ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

ハワイ行:ハワイのケパニ

2017年12月10日 | ハワイ:ハワイ島

1920年代のアメリカは、「永遠の繁栄」と呼ばれた成長を謳歌し
ヒロもサトウキビやパイナップルなど農作物輸出で栄え



その繁栄ぶりは古い建物に残るパイナップル・モチーフに

しのばれます。
多数のパイナップル御殿やサトウキビ御殿があったんでしょう。


ヒロで人気のレストラン「パイナップルズ」

いつも混んでいて今回は行かなかったものの、ぜひ次回に。


パパイヤも



豊かな水で育つタロイモも



海の幸も豊富で



ヒロは大勢の移民を受け入れながら繁栄を誇っていましたが

20年代末に大恐慌がアメリカを襲い、瞬く間に世界に伝播し、
農作物相場の大暴落で大きな痛手を受けたそうです。


大きな建物は大恐慌以前に建てられたものばかりで



傷跡の深さがうかがえます。

ここは1922年完成


こんなスパニッシュ・コロニアル建築自体が、

20年代全開


今も昔もバブル期には金をかけた一大開発が進むもの。

最大のS.ハタ・ビルは1912年の建設


この名前からもわかるようにハタ家は日系移民

砂糖の仲買で財をなしたそうです。


日本人はハワイ語でケパ二と呼ばれ
1920年には日系人人口がハワイ全体で43%に達したそう
そのかなりがヒロに集中していたんでしょう。

今でも小さなヒロのあちこちに小さな日本があります。
モチ&マンジュウという和菓子風お菓子


日系人は農業だけでなくあらゆる産業に進出していきました。

ここは「スイサン」(水産)というシーフード専門店


思わずいろいろ買い込んで



この日は部屋食



まさかここで子持ち昆布に出会うとは

(※塩漬けのままでこのままでは食べられませんでしたが)


サラダも調達



日本、NZ、ハワイと自分の来し方行く末を思いつつ

偶然見つけたNZ産ワインで乾杯


今回の旅行をヒロから始めたのは正解だったよう。



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