ワイキキから人工水路のアラワイ運河を渡って、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/80/5e73df6a3b8235f31d055e01aa543c04.jpg)
やってきたのはカパフル通り沿いの
オノ・ハワイアン・フーズ
店内を埋め尽くす年季の入った写真に圧倒されます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/69/d9f51fc9b85892674a32c89d4d4270d1.jpg)
白黒写真も多いことから、どれだけ年代物か。
中央には神棚![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/fe/9eddc112d7062c0f96d3851b2665e1ff.jpg)
この脈絡のなさからみて(笑)飾ったというよりも
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/bd/0dd1fe038b1efddcb3fcef1ee3babfb7.jpg)
お客がくれたものを全部貼ってみたもよう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0084.gif)
ビニールに入れて埃がかからないようにしているところに
几帳面で古風な人柄がを感じられます。
ここは伝統的ハワイアン料理の老舗中の老舗
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/6b/1efcdf06174edaacb7b91be95771f312.jpg)
何はともあれ表敬訪問すべき場所
と思い、テクテク歩いてやってきました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0092.gif)
店内は満席でひっきりなしに人が入っては出て行き
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/e6/cacffcb08bc58d103e554dc9b753dfad.jpg)
予約もなしに最後の1席に座れたのは幸運中の幸運でした。
伝統料理の中でも看板のラウラウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/f4/0b8dee22d0da999eaac09cb5de6439ba.jpg)
こんな食べかけ写真でスミマセン![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
タロイモの葉に包んで6時間蒸したものだそう。
伝統的な作り方を踏襲しているので時間がかかる![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0176.gif)
身はホロホロなのにパサパサ感はまったくなく
油分がいい塩梅に溶けてしみ込み、風味はしっかり包まれています。
ハワイアンのソウルフードといえばコレなんだそうな。
中央はロミロミサーモン。さいの目切りのサーモン、トマト、玉ネギ
紫のペーストはタロイモをすったポイ。米食以前の主食
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/ce/7ee0e7b624403cc30f5aa1f827d06c13.jpg)
アヒポケ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/08/917b7987d41fe15f211cae96cb450f61.jpg)
マグロのポケ
(※さいの目切りのマグロの刺身)
これがご飯にのっかればポケボウル=マグロ海鮮丼
デザート
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/b1/1031535877bda3173302f2d67aa871ac.jpg)
たまたま席がレジの横だったので、忙しそうなオーナー夫妻の
日系人に見える奥さんに英語で声をかけてみました。
「店名のONO(オノ)は、もしかして苗字ですか?」
という、かーなーりトンマな質問![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
ONOがハワイ語で「おいしい」なのは有名ですが、日系人だったら
「小野さんもアリ
」
という一か八かの篠沢教授に全部並みの博打![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0186.gif)
その答えは![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
↓
↓
↓
「ニホンジン?」
「はい、そうです。」
急に会話が日本語に。
「ONOはハワイ語で『おいしい』なのよ。」
やっぱりそっちかー![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/light.gif)
でも篠沢教授に全部いったおかげで、会話が始まり
奥さんは沖縄からの移民の確か3世、ご主人は日系ではなく
店はご主人の韓国人の母親が始めたものなんだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/99/50ea0b952e9cd08a831e20e793f11667.jpg)
「アレ(の日本語は)全然ダメ
」
と太鼓判を押されていたご主人(笑)
黙々と給仕していました。
この話の中でラウラウを6時間蒸すことも
お米を知っている日本人には、タロイモをすったポイは
おいしくなかったこと(笑)
などいろいろうかがい、私たちもNZへの日系移民だと告げると
興味をもってくれました。
素朴な料理、素朴な雰囲気、素朴なもてなし・・・
そのどれにも心がこもっていて、温かく心が落ち着くひとときでした。
「再訪決定
」
の鐘が心の中でガンガン鳴り響きました。
しかし、大変残念なことに、この訪問から4ヵ月後の2017年8月に
1960年8月から57年続いたオノ・ハワイアン・フーズは
大勢の人たちに惜しまれながら閉店してしまいました。
残念な限りですが、最初ながらも最後に訪れることができ
人の一生のような長い歴史のほんの一コマでも共有できたことを
嬉しく思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/d0/be92f9a1f985223d6d498f3ced29c18d.jpg)
経営者の皆さま、長い間お疲れ様でした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bouquet.gif)
そしてお目にかかれ食事ができたことに感謝します。
どうか皆さま、お元気で。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/80/5e73df6a3b8235f31d055e01aa543c04.jpg)
やってきたのはカパフル通り沿いの
オノ・ハワイアン・フーズ
店内を埋め尽くす年季の入った写真に圧倒されます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/69/d9f51fc9b85892674a32c89d4d4270d1.jpg)
白黒写真も多いことから、どれだけ年代物か。
中央には神棚
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/fe/9eddc112d7062c0f96d3851b2665e1ff.jpg)
この脈絡のなさからみて(笑)飾ったというよりも
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/bd/0dd1fe038b1efddcb3fcef1ee3babfb7.jpg)
お客がくれたものを全部貼ってみたもよう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0084.gif)
ビニールに入れて埃がかからないようにしているところに
几帳面で古風な人柄がを感じられます。
ここは伝統的ハワイアン料理の老舗中の老舗
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/6b/1efcdf06174edaacb7b91be95771f312.jpg)
何はともあれ表敬訪問すべき場所
と思い、テクテク歩いてやってきました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0092.gif)
店内は満席でひっきりなしに人が入っては出て行き
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/e6/cacffcb08bc58d103e554dc9b753dfad.jpg)
予約もなしに最後の1席に座れたのは幸運中の幸運でした。
伝統料理の中でも看板のラウラウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/f4/0b8dee22d0da999eaac09cb5de6439ba.jpg)
こんな食べかけ写真でスミマセン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
タロイモの葉に包んで6時間蒸したものだそう。
伝統的な作り方を踏襲しているので時間がかかる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0176.gif)
身はホロホロなのにパサパサ感はまったくなく
油分がいい塩梅に溶けてしみ込み、風味はしっかり包まれています。
ハワイアンのソウルフードといえばコレなんだそうな。
中央はロミロミサーモン。さいの目切りのサーモン、トマト、玉ネギ
紫のペーストはタロイモをすったポイ。米食以前の主食
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/ce/7ee0e7b624403cc30f5aa1f827d06c13.jpg)
アヒポケ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/08/917b7987d41fe15f211cae96cb450f61.jpg)
マグロのポケ
(※さいの目切りのマグロの刺身)
これがご飯にのっかればポケボウル=マグロ海鮮丼
デザート
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/b1/1031535877bda3173302f2d67aa871ac.jpg)
たまたま席がレジの横だったので、忙しそうなオーナー夫妻の
日系人に見える奥さんに英語で声をかけてみました。
「店名のONO(オノ)は、もしかして苗字ですか?」
という、かーなーりトンマな質問
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
ONOがハワイ語で「おいしい」なのは有名ですが、日系人だったら
「小野さんもアリ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)
という一か八かの篠沢教授に全部並みの博打
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0186.gif)
その答えは
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
↓
↓
↓
「ニホンジン?」
「はい、そうです。」
急に会話が日本語に。
「ONOはハワイ語で『おいしい』なのよ。」
やっぱりそっちかー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/light.gif)
でも篠沢教授に全部いったおかげで、会話が始まり
奥さんは沖縄からの移民の確か3世、ご主人は日系ではなく
店はご主人の韓国人の母親が始めたものなんだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/99/50ea0b952e9cd08a831e20e793f11667.jpg)
「アレ(の日本語は)全然ダメ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0088.gif)
と太鼓判を押されていたご主人(笑)
黙々と給仕していました。
この話の中でラウラウを6時間蒸すことも
お米を知っている日本人には、タロイモをすったポイは
おいしくなかったこと(笑)
などいろいろうかがい、私たちもNZへの日系移民だと告げると
興味をもってくれました。
素朴な料理、素朴な雰囲気、素朴なもてなし・・・
そのどれにも心がこもっていて、温かく心が落ち着くひとときでした。
「再訪決定
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0184.gif)
の鐘が心の中でガンガン鳴り響きました。
しかし、大変残念なことに、この訪問から4ヵ月後の2017年8月に
1960年8月から57年続いたオノ・ハワイアン・フーズは
大勢の人たちに惜しまれながら閉店してしまいました。
残念な限りですが、最初ながらも最後に訪れることができ
人の一生のような長い歴史のほんの一コマでも共有できたことを
嬉しく思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/d0/be92f9a1f985223d6d498f3ced29c18d.jpg)
経営者の皆さま、長い間お疲れ様でした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bouquet.gif)
そしてお目にかかれ食事ができたことに感謝します。
どうか皆さま、お元気で。