ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

シドニー行:シドニー発祥の地ロックス

2018年12月25日 | オーストラリア:シドニー

メリークリスマス

またまた間が開いてしまい、年内にシドニー旅行記を終えるのは
かなわなくなってしまいましたが、時間を見つけて前に進みます。
どうか皆さま、心穏やかな素晴らしい1日をお過ごしください



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ピットストリートを下ってやってきたのはロックス

(※グーグルマップ)


海の玄関口サーキュラーキーに向かって

ハーバーブリッジまでの左手の20ヘクタール。


いきなり

建物が違う


街並みも違う




重厚で壮麗な建物が居並んでいた

ピットストリートとは明らかに違います。


ロックスはシドニー発祥の地で、1788年に囚人700人と

役人や兵士1,030人とその家族を乗せた最初の移民船が
到着し、入植者たちが上陸した記念すべき場所。


すぐにオーストラリア最初の中央病院が建てられ



今でも残る「看護婦の小径」(ナーシーズウォーク)



一帯の建物は18世紀末から何度も建て替えられ



さまざまな建築様式のものが同居していますが、

概ね100年前の姿なんだそうです。


ここは現存するシドニー最古のパブ

午前中から賑わってました(笑)


店には古い写真がたくさん飾ってありました。



ロックスは港で働く荷役、水兵や娼婦の溜まり場となり

長い間スラム化し、喧嘩やギャングの抗争、病気が絶えず、
そんな日々の生活には、酒がつきものだったんでしょう。


そのせいか周囲と不釣り合いなやたらに立派な

警察署


これは1887年に建てられた旧ポートジャクソンホテル

前身は別の建物でパブだったそう。


今でもラッセルホテルという名前で営業中



帽子専門店

その存在自体が時代です。


建物はきれいに改装されて

カフェやレストラン


お店やギャラリーとして営業中。



大き目な建物はほほんどがホテル

いつの時代も交易が盛んな場所にはホテルが。


お化け屋敷もありました

街の歴史と相まって、なかなかの観光名所のよう。


興味深かったのは、ロックスの中で暮らせること。

日本で言えば明治村で暮らすようなものなのか(笑)


シンプルな建物はかなりが住宅のようで、



いくつも売家の看板がありました。



きれいに改装された街並みとは裏腹に、
ふと目にした石の階段のすり減り方に、

人が徒歩で移動していた時代がしのばれ、
その人数の多さ、期間の長さが感じられ、
ここを行き来していた人たちが突然、
リアルに実感できる思いでした。

コメント
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