ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

ラグラン6回目行備忘録:2019年8月

2021年11月30日 | 国内:北島備忘録

これから何度も何度も再訪して、
ラグラン行37回目
とかになるよう息長く楽しみたい



と言っていた2016年5月
2回目から3年が過ぎての再訪
そして2年後のこの旅行記


2016年からは海外旅行を再開
したという自分たちの事情も
あり、2017年までのラグラン
への格別な情熱は他の観光地
と変わらなくなってきたかも
しれませんが、やはり好き


これから新たにお気に入りの
店ができるかもしれないし


気が向いた時にフラりと出か
けたい川辺と海辺と緑の町


コロナでのロックダウンが明
けたら、また行きましょう


2019年8月の6回目は計5本


=============


遠回りでも寄りたい

ハミルトンの神カフェ


見つめるだけの海

何もしない贅沢を味わう


オルカ

6回目にして初めての老舗


水と緑と静かさと安らぎと

ヒトもモノも少ない豊かさ


移り行く食

だからこそ楽しめる時に


ここでの2019年はまだ続く


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ラグラン6回目行:移り行く食

2021年11月29日 | 北島:ラグラン

ひとつの時代の終了と言って
いた2018年10月のラグラン


あの時点で私たちは食事情が
大きく変ったラグランに対し
「もうしばらくはいいかな」
とぼんやり思っていましたが


1年近く経ち、やはり恋しく
なって再訪していました



ずっと夕食を楽しんでいた
コーヒーチェーンのラグラン
ローストが経営するフードデ
パートメントは、2017年から
夜の営業がなくなりシェフも
メニューも変わってしまい、



ここでの食事はラグランに
来る大きな愉しみのひとつだ
ったので残念でなりません。



「もうすぐタウンの店が開く」
と言われた系列のフードデパ
ートメント・タウンは前回も
今回も閉まったままでした。

Closed(業務終了)の下にさらに
Not Openとあり閉店なのか


検索によれば、わずか数ヵ月
で閉店してしまったようです。

今はラグランローストのHPか
らも消えてしまい完全に消失


タウンの店が閉まっているの
を調べておいたので「だった
らこっちで」と思っていた
ビストロの「ウォリス」も冬
場のせいか休業中で後に閉店



人気カフェ、シャックの姉妹
店にあたるビストロでした。




さらに畳一畳ほどで週3日1日
3時間しか開かないパン屋




ルアプケ・アルチザンブレッ
ドはオーナーのジェニーがす
でに店を譲渡していました💦

(※貼り出してあった新聞記事)


いつも営業日を狙って来てい
ましたが、まさかの身売り。



前回も営業日のはずの日に閉
まっており、FBでジェニーが
手首を骨折したのを知ってい
たので心配していましたが、

こんな展開になっていたとは!


ラグラン・アルチザンブレッド
に店名が変わって近所に越し、

1日中買えるようになりました。


新しい店の開店は8月20日で、
ラグランを訪れたのは27日。
わずか1週間後のことでした。


貼り出してあった記事によれ
ば、新オーナーは前夜に食事
をしたオルカの元オーナーで



オルカは1年半前に売却され
5人の出資者によるコンソー
シアムが購入したそうです。



中心地数百メートル内でいろ
いろな事が起きていましたが

カフェのシャックだけは変わ
りなく、ホッとしました


ここでゆっくり朝ごはんにし



変らないことのありがたみと
人口3,000人ほどの小さな町
でのビジネス、特に観光客に
頼る外食産業の難しさを想い



夜も朝もフードデパートメント
と言っていた2017年が確実に
過去になった事を噛みしめつ
つ6回目の旅が終わりました。



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ラグラン6回目行:水と緑と静かさと安らぎと

2021年11月28日 | 北島:ラグラン

ラグラン小旅はいつも1泊

2019年8月の6回目も同じ


宿の外はタワタヒ川の河口

左の茂みの中に宿があるので


どの部屋からも眺めは抜群



川の砂浜で泳ぐも釣りもよし



犬でも人でも散歩にもよし



周囲には宿泊施設や別荘も。



ワイヌイロードの一部の道路橋



一帯には児童公園とスケート
パークがあり子どもや若い人
が集まる場所ですが朝は静か



誰もいない公園を2人朝ん歩



川の対岸への歩道橋は、夏は
人気の飛び込みポイントに



水と緑と・・



どこを見回しても心が安らぐ

人やモノの少ない贅沢な光景


そして自然美に和まされます。

黒いのは砂鉄なのかな?


川や湖の穏やかさが好きです。



一周回って定点観測を終え(笑)



宿に戻ってチェックアウト



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ラグラン6回目行:オルカ

2021年11月26日 | 北島:ラグラン

ナルヌイビーチから戻ると、
ラグランローストは閉店時間



営業中の時はこんな感じで、
持ち帰るかその場で飲むか。



ボルコムレーンの『壁の穴』
Hole In The Wallと呼ばれる

ラグランローストの原点の店


だったらとやってきたのは
ラグラン6回目にしてお初の

オルカ


古い建物ですがかつての店名
をしげしげと見てビックリ

ラグラン・センテニアル・
ミルクバー&キャバレー


ミルクバーという名前が古色
蒼然。NZやオーストラリア
では小さな町の雑貨屋やカフ
ェ、今のデイリー(NZ版コン
ビニ)的な存在だったものら
しく、地方によくあります。

ココで言っていたばかり。


しかし、ラグランはキャバレ
ーまで兼業ってスゴっ小さ
な町のワンストップサービス


そういう場所なのでお年寄り
が集い
、とも言ってましたが

電動クルマ椅子で駆け付けて


颯爽と店内に消えた御仁

(※以前撮った写真ですが)


店のHPでこんな写真発見
ミルクバー兼キャバレーは19
55年の開業で今でもかつての
舞台が残っているそうです。


オルカはシャチのことですが

目前の海で見られるらしい
でも、見たことな~い(笑)


まずはコーヒータイム



メニューで夕食の予習をして



本当に夜に舞い戻りました

(※宿から徒歩1分)


人気メニューらしい手羽先



冬にピッタリのチャウダー



夫の旅先の定番、バーガー



私はアーティチョーク&マッ
シュルームニョッキでした。

今はメニューが変っていて、
シェフが変わったのかも


この時は店のオーナーが変っ
て1年半というタイミング

給仕してくれたマネージャー
はオークランドの人で、子ど
もの大学進学に合わせてオー
クランドに帰ると言い、食後
につい、"See you”(またね)と
言ってしまったら、彼は静か
に微笑んでいるだけでした。


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ラグラン6回目行:見つめるだけの海

2021年11月25日 | 北島:ラグラン

2019年8月の冬のラグラン


人のいないオフシーズンを
好んで訪れて今回で6回目
(※1度だけ真夏に来ました)


宿に荷物を置いて向かう先に

消えかかった虹が見えます。


やってきた、ナルヌイビーチ

いつも同じ展開の繰り返し(笑)


ここは砂鉄を含む黒砂で夏に
は相当熱くなるらしく、動物
の肉球への注意書きがあり、
人だって裸足では歩けない



夏の喧騒が想像もできない
冬の静けさとモノクローム



泳ぐでも、潜るでも、舟を出
すでもなく、ましてやサーフ
ィンや釣りでもなくただただ

見つめるだけの海もいい


低い山なら登ってみたくても
あまりにも高い山となったら
多くの人が畏敬の念を持って
見つめるだけではないでしょ
うか。ナルヌイは、そんな海



まるで高い所から低い所へと
迫って来るような不思議な波



水平線が高く感じられます。



勢いに押されて長く長く伸び
た波は同じくらい強い勢いで
海に引き戻されていきます。

ここだけ月の引力が強いかの
ような静かに蠢くエネルギー


その神秘的で力強い美しさは
見飽きることがありません。

どこかに階段のような波を無
限に繰り出す源があるはず。


まとわりつくような潮風の中
水に触れる事もなく立ち尽く
し、波を見て聞いています。

ラグランの原点のような光景


振り向いただけで彩色の景色

モノクロームとの対比が見事
山の上には青空さえ広がり、
同じ場所とは思えない眺め。


高台に戻ると徐々に色が戻り



久しぶりだね、デイビッド

私と同じ1962年生まれでした。


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ラグラン6回目行:遠回りでも寄りたい

2021年11月24日 | 北島:ラグラン

2015年に初めて訪れた、オ
ークランドからクルマで2時
間ちょっとの小さな海辺の町
ラグラン


なんとも心が落ち着く場所で
何よりも驚いたのが食の質の
高さ 夫婦ですっかり虜に
(※1回目の旅行記はコチラ)


それから毎年のように訪れて
2019年8月でとうとう6回目


5回目でのいろいろな変化に
ひとつの時代の終了
を感じましたが、とまれ再訪



小旅は毎度おなじみのアグリ
オオリオ(アーリオオーリオ、
店ではアリー)でスタート



わざわざ遠回りのハミルトン
経由で必ず立ち寄る神カフェ
スコッツ・エピキュリアン



画廊のような店内で作品は購
入可。アーティストとの素敵
な橋渡し場になっています。

いつか運命の1枚に出会う


写真によれば、私までチーズ
ケーキまで行ってました(笑)



夫はもちろんハズしません

遠回りでも寄りたいカフェ


目抜き通りですがバーが多い
エリアなので昼は静かなもの

@ビクトリア・ストリート


ハミルトンを出てからは国道
23号線をひたすら西へ西へ

定宿化したボウストリート・
スタジオにチェックイン


完全に無人で暗証番号で鍵を
管理するエアb&b的スタイル
に変っていて、チェックイン
タイムを選ばずに便利かも


それ以外はまったく変わらず

自然と「ただいま」な気分に


変わる事に価値がある場合も
ありますが、変わらない事も

時と場合によっては大事


ここは完全に後者で見知った
ものに囲まれる寛ぎは最高



庭の多肉園も変わりません。



作り込み過ぎずにメンテだけ
している自然な感じが好き



力まない自然体が町に合う



すべてのチカラを抜いてボー
っとしていたいような場所で



いつもその通りに過ごします。



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パース行備忘録:2019年8月

2021年11月23日 | 海外:オーストラリア備忘録

ちょっぴり感無量な備忘録


10月の15年ぶりの引っ越しを
挟んで延々2ヵ月かけた33本


2018年8月の天気に恵まれた
パースは、私にとって初めて
夫は2回目で、想像以上に感
動的で印象に残る街でした。


ホテル投資に出る夢を描いて
盛り上がりもしましたが(笑)
観光客として気楽に再訪しよ
うと思います。それはいつ


1日も早くコロナが収束する
ことを祈りつつコロナがなか
った頃の旅を振り返ります。


=============


初のワイルドウエスト

ハワイに行くのと変わらない
飛行時間と予算の遠い西の街


16世紀のレプリカ、ロンドンコート

突然現れた16世紀のロンドン


フリーマントルマーケット

週末らしく賑わうマーケット


フリーマントル刑務所

オーストラリア史の原点の1つ


19世紀の新たな奴隷制度

自国民にも過酷な植民地政策


脱走、暴動、そして閉鎖

役割を終えて今は歴史遺産に


ウエストエンドまで

まるで映画セットの散策


ラウンドハウス

植民地建設は刑務所兼建設から


ハッシュ・スペシャリティーカフェ

また来たい再訪決定のカフェ


残念な歴史の生き証人

このためにパースに来たのに


スワンリバー河畔でクラシックカー

フラりと出かけて思わぬ遭遇


エリザベスキー

ウォーターフロントの再開発


パースの商業不動産

まさにドン底でした


マタガルップ橋の想い

多様な文化の優美な象徴


初のAFL観戦

熱狂、熱狂、そしてオージー🦅


パース駅周辺

駅ビル、ヤガンスクエアで夕食

ヤンチェップ国立公園

水と緑に安らぎ、コアラに遭遇


セルバンテスのロブスターシャック

養殖ではなく天然のロブスター


ピナクルズ

この旅行で一番の感動の場所


動く砂丘

南下を続ける、生きた砂丘


情熱とロマンのギルフォード

内陸の河港と期待された町


生き残りを賭けて

水上交通頼みの陸の孤島


ギルフォードと流刑囚

一縷の望みとなった流刑囚


ミセス・テイラー

元流刑囚に嫁ぎ子どもは13人


町ごと州指定遺産のギルフォード

歩き回れる生きた博物館


民家の歴史保存

容易ではない民家の歴史保存


スワンバレーと過去世

静かで小さな教会との邂逅


カフェ・ポステ

入り浸りたくなる庭園カフェ


安定高利回り期待

この街で高利回り投資に出る


カフェイタリアで最後の夜

ともあれ最後の夜に乾杯


最後に目抜き通り

やっとやって来た市の中心部


大英帝国の生き証人パース造幣局

作っているのは昔も今も金貨


舌切り雀のおじいさん

身の丈に合った資産形成に


=============


旅はここで終わりましたが、
話はまだまだ続きました


パースでのホテル投資を見送
っただけでなく、旅行最終日
の私の突然の思いついきで、
この1ヵ月半後に借家の1軒を
売却し、初めて資産圧縮に。
(※詳しくはコチラでも)


Invest(インベスト)
投資から
Divest(ダイベスト)
売却へ


老後のための投資だったので
まさか50代で手放すとは考え
てもいませんでしたが、パー
スで資産形成を見直した結果
意外な方向転換に出ました。


これで借金億り人を脱したと
ころで5ヵ月後にコロナ勃発


それでもオークランドの不動
産価格は上昇し続けています
が、今でもあのダイベストは
正解だったと思っています。


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パース行:舌切り雀のおじいさん

2021年11月22日 | オーストラリア:パース

2019年8月のパースは着いて
早々から夫婦で気に入り
この街でホテル投資に出るか

ということを検討しながら観
光して回る旅となりました。


同じ旅程でもこういう目的意
識を持つか持たないかで、視
線が変わり面白いものです。


観光客しかいないような観光
地でも、どういう人たちがど
れぐらいいて、どれぐらいの
おカネを落としていくのか、
彼らの消費力に注目します。

(※ロブスターシャック)


アジア人かそれ以外か。個人
旅行か団体旅行か、はたまた
低予算のバックパッカーか。

ココでは日本からの修学旅行
生の団体を見かけました。


アジア人は概ね滞在期間が限
られるため、旅行中は観光、
買い物と消費をしつつ短期決
戦で楽しむ傾向が強いです。

アジア系イスラム教徒の多さ
も印象的で、インバウンドや
ハラルの食事の充実を実感。


観光客が多ければ多いほど、
乗り入れ航空会社や便数も多
く、日帰り可能な距離や時間
帯でなければ、クルーもホテ
ルに滞在します。航空会社の
利用は契約がある限り収入が
保証されるので心強いです。

パースは遠隔地のため国内線
からも需要が期待できます。


ビジネス街も歩き回って入居
している企業や行政機関から
の出張需要も探りますが、パ
ースほど大都市だとその必要
もないほど需要があります。



左のリッツカールトン



ウェスティン

点灯している部屋数で大まか
な稼働率が見てとれます。


ダブルツリー・バイ・ヒルトン

建設中でしたが2020年開業


こうした高級ホテルは部屋の
ばら売りをしないので、単に
業界の俯瞰ですが、稼働率を
推測するのも重要で楽しい

ハイアット


国内市場ではイベント需要も
見逃せない点で、数万人が集
まるスポーツ観戦もその一つ

私たちもオールブラックス観
を主目的に来たのだし(笑)
AFLの人気ぶりも実地で体験


クラシックカーに愛情をかけ
流す人たちも毎年集うはず。



私たちが投資したいのは立地
抜群の3.5つ星ぐらいのホテル



オーストラリアでは2~4つ星
ぐらいのホテルを1室ずつば
ら売りしている場合があり、
国民やNZ国籍は投資が可能



建設中でしたが、ここもそん
なホテルチェーンの1つです。



クレーンの重さで持ち上がる
のか宙に浮いているトラック

なにがどーなってる


写真を撮る私に笑顔の運転手



調べているうちに判ったのは
パースの場合、ホテル管理会
社が年間利回りを保証し一括
で借上げる方法が多いこと


この利点は年間収入が保証さ
れ実際の宿泊状況に収入が左
右されないこと。想定以上に
宿泊があればホテルの勝ち

しかし、オーナーといえども
自室には宿泊できません


驚きだったのがその利回りで
5.8%だの6.5%だの6%前後で
低金利下ではありがたい高さ


国内投資家も遠いパースとな
ると自分で宿泊する機会はあ
まりなく、利回りを保証され
た方が妙味が高いのかも

(※ヌーサとアデレードは私
たちにとり訪ねる愉しみも)


家主にそれだけ払っても利益
が上げられる需要の強さと、
商業不動産市場の悪化による
物件価格の低下が高利回りを
実現している、非常に稀な市
況が数日の滞在でよく判り
投資を始めるには絶好の好機


最終日には気に入った物件を
見に行き、「顧客情報だから
宿泊客の話はできない」と
言いつつ、話好きのフロント
係がアレコレ実情を話してく
れ企業の出張者向けや航空会
社の借上げの話を小耳に挟み
思った以上の好条件でした


しかし、私たちは投資を見送
りました。条件は良くても、
その時点での不動産投資への
借り入れは億を超え、借金億
り人
でした。すでに取引銀行
からは電話で融資の認可を受
けていましたが、これ以上は
投資ではなくマネーゲーム
という自覚もあり、儲かるか
らと老後に必要な資金以上を
レバレッジを効かせて追求す
るのは慎むことにしました。


常に『舌切り雀』のおじいさ
んでいたいと思っています。


その半年後にはコロナが勃発
し、世界はひっくり返りまし
た。人流が止まり、海外旅行
など遠い話となり、投資先ホ
テルの宿泊は数ヵ月もゼロに

(※ハワイの子も開店休業💦)


それでもローンの返済は続く
ので、利回り保証があるとは
いえ見合わせてよかったか。


パースの商業不動産は統計上
翌月9月に底入れしたようで
私たちはどん底を見たよう。


いつか観光客として再訪して
広い西オーストラリア州を存
分に堪能したいと思います。

NZ航空ラウンジもあるし


パース旅行記、これにて終了
旅行からは2年3ヵ月ぶり、旅行
記でも2ヵ月ぶり長々とお付き
合いありがとうございました。


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パース行:大英帝国の生き証人パース造幣局

2021年11月21日 | オーストラリア:パース

あと数時間後にはNZ行きの
飛行機に乗るという、2019
年8月のパース最終日6日目
になってようやくやって来た
パース造幣局



到着初日に知ってから毎日の
ように前を通過するほどホテ
ルから近く同じ通りでした。

資源で潤ってきた西オースト
ラリアの出発点、ゴールド


パース造幣局は1899年に開業

陽の沈まぬ大英帝国を完成さ
せたビクトリア朝の威信と帝
国植民地の富を象徴する場所
(※写真は1901年)


参観は専属ガイド付きの団体
行動。場所が場所ですから

ガイドのクレイグ。なかなか
味のあるいい小父さんで
「こんなに大きいのがあった」


「こういう形のもあった




中には圧倒される巨大コイン

レプリカではなく本物の金と
いうところがオーストラリア
直径80cm、厚さ12cm、重さ
1トンの巨大ソブリン金貨
表はエリザベス女王のカメオ


これはカンガルー1トン金貨
と呼ばれ2012年にここで鋳造

世界最大の金貨としてギネス
入りも果たしているそうな。
普通に展示されていましたが
「重すぎて盗まれない
というのがクレイグの説明


パース造幣局建設の目的は、
紙幣の印刷ではなく、当時の
金本位制を支えるために、そ
の裏付けとなる本位貨幣のソ
ブリン金貨を鋳造すること。


当初20年間に持ち込まれた金
塊は800トン近くに上り、鋳
造された金貨は通貨としてオ
ーストラリアだけでなく大英
帝国内で広く流通しました。



ソブリン金貨の製造はイギリ
スが金本位制から離脱した19
31年まで続き、造幣局はまさ
に大英帝国史の生き証人


西オーストラリアは1892年に
パースから東へ600kmの内陸
部クールガーディーで大規模
な金鉱が見つかりゴールドラ
ッシュが巻き起こりました。


一攫千金を夢見る男たちは馬
やラクダ、自転車や徒歩で野
営をしつつ金を探しました。



道なき道を行くのだから大変

食料や採掘道具持参での長旅


まさに砂漠のエルドラド



砂漠にはラクダが付きもの



1908年には金輸送の専用鉄道
が開通し、警察の護衛のもと
14時間をかけて造幣局まで金
塊が運び込まれて来たそう。


ここからツアーのハイライト

エプロンをしたクレイグ登場


開業当時を彷彿とさせる場所



防火服とフェイスシールドで



メラメラ燃える炉の蓋を開け



慎重に取り出す溶けた金

遠くで見ていても熱気が判る


これを型に流し込みます。



この形はゴールドバー



冷房もない時代のパースの夏
は灼熱の職場だったのでは。

(※1901年当時)


1950~70年代でもこんな



まるで町工場のようです。



完成

ライトを落として金が主役


デキたてホヤホヤの延べ棒



クレイグ、ご苦労さま



両手で支えてかなり重そう



まるで映画のシーンのような
積み上げられたゴールドバー



最後に体重計があって乗ると

その日の金相場に換算して、
金額が出る観光客ウケな余興


記念の金額を印刷したシール

みんなワーワーキャーキャー


結婚30周年の今年、再訪して
ここでセカンドマリッジリン
グを買う予定でいましたが、

コロナで夢の夢になりました。


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パース行:最後に目抜き通り

2021年11月19日 | オーストラリア:パース

2019年8月のパースも6日目
いよいよ最終日となり、まず
ホテルからすぐだったカフェ
ハイヤーグラウンズ

兄弟がママのレシピに忠実な
お袋の味を出す店でした


ビルの1階の店で、ここには
西オーストラリア商工会議所
が入居していたので、入口に
は州を代表する産業の絵が



鉱業に加え農業も主要産業



その後は最後の街歩きでCBD
オフィス街の中心業務地区へ

どうしても空室や売り物件が
目につき投資には心強いか


ここからさらに下がっても底
は知れているように感じられ

長期的にはこの国やNZの成長
性と潜在性を信じています


商業施設の規模が大きくなり
目抜き通りマレーストリート
に到着。買い物をしないので
最終日にやっとショッピング
のメッカに来たようです(笑)



ヴィトンの新店舗が開店直前



こういう店があることこそ、
CBDの証明かと思います



近くにチョコレート専門店マ
ーガレットリバーもあって、



そそくさIN

スワンバレーの店とはまた違
った雰囲気で結局買ってる
(👆ダークチョコレート好き)


裏通りに入ったとたん壁画ア
ートが花盛りでビックリ



裏が裏でなくなる華やかさ



こんな場所があったのか~

ろくに観光案内を見ないので


不意の出会いが新鮮で印象的



これはアートではなく固形石
けんの古い看板がそのまま。

コチラによると1950年代物
石けんは今でもありました


今のパースを感じた光景

資源メジャーのリオティント
の高層ビル。その手前には州
の新たな主要産業である観光
業を担う、アジア人観光客に
好まれそうな立地と価格帯の
ホリデーイン。正面には半分
壊された古いレンガの建物。


この街は急速に変わっていく
だろうと、強く思いました。

コロナのコの字もなかった頃


平日に賑わうアップルストア

CBDの昼間人口の多さを実感


東京駅の寿司という寿司バー

スゴく混み合み合いは遠慮


都会のオアシス的な緑地



そしてアートも。

パースは壁画もアートも好み
のものが多く、メルボルンと
は異なる落ち着いた雰囲気


オーストラリアらしい建物



アールデコビルのアーケード

ここにも空室の広告が


トリニティーアーケード



アーケードの存在が歴史を感
じさせます。今のモール文化
もいずれそうなっていくのか



ソウルオリジンというランチ
バー的なフランチャイズ店



サラダバーが充実していて
ここでパース最後のランチ



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パース行:カフェイタリアで最後の夜

2021年11月18日 | オーストラリア:パース

2019年8月のパース5日目夜


パースでもホテル投資に出る
かどうか、さぁどうする
と言いながらやって来たのは

カフェイタリア


パース到着の日に立ち寄って
「夜のレストランにもおいでよ」
とお店の人に誘われていた店

ホテルから目と鼻の先です。


人気店らしく予約なしでフラ
りと来られる店ではなく、毎
日のように煌々と灯りがつい
た満席の店内を見ながら前を
通り過ぎ、最後の夜に参上



声を掛けてくれた彼が夜もい
て、覚えていてくれました。



観光客以上に地元のお馴染み
さんで賑わい、ジャケット着
用、糊のきいたYシャツ
ポケットチーフといったひと
際身なりのいい席ではイタリ
ア語が飛び交っていました。



こういう機会のためにも、ド
レスシャツやワンピースの用
意は必要で、そうなると靴、
バッグと持ち物が増えます。
でも、いい大人だし、それぐ
らいは愉しまなくちゃ


中華でもイタリアンでもその
国の関係者で賑わう店には間
違いはないと思っています。



そしてもちろんその通りで、



美味しい食事と和やかながら
華やかさのある雰囲気の中、



天気に恵まれあちこち足を延
ばしながらも、投資に出るか
どうかを真剣に検討し続けた
旅の最後の夜に祝杯を挙げ、

(※って写真はティラミス)


5泊6日の旅を振りかえりつつ
「勝負は明日

と気合を入れていました。


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パース行:安定高利回り期待

2021年11月17日 | オーストラリア:パース

2019年8月のパース5日目
さらに続いてこれで9本目❕


パース市内に戻り、夕方のス
ワンリバー河畔をぶらぶら。



都会の真ん中に出現する広い
遊休地は河の氾濫に対応する
ためのものなのでしょうか。

平時にはただただ美しい緑地


都会にあっては贅沢な空間

大陸の広さを実感するオース
トラリアでも、都市部でこれ
だけの広さは貴重なのでは?


河沿いのリバーサイドドライ
にはランナーやウォーカー
が大勢繰り出していました。



私たちも遊歩道に沿って歩き



ねぐらに戻って来たらしい、
レインボーロリキートに遭遇

いつも番で仲がいいねぇ


街中から遠ざかると葦が茂り
これで水質管理をしている❓



そんな先に忽然と姿を現した

オンザポイント


パースで最も新しい商業区域
だそうですが、平日のせいか
ほとんど人影がありません。

週末混み合うスポットなのか


フェリー乗り場もありました。



公共の自転車修理スタンド

新しい場所はこの手のものが
充実している所が多いです。


5泊6日の初パースの滞在も
いよいよ翌日までとなり、夕
暮れ散歩をしながらの私たち
の会話はもっぱら不動産投資


この街でホテル投資に出るか
ということをずっと検討し、
滞在中も不動産業者と連絡を
取り合ってきました。しかし
希望の物件に買い手が現れ、
下見ができなくなったりし、
話は具体化しませんでした。

(※気に入った白鳥黒鳥の街)


これまでヌーサアデレード
も同じ展開で投資してきまし
たが、パースも同じぐらい気
に入り、アジア人観光客の多
さにはヌーサやアデレードに
はない可能性も感じました。

東南アジアからだとパースは
最も身近なオーストラリア


2年前のパースの商業不動産
は街中の至る所で売却や賃貸
の広告を見かけ、市況の悪化
がかなり進んでおり、投資に
出ても高値つかみにはならな
そうなタイミングでした。



その証拠に売値で見た賃貸利
回りは身を乗り出すほど高く
冷かし半分で見ていたのが、
前のめりになったのは安定し
た高利回り期待ゆえでした。

ホテルというニッチ分野であ
れ、市況動向は同じでした。


さぁ、どうするか
まずは夜ご飯へ


コメント (2)
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パース行:カフェ・ポステ

2021年11月16日 | オーストラリア:パース

2019年8月のパース5日目が
なかなか終わらずこれで8本
書いている本人も意外なり


スワンバレーからギルフォ―
ドに戻りました。街はアンテ
ィークショップでも知られ、
古い街並みによく似合う



持って帰れないのが残念な品
が、かなりお値打ちでした



古本屋



ローズ&クラウン

1841年開業の現存する西オー
ストラリア州最古、全国でも
2番目に古いホテルだそう。


今も昔もホテル兼パブです

(※1800年代半ばの様子)


酔っ払いの溜まり場となり、
刑務所や裁判所建設に拍車を
かける要因にもなったそう



ほぼ180年後でも日中から飲
んで楽しむ大勢の人たち(笑)



『150年前のガラスなので窓
近くに駐輪しないで下さい』

という張り紙があったのは、


弁護士事務所

何かあっても勝てなそう(笑)


ギルフォードはパース市内か
ら拍子抜けするほど近いので
次回の下見も兼ねてブラブラ
(👆再訪する気満々)



緑に囲まれた素敵なカフェ兼
レストランですが営業時間外



次回は夕食に来れるかな?



市内に戻る前にぜひ立ち寄っ
てみたかった場所に滑り込み



ガーデンセンターなのですが



フレンチというかプロバンス風

外の鏡はできそうでできない


すべてが商品なのでしょうが



無造作に置いてあるようでい
て、どこか端整でなんとも粋



バナナとレモンの素敵コラボ

パースの気候ならではかな


真似したいアイデアの宝庫

すべてが鉢植えで、何だった
ら一晩で全部動かせるかも


その気になればガーデンはど
こにでも造れるというお手本

赤い郵便ポストがアクセント


ここはカフェでもあります



草花に囲まれ最高のひと休み



食事も好みで美味しかった



再訪の時もぜひ立ち寄りたい



郵便局の建物にある



カフェ・ポステ&ガーデン
デザインセンター
ポステは
フランス語で郵便局だし
近所なら入り浸っちゃう

来るたびに違うアレンジが見
られるはずで、季節も感じら
れる素晴らしい場所でした


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パース行:スワンバレーと過去世

2021年11月15日 | オーストラリア:パース

引っ越し後1ヵ月で飼い猫が
いなくなり、1週間後に見つ
かって、猫も飼い主も緊張の
7日間から解放されました。

(※現行犯逮捕)


いつものペースに戻ります


=============


2019年8月のパースも5日目
リアルでは2年3ヵ月前の話


ギルフォードの街歩きを終え
クルマだったら目と鼻の先の
7、8km先のスワンバレーへ


ここのチョコレート専門店、
マーガレットリバーチョコレ
ートカンパニー
に来ました

商標のマーガレットリバーは
パースから南へ270km行った
オーストラリア最南西端の街


そこを本店にスワンリバーと
パース市内に店があり、ここ
は敷地内に姉妹店の食料品店
やワインショップもある観光
客を狙った大型店舗でした。

(※おみやげ向けのビン詰め
などを売る系列の食料品店)


店内にびっしり詰まれたカラ
フルで多種多様なフレーバー
のチョコは金の延べ棒型

金で栄えたパースだから❓


その種類と量も圧巻ながら、

ヒジャブ(イスラム頭巾)を被
ったアジア系らしいイスラム
教徒の多いこと、多いこと。


パースに着いた時から気づい
ていましたが、観光地のここ
は特に多く感じられました。



スワンバレーはワインの郷と
しても知られていますが、宗
教上絶対禁酒の彼らが集まる
のはチョコレートショップ

納得できる光景でした


多分、マレーシア系かインド
ネシア系の人たち。かつてシ
ンガポールに住み国内にもイ
スラム系がおり周辺国の人た
ちも多かったので懐かしい


ワイナリー巡りをしない私た
ちも同じようなものかな(笑)



パースの沖合ロットネスト島
に生息するクオッカのチョコ

旅先のノリで買っちゃう


次に訪れたオールセインツ教
会は1840年に完成した西オ
ーストラリア最古の教会で、
1827年にこの地に到着し、後
に植民地初代総督となるキャ
プテン・スターリング
の野営
地跡に建てられたそうです。



人の手で1つ1つ焼かれ積み上
げられたレンガ造りの小さな
小さな教会は、教徒でなくと
も『祈りの場かくあるべし』
と思わる清らかな空気に包ま
れた静謐とも呼ぶべき場所。



1841年1月10日に初の礼拝が
行われたそうで180年の歴史



教会の敷地に足を踏み入れた
時から鳥肌が立つ思いがし、
「私はこの地を知っている?」



そう思うと、ついつい墓地で
眠る人たちが身近に感じられ

(※苔の美しい縁取り)


幼くして逝った知らない誰か
に涙がこぼれるような想い。



66歳だったご主人と91歳ま
で長く未亡人だった奥さん



多くに惜しまれた74年の生涯



両親に挟まれた7年9ヵ月の命



立派な墓石は一家3人が眠り



1913年に16歳で溺死した子

1917年に55歳で没した父
20年後1937年に没した母


10歳と9歳



2歳

『ママの近くにいて』


ハンドヒーリングのレイキの
師によれば、私は気感という
目に見えないけれど存在する
ものを感じる力が高いそうで
初めての地で不思議な経験を
しその事を思い出しました。


NZに移住してから移民の先
駆者たちに親しみを覚え、地
方で墓地を訪ねることがよく
ありますが、ヌーサでの探し
求めていた風景
との出会いに
強い衝撃を覚えて以降、過去
世で縁があったのは『むしろ
オーストラリア』なのでは
とぼんやり思い始めました。

(※2年前2017年のヌーサ)


鳥肌が止まらない不思議さを
確認するため、クルマに戻っ
た後にお布施の紙幣を持って
再び敷地内に戻り、賽銭箱の
ある小さなキオスクの下で、
「私はココを知っている」
とより強く感じ、小雨が降り
出す中クルマに戻りました。

(※教会のらしい黒牛たち)



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