Photo by Ume氏
今年はまだウグイスの声を聞かない。鳴き方には「ホーホケキョ」がよく知られているが、「ケキョケキョケキョ」のような、他の鳴き方をすることもあるくらいは知っている。そんな程度の知識だから、この鳥とホトトギスをうっかり混同したことがあった。
ホトトギスはカッコウの仲間で夏鳥になるらしいが営巣せず、「托卵」と言って、ウグイスの巣を利用して子育てするという。親鳥の留守にウグイスの卵を1個巣の外に落とし、自分の卵とすり替える。ヒナは孵化するとウグイスの卵もしくはヒナを巣の外に捨てて、自分だけの住処にしてしまうというひどい話で、トウキョウトッキョキョカキョクは残酷な鳥らしい。
カッコウの仲間はホトトギスと同じことをモズやホオジロなどいろいろな鳥にするそうで、結果ウグイスと同じような被害に遭う鳥たちが出ることになる。ホトトギスやカッコウに抱く想いが相当に変わってしまった。
こうして毎日サクラがどうした、鳥がどうしたと、あちこちから似たような話題を引っ張ってきて、この「入笠牧場 その日その時」を埋めているが、努めて意見や主張はしないように心掛けている。そうしないと、とてもではないが毎日続けることはできない。別に毎日にしなくても構わないのだろうが、読んでくれている人たちの数が翌日には分かるので、コメントとそれが励みになって、止めれずにまだ続けている。
もちろん、このどうでもいい話題よりも、Ume氏の素晴らしい写真や、目をつぶって撮ったような入笠の風景写真、はたまたかんと氏らの天体写真を楽しみに見てくれて人も多いと思う。それも有り難い。
きょうはこのブログを見て、下見にわざわざ岐阜県から来てくれた人がいた。こういうことがあると、折れかけた気持ちがまた元に戻る。
O里さん、シベリアは来春にしませんか。クク。
5月の大型連休、小屋もキャンプ場もまだまだ余裕があります。お出掛けください。とりあえず、カテゴリー別「H28年度の営業案内」と「続H28年度の営業案内」を参考にしてください