って
いたらしく、そこにひょっこり姿を現したクロに、娘さんが、
「あっ、猫だ。」
と言って親しげに手を伸ばしています。
クロは誰にでもフレンドリー
「あっ、こなっちゃん」
私たちと同様に香港からの移住、ブログを読んでいたと聞いても
「私」が全く動じないので夫婦はちょっと不満そうでした。
もっと嬉しそうなはしゃいだリアクションを期待していたようです。
聞いたわけでもないのに、タケダ氏は株やFXをやっている自由業で
金融資産が5億はありそう、と感じました。
「私」はそんな経緯より、庭やデッキに勝手に入ってきて写真を撮る
横柄さと、初対面でありながらタメ口の不躾にうんざりでした。
夫は相変わらず電話で話しています。
「お仕事の話でしたら、こちらからご連絡しますのでご連絡先を・・・」
と言いかけると、奥さんが、
「せっかく来たのに・・・」
とむっとした様子で言葉を遮ってきました。
家にあげず、お茶もコーヒーも出さないのが不満のようでした。
「アポもなく、公開もしていない住所に勝手に来たのに?」
と思いながら「私」は言葉を飲み込み、
「後ほどご挨拶はさせていただきますが、今日はちょっと・・・」
と言いかけると、
「いやー、電話が長引いちゃって。どーもどーも」
と言いながら、頃合よく夫登場
話を伝えると、
「それはわざわざ。でも今日はこれから出なきゃいけないので。
また改めてご連絡しますよ。」
出かける予定もないのに、上手にやんわり断っています。
夫に言われて納得したのか、4人はデッキを降りていきました。
「いったいどういう人たちなの?」
「私」が唖然として言うと、
「なんかヘンだなと思って出てきてみたんだよ。
せっかく有料ソフト使って仕事してたのに。」
(※これは全く夢の中の産物で時間限定の有料ソフトがあるよう。
出てきている間ソフトを使えずムダになった、ということのよう)
ヤレヤレと思って再びキッチンに立って洗い物をしようとすると
一家が花壇に入りこんで草むしりをしています
特にタケダ氏は段差を跨ぐために大股になりながら草を抜き
庭のはじに積み上げ、一家は会釈することなく帰っていきました。
「本当はいい人たちなのかもしれない。」
と思いつつ、
「でも、ああいう人たちと友だちになるのは嫌だな。」
と結論を出していました。
======================
とうとうどこにも行かない、室内劇に
家の中で幽体離脱中
なんともインパクト大ながら、知り合いになりたいとは思わない
お金のニオイがぷんぷんするタケダ氏(笑)
金融資産5億と言っても、香港では
「ふーん」
ってなものですが、NZではやっぱり不釣合い。
起きてから夫にこの話をすると、
「5億も持ってる人が、ボクに用ないんじゃない?」
なんでこんな夢を見たのか、まったく不明
一応赤い服で、金満サンタだったのか?
わらわらと人が入ってきました。
驚きながらも見ているとアジア人の4人家族のようでした。
奥さんと娘らしい2人が盛んに庭の木や家の写メを撮っています。
カーテンのない窓越しなので「私」の姿が見えているはずなのに
会釈するでもなく、観光地のように遠慮なく写真を撮っています。
もう1人小学生ぐらいに見える男の子がいました。
父親らしいやや長髪の男性はジーンズのポケットに手を入れたまま
値踏みでもするように、その辺を見回しています。
赤い派手なシャツを着て中華系かと思いましたが、日本人でした。
シャツは前身頃がパッチワークで左右がやや違う凝ったデザイン。
昔よくあったラルフローレンのパッチワークシャツをもっともっと
モード風にして、絶ち落としやフリンジも縫い合わせてあり
色だけを赤と若干の白で統一した見るからにハイブランドなもの。
4人はすぐにフレンチドアに姿を現しました。
ドアを開けると、
「ご主人いる?仕事の話がしたいんだけど。」
と男性がぶっきらぼうに言いました。やはり日本語です。
「ただ今電話中ですが、どちらさまですか?」
確かに夫が電話で仕事の話をしている声が聞こえてきます。
「私」は淡々と尋ねました。
男性が名乗ったのかどうか思い出せませんが、
タケダという一家だとわかりました。
家族全員がかなり露骨なハイブランドで身を固めていました。
「良さそうだなと思って引っ越してきたんだけど、
NZって今、学校休みなんだな。娘の中学校に行ってきんだけど
閉まってたよ。」
一家はその帰りにうちに立ち寄ったようでした。
中学校はすぐ近所という設定になっていました。
一家は「私」のブログを読んでいて、NZを良さそうだと思い
香港から移住してきたそうです。
ブログの写真と同じ木や家があるので面白がって写真を撮って
いたらしく、そこにひょっこり姿を現したクロに、娘さんが、
「あっ、猫だ。」
と言って親しげに手を伸ばしています。
クロは誰にでもフレンドリー
「あっ、こなっちゃん」
私たちと同様に香港からの移住、ブログを読んでいたと聞いても
「私」が全く動じないので夫婦はちょっと不満そうでした。
もっと嬉しそうなはしゃいだリアクションを期待していたようです。
聞いたわけでもないのに、タケダ氏は株やFXをやっている自由業で
金融資産が5億はありそう、と感じました。
「私」はそんな経緯より、庭やデッキに勝手に入ってきて写真を撮る
横柄さと、初対面でありながらタメ口の不躾にうんざりでした。
夫は相変わらず電話で話しています。
「お仕事の話でしたら、こちらからご連絡しますのでご連絡先を・・・」
と言いかけると、奥さんが、
「せっかく来たのに・・・」
とむっとした様子で言葉を遮ってきました。
家にあげず、お茶もコーヒーも出さないのが不満のようでした。
「アポもなく、公開もしていない住所に勝手に来たのに?」
と思いながら「私」は言葉を飲み込み、
「後ほどご挨拶はさせていただきますが、今日はちょっと・・・」
と言いかけると、
「いやー、電話が長引いちゃって。どーもどーも」
と言いながら、頃合よく夫登場
話を伝えると、
「それはわざわざ。でも今日はこれから出なきゃいけないので。
また改めてご連絡しますよ。」
出かける予定もないのに、上手にやんわり断っています。
夫に言われて納得したのか、4人はデッキを降りていきました。
「いったいどういう人たちなの?」
「私」が唖然として言うと、
「なんかヘンだなと思って出てきてみたんだよ。
せっかく有料ソフト使って仕事してたのに。」
(※これは全く夢の中の産物で時間限定の有料ソフトがあるよう。
出てきている間ソフトを使えずムダになった、ということのよう)
ヤレヤレと思って再びキッチンに立って洗い物をしようとすると
一家が花壇に入りこんで草むしりをしています
特にタケダ氏は段差を跨ぐために大股になりながら草を抜き
庭のはじに積み上げ、一家は会釈することなく帰っていきました。
「本当はいい人たちなのかもしれない。」
と思いつつ、
「でも、ああいう人たちと友だちになるのは嫌だな。」
と結論を出していました。
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とうとうどこにも行かない、室内劇に
家の中で幽体離脱中
なんともインパクト大ながら、知り合いになりたいとは思わない
お金のニオイがぷんぷんするタケダ氏(笑)
金融資産5億と言っても、香港では
「ふーん」
ってなものですが、NZではやっぱり不釣合い。
起きてから夫にこの話をすると、
「5億も持ってる人が、ボクに用ないんじゃない?」
なんでこんな夢を見たのか、まったく不明
一応赤い服で、金満サンタだったのか?